ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2021/11/28 「ウィッシュ・ルーム」

2021-11-28 00:00:00 | 日記
「ウィッシュ・ルーム」

ケイト ロシア語翻訳家(オルガ・キュリレンコ)
マット ケイトの夫。画家
シェーン 現れた息子
ジョン・ドゥ 身元不明の犯人

起:ケイトとマットの夫婦は、屋敷に隠された部屋で望んだ夢が叶うと知る。
承:子供シェーンも持つが、彼が屋敷から出られないと知る。
転:自身の運命を知ったシェーンは、ケイトを屋敷に閉じ込めようとする。
結:屋敷から出たシェーンは朽ち果てるが、ケイトは妊娠したと知る。

 ケイトとマットの夫婦は、郊外の家を手に入れる。
古い家で、手入れが必要だ。
 電力会社の男は、前の住人が殺されたと話す。
ネットで検索すると、45年前に2人が殺されたとわかる。
犯人は逮捕されたが、現在でも犯人の正体はわからないままだと言う。
 マットは、ゴッホやセザンヌの本物を手に入れたと騒ぐ。
見付けた部屋で、望んだものが何でも手に入ると気付いたのだ。
どういう仕組みかは不明で、ケイトは気味悪がるが、マットは楽しもうと言う。

 ケイトは子供をほしがっていたが、
かつて流産した経験があり、再び妊娠する事には抵抗があった。
 男の子が現れ、マットを困惑させる。ケイトが部屋に作らせたのだと言う。
マットは反発するが、やむなく育てる事に
 マットは45年前の事件に関心を示す。
ジョン・ドゥと呼ばれる身元不明の犯人は、「あの部屋がやらせた」と話していた。
マットはジョン・ドゥに面会。
ジョン・ドゥは、手遅れになる前に家を出ろと忠告する。
 帰りにスタンドに寄ったマットは、持ってきた紙幣が灰になっている事に気付く。
屋敷に戻り、現れた札束や絵を外へ出すと、やはり朽ち果ててしまう。
 ケイトは息子シェーンと散歩に行こうとしていたが、慌てて止める。
部屋で作られたものは外へ持ち出せない。それは赤ん坊も同様に違いない。

 シェーンは外へ出たがるが、ケイトはそれを禁じる。
 気が付くと、部屋の中に外の世界が出来ており、シェーンはそこで遊んでいた。
シェーンが作った虚構の世界で、本当の外ではないのだ。
マットはそれを許さず、部屋を封印する。シェーンの抑制が効かないと考えたのだ。
 ジョン・ドゥから電話があり、部屋で作られた者は外では生きられないと告げる。
ただし、「神」を殺せば別だ。創造主を殺せば生きられると。
ジョン・ドゥの両親は、死ぬ事を選んだのだ。
それを知ったケイトは、ショックを受ける。
 シェーンは、ケイトやマットが両親ではないと知る。
本物の両親はおらず、外へ出ればあっという間に歳をとると聞かされ、
シェーンはショックを受ける。
 戻ってきたケイトは動揺していたが、マットと愛し合う。
その様子をシェーンが見ていた。。

 気が付くとシェーンは大人になっていた。
銃を持ち出したらしく、マットと格闘に。ケイトも殴られて気絶する。
 ケイトが目覚めると、マットはシェーンが死んだと告げる。
もみ合っている内に銃が暴発したと。遺体は屋敷の外へ出したと言う。
 目覚めたマットは、ケイトとシェーンが部屋の中にいると気付く。
鍵もなくなっており、壁に穴を開けて侵入しようとする。
 ケイトは、虚構の世界でマットといた。
マットは、ここで暮らそうと誘うが、ケイトはそれがシェーンだと気付く。
ケイトは逃げ回るが、部屋に侵入したマットがかけつける。
 2人のマットが現れ、ケイトにはどちらが本物かわからない。
シェーンを見抜いたケイトは階段から突き落とすが、部屋から出られない。
マットは、追ってきたシェーンに刺される。
だがシェーンは、そのマットも虚構だと気付く。
2人は出口にたどり着き、本物の屋敷から外へ。
追ってきたシェーンも外へ出てしまい、急速に老化して朽ち果てる。。
 1か月後。ケイトとマットは屋敷を出てモーテルで暮らしていた。
妊娠したと知ったケイトは、呆然とするのだった。。

 と言う訳で、オルガ・キュリレンコ主演のスリラー。
オルガと夫は郊外の屋敷を購入。
長く人が住んでいなかった屋敷だが、後に事故物件だったとわかる。
45年前に殺人があったが、犯人はいまだに身元不明のままだと言う。
不思議な話だが、その理由は後に判明する。
夫婦は、屋敷に不思議な部屋がある事を発見。
そこで願ったものが何でも実際に現れるのだ。
夫婦は喜ぶが、現れたものは屋敷の外へ持ち出せない事に気付く。
だが時すでに遅く、オルガの願った赤ん坊(息子)が現れていた。
赤ん坊が外へ出たらどうなるかが、後半の焦点に。
45年前の犯人が何者かと言うあたりも含めて
夫婦の脅威となっていく展開で、なかなか面白いです。
コメント
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