２０２０／０４／０５ 「シャザム！」

「シャザム！」

ビリー　１５歳
フレディ　ビリーの義兄弟
ローザとビクター　里親
ダーラ　ビリーの義兄弟
メアリー　ビリーの義兄弟
ユージーン　ビリーの義兄弟
ペドロ　ビリーの義兄弟

シヴァナ博士　（マーク・ストロング）
シヴァナの父　（ジョン・グローバー）

起：ビリー少年はヒーローになれる能力を得る。
承：義兄弟のフレディと、能力を使って悪ふざけする。
転：能力を狙うシヴァナ博士に襲われる。
結：義兄弟全員と協力してシヴァナを倒す。

　１９７４年。シヴァナ少年は気が付くと不思議な宮殿にいた。
魔術師評議会と言う老人が、継ぐ者を探していると言う。
だが、誘惑に負けて玉を取ろうとして失格とされ、元の世界へ戻される。
老人は、何年かかってもふさわしい者を探すと言う。
　現在。フィラデルフィアに住む１５歳のビリーは、
幼い頃にはぐれた母親を探していた。
里子になっては家出を繰り返していたが、ローザとビクターの夫婦にもらわれる。
夫婦には大勢の養子がいて、フレディと同室にされる。
　大人になったシヴァナは博士となり、宮殿で目撃した記号の意味を調べていた。
ようやく意味を突き止め、扉に描くと、宮殿にたどり着く。
そこに封印された玉を奪ってしまう。
　フレディがいじめられていると知り、ビリーはいじめっ子をからかって退散。
だが飛び乗った地下鉄が暴走し、宮殿へたどり着く。
そこにいた老人は、ビリーを勇者として杖を託す。
シャザムと唱えれば、神々の力を得ると言うのだ。
そこでシャザムと唱えると、ビリーは大人のヒーロー姿になり、老人は朽ち果てる。
　ビリーはフレディに事情を説明し、助けを求める。
ヒーローに詳しいフレディは、ビリーの能力を調べる。
空は飛べず、透明にもならないが、指から稲妻が出ると判明。
高速で移動でき、怪力だ。コンビニで強盗に遭遇し、撃たれても平気だと判明。
もう一度シャザムと唱えると、子供の姿へ戻るとわかる。
　シヴァナは、父や兄が働く企業に乗り込む。
恨んでいた兄を窓から突き落とし、魔物を呼び出して役員や父も倒す。
　ビリーらは能力をいろいろ試し、ネットに動画を流して評判に。
フレディは学校へ行くが、ヒーロー姿のビリーはさぼり続けて人気者に。
指から出た稲妻でバスが暴走。
これを助けたビリーはヒーロー扱いされるが、フレディに批判されてケンカになる。
　ヒーロー姿のビリーの前にシヴァナが現れる。
力を貸せと追い回され、逃げる内にビリーは空を飛べると知る。
やがてシヴァナは、ヒーローの正体がビリーで、フレディが仲間だと突き止める。
　義兄弟たちもまた、ヒーローの正体がビリーだと気付く。
義兄弟ユージーンの調査で、実母マリリンの居場所が判明。
だがマリリンは、警察に保護された方が幸せと考えたと話し、ビリーを失望させる。
　シヴァナはフレディを捕らえ、能力を渡せば解放すると告げる。
ビリーは義兄弟と共に宮殿へ行き、フレディを救出する。
　シヴァナが追ってくるが、ビリーは子供の姿に戻って遊園地に紛れる。
シヴァナに義兄弟が捕らわれるが、
杖を持ってシャザムと唱えると、全員がヒーローに変身。全員でシヴァナと戦う。
　シヴァナは７つの大罪に関わる魔物を呼び出すが、
ビリーに挑発され、嫉妬の魔物を呼び出すと力を失ってしまう。
シヴァナの目から玉を取り出すと、他の魔物も回収。人々の喝采を受ける。
　玉は宮殿に戻され、魔物は再び封印された。
ビリーは義兄弟を家族だと感じるように。
フレディの友人がヒーローだと知り、いじめっ子を驚かせる。
　刑務所のシヴァナは大量の記号を描いていたが、
それではダメだと言う芋虫の声が聞こえる。
そして、再会を楽しみにしていると言うのだった。。

　と言う訳で、ＤＣコミックのヒーローもの映画版の１作。
一応、スーパーマンやバットマンのいる世界観と言う事らしいが、かなり番外編的。
主人公のビリー少年はヒーローの力を得る。
少年なので、力を試して動画をアップしたりする内、
その力を狙う悪玉と戦うことになると言う訳。
ビリーは孤児で、孤児仲間の連中も同様の力を得て、最後にはチームになる。
ご立派なヒーローではなくて、あくまで少年レベルなのはまあまあ面白い。
ちなみに、映画の中でヒーローにはちゃんとした名前が登場せず
原作ではもともとキャプテン・マーベルと呼ばれていたとの事。
それが、あちらのマーベルとかぶるので、シャザムと呼ぶ事にしたらしいっすよ。