今日は筑後市にある相良弓矢製作所へ行ってきました。
こちらでは矢の製作をしています。
店頭にはたくさんの矢が並べられています。
竹矢は奥のガラスケースに入っていました。
矢に羽を取り付ける作業
ちょうど七面鳥の羽を取り付けていました。
鷹や鷲の羽は、全て中国からの輸入品だそうです。
少し弓の話もしました。
現在、櫨が少なくなっていることについてお聞きすると
代替品として桜やかえでを使っており、
なんと、黄色い染料を吹きかけているのだとか。
「ええっ!じゃ、これ櫨じゃないんですか?」
「うん。塗ればわかんなくなるから。」
私は閉口してしまいました。
なんのためにわざわざ黄色く塗るかって、櫨に見せかけないと売れないからです。
弓は食品表示みたいに、弓の成分を表示する義務なんてありません。
だから別に桜の木を黄色く塗ろうが塗るまいが表示する必要もなく
法律に引っかかるわけでもない。
でも…。
私はモヤモヤした気分になりながら
「弓職人は、桜でも代用できると思ってるんですか?」と聞くと
「できると思ってる人もいるし、櫨がないから渋々使ってる人もいる。」
「それじゃ、櫨が弓の素材として桜より優れている点はどんなところですか?」
「うちは矢しか作ってないからね。わかんないよ。」
どうやら、そのうち弓職人に会って質問しないといけないようです。
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店頭にはたくさんの矢が並べられています。
竹矢は奥のガラスケースに入っていました。
矢に羽を取り付ける作業
ちょうど七面鳥の羽を取り付けていました。
鷹や鷲の羽は、全て中国からの輸入品だそうです。
少し弓の話もしました。
現在、櫨が少なくなっていることについてお聞きすると
代替品として桜やかえでを使っており、
なんと、黄色い染料を吹きかけているのだとか。
「ええっ!じゃ、これ櫨じゃないんですか?」
「うん。塗ればわかんなくなるから。」
私は閉口してしまいました。
なんのためにわざわざ黄色く塗るかって、櫨に見せかけないと売れないからです。
弓は食品表示みたいに、弓の成分を表示する義務なんてありません。
だから別に桜の木を黄色く塗ろうが塗るまいが表示する必要もなく
法律に引っかかるわけでもない。
でも…。
私はモヤモヤした気分になりながら
「弓職人は、桜でも代用できると思ってるんですか?」と聞くと
「できると思ってる人もいるし、櫨がないから渋々使ってる人もいる。」
「それじゃ、櫨が弓の素材として桜より優れている点はどんなところですか?」
「うちは矢しか作ってないからね。わかんないよ。」
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本物の弓引き…を目指して、まだかなり遠い先のような気もしますが、とにかく今はカーボン弓とジュラ矢でしばらくがんばりま~す。
hideoitaitaさんが言われるように柴田勘十郎は本物の櫨を使って本物の弓を製作してます。
elster さん達は、安価なパラフィン製蝋燭が多い中 日本伝統の和蝋燭の復活に努力をされてる素晴らしい行動です。
日本の文化が再び見直され出した今、蝋燭も和弓も 本来の姿に戻る事を切に願います。
弓で elsterは当たりのスコアーを付けるより
一手一手大切にする本物の弓引きに成られる事
を切に願います。
おっしゃる通り、弓の事を知るにつれ、引く技術も、作る技術も、思ったよりずっと奥が深いんだなぁと実感してきました。
竹弓を持っていらっしゃるんですね。ぜひこれからもお気づきの点など、お教えください。
ハゼを使うかどうか、それにこだわりを持つのはやはり引き手を第一に考えるか、それとも作り手の効率・コストを考えるかの2点が分岐点のような気がします。
引き手の側にも、「安ければいい」という方もいますしね。でも・・・塗装してカーボン入れて一人前以上の値段で売っているものもあり、よくよく物を見る目がないと大変なことに。
ハゼにしても竹にしても色々。松永氏の言う赤・青は知りませんが、眺めているだけで気がつく点も多々あります。奥が深いですよ。
引き手がこれは欠点では?と思うところは、実はたいして影響がない場合も往々にあったりするのが現実かもしれません。
櫨という素材にこだわるかどうかというのも、一つのポイントかもしれませんね。
私の知っている弓は、黄色く染めてなかったので、桜ですねとわかりますが、それはそれで別の味があると思いました。
勘十郎は正真正銘櫨を使ってますよ。