パンがンダランについて一番詳しい日本人は私でしょう、と書きましたが、ここのラフレシア パトゥマに一番沢山会って、写真を撮ったのも私が飛びぬけて一番でしょう。この種の学者ではないので、繁殖のメカニズムを調べたり、サンプリングして様々な分析をしてなにものかを確認したりする気は全くないし、逆に、そういうことは知らない方が神秘的で想像することが多くてロマンチックだと思う。
研究者のネット紹介を見る限りでは、ここの、ラフレシアが一番落ち着いた色や模様をしている。けばけばしくなく、グロテスクではないので、なお気に入っている。
昨日の続きで、元レンジャーのガイドに多いに期待をした。5時間くらいで十分かと聞いたら、十分だという。いくら払ったらいいか、と聞いたら、幾らでもいい、あなたの気持ちだという。じゃ、ラフレシアに会えたら、お礼をはずみましょうと返事をしといて、いくら払いますとは言わなかった。
ジャングルへ入って行った。普通は西側のゲートから入るが彼は東を選んだ。なるほど、こちらからの方が会える確率が高いのか、流石かな?と思った。今までも、西から入って東に出るというコースは何回か経験していて、東側でラフレシアにであったことは無かった。ただ、帰り道として、サッサと歩いただけだった。
今回は、その帰りに歩いたことがる道を逆に森の中へはいて行った。そして、途中から、彼は、道からそれて道が無いところを進み始めた。そちらの方向にあると知っていると信じて後を追った。ドンドンジャングルの中へ入って行く、右に左にどんどん進む、其のうち、どうも、同じところを回っているのではないかと、回りの様子を見ながら感じだした。さっき、歩いた思われる場所を二回通ったことは確認した。これは、どうも変だと疑い出した。其のうち、彼は疲れたのでしょう、タバコを一服したいと言って座り込んだ。チャガールアラムに入ったことは入ったが、入口からそう遠くないところをグルグル回っていたと思う。ラフレシアを探すにしては、地面が乾燥している場所が多く、私の経験から、こんな感想していて、日差しは入りやすい場所には全く無い筈であった。案の定、其の蕾にも会えなかった。一時間経過、会える気配が感じられない、私にも、臭いが感じられない。結局、東側では会えずに、いつも行く滝の方句へ向かった。今度は道なき山を歩くのではなく、沢か沢沿いの道を歩く、その場所は、私にもはっきり分かる道で、私が案内してもいいくらいな場所、そして、滝まで向かい、滝の上でまた一服、帰りの道、西側の出口へ向かった。もう、完全に私の方が詳しい。其の辺りのどの辺に蕾が沢山あって其の中のどれかが、運が良ければ開いているはずである。ところが、彼はそれを全然知らないし、私がこの辺で臭うよと、教えても、耳を貸さないでさっさと出口方面目指してひたすら歩きてしまっている。道の脇を探そうと全くしない。
結局、ラフレシアに会えず、蕾に二三個、咲いた後一週間以上過ぎてしまっていて真っ黒になったものを木の枝にくっついているのを一個見かけただけだった。
出てきて、残念でした。見つからなかったですね、で、終わり。其のベテランさん、臭いを感じないらしい、それと、ラフレシアがある場所を知っていない。レンジャーとはこんなものかと思わされた。結局、怠け者でした。道の脇にちょっと入って探せば。蕾くらいはすぐ見つかるのに、それを全くしない。やはり、
最期の、昼食を奢りながら、5時間なので50万Rpを渡した。後に紹介してくれた人から、5時間なら100万Rpが相場だと、本人が言っていたと、伝えてきた。とんでもない話で、流石、公務員上がり、やることをやらないで、金を要求する。最初は気持ちだけでいいと言っていたのに、それも、嘘だった。公務員は駄目である。元公務員も使ってはいけない。役に立たないどころか、ガイド料が高い。失敗だった。
怠け癖 不感 要求