南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆Sendok dan Garpu

2014-03-26 23:44:02 | グルメ

 1895 ナシゴレン、ミーゴレンは、多くの人が知っているインドンシア料理ですが、インドンシア人は、こればかりを食べているわけではない、むしろ、それ以外のインドネシア料理のほうが良く食べられている。私が好きなのは、ソプやソト類である。

 

もともと、インドネシア料理の食べ方は、右手で摘むか、乗せて、口に持ってゆくのが、作法です。今でも、多くのレストランやワルンでは、そういう食べ方です。高級レストラン、高級ホテルでも、その食べ方でOKです。必ず、手を洗う場所があるし、フィンガーボールが出される。だから、スプーンとフォークを使うようになったのはいつごろからでしょうか。オランダの植民地時代はまだ、右手で食べていたと思う。そして今も、インドネシア全体を見れば、人口の半数以上はまだ、右手掴みで食事をいていると思う。

 “スプーンとフォーク”この組み合わせ、欧米スタイルなら“フォークとナイフ”だが、インドネシアは、”Sendok dan Garpu”である。欧米スタイルなら、スープは、やはりスプーンを使うわけで、そのほかにも料理ごとに別の道具を並べられていて、ちょっと、作法が面倒臭い。

その点、インドネシアは簡単だ。他の道具が出されることはない、スプーンとフォークだけですべてOK。そして、それらで,食べにくい場合は躊躇なく手掴みで食べている。そしてスプーンが大活躍する。多くの料理にスープがつくか、スープが主で、ご飯がつくかどちらかだ。そして、ご飯にスープを掛けて食べる人が多い。猫飯だ。これを食べるにはスプーンでなければならない。レストランでは、チャンプルとピサーの二種類のメニューがある場合がある。チャンプルというのは、ご飯とスープを混ぜたもの、ピサーは別々という意味だ。

 

 インドネシア料理は、概ね、問題なく食べられるし、ワルンやカキリマでも問題なし、お腹を壊す心配をしたことがない。安さ、美味しさ、量の調整などを考えると、日本食レストランの日本食より、遙かに私に合っている。ただし、ただ一つだけ、食べない付け合わせがある。それは、生野菜だ。胡瓜の輪切りやレタス、そのほかに、名前を知らない野菜が、生のまま添えられる場合が多い、それは、食べない。当たる心配というより、美味しくないからだ。

 

一つ、不思議に思うことがある。昨日、インドネシア人への土産にクルプックのことを書いたが、御飯が盛られた皿に、必ず、クルプックが添えられる。種類は多彩で、原料の粉も何種類かある。日本のカッパエビセンを薄く丸くした煎餅といったところでしょうか。とにかく、必ず添えられる、スープ類にも載せられることが多い。もう一つ添えられるものがある、漬物?胡瓜やニンジンを細長く切って、酢漬けにしたもの、何故か、緑トウガラシ(Cabe hijau、小さいが、超カライ)も混ぜられている。これも、食べてみたいとは思わないので食べない。御飯だけで他の物は抜きでと注文いても、生野菜と漬物が付いてきてしまう。

 

空港のレストランのソッブントゥットゥ、高い割においしくなかった。これにも左にご飯とクルプック(トウモロコシの粉から作られている)が添えられていた。

 

機内の最後部から前をみた。ガラガラである。十分熟睡することができた。ビジネスやファーストクラスより遙かに、寝心地はいいと思う。

クルプック センドック ガルプ

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする