松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

邪念は蜜の味

2009-02-13 21:21:32 | 和弓と櫨
他人の不幸はやっぱり蜜の味だそうです。

引用------------------------------------------
他人の不幸 科学的にも蜜の味だった

 他人の成功や長所を妬(ねた)んだり、他人の不幸を喜んだりする感情にかかわる脳内のメカニズムが、放射線医学総合研究所や東京医科歯科大、日本医科大、慶応大の共同研究でわかった。妬ましい人物に不幸が訪れると、報酬を受けたときの心地よさにかかわる脳の部位が働くという。13日付の米科学誌「サイエンス」に発表した。
 研究チームは、健康な大学生の男女19人にシナリオを渡して平凡な主人公になりきってもらい、ほかの登場人物に対する脳の反応を磁気共鳴画像装置(fMRI)で調べた。主人公は志望企業に就職できず、賃貸アパートに住みながら中古の自動車を所有するという設定。大企業に就職し、高級外車を乗り回す「妬ましい」人物が登場すると、身体の痛みにかかわるの「前部帯状回」という脳の部位が活発化した。自分と同じく平凡な人生を歩んでいる登場人物には、この活発化が見られなかった。
 次に「妬ましい」人物を襲った「会社の経営危機」や「自動車のトラブル」などの不幸を示したところ、報酬を受け取ったときの心地よさにかかわる「線条体」が強く反応。この反応は、平凡な友人の不幸では見られなかった。また、妬みの感情が強いほど、不幸が訪れたときの反応が活発だった。
 放医研の高橋英彦主任研究員は「線条体はおいしいものを食べたときにも働くことが知られる。他人の不幸は文字通り“みつの味”のようだ」と話している。
産経ニュース 2009.2.13 07:38

--------------------------------引用おわり

妬んだり、羨んだりする感情ってのは、非常に人間的な感情だと思うし、私も常々体験しています。

例えば…
昨年のまほろば弓道大会で幸運にも近寄せに出た時のこと。二人で三位決定戦を争いましたが、前の人が的を外した瞬間、まさしく「他人の不幸は蜜の味」がしたんですよ!この時の快感ときたら、あんまり嬉しくなっちゃって高笑いが出そうになりました。「やった!外した!」って。

で、その後、私はどうなったかというと、この快感にシビレたまま力んで引いたため、前の人よりさらに大きく外しちゃって、惨めに三位を譲るハメになったわけです。せっかく初の賞状を貰うチャンスだったのに。半年経った今でも悔やまれます。

まあ、そんなわけで他人の不幸って本当に快感ですし、妬んだり羨んだりするのは恥ずかしい事じゃないってのが科学的に証明されて本当に安心しました。

それに弓を引くってのは、自分のそういった感情を認めた上で、なおかつそれを乗り越えて自分を制御するべし、ということを無言で教えてくれるわけですね。

自分がそういう感情の制御ができるのは、一体いつになることやら?

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