にわかに北方領土のことが盛り上がってきて、急にしぼんで、また日常のニュースから消えていく。北方領土にいた元島民の人数は6641人となっていて、超高齢化している。そして今は国内で暮らしている。
ロシアと日本間で、このような問題があるのも、戦争が原因であることは言うまでもない。
テレビや新聞などで、誰も言わないので、ぼくが代弁者とはいわないが、この問題に興味ある人は少ないのではないか。ぼくなどは、むしろ、北方領土を放棄して、ロシア平和友好条約を締結し、仲良くやるのがいいと思う。日米同盟も見直し、どの国とも対等に付き合うのがよい。
アメリカはいろいろと日本に注文をつけてくる。大国にはペコペコ外交、発展途上国にはお金バラまく。独自外交ができない。
日米同盟が絶対の前提みたいな言い方を多くの識者は言う。
領土問題で疑心暗鬼になるよりは、互いに戦争はしませんと約束したほうがいい。
おそらくこの問題はやがて立ち消えになってしまうにちがいないと思うが、多くの人は黙っている。あと5年もすればたぶんそうなる。元島民の人にはしっかり賠償して、日本はロシアとも、アメリカとも、中国とも対等にやればよい。謝るべきことは謝ればよい。それが屈辱的なことなどと思わない。それの方が潔い。
このぼくのような意見は少数なのだろうか。
プーチン大統領が3時間遅刻しても笑顔で迎えることなどはやめた方がよい。待機していた地元の住民もあきれたことだろう。苦言のひとつも言った方がよい。
戦後レジュームからの脱却と言っていたが、外交問題においてはちっとも脱却していない。まるで、アメリカとロシアが会談をやっているようだった。
若い年齢層の人が2000時間も働いて日本の経済成長率は0.5%。1300時間ほどの労働時間であるEU経済成長率は日本の3倍強。アメリカは倍である。外交もなにか一所懸命で小馬鹿されているように、日本人んお働き過ぎの割には成長しないというのも、摩訶不思議なことである。