ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2023/07/09 「ホット・シート」

2023-07-09 00:00:00 | 日記
「ホット・シート」(2022年米)

オーランド PC会社勤務。元ハッカー(ケビン・ディロン)
ウォレス・リード巡査 爆弾処理班(メル・ギブソン)
キム オーランドの妻
ゾーイ オーランドの娘
エンゾ オーランドの同僚
エヴァ エンゾの女友達
ジャクソン リードの相棒
警察署長 リードの上司

起:元ハッカーのオーランドの椅子に爆弾が仕掛けられる。
承:オーランドは爆破犯に仕立てられる。
転:爆破による犠牲は回避する。
結:犯人エンゾを倒す。

 仕事優先のオーランドに愛想を尽かした妻キムは、離婚の話を進めようとしていた。
 オーランドは休日の会社へ出社。
エンジニアとして電話対応する。
テレビでは、公園の爆発事件で1名が死亡したと報じられる。
 爆弾処理班のリードは、爆発現場へ急行する。
プロの手口で、これで終わりではないはずだと考える。
 娘ゾーイとのテレビ通話を終えたオーランドは椅子に座る。
するとそこに、「何があっても立ち上がるな」と正体不明の人物から連絡が入る。
椅子に爆弾を仕掛けられたのだ。
電気柵で囲まれており、そこから抜け出す事は出来ないと言う。
 正体不明の犯人は、オーランドは元ハッカーで、取引で軽い罪に済んだと指摘。
オフィスの2階上には金融企業があり、犯人は彼らから金をいただけと脅す。
オーランドが死ねば、家族も死ぬ仕掛けだと言う。

 やむなく、オーランドはハッキングに取り組む事に。
同僚エンゾの女友達エヴァが訪ねてきて、事態に気付く。
オーランドは金融企業のシステムへ侵入。
犯人の指示で、200万ドルを送金させられる。
エヴァの上司は出勤しておらず、彼女の不在を心配する者はいない。
さらに退席していたエンゾが戻ってくるが、
事態を知って逃げ出し、エレベータが爆発する。
 犯人は、オーランドが他人の命を奪っていると指摘する。
公園の犠牲者はビクターだと告げる。彼もオーランドのかつての仲間だったのだ。
送金はオーランド自身にされていると判明。
このままでは、自分の犯行だと思われてしまう。
 犯人は、続いて証券会社に保管されている情報を要求。
オーランドは時間がかかると言うが、犯人はすぐに特殊部隊が来ると急がせる。
犯人は、おかしな事をすればオーランドは死に、家族も爆破すると言う。
 証券会社のシステムには5つのセキュリティがある。
オーランドはウイルスを侵入させて取り組む事に。
 エレベーターからは煙が登っていたが、
椅子から離れる事は許されず、エヴァに消火させる。
犯人はエヴァに手錠をかけさせるが、オーランドは密かにスマホを渡す。
キムに発信するが、彼女はゾーイの誕生日パーティをしていて気付かない。
 ビルで爆発があったとの連絡が入り、リードは急行。
特殊部隊は突入を主張するが、リードはオーランドが爆弾犯ではないと考える。
 オーランドがビルを爆破したと報じられ、キムはそれに気付く。
慌てて電話するが、オーランドのスマホの電池がなくなってしまう。
 犯人は、狙撃手がオーランドを狙っていると警告する。
オーランドは、生放送で犯行を告白するメッセージを読まさせられる。
だがキムは、オーランドはこんな事をする人ではないと言う。

 オーランドの告白文が報じられる。
金融詐欺にも関与したとし、自分が死ねばビルが爆発すると警告する。
 2年前、オーランドは上司の指示で資産家の情報を盗んだ。
上司は金目当てで、後に普通の人も被害を受けたと知る。
上司は刑務所送りに。
オーランドと相棒のビクターは、家族の為に司法取引し、企業の悪事を暴いたのだ。
 特殊部隊が突入の用意をする中、
ゾーイにオーランドの音声メッセージが届いているとわかる。
背後には別の人物の声が聞こえ、リードはこの人物を黒幕だとするが、
署長は判断に迷う。
 オーランドは証券会社の5番目のセキュリティに取り組む。
国防総省なみの強度だ。
送電を停止されるが、
オーランドは大量のデータで負荷をかける事でロックを解除できると言う。
 リードらは階段を登り、ドアの外に到着。
小型カメラで室内を確認し、人質エヴァがいると気付く。
 一方、サーバ室に熱源を確認。リードの相棒ジャクソンが向かう事に。
特殊部隊と共に突入するが、熱源はビル管理人のハリスで、既に死んでいた。
爆弾がカウントダウンを始め、サーバ室は爆発する。
 混乱の中、リードはオーランドのオフィスに入り、エヴァと接触。
エヴァは、オーランドは犯人ではないと伝える。
 署長はオーランドの射殺を指示。
リードが止めるが間に合わず発砲してしまうが、弾はわずかに外れる。
 オーランドは最後のセキュリティ突破に成功。
すると犯人は、家族を狙う他の爆弾などないと告げる。
残る唯一の爆弾は椅子の下のものだけで、自分で解除しろと言う。
 リードはエヴァを逃がし、爆弾に取り組むが、
爆弾が解除できないようになっていると気付く。
 するとオーランドはシステムを操作し、犯人を金庫から締め出す。
リードを逃がし、椅子ごとエレベータに飛び込んで爆発。
オーランドは死んだかに思えたが、何とかぶら下がっていて無事だった。

 難を逃れたオーランドは、
犯人が「地獄の黙示録」を好きだと話していた事を思い出す。
エンゾもそのTシャツを着ていた。
死んだかに思われたエンゾだが、彼が犯人なのだ。
エンゾは自席に置いたカメラで、オーランドの行動を監視していた。
エヴァは管理室に勤務しており、ビルのシステムにアクセスできる。
エンゾは、エヴァのカードを拝借する為に彼女に接近したのだ。
 オーランドは、警官に扮したエンゾがキムらを連れて屋上へ向かったと知る。
エンゾは、ゾーイに爆弾を付けていた。
オーランドらがかけつけ、撃ち合いに。
エンゾはオーランドに射殺され、爆弾はリードが解除する。
 オーランドはリードに感謝し、家族全員を救ったと告げるのだった。

 と言う訳で、メル・ギブソンが出てるサスペンス。
主人公はケビン・ディロン(マットの弟)。
彼は元ハッカーのエンジニアで、無人のオフィスに休日出勤して椅子に座るが
椅子に爆弾を仕掛けたと、犯人に知らされる。立ち上がれば爆発する仕掛けだ。
犯人はケビンの過去のハッカー行為の被害を受け、
取引で軽い罪で済んでいたケビンを恨んでいたと言う訳。
ケビンが爆弾犯として報じられるが、爆弾処理班のメルは別に真犯人がいると気付く。
犯人はどこかで監視しており、おかしな動きをすると爆破すればと脅す。
メルはケビンの体重を聞いてたので、
同じ重さのものを素早く乗せ換える(レイダースと同じ手口)のかなと思ったが
割に力技で解決。
高望みしなければ、まあまあ面白かった。

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