２０２０／０７／２６ 「アンダー・ザ・シルバーレイク」

「アンダー・ザ・シルバーレイク」

サム　（アンドリュー・ガーフィールド）
サラ　隣の女性（プレスリーの孫）
アパートの管理人　（ＣＳＩのトリップ）

起：サムはアパートの住人サラと親しくなる。
承：サラが姿を消し、サムは彼女を探し回る。
転：サムは陰謀があると考える。
結：サラは、自ら希望して別の世界へ行こうとしていたと知る。

　アパートで暮らすサムは、働かずに近所の家を覗き、娼婦を呼んだりもしていた。
　近所の女性サラが気になったサムは、彼女に接近。
覗かれている事はサラも承知だったが、意気投合する。
　後日。サラを姿を消し、管理人は引っ越したと言う。
何も言わずに去った事にサムは困惑する。
　サムはサラの部屋に忍び込む。
家具などはなくなっていたが、人形などの入った箱が残っていた。
現れた女が箱を回収。女を尾行すると、仲間２人と合流。
男に箱を渡し、３人はパーティに参加する。
　パーティには、富豪セヴンス氏の娘もいた。
セヴンスは行方不明になっていたが、焼死体で見付かったとの連絡が入る。
セヴンスの件はニュースで報じられ、
サムは、現場で見付かった帽子がサラのものだと気付く。
　サムは友人に相談。友人は、サラの部屋に残されたのは暗号だと言う。
　サムは、パーティで紹介された秘密のソロライブへ。
サラを知っていると言う女性に会うが、見かけただけと言う。
女性は、無意味な事に力を注がないでと警告する。
　娼婦の女も、パーティでサラを見かけたと話す。
大きな邸宅で、ソングライターのものらしい。
　サムは、歌詞に隠されたメッセージに気付く。
その場所へ行くと、王冠をかぶったホームレスが現れる。
ホームレスは洞窟へ案内。
そこには隠された部屋があり、どうやら防空壕らしい。
　歌手を見付けたサムは、なぜ暗号を仕込んだか追及。
歌手は、会社から渡された曲だと話す。
　娼婦の案内で、ソングライターの邸宅へ。
老いたソングライターは、曲に暗号を仕込んだ事を認める。
だが、サラについては知らないと言う。
サムはセヴンスの娘に会い、セヴンスとサラが一緒にいたようだと話す。
尾行されていると気付いた娘は、ひそかに腕輪を渡すが、
何者かに撃たれて死んでしまう。
　サムは、腕輪に書かれた暗号の意味を調べる。
ゲームの攻略本に暗号が隠されており、
それが指す地点が衛星画像不可の場所だとわかる。
　サムはその地点にある山小屋へ。
小屋にいた男女は、サラがここにいたと認める。
サラはセヴンスと共に上昇したと言う。
セヴンズは死亡したとされたが、それは偽装だったのだ。
　男女に勧められ、サラにとテレビ電話で話す事に。
サラは、サムが探していた事に困惑した様子だ。
サラは、もう出られないから生きている日々を楽しむと話す。
　気が付くとサムは、ホームレスに拘束されていた。
ホームレスはサムを解放し、この事は誰にも言ってはならないと告げる。
　アパートに戻ったサムは、別の隣人女性と親しくなる。
無人になったサムの部屋では、荒らされたと管理人が怒っているのが見えるのだった。

　と言う訳で、アンドリュー・ガーフィールド主演のサスペンス（？）
ガーフィールド扮するサムは、近所の女性に夢中になる。
ところが、彼女突然行方不明に。
富豪も行方不明になり、やがて焼死体で見つかる。
何やら陰謀があるらしいと調べるが。。という展開。
謎解きがわかりづらいものの、展開は悪くなく、物語的な興味はぼちぼち維持される。
ところが、最後に判明する真相は観念的で、サムもそれで納得したんかと思わせる。
何か変なの見ちゃったなーと言う印象です。