２０２０／１２／２２ ＣＳＩ：マイアミ１０ ザ・ファイナル「知能化弾」

ＣＳＩ：マイアミ１０　ザ・ファイナル「知能化弾」携帯会社のＣＥＯマシューが狙撃されて死ぬ。

ホレイショ・ケイン　マイアミの太陽より熱い
カリー　クールビューティ
デルコ　水際のエキスパート
ウルフ　パトロール警官から転職
ナタリア　ＤＮＡのスペシャリスト
ウォルター　分析官
トリップ　刑事
サマンサ　分析官

マシュー・ストーン　犠牲者。携帯会社のＣＥＯ
アマンダ　マシューの恋人
ブラックバーン　ＣＥＯ代理
ハイディ　デモ隊の女
ラージ　マシューの元相棒

起：携帯会社のＣＥＯマシューが狙撃されて死ぬ。
承：プログラムできる銃弾による犯行とわかる。
転：銃には欠陥があるとわかる。
結：マシューは、ＣＥＯ代理が隠蔽した欠陥を明らかにしようとしたのだった。

　携帯会社のＣＥＯマシューは新機種を発表。評判となる。
一方で、暴力企業だと批判するデモ隊も押しかける。
そんな中、屋上にいたマシューが何者かに狙撃されて死ぬ。
付近に狙撃できる建物はなく、魔法のように空中に弾が現れた事になる。
　マシューは末期がんだったが、恋人アマンダは克服すると信じていた。
一方で妬まれており、世界中が敵のようだったと言う。
　マシューの部屋に盗聴器を発見。
指紋が残っており、現ＣＥＯブラックバーンが仕掛けたとわかる。
ブラックバーンは、マシューの行動を監視する必要があったと称する。
　マシューの携帯を分析すると、殺される寸前にメールを受けているとわかる。
送ったのはデモ隊のハイディだったが、彼女は殺人を否定する。
ハイディの携帯はハッキングされてようだ。
　マシューの遺言書は盗まれていた。
遺言書のあった金庫には毛髪が残っており、アマンダのものとわかる。
遺産をもらえないと知ったアマンダが、犯行に及んだのだろうか。
だがアマンダは否定。
マシューは見張られていると怯えており、彼の指示で遺言書を持ち出したのだと言う。
　マシューの脳から金属片を摘出。それは弾ではなく、マイクロチップだった。
スマートブレットと呼ばれるプログラムできる弾で、
空中で方向を変える事が出来るのだ。こんなものを使う人物は限られている。
　マシューにはかつて相棒ラージがいた。ラージは、企業が上場する際に辞めたのだ。
ラージは、数日前にマシューに呼ばれ、遺言書への加筆を頼まれたと言う。
ハッキングされないように、追記はタイプライターで行った。
マシューは親友だと、殺人については否定する。
　弾の破片には、マシューの企業の刻印があった。
ブラックバーンは、マシューの指示で弾を開発していたと認める。
携帯会社だが、誤射をなくしたいと言うマシューの希望があったのだ。
試作品の銃は盗まれたと言う。
開発は極秘中の極秘だが、情報が漏れたようだ。
ブラックバーンは、マシュー自身があちこちで話していたのだと言う。
　銀行強盗が発生。警察が急行して撃ち合いに。
犯人は死亡するが、自身の銃が暴発したようだ。
使われたのは問題の銃で、２丁ある試作品の１つらしい。
　弾の方向を調整する為には、標的から４００メートルは離れている必要がある。
屋上のマシューを狙撃できるのは、近くにあるホテルかマンションと言う事になる。
このマンションにはラージが住んでいるのだ。
ラージの部屋の天井裏を調べると、例の銃が見付かる。
第３の試作品で、弾が１発使われていた。
ラージは、マシューに頼まれてやったと白状。
若い頃は金など不要だと言って抜けたラージだが、
今になってやはり金が必要になったのだと言う。
手の込んだ自殺で、マシューが計画したのだ。
　ハイディの携帯をハッキングしたのには、何か理由があるはずだ。
ハイディは、最近になってマシューから手紙をもらったと言う。
便箋には紋章のようなマークがあるが、そこにデジタル情報が隠されているとわかる。
そこには兵器売買の情報が記録されていた。
ブラックバーンは、欠陥のある銃を大量売買しており、
試作品の検査結果を改ざんしていたのだ。
ブラックバーンはマシューが錯乱していたと主張するが、逮捕される。
　デジタル情報には、マシューの動画メッセージも残っていた。
マシューは、警察が間違いを正してくれる事を信じていると話す。
世界を少しだけ良くしたい。それが今だと。

　と言う訳で、最終シーズン第１２話。
携帯会社のＣＥＯマシューが狙撃されて死ぬ。
それはプログラムする事が可能な銃弾によるものだとわかる。
そのアイデアは面白いが、費用対効果が出るかは微妙。
盗んだ男がいきなり使いこなすのもおかしな感じ。