1467 ようやく、始まりが始まった気がする。この会社から初めての出荷をした。時間がかかる、話があってから約三カ月である。私が手掛ける仕事は、話があってから最低出荷まで三カ月くらいかかるのが普通である。今回の仕事も昨年9月に見積もり依頼があったものだった。もうひとつ同じ時期に依頼がったものは、11月末にサンプルを提出してあるが、日本のOKを取らなければならないらしく、未だに返事がない。いつ評価が出るのか、こちらの人にも分からないという。待つしかない。或いは、そんなに急いでいないのかもしれない。そんなものだ。
12月中に二点、今月に入って三点、見積もりを提出してある。それらについても、いつ、見積もりについての返事はないし、金型製作依頼がいつ入るのかも全く分からない。それぞれの製品はインドネシアには生産している会社はない、すべてが、すでに書いたように、日本や中国やタイや台湾から輸入しているものである。中には、新しく、提案する製品の部品として組み込まれる予定の物もあって、採用されるかどうかも、分からないものもある。
とにかく、来る時は纏めてきたりもするので、なかなか、見通しというか、予定というか、計画を立てることができにくい。
それでも、見積もりを出してある製品が、今のままでは装置的に対応できないものもあるので、来ても来なくても、できるように準備をしておかなければならない。来たときに、実はできませんでは、洒落にならない。また、キャパシィティについても同じこと、一杯でできませんでは話にならない。なお一層の増設も考えておかなければならない。新たな投資も視野に入れて準備をする。何だか、余計なことで、やらなくていいこともしそうな気がする。店じまいというか、終わりが見えなくなりそうだ。
ブンガ トランペットだと言っていた。なるほどと思うが、本当かどうかは知らない。
見通し 不安 これから