２０２１／１２／３１ 「アナと雪の女王２」

「アナと雪の女王２」

エルサ　王女
アナ　エルサの妹
クリストフ　アナを助けた男
オラフ　雪だるま
ライダー　ノーサルドラの若者

起：エルサは森の精霊の声を聞く。
承：姉妹は森の声に導かれ、森の民と出会う。
転：エルサは単身進み、動けなくなる。
結：アナがエルサを助け、王国は守られる。

　幼いアナとエルサの姉妹に両親は、魔法を見たと言う話をする。
激怒した精霊が牙をむいたが、助けられた。
その後精霊は消えたが、今も森は霧に包まれて誰も入れない。
母親は、どうなったかはアートハランだけが知っていると言う。
　女王になったエルサは、何かの声を聞く。
アナは、エルサの様子がおかしいと心配する。
やがて、町が暗くなり、風が吹き荒れ、人々は避難する事に。
　エルサはアナに、魔法の森の精霊が呼んでいると明かす。
エルサらは皆で森へ向かう事に。

　エルサらは、声に導かれて森の入口へ到着。森は霧に包まれていた。
ダムが無事だったが、クリストフはあれが壊れたら大変だと言う。
　何かの渦が押し寄せるが、エルサが能力で食い止める。
　エルサらの前に、ノーサルドラと言う森の人々が現れる。
彼らは閉じ込められていたようだ。
　エルサらは森で一晩過ごす事に。
　エルサとアナ姉は、声の主を見付けると言って２人で出発してしまう。
クリストフはアナに求婚するつもりでいたが、２人が出て行ったと知る。

　エルサとアナは、山の中で難破船を見付ける。
船は、ダークシーを経てアートハランへ向かっていたとわかる。
両親の話は本当だったようだ。
エルサは、両親がどうなったかを知りたいと感じる。
　再びエルサは、精霊が呼んでいると言い、アナを残して出発してしまう。
だが、自身の体が凍ってしまい、アナに助けを求める。
　エルサが送ったメッセージが届き、アナはダムが危険だと知る。
壊さないといけない。
アナはどうしていいかわからなかったが、決意して飛び出す。
岩の怪物を怒らせ、ダムの方へ誘導。かけつけたクリストフも助ける。
　ノーサルドラの人々は止めようとするが、アナが事情を説明すると協力。
怪物が岩を投げ、ダムを破壊する。
　凍っていたエルサが回復。
津波が下流の城に迫るが、かけつけたエルサが能力で押し返す。
やがて霧が晴れ、ノーサルドラの人々は感激する

　エルサとアナは再会を喜ぶ。彼女たちの活躍で、アレンデール王国は守られた。
エルサらはこれからも姉妹でやっていこうと話す。
クリストフは求婚し、アナも受ける。
　アナはアレンデールの女王に。
アナは、人々は愛で結ばれていると話す。
エルサは魔法の森で暮らしており、ゲームに誘うアナの手紙を受け取るのだった。

　と言う訳で、大ヒットした「アナと雪の女王」の続編。
アナの声をあてた神田沙也加が亡くなったばかりなのも、何かの縁。
エルサは精霊の声を聞いて、その正体を突き止めようとアナと向かう。
霧に包まれた森にある村や、両親の死の謎とかが出てくるが
どういう事なのかはピンと来ず。
新たな登場人物もいるけど、物語的に重要だったかと言うと微妙。

２０２１／１２／３１ 「アオラレ」

「アオラレ」

レイチェル　母親。美容師
カイル　レイチェルの息子
トム・クーパー　運転手（ラッセル・クロウ）
アンディ　レイチェルの友人。離婚弁護士
フレッド　レイチェルの弟
メアリー　フレッドの婚約者

起：レイチェルは運転手トムを怒らせるが、何とか逃れる。
承：トムはレイチェルの弁護士や弟を襲撃する。
転：レイチェルは母の家に逃げ込むが、トムが現れる。
結：トムを倒す。

　トムは離婚でもめた妻の家を襲撃。爆破して立ち去る。
　世間ではあおり運転が問題視されるように。
警察はあてにならず、自分の身は自分で守らねばと報じられる。
　レイチェルと息子カイルは車で外出。渋滞に巻き込まれる。
レイチェルは美容師で、うるさい客デボラとの約束に間に合わないと慌て、
高速道路を出る事に。
動かないトラックにクラクションを鳴らして追い越すが、
これに運転手のトムが怒り、行く手をふさいだり嫌がらせをする。
レイチェルは何とか退散し、カイルを学校に届ける。

　帰りにスタンドへ寄ったレイチェルは、先ほどのトラックがいる事に気付く。
他の客らに助けを求めるが、トラックは客をはね、レイチェルを追い回す。
レイチェルは車で逃げるが、携帯をトムに奪われていたと気付く。
　離婚弁護士アンディは食堂でレイチェルと会う約束をしていたが、
現れたのはトムだった。
トムはレイチェルに連絡した上で、アンディを刺殺してしまう。
　レイチェルはショックを受けるが、トムは住所を知っていると言う。
さらに、息子カイルの名前と学校も知っていると告げる。
次は誰を殺したいと言われ、動揺したレイチェルはデボラの名前を出してしまう。
　ニュースでは、食堂でのトムの凶行が報じられる。
それを、レイチェルの弟フレッドが見ていた。
トムが現れ、婚約者メアリーが捕らわれていたのだ。
トムはメアリーを刺殺し、レイチェルのせいだと告げる。

　デボラが襲われると思っていたレイチェルは、フレッドが襲われたと知って動揺。
カイルが危険だと感じ、学校から無理やり連れ出す。
　フレッドの所へは警察がかけつけるが、トムは火をつけて退散。
フレッドは死んだと告げるトムだが、自らも撃たれて負傷していた。
レイチェルはトムとの対決を決意する。
　レイチェルは、ＧＰＳで自身の携帯を追跡。
トムの車を見付けるが、向こうにも気付かれる。
レイチェルは迷路のような住宅地に逃げ込み、トムは見失う。
　レイチェルは母親の家に逃げ込み、警備装置で通報。武器になるものを探す。
　レイチェルを見失ったトムだが、偶然に車を発見。
レイチェルは母親の車をぶつけるが、格闘の末に倒されてしまう。
　トムは家に侵入し、カイルの首を絞めようとするが、
かけつけたレイチェルがハサミで刺して倒す。
　警察がかけつけ、レイチェルはフレッドが無事だったと知らされる。
解放されて家へ戻るレイチェルは、
割り込んだ車にクラクションを鳴らそうとするが、思い留まるのだった。

　と言う訳で、ラッセル・クロウ主演のサスペンス。ラッセルは悪い方ね。
物語の主人公は離婚調停中の母親レイチェル。
息子を学校まで送る途中、青信号でも走らない車にクラクションを鳴らしたところ
鳴らし方が気に入らないと、運転手ラッセルを怒らせる。
その後、あおられたりするあたりは、日本で問題になったあおり運転そのもの。
「激突！」みたいな話になるんかと想像したが
途中で息子を学校に届けたり、レイチェルも車から降りたりするので、
ひたすら車の追走劇と言う訳でもない。
ラッセルは、もともと離婚でもめた家族を殺したりしていて、
レイチェルの周囲（弁護士や弟の恋人）を殺害。
危なさが際立つ感じだが、目的が不明の「激突！」ほどハラハラはしないかも。
弟の恋人はかわいそう。

２０２１／１２／３１ 「バンカー・パレス・ホテル」

「バンカー・パレス・ホテル」

クララ　地下組織の一員（キャロル・ブーケ）
オルム　幹部のリーダー的存在
ザルカ首相

起：近未来の荒廃した世界。地下組織のクララは、幹部が集まるホテルに潜入する。
承：幹部を集めた大統領はおらず、目的も不明だ。
転：クララは大統領に会い、地上の者に伝言を託す。
結：伝言を得たクララは地上に出て、待っていた者に迎えられる。

　近未来。酸性雨の濃度は高く、街は荒廃。大統領は機能していないとされる。
列車に乗ろうとしたマルコと言う男が撃たれて死に、代わりにクララが乗り込む。

　オルムと言う男が、ホテルへ到着。そこには男女が集まっていた。
ホテルで働いているのはアンドロイドたちだ。
　一同は地下にあるホテルから出られず、外部とも連絡が取れないと言う。
大統領の行方は不明だが、最高幹部が集められたのだ。
地上では異変があったらしく、禁止された言葉が放送されている。
　クララが侵入したとばれ、部外者だと指摘される。
クララはホテルを探り、怪しまれる。
　首相のザルカは、クララに死刑を宣告した事を思い出す。
地下組織の一員だと言うが、異常事態では誰も取り合わない。

　やがて、一同をここへ集めたのは大統領だとわかる。
　撃ち合いがあり、オルムが撃たれるが、彼もまたアンドロイドで平気だった。
　クララはアンドロイドの大統領と対面。
大統領は、クララを外へ出すと言う。それは新世界の始まりだと。
クララは地上の者に伝言を頼まれる。
それは禁止された言葉だった。禁止したのは、他ならぬ大統領なのだが。
　クララは外へ出て、人間の姿のオルムと対面。
クララは車に招かれ、伝言があるははずだと言われるのだった。

　と言う訳で、近未来を描いたフランス製ＳＦドラマ。
何で観たのかと言うと、キャロル・ブーケが出ているから。
ただ、よく考えるとブーケの作品って００７以外では初めてですな。
何があったかわからないけど世界は荒廃し、激しい酸性雨が降っていた。
政府幹部は地下シェルターに集められるが、
集めた大統領はおらず、外へ出る事も出来ない。
しかも反体制組織のメンバーであるブーケが侵入していたと言う訳。
シェルターはホテルみたいになっているが、スタッフは全部アンドロイド。
なぜこんな事になって、大統領が何を意図していたのかはさっぱりわからず。