ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

チョコボールの記憶

2025-02-24 21:28:33 | 日記
 チョコボールとは、言うまでもなく森永のチョコボール。
お菓子自体よりも、当たりがある事で認知されていて
金のエンゼル1枚か、銀のエンゼル5枚で、おもちゃの缶詰がもらえると言うもの。
なかなか当たらない印象で、
自分も銀1枚がようやく当たった程度で、2枚目は続かず、
金なんて、とてもとてもと言う感じだった。
 ところが子供の頃に、自分が住んでいた所からちょっと離れた駅の駅前に
お菓子屋(スーパーじゃなくて、たぶん個人商店)があって、
そこでチョコボールを買ってみたら、金のエンゼルが出た。
それに味を占めて、この店へ何度か行くと、毎回金のエンゼルが当たった。
最近のチョコボールはこうなってるのかと、他の店で買ってみると、やはり当たらない。
それで、「この店は必ず当たる(しかも金のエンゼルが)」と確信を持つようになった。
 もちろん、おもちゃ缶ももらったけど、
レアなエンゼルを当てた興奮に比べると、その中身はそれほどうれしいものではなかった。
友人におもちゃ缶欲しいかと聞くと、欲しいと言うので、
金のエンゼルを買ってあげた記憶もある。
 どうして必ず当たるのかについては、自分なりの解釈があって
チョコボールの大箱には当たりがそこそこ入っていて
店頭に並べる際に混ぜないといけないのだけど
この店は、そこを横着していたと言う理解だった。
 なぜこの店で買うのをやめたかについては記憶がないのだけど
・当たらなくなった
・飽きた
のいずれかが考えられ、いつの間にか買わなくなった。たぶん飽きた方。

 大人になって考えると、「混ぜてない」説は
当たりが連続する事はあっても、「いつでも当たる」事にはならないはず。
ではどういう事か、4つの可能性を考えた。

① 自分が、夢か妄想を現実の話と混同した。
→ 他の人からすると、これ確定だけど、
  自分的には夢だとは思ってないので、これは却下。

② 店の人が、すべてを当たりに改ざんした。
→ 青酸コーラ事件が小6の時で、それよりも前の話なので、ちょっと怖い感じ。
  とは言え、全く気付かずに食べたり、
  他の人々が騒がなかったりする事は考えにくい。

③ 実は、販促目的か何かで、すべて金のエンゼルになっている大箱があり
  この店はそれを店頭に並べていた。
→ ①を除外すると、俄然これが正解な気がしてきて
  探偵ナイトスクープなら、そういう事がありうるか調査しそうだけど
  それでは面白くないので④へ

④ 自分が呆れるほど強運だった
→ 「必ず当たる」と言っても、子供の話なので、
  そんなに回数は多くなかった事が考えられる。
  それでも「必ず」と言うからには、3回くらいは当たったはずで、
  友人の分も含めて、4回連続して当たったものとする。
  チョコボールの当たる確率については、いろんな説があって
  500~2500個に1つとバラツキあり。
  確率高めの500個に1つだとして、4回連続で当たる確率は625億分の1。
  よく、ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は、
  隕石にあたって死ぬ確率より低いと言うが
  ジャンボの1等は2000万分の1で、チョコボール4連続よりも3125倍確率が高い。
  仮に「運を回す」事が出来るとすると
  年末ジャンボの1等が7億円、バレンタインジャンボだと2億円らしいので
  平均4億くらいだとして、3125回当選すると、1兆2500億円当たる事に。
  日本一にはならないけど、トップ10には入れそう。
  チョコボール当たりの確率が2500分の1だったなら、世界の富豪に仲間入り。
  チョコボール買ってる場合じゃなかったです。


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