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映画を見た時の感想を入れときます

2024/06/01 「ザ・クリミナル 合衆国の陰謀」

2024-06-01 00:00:02 | 日記
「ザ・クリミナル 合衆国の陰謀」(2008年米)

レイチェル 記者(ケイト・ベッキンセイル)
パットン FBI検察官(マット・ディロン)
エリカ レイチェルのママ友(ヴェラ・ファーミガ)
レイ レイチェルの夫。小説家(デヴィッド・シュワイマー)
レイチェルの上司 (アンジェラ・バセット)
アヴリル レイチェルの会社の法務担当
ティミー レイチェルの息子
アリソン エリカの娘
バーンサイド レイチェルの弁護士

起:記者レイチェルはベネズエラ攻撃に関するスクープをし、情報源が問題となる。
承:レイチェルは情報源を明かさず、拘置所へ入れられる。
転:CIAだと暴かれたママ友のエリカは、過激派に射殺される。
結:レイチェルは刑務所送りに。情報源はエリカの幼い娘アリソンだった。

 大統領暗殺未遂事件が発生。
米国は、ベネズエラが関与したと断定する。
そんな中、記者レイチェルは、事件に関する特ダネを入手。
ママ友のエリカを元CIAだと指摘する。
 エリカはCIAの仲間と合流。
記事になると知り、内通者を見付けるように頼む。
 レイチェルはFBI検察官のパットンに呼び出され、
記事の情報源について聞かれる。
報道する権利はあるが、情報源は犯罪者であり、
大陪審でも明らかにしなければ、法廷侮辱罪になると言う。
 報道を受け、マスコミはエリカに殺到。
エリカが漏らしたとされる情報が事実ならば、
大統領は正当性のない戦争を続けている事になる。
それは米国史上に残る汚点だ。
 レイチェルは、FBIの動きが予想外に早いと話す。
法務担当のアヴリルは、特別検察官が出たのは本気の表れだと言う。
 エリカは、夫と娘アリソンを避難させる。
レイチェルを訪ね、情報源について聞くが、何も言えないとされる。

 大陪審に出廷したレイチェルは、情報源について聞かれるが、明かす事を拒否。
新たに地方裁判所へ出廷。
弁護士バーンサイドは裁判の延期を要求するが聞き入れられず、
法廷侮辱罪で拘置所送りにされる。
 夫レイと息子ティミーが面会に来る。
レイは、話を付けられるかも知らないと励ます。
 パットンは新聞社にも罰金を要求。
バーンサイドは屈してはダメだとし、
新聞社は罰金を払い、レイチェルを支援し続ける事とする。

 エリカはウソ発見器にかけられるが、記者に情報を明かした痕跡は見付からない。
情報源は分からないと話すが、エリカ自身が漏らしたと疑われている事に気付く。
 拘置開始から111日目。
レイチェルの記事はビューリッツァー賞候補だと連絡を受ける。
だがレイチェルは持ち物検査でメモを没収され、強かった意思が削がれるのを感じる。
 198日目。世間は事件への関心を失いつつあった。
著名なキャスターのインタビューを受ける事になったレイチェルは、
情報源については、神に誓って話せないと話す。
 エリカは訪問者に撃たれて死ぬ。
右翼過激派の犯行で、エリカが大統領に反逆したと判断されたのだ。
ショックを受けたレイチェルは、エリカの娘アリソンを心配する。
 それでもレイチェルは、態度を変えるつもりはないと言う。
バーンサイドは雲行きが変わったと話す。マスコミがレイチェルを見捨てたのだ。
レイチェルは、記事を書いた事は後悔しているが、
情報源を明かせば、その人物はエリカの死を背負う事になると言う。
その人物は、事の重大さを理解せずに話したのだ。

 そんな中、CIAのスタンが証言する事になる。
エリカに腹を立てていたスタンは、腹いせのつもりなのだ。
だがスタンの証言は、レイチェルに質問されて認めたと言うもので、
彼女はそれ以前から知っていたのだとわかる。
 359日目。最高裁の判断によりレイチェルは敗訴となるが、同時に釈放も決まる。
話す可能性がないなら、釈放するしかないとされたのだ。
 釈放されたレイチェルは息子ティミーに会おうとするが、
再びパットンに拘束されてしまう。
パットンは改めて法廷侮辱罪に問うのだと言う。
懲役5年もありうるが、証言すれば2年に減刑すると言う。
 367日目。これまでは拘置所だったが、今度は刑務所へ移送される事になる。
移動中のレイチェルは、エリカの娘アリソンに話しかけられた事を思い出す。
ベネズエラで気付いた秘密について父親が書き記そうとし、
エリカに咎められたエピソードを聞かされたのだった。

 と言う訳で、ケイト・ベッキンセイル主演によるサスペンス。
大統領暗殺未遂事件が発生し、米国はベネズエラの仕業と判断。
記者ケイトは、同級生の母親が反対意見を主張したCIAだとスクープ。
だが、FBIは情報源となった裏切り者がいる事を問題視。
ケイトの方を追及する。
ケイトは情報源を明かす事を拒み、法廷侮辱罪として拘置所に入れられる。
この状況に耐えかねた夫は、息子の親権を奪って去ってしまう。
前半は面白いが、後半になると、劇中で世間の関心も薄れてきたと語られるように
観客も飽きてくる。
その頃になって、条件付きで証言するような感じで終了。
映画では情報源が明らかになり、それは面白い落ちだけど
結局、ケイトはここまで来て情報源を明かしたのかと思うと、モヤモヤは残ります。

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