暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

ちょっと早いが、年越し前にレビューを書こう。

2019-12-28 01:15:22 | ゲーム
金曜日。
もしかすると今年の更新もこれが最後になるか、最終日に1回あるか……。
てか仕事納めの忘年会おわってこの時間ってどーなのよ。




サクラ大戦は第7章ですよー。
物語が動きすぎ。

つーか、この流れからすると8章で終わりか。
9章くらいはあると思ったのだが。

短いな。
俺の判断基準がサクラ大戦2なので、アレが12か13話あったろ?
ちょっと物足りない。
まぁ、あちらはヒロインの数が8名だからなぁ。規模が違うか。


まぁ、やっぱり進めてみるとシナリオの構成というか設定が甘い。
如く0やジャッジアイズを作れる底力がありながら、14年ぶりに復活させたタイトルでこうも甘い仕上げにするのかよく分からん。

てか、戦闘パートもあれだけ大味なのにADVの方のシナリオが緩いとこの1本だけで続かなくなっちゃうだろうが。
こちとら心底期待してるんだからもうちょっと頑張っても良かったんじゃない?

とりあえずクリアはしてないけど、おおよその評価が固まったので早いけどレビューおこしてしまおう。
いや、今日書かないと年明けにずれ込みかねんで^^;


・システム
まぁ、ロードについては許容範囲内。3Dマップの移動も狭いながらもあちこち回れるという点で評価できる。如くのように通行人にぶつかってどうこうということもないので、ほぼほぼストレスフリーではあった。
もったいないのは街を回れても出来ることがブロマイド集めと新聞を読むくらいしかやることがないということか。もう少しこう、遊び要素を入れてもよかったかなぁ。

・難易度
回避のタイミングを覚えるまでが勝負。覚えてしまえばそんなに高い難易度ではない。万人にクリアさせるならその方がいいと思うけど、もう少ししっかりと作り込んでいれば、難易度を分けてもっとやり応えのある内容に持って行けたかも知れないと思うと、まだまだ荒削りな面はある。もし次回作が出るのなら期待しよう。

・シナリオ
前から書いているように、因果がしっかりと沿った内容になっていないためにどこか緊張感というか芯が通らないぼんやりとした内容になってしまっている。もったいない。
またやっかいなのは表面上の流れだけならそこそこ読める内容になっているだけに、余計にそう思ってしまう。もう少し、何をシナリオの中心に据えるべきかを吟味する必要はあったんじゃないかなぁ。

・キャラクター
これについてはほぼ文句はない。デザインが微妙と言われたりもするが、久保さんの絵ならこんなモンじゃないっすかね。あの人のは2次元でこそ力を発揮するタイプで、3Dにはあまり向かない細かいデザインだし。いいの、メインヒロインがかわいいからw
ただ、シナリオの部分にも重なるけど、キャラの動かし方とか見せ方はもう一工夫入れられそうだよね。早々にラスボスが看破されたり、スパイの正体が読めたり。

・グラフィック
まぁ、グラフィックについてのこだわりが薄いからねぇw
個人的にはキャラのモーションがPSO2だったり如くからの流用かなぁというのが気になったくらい。なんつーか、動きが安っぽいw
そこまで気にする必要は無い部分だけどね。

・総評
期待値ほどのゲームではなかったが、キャラクターを愛でるにはそんなに文句はない。
選択肢がなかなかよくて、旧作以上に直感的な選択が出来るようになったのはいいこと。選択仕事の中の人の頑張り(特に神山さんの中の人)がよく伝わってきてて、ヒロイン達とのコミュニケーションはとても楽しかった。
まぁ、本来はそこがメインなので、そこの出来がよければ十分なのだが、問題というか、この作品の評価が上げられないのはもっぱらシナリオ面による。作り込みが甘い。ADVゲームはシナリオの出来如何で評価の7割~8割は決まる。ここが甘いと本当に駄作になってしまうので、もう少し力を入れるべきだった。
戦闘パートは旧作のシミュレーションからアクションに変更されたものの、あまりキャラ毎の個性がなく、敵に突っ込んで殴る、目が光ったら回避する、というパターン戦術になってしまっているのがもったいない。
総じて見れば、14年ぶりに復活した作品がこれというのはゲーム会社の体力の低下と見ればいいのか、そもそもの人材が枯渇しているのか。どう取ればいいのか分からない作品。
バトルパートもワンパターンになりやすいという弱点はあるが、そこそこの面白さはあり、キャラクターも及第点の内容なのだが、一番のネックはやはりシナリオで見え隠れする粗の多さか。
もう少し旧作のキャラクターの把握と旧作キャラクターが幻都に行って以降の10年間の流れを考えてくれればもっとよい作品になっただろうに。とても残念な凡作。
ほんと、キャラクターだけなら良作、戦闘パート単体では駄作だが、ゲームのトータルバランスで見た場合は及第点。そんな作品だけにシナリオ面というか設定面がぼろぼろだった印象。

ゲーム内においても10年という時間が経過し、変わる部分は変わるだろうし完全なナンバリングではなく“新”サクラ大戦なので、変更点がいくらあってもいいと思う。
でも、変更するならそこに説得力を持たさなきゃならないし、旧作との繋がりを含めるのなら、旧作との整合性を含めた検証が必要なはずなのだが、今回はどちらもすっ飛ばされちゃってる。ほんとにただただ“もったいない”の一言に尽きる。
……話の流れを無視してキャラクター達といちゃつくだけなら楽しいんだけどねw





そういえば、この前YouTubeを覗いたときにザ・ウルトラマンの公式配信をやってたのよ。
すげぇ懐かしかったなぁ。
最近の漫画の「ULTRAMAN」でジョーニアスモデルとかでないかな。
レオ、アストラ、タロウが来たじゃん。プラモデルではティガモデルも出たじゃん。
よし、ジョーニアス行こうぜ!
それにしても、特撮の方のウルトラマンは、大分色んな頭が出てきたな。
角がましまし。どれがどれだか追っかけていなかった私には分かりません。
仮面ライダーも同じく、カブトとクウガと電王くらいしか見分けがつかんとです。あ、後イカライダーがロケットモチーフってのは知ってるぜ!
コメント
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