25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

オリンピックは要らない

2019年10月31日 | 社会・経済・政治
 石原慎太郎元都知事、それを引き継いだ猪瀬直樹。オリンピックの誘致など
まるで日本自体の状況を知らないようなことをよくもしたものだと思う。
 ぼくなどは初めから反対であった。国も都もそんなお金があるのなら、「教育」や「研究」にお金を出した方がよいと思う。今朝の情報番組で「日本は先進国ではない」というテーマで玉川村徹が経済学者にインタビューしていた。
 AIにおいては日本は後進国だ、とソフトバンクの孫正義が言っていた。
1人あたり賃金も、生産力もバブル期以降落ち続けている。
 彼らのいう先進国ではない、というのはあくまでも、経済データによるものだった。
 ぼくが「日本は先進国ではない」というのは意識のことを言う。選挙のときに露呈する。親戚選挙、頼まれ選挙が横行する。また2世、3世議員を親と同じ地盤から、同じ事務所資金で立候補することをゆるし、そのことが当然かんおように振る舞っている政治家。こんな国が先進国などとどうして言えるだろうか。

 さて、オリンピック。小池都知事も困ったことだろう。彼女が誘致したわけではない。引き継いだのだ。そしてマラソンと競歩の札幌市開催のIOC発表。マラソンと競歩の選手の命が大事ならトライアスロンや馬術はどうなる? そもそも開催時期を間違えたのはIOCと猪瀬とその「おもてなし」応援団ではないか。
 卓袱台をひっくり返すのがよいと思う。ナショナリズムを煽るようなスポーツの祭典などなかってもよい。
 



 


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