〔404〕ＮＨＫ“空からクルージング特別編「ヨーロッパの教会」”でリーメンシュナイダーが紹介されていました。（町野不二雄さん情報）

　 私たち夫婦が小学校教師を廃業したのは2005年のことでした。定年まで5年を残しての自主退職でした。
　その年の7月、念願のペルーの旅に飛び立ちました。JTB旅物語、10日間の旅でした。そのツアーで出会ったのが町野ご夫妻でした。旅慣れたとてもエネルギッシュな方々でした。妙に気があってすぐに親しくなりました。
　旅から帰ってきてからもメールのやり取りが続いたり、妻・緑の写真集『祈りの彫刻　リーメンシュナイダーを歩く』（4部作）も購入していただいたりしました。ありがたいことに写真展にもいらしていただきました。
　その町野さんからリーメンシュナイダーに関する耳寄りのテレビ番組の情報が届けられました。実はこのことは他の方からも教えていただいたのですが、どのような内容かは知りませんでした。
　そのうちに再放送があるかもしれません。町野さんの許可をいただいたので、メールを紹介したいと思います。

●福田先生ご夫妻様

　すっかりご無沙汰をしております。両先生共にお元気にお過ごしの事と存じます。（略）

　本日メールをさせて頂きましたのは両先生共に既に視聴されているかも知れませんが９月２１日、ＮＨＫ の深夜３時に放映された一時間の“空からクルージング特別編「ヨーロッパの教会」”のビデオを昨日何となく観ていました。
　幾つかの各国の教会そして街並みを空からまず紹介し堂内もゆったりと見せてくれる私にとっては夢の様な番組です。そしてドイツに移ったら何と“北のミケランジュロと呼ばれた彫刻家「リーメンシュナイダーゆかりの地」”と言うテロップが出ました。
　街の名前はロマンチック街道沿いの美しい川が流れる“ヴュルツブルク”でした。
　まず、聖キリアン教会・ノイミュンスター教会を空映し「マリア礼拝堂」へと向かいました。レプリカの「アダムとイヴ」が迎える入り口から堂内に入り美しい教会内と「騎士像」もじっくり映し出されました。
　もうこれで終わりかと考えていましたら、大変辺鄙なクレークリンゲンと言う場所に建つ「ヘルゴット教会」の「聖母マリアの被昇天」を表・裏からやはりじっくりと見せてくれました。横から見るとこんなに彫刻と言っても薄いんだと思いました。
　さらにローテンブルクに飛び「聖ヤコブ教会」の「聖なる血の祭壇」も映し出され教会の物凄く美しいステンドグラスにも驚きました。
　最後はローテンブーフ？と言う街の「マリア生誕教会」が映されノールウエイの木造教会へと場面は変わりました。
　まさかと思っていましたがリーメンシュナイダーの名前に物凄く反応し感激しましたので両先生に早速ご報告をさせて頂いた次第です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　 町野不二雄