
浅く実に浅く ただ広め広めに観て しかも一切偏りのないつもり(?)で考え…これからの撮影テーマを一つ決めた。
正面切っての真っ向勝負は 体力も実力もなく見通しようがないが どうしても気になって仕方がないことを撮ろう。正解は見つけられそうにもないが 感じたことをそのまんま撮ってみよう…体調は不調でも絶好調でもないけど せっかく頂いた時間だから…評価や深さはともかく どこまで正直になれるかということで…撮影してみよう。
…とは云え さまざま制約もあるので努力目標ということになるが。
気になって仕方がないのが 言葉による説得力と信頼の崩壊 廃炉処理 使用済核燃料処分…ここまで挙げると もうお先が真っ暗…となり 自分が持つ夢の「街」イメージからどんどん遠のくばかり。
…でもやっぱり抑えようがなく 身近な場面で 先々を予感させられる風景を見つけて記録する…とすることにしたのである。根はポジティブで 他意はまったくないつもり…加えて芸術性もまったくないのだが…。(頭ボリボリ)
(写真は 最近閉鎖した近所のGS。震災直後は停電の最中懸命に人力で配油してくれたのに…あの好青年たちは どこへ…。)
「原子炉の町の夜ふけの涅槃西風:鈴木六林男」