ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/12/31 「パッセンジャー」

2017-12-31 00:00:00 | 日記
「パッセンジャー」

ジム・ブレストン 技師(クリス・プラット)
オーロラ・レーン 作家(ジェニファー・ローレン)
アーサー アンドロイド(クイーンのブレア首相)
ガス・マンキューゾ 甲板長(ローレンス・フィッシュバーン)
船長 (アンディ・ガルシア)

起:120年冬眠するはずの宇宙船で、ジムは30年で目覚めてしまう。
承:孤独に耐えかねたジムは、オーロラを起こしてしまう。
転:オーロラはジムに起こされたと知り、激怒する。
結:結局仲直りし、2人で残りの人生を過ごした。

 宇宙船アヴァロン号は新世界への移住を目的とし、
乗員乗客は120年間人工冬眠していた。
だが、乗客である技師ジムは途中で目覚め、到着までまだ90年間かかると知る。
早く目覚めたのだ。
地球に助けを求める通信を送るが、返信があるのは55年後だ。
アーサーと言うアンドロイドを見付けるが、途中で目覚める事はあり得ないと言う。
ジムは再び冬眠しようとするが、うまく行かず、このまま老いて死ぬしかないと知る。
娯楽施設を満喫するが、それもやがて飽きる。
 ジムは、冬眠してる人々の中にオーロラと言う女性がいるのに気付く。
彼女を理想の女性だと感じる。
冬眠ポッドのマニュアルを見て、起こす事を考える。
それは相手の人生を変える事になると悩むが、結局目覚めさせてしまう。
 ジムは目覚めたオーロラに状況を知らせる。
彼女は事故だと思っており、ジムが起こした事は内緒だ。
オーロラはランクが上の乗客で、セレブな食事が可能となる。
作家であるオーロラは、この状況を小説に残す事を考える。
ジムに取材。互いの事を教え合う。2人はデートする様に。
オーロラは運命の人に出会ったと感じる。
だがジムによって起こされたと知り、ショックを受ける。
オーロラはジムに腹を立て、口も聞かなくなる。
 ジムとオーロラは別々に行動するが、甲板長ガスが目覚めていると気付く。
ガスはあちこちで故障が起きていると指摘。
主要システムに異常が起きており、それでジムは目覚めたのだ。
ガスは故障ポッドの影響で体に異常が生じており、末期の状態だった。
ガスは2人で力を合わせろと指示。アクセス権限も与える。
機関室へ行くと、船体に穴が空いていると判明。
隕石の衝突で制御系統に異常が生じたのだ。
ジムは熱を放出させると言って船外へ。
システム再起動に成功するが、ジムが飛ばされてしまう。
船外に出たオーロラがジムを救出。
ガスの権限で蘇生措置を行い、ジムは息を吹き返す。
 ガスの権限で、1人だけなら再び冬眠できると判明。
ジムは、前も1人だったとオーロラに権利を譲る。
だが、オーロラは冬眠しない事を選択した。
そんな彼女に、ジムはプロポーズするのだった。
 88年後。宇宙船は目的地が近付き、多くの乗客が目覚める。
船内には、あるはずのない大木が育っていた。
それはオーロラが遺したメッセージだったのだ。

 と言う訳で、クリス・プラットとジェニファー・ローレンスによるSF作品。
惑星間の移住が行われる時代で、彼らは120年間の人工冬眠に。
ところが事故でプラットが30年の所で目覚めてしまう。
再び冬眠する事は出来ず、まして残り90年を待つ事も出来ない。
少人数の密室劇を宇宙を舞台にしてみた感じ。
数年後に仲間が増える所はロビンソンクルーソーみたいだが
本作の特筆すべき点は、その相手を自分で選んだところ。
ただし、それは相手の人生を左右する選択でもあったと言う訳。
その後、いろいろあって、1人だけ冬眠できるようになるのはご都合主義だが
そこで彼らがどういう選択するのかは興味深いところ。
ちなみに、この宇宙船の船長はアンディ・ガルシアだが
ラストにちらっと出ただけ。
コメント
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