ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/10/22 「ムーン・ウォーカーズ」

2016-10-22 00:00:00 | 日記
「ムーン・ウォーカーズ」

キッドマン CIA工作員(ロン・パールマン)
ジョニー バンドのマネージャ(ルパート・グリント)
レオン ジョニーの友人
レナータス 監督

 アポロ計画は国家の威信に関わると、
CIAは失敗に備えて月着陸の映像を偽装する事に。
キューブリック監督ならば再現できると考え、
ベトナム帰りのキッドマンがロンドンへ交渉に向かう。
 キッドマンは仲介人デレクと間違えてバンドのマネージャであるジョニーと接触。
借金に苦しむジョニーは、
友人レオンをキューブリックに仕立てて、大金をいただいてしまう。
 その後、テレビでキューブリックを見たキッドマンは、
キューブリックもデレクも別人だったと知る。
 一方、ジョニーは借金取りに大金を持ち去られてしまう。
やがてキッドマンがCIAと知って慌てるが、
現れたキッドマンと組んで、月の映像をでっち上げる事に。
 ジョニーの知人であるレナータスを監督に据えるが、
やはり金が必要だと、借金取りの所へ押し入ったキッドマンがカバンを取り戻す。
 監督は芸術的作品にすると称して、エイリアンまで出そうとする。
一方、バンドメンバーが押し掛けた為、ジョニーはロックオペラだとごまかす。
 落ち着かないキッドマンは、
メンバーに勧められたアヘンやLSDを吸ってハイになってしまう。
それなりのセットが組まれ、撮影が始まるが、
宇宙飛行士役のジョニーらの演技が見るに耐えない出来。
そこへ借金取り一味が乱入し、撃ち合いになって大混乱。
 キッドマンとジョニーらは騒ぎから逃れる為に町を出る事に。
その頃、本物の宇宙船は無事に月着陸を成功させる。
だがキッドマンには、本物の映像にジョニーの姿がダブって見えるのだった。

 と言う訳で、月着陸の舞台裏を描くコメディ。
アポロ11号の月着陸の成功率が低いと考えたCIAは、
着陸の偽装映像を作る様に手配。
キューブリック監督ならばできるはずと、工作員ロン・パールマンに交渉させる。
ところが、ロンことルパート・グリントが加わった為に話が横道にそれ、
怪しげな監督らでセットをこしらえる羽目になると言う訳。
それくらいなら、まだ面白かったのだが、
ルパートに影響されたパールマンがラリったりして、劇中も本作自体もグダグダに。
キューブリックは出てこない。
コメント
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