25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

キャンセル

2019年12月04日 | 社会・経済・政治
Ko さんと会えなかったのが残念だった。以前にも書いたが彼は元台湾代表のラガーマンだった。台湾との公式な国交断ってから、彼は台日交流協会作りに協力し、幹事の役割を担った。パスポート発行から、日本との経済交流、親善交流などの窓口を行ってきた。

 今回は早稲田対明治のラグビー試合を観戦にきた。また森元首相とのツーショット写真と仲間で撮った写真を送ってきた。彼はラインを使って音声でメッセージが来たり、写真の添付もこまめである。オリンピック大会組織委員会の会長でもある森元首相とは単にラグビー繋がりだろうと思える。気さくな付き合いだろう。
 赤坂見附付近に3泊して、東京の夜景にも満喫したのだろう。そんな写真もあった。ぼくは友人らを紹介し、翌日は日中、紅葉でもKoさんと見に行っこうかと思っていたのだった。
 ぼくの突然の血尿でキャンセルするとはぼくも情けないものだ。

 台湾は今後ますます事態が難しくなることだろう。中国政府は一国二制度を上手くやり、参考にすればよいのに、ほぼ脅しの形で、学生を制圧した。香港はいつか独立宣言ができるだろうか。
 一方で14億人の食糧を確保しなければならない中国政府は台湾国民党を迎え入れ、政治体制を変えて、共和党と民主党のような二大政党にならないものなのか。中国の台頭は凄まじいものがあるが、なんともマスコミを通じてイメージが悪い。政治のことなど日々考えることもなく、それは前衛エリートに任せ、彼らがよい政治をしてくれたら文句ないのかもしれない。賄賂、忖度、政治のことを考えないですむ国などないのかもしれない。つまり善のみで大衆を引っ張る前衛エリートというのはありえないのかもしれない。一党独裁があやういのはそういうことだ。
 台湾もまた総統選挙が近づいている。Koさんはこれからの10年、20年をどう描くもだろう。そんなこと聞いてみたかった。本当に残念だった。
 


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