盛岡市内紺屋町には大正2年築造の(西洋風)番屋(消防屯所)がほぼそのままで保存されている。近傍には中津川が流れ 架橋時はお城と直結する侍専用の橋であった中の橋がある(上写真左手奥)。
晴れた日の散歩日和 偶然 番屋の無料公開日と合致。しめた!子供のころから二階に上がってみたかったので 迷わず寄り道し見学。二階は畳の大広間となっていて ぐるり四面に歴代の消防団長の畏まった肖像が飾られていた。よく見ると古いお歴々は ちょんまげ!…重厚なお姿ながら…昔の街の雰囲気を身近に感じられ 明治・大正・昭和が 極々最近のことのような時間感覚になってしまった。
(半鐘の塔は立ち入り禁止となっていて あわよくば眺望を…の淡い期待は断念。)
「火の番の障子に太き影法師:高浜虚子」