日々大量の洗濯で大汗となり ついでに脱いでまた切りなく洗濯‥となる‥息をするのも辛いくらいの 極暑の日が続く。
ジッと動かず 耐えに耐えているのも 体調に影響あり‥と チビチビ日常の整理を進める一環として 物置に仕舞いっぱなしの段ボール内のレコードを数枚引き抜いてきて お掃除。‥で また汗だく。頭がボーっとして まったく集中力が無くなり本日はこの1枚で終了 とした。
大雑把50年前の古いジャケット自体は さすがに貧弱になったし 今時のモノとは質的にかなわない。そこで気になりだすのが音質で どうしても聴きたくなってしまい 久々にターンテーブルを回すことに。
違いの分からない人なので 説得力皆無ながら レコード音は柔らかくて巷の評どおり。20歳代の頃の1シーンを思い出しながら 全曲二回も聴いてしまった。
でも 当時は衝撃的!と思って聴いていた(つもり)が リズムがゆっくりめで‥興奮!という感じではないのに フト気がつく。云わばスローな癒し系のブルース調に今は聴こえるのである。最近のチャカチャカしたポップ調の楽曲に馴されたせいかな?などと 他のCD数枚と聴き比べもしてみたが 結局のところ‥歳のせい?なのだろうと 自覚するのであった。天才を見分けられた自分もその瞬間に生きて聴いて頷いていたんだ‥と思えば オフレコながら自慢ネタ‥なのだが?
当時 このLP1枚は2000円(消費税無し!)で 大金であった。無理して買って良かった‥の一枚である。あちこち寄り道し時間を費やしたが 「保存」と決定し再び段ボールへ戻す。整理はいっこうに前進せず また聴く日はあるのか?と自問すれば いっそうダラダラと汗が‥。
大汗かいて一日過ごし(写真は8/6撮影)今日も奮闘努力もなんにもしないまんま‥嗚呼 陽は静かに沈んでゆく‥極暑の1日なのであった。
(註:熱中症対策は万全なり。補足:体重は右肩上がりのまま なり。)
「蓋あけし如く極暑の来りけり:星野立子」