街並みが静かにグレーの海に変化してきて 受ける風がつらくなるこの頃。なのに 孤舟のごとく 紅き一輪が健気に浮かび 揺られながら踏ん張っていた。まるで その周辺だけが温かい空気に包まれているかのようで ありました。
今年は冬の訪れが早すぎたようで 夕方近くの風は…なにしろ寒い。本日は早めに散歩を切り上げて 暖房の入った家でコーヒーを! と 超急ぎ足。万事…従容として義を成すは難し…の如く?なので ありました。
(独白:早く帰ってストーブに火を入れようっと…薔薇さん寒空にも負けず孤軍健闘されたし…撮逃御免!)
「夫人の手ひらひら煖炉ともさるる:藤田湘子」