２０２１／０９／２３ 「アンドロイド２０４０ Ｒ．Ｉ．Ａ」

「アンドロイド２０４０　Ｒ．Ｉ．Ａ」

ジャック　本名デイビッド（ルーク・ゴス）
リア　妻
フレミング副大統領　（ディーン・ケイン）
ジャック　副大統領の息子
ロバートとミッチェル　プロデューサー

起：リアは、ジャックと名乗る男女と夫婦として暮らす様子を中継されていた。
承：ある日、ジャック役に応募した男が、副大統領の息子と判明。
転：ハッキングされたリアが、息子を拘束する。
結：デイビッドがリアを助けるが、ハッキングされて命を狙われる。

　ジャックと妻リアは、幸せな暮らしを送っていた。
だがジャックは、時々リアの奇妙な反応に困惑する。

　リアは、やはりジャックと言う別の男とも暮らしていた。
住んでいるのは、辺鄙な地にある一軒家だ。
リアの相手は男性だったり女性だったり、人種や年齢もまちまちだが、
常にジャックと呼ばれている。
　それは、「リアとの１日」と言うタイトルのリアリティショーだった。
番組は好評。リアは脚本通りに動くだけだが、相手の行動は予想できないのだ。
その生活は、家中に仕掛けられた２５０台の小型カメラで中継されていた。
　リアの扱いには批判的な声もあり、番組からの解放を求める者もいた。
だがプロデューサーは、反発する者が多いほどファンも増えると、取り合わない。
　そんな中、新しいジャックに選ばれた男が、フレミング副大統領の息子だとわかる。
副大統領もまた、息子が番組に出ていると知るが、放送が中断する騒ぎに。。

　実はアンドロイドだったリアは、何者かにハッキングされて操られる。
副大統領の息子を殴り倒すが、自身はナイフが刺さっても平気だ。
映像が再開し、人々は事件が発生したと知る。
息子は、リアを解放する為の芝居だと信じている。
　フレミング副大統領は、プロデューサーに連絡。
プロデューサーは、リアは人を傷付けないようにプログラミングされていると弁解。
家は砂漠の真ん中にあり、直ちには助けに行けないと、番組を続ける事に。
　副大統領の息子には、
事故で子供を死なせておきながら、金でもみ消した過去があった
放送で殺人者だと明かされてしまい、息子もそれを認める。

　リアが息子をナイフで切り付ける映像が流れる。
リアの信号が切れ、行方不明になる。
冒頭のジャックが現れ、リアを迎えに来たと告げる。
　副大統領の補佐官が、事件に関与していたと判明。
あそこまでするとは思わなかったと弁解する。
プロデューサーは、逮捕も話題作りになったと喜ぶ。
リアは行方不明だが、同型のアンドロイドが用意されているのだ。
　逃げるリアは怖いと話す。
本名はデイビッドだと明かすジャックは、リアに感情があると驚く。
リアは故障で完璧ではなくなったと言うが、デイビッドは人間にも欠陥があると話す。
　その頃、副大統領はリアへのハッキングを指示。
再び操られたリアは、隠し持つナイフを取り出すのだった。。

　と言う訳で、ルーク・ゴス主演の近未来サスペンス（？）
ジャックと称するゴスは、リアと言う妻と幸せな生活をしていた。
だが、リアの反応は人間味がないと言うか、時々違和感を感じさせる。
そうこうしていると、別の人（男だったり女だったり）もジャックと称して、
リアと夫婦生活を送る。
映画を観る前にあらすじ見ちゃったので、どういう事かは分かったが
予備知識なしに観たら、何かわからず混乱したかも。
１時間半の映画の冒頭３０分が、こんな調子で展開。
しかも、ゴスは序盤に出てきただけで、その後ずっと出てこない。
実は、応募した視聴者がリアと夫婦生活を体験し
その様子が中継されるリアリティショーだったと、何となくわかる。
さらに、これは視聴者もわかってないようだが
リアはリアルにできたアンドロイドだったのだ。
そんな中、副大統領の息子が匿名で番組に応募し、
ハッキングされたリアが息子を拘束してしまう。
ここからサスペンスが展開しそうだが、何かぐずぐずした感じで
犯人や息子の意図もピンとこない。
ゴスは終盤に再び出てきます。