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真冬になって 街にすっかり人気(ひとけ)も生物の生気も 景観からは感じられ
なくなってしまった。世の中の成長が頭打ちで縮小傾向なのに 相変わらず増え続け
街角の景観を着実に浸食しているものは ビジネスホテルとマンションの林立。
ハイカラなようでも タワーマンションなどの風景と云うものは ほとんど生活感も人間の
存在も感じられる景観ではなく暖かみがない。はたしてホントウに交流人口は 維持して
いるのだろうか?貧相でもそこそこ活力のあった 昭和のわたしの街は これから
どうなるのだろうか?春になれば・・賑わいが快復するのだろうか?という 少々
気弱で不安な気持ちになってしまう。それは・・底寒さのせいだろう。
まるで冬の海際に立ち ひとり佇んでいるような感じだが それでも 晴れの日は
太陽が寒風を吹き飛ばそうと 懸命に孤軍奮闘してくれていて ありがたい と思う。
でも・・やっぱり ますます寒さ増す 今日この頃でありました。
「真黒き冬の海あり家の間(アヒ):高浜虚子」
大きな建物ばかりですね。
寒い話ばかりで・・恐縮です。ハイ
暖かい話題を求めて放浪の旅中?ですが
今しばらくこんな写真が続くかと・・。
無機質な景観は ちょっと馴染めませんが
こればっかりは人様の仕業でどうにも・・です。
冬季の交流の場づくりは 重要な地域課題かと
思ってました。