25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

くたびれるけど

2016年09月13日 | 日記

  三日続けて草刈りをし、やはりくたびれてしまった。これで2回目の草刈りである。あと一回しなければならないだろうと思うが、次は最終なので、剪定も含めて、シルバーセンターにお願いしようかとも思う。くたびれて、コーヒーでも飲んで少々くつろぎ、買い物をし、相撲観戦となる。今場所は白鵬がいないせいか、場所に重しがないような気がして、奇妙な気分である。二日間の相撲を見ていて、「琴奨菊」「豪栄道」「日馬富士」の調子がよさそうである。「御嶽海」「隠岐の海」「若の岩」も連勝している。中でも「若の岩」は相撲も早くなり、圧力も増し、相当に強い力士になりそうである。録画で十両取り組みも見ている。宇良と石浦の相撲は面白い。幕内に早く上がってもらいたいものだ。石浦が、犬が小便をしたあとに後ろ足で土を掻くような仕草をするのでおもしろく、奇妙なルーティーンもあるものだと思ったりする。

 夕方を過ぎると体力が戻り始める。「プレバト」の俳句のコーナーが好きなので、図書館で借りたプレバトの添削講師である夏井いつきの「俳句の作り方」を読んだ。添削の仕方を見ていると言葉の魔術師のように思える。作り方としてのコツは思ったこと、見たこと、感じたことをまずなんでもよいから12語で作り、それから歳時記を見て、どこかに季語を入れる。まず基本がこれで、これをああでもないこうでもないと一番ふさわしいものにしていくらしい。

 一日というのは淡々と過ぎていくものだが、目から入る情報は多種多様である。豊洲新市場の問題、北朝鮮の核実験、ヒラリークリントンの肺炎から健康問題、フィリピンのルテルデ大統領のオバマ大統領への遠慮のない言説、それに民進党の代表選挙戦、蓮舫候補の二重国籍などといやがらせの排他的な週刊誌やネットニュース。特に蓮舫候補に対して、産経新聞社などのインテリであるはずのものたちが、いやがらせの記事を書く。朝日新聞もやや問題にしていた。不思議なことだ。この国はインテリが、特にジャーナリズムが二流なのかと思ってしまう。

 東京都は新しい知事の登場で、次々と都庁職員のいい加減さが明るみにでてきている。豊洲に850万円もどうしてかかったのかも、検査の場所などについても徹底してもらいたいものだ。途中で放り投げた石原慎太郎は下手な文を書いて、田中角栄をほめそやし、いかにも作家であるような格好をしている。この人の文を読んでみるとよい。稚拙も甚だしい。