

忘れかけていた雪がついに里まで降るようになってしまった。こうな
ると開き直るしかなく 遅まきながら 冬の陣場に組換える‥としよう。
今年は70歳代の厚い壁にぶち当たって その途中で日常は足踏み状態
となり やり残した事が山ほどある。こうなると完璧なズボラになって
コツコツとやれることだけを やるしかない。
ラジオでは 青森県八甲田山麓の酸ヶ湯温泉で120㎝越えの積雪と云
っている。半端ではない。とりあえず こちらに雪が来ないことを願う。
自分にとっての冬季の最大の障壁は 「乾燥」で いわゆる指先ひび
割れやお肌ボロボロ?の対応に手が二本しかないのに 老化が加わり
またまた日常の作業が増加する一方なのである。結構 細々多忙である。
ミサイルが突然降ってくる宇の地では 厳寒に加え食事も清拭も排泄
も 同じ地下壕の狭い一室生活の人々が多いという。泣けてくるぜよ。
日常の衰退傾向やひびアカギレ程度に負けてたまるか‥と思うのだが
それにつけても 「新しい日常」とは 結局は自助の発想だけからとい
う薄っぺらで信頼感のない言葉だけなのであった。しかるべき社会的地
位にある人物であれば「公助」を先に分かり易く語るべきであったろう。
出口の見えない閉塞感に包まれて またどんより雪模様になってきた。
「瞬(マタタキ)きて過去よりもどる細雪:福永耕二」
酸ヶ湯温泉で120㎝越えの積雪---、根雪が始まってるようですね。
地下壕の狭い一室生活---、どんなに苦しい生活でしょう。彼の人は狂人としか思えません。本人も他者も同じ命です。神様仏様がいるならです。コロナも然りです。
7日 新聞に載った歌より引用‥返信に替えて
「東京ドーム大改修の成りし日に都市ハルキウを
ミサイル襲ふ:栗木京子」選者:長谷川櫂
‥百年戦争の感がしてきて 攻撃と報復が延々と
止まないは 悲しくなります。地下壕の生活も‥。
最近宇国が無人爆撃したサラトフは亡き親父が
過去にいた収容所(ラーゲリ)のあった付近と想像で。
単なる手入れの行き届いたカキネの情景でしたが
雪なのになんとなく ほんわかした空気濃厚で撮影しました。ハイ