街角風景～花の名

　師匠級庭園ブロガーから　思いがけず有効なヒントを貰って　名無しのまま毎春楽しんでいた草花の名が解った。まぁほんとに　WEBというものは　すべてが連動しているようで　一つ課題が解けると次々に解っていって　便利なもんだなと痛感した次第。
　自分ちの庭の名無し木も　これを機にWEB界を彷徨っているうち　解ってしまって（明日には忘れるだろうが…）自称植物音痴？も　ドンドン高揚していくのを実感し　まだまだ諦めるのは早いナ…と　思ったものである。
　その名は「花蘇芳（ﾊﾅｽﾞｵｳ）」であった。夏場ハート形の葉っぱがたくさん開いて日陰を作って涼し気だから…と　昔親戚に云われた頂き物。
　メモしておけば…と後悔しつつ　完璧に忘れてしまっていて　そうなるとなかなか聞き直せずに放棄状態。ああ今回で　スッキリ爽快。
　瓢箪から駒に二種類の花の名が解って　名が解るとその種の来歴やら蘊蓄も一瞬に情報把握ができ　じゃぁ～あれはどうか　などという具合に留まらないのである。記憶力に自信なしの当方にも　なかなか　これは　おもしろいことになってきて…PC離しがたし…なのであった。
　（なお　ご教示の花？の名は　ユーフォルビア・ポリクロマ。寒冷地にも強い植物の
　　ようで　これから花屋さん探索が楽しみ）
　　　　　　　「春落葉さはさりながら命惜し：富安風生」

街角風景～ムスカリ

　花粉症？がちょっと重症化し睡眠もままならないので　ついにかかりつけの病院へ行った。あちらからすると　よくある患者の一人のようで　蓄膿症でないから…と慰め？のお言葉。投薬14日分を貰う。
　そういえば…前に　ムスカリの花のブログ記録をしたのはH29の春。その春に　いままでアレルギーなどとは全く無縁だった人間に　「あなたは花粉症です！」の診断が下った？時期であったのでした。一応スギ？が原因らしいが…いろいろ検査（血液）しても　ほんとうのところの因果関係は「疑い」のまま。
　今年も　不思議に５月５日に一斉にあちこちに咲いた　見た目リラ小型版のムスカリ。なぜ花は同じ時期に咲くのか？…などと悠長に考えていたら　ひどい鼻づまりになる…わけはないが　少し地道に歩けｮ　という警鐘と思うしかないのでした。花言葉に　絶望…とあり　あれまぁ！である。（余計な写真は　在庫整理？都合…ﾃﾞｽ。）
　　　　　　　　「舞姫はリラの花よりも濃くにほふ：山口青邨」

街角風景～雪解け

　ほぼ１０連休を体験して…人間やっぱり　結果ムダでも構わないから　計画的に常に動いてないと鈍（なま）る…ことを実証実感させるもので　まんまと策にハマった感じがしてならない（他力本願？）。
　なんとなれば　ブログ用のネタ帳が「真っ白」なのである。つまり　本も読まず　考えない時間をダラダラ過ごしていて　頭の中に雪が積もってしまった？かのようなものである。
　そこで　時間の巻き戻しのつもりで　写真データを見返し　ほぼ一週間前と比較してみた。どうもまわりの情報に影響されやすいタチのようで　今となってよく考えてみると　自分の足下も確実に変化している。恐ろしいのは　休み明け…いまさら　なのだが　この手の連休は　もう結構です！と　思ったのでありました。
（最初の写真は4/29　下は5/5の御山の雪解け具合…これもムダだったかな？）
　　　　　　　　「雪国に雪解時ありめざましき：伊藤柏翠」

街角風景～改元の朝

　いつも通りの日常で　特別な感慨もなく心穏やかである。毎年の習慣で　魔除けの効験を願って鍾馗さまの掛け軸を飾る。小雨模様ではあるが　静かな良い朝を迎えた。
　タブレットがブリブリとニュース速報を伝えて止まないが　今日くらいは　ぜんたいが　平穏な日常が続くよう願って　TVも消し落ち着いた一日を過ごそう…と思う。
　　　　　　　　　　　　　　　　（今日は雨模様のため　写真は4/29午前のものです）
　　　　　　「雪の峯しづかに春ののぼりゆく：飯田龍太」