ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/12/03 「クリスマス・キャロル ザ・ミュージカル」

2017-12-03 00:00:00 | 日記
「クリスマス・キャロル ザ・ミュージカル」

スクルージ 金貸し
クラチット スクルージの部下
マーレー スクルージの元相棒
エミリー スクルージの恋人(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)
未来の精霊 (ジェラルディン・チャップリン)
フレッド スクルージの甥

起:金貸しのスクルージは、冷徹で皆に嫌われていた。
承:過去現在未来の精霊が現れ、自身を振り返らせる。
転:守銭奴だったと反省。
結:スクルージは心を入れ替える。

 クリスマスが近付き、町は盛り上がるが、金貸しのスクルージは否定的だ。
返済期限の延期も、寄付も認めようとしない。
部下クラチットの休暇は何とか認めるが、クリスマスはムダだと言い放つ。
 そんなスクルージの前に、7年前に死んだ相棒マーレーの幽霊が現れる。
スクルージと同様に金の亡者だった彼は、死後も金に縛られて悩まされていると言う。
スクルージが改めるには遅くないと、3人の精霊の話に耳を傾けろと忠告する。
 やがて現れた過去の精霊は、スクルージを過去へ連れていく。
スクルージの父ジョンは、債務不履行で連行される。
その為、スクルージは幼くして働き始める。
離れて暮らす妹はフレッドを産むが、それが原因で死ぬ。
スクルージは、マーレーと共に奉公する事に。
エミリーに求婚するが、金が必要だと仕事を続ける。
やがて返済には冷徹となったスクルージに、
愛しているのは金だけとエミリーは愛想を尽かす。
 続いて現在の精霊が現れる。
クリスマスを喜ぶ人々を見るスクルージは、クラチットの息子ティムの存在を知る。
スクルージは、ティムの足が不自由とは知らず、ショックを受ける。
しかも、クラチットはそんなスクルージの為に乾杯しているのだ。
甥フレッドもクリスマスを祝っていた。
スクルージは毎年のクリスマスでフレッドに招待されていたが、
一度も参加した事がないのだ。
スクルージは、クリスマスに深い意味があると気付かされる。
 最後に未来の精霊が現れる。
スクルージの葬式が行われるが、悲しむ者はおらず、遺した服や金を奪い合う。
一方、クラチットはティムの死を悲しんでいた。
スクルージは、自身が友達や家族のいない守銭奴だったと知る。
そして、人々の役に立とうと決意する。
 目覚めたスクルージはどんどん寄付をし、借金は帳消しにして周囲を驚かせる。
クラチットの家に七面鳥を届け、訪ねたフレッドの家では家族の一員だと歓迎される。
そして人々は、クリスマスを一緒に祝おうと喜ぶのだった。

 と言う訳で、クリスマスキャロルのミュージカル版。
冷徹な金貸しのスクルージは、3人の精霊によって過去現在未来を見せられる。
いっぱいあるクリスマスキャロル関連作をつぶし中。
最初はどんな話かしらなかったけど、
もうお馴染みのストーリーと言える様になりました。
本作の特筆すべき点は、
ジェニファー・ラブ・ヒューイットがちょい役(スクルージの恋人)で出てる点かな。
物語の描き方は比較的丁寧。
コメント
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