暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

スタッフのせいか、題材そのものが悪いのか……

2020-06-26 21:58:21 | その他趣味
さて、金曜日。
なかなか長かった1週間が終了。
休みだけど、しばらく3連休も無し。
辛いのぅ。




さて、例のアメリカのデモ以降どうにも世の中がおかしい。
アメリカではルーズベルト像が黒人奴隷時代の名残だと言って撤去され、何でもかんでも差別的だと気に入らないものを排除するような風潮に。
中には「黒人の管理職がいない、差別だ!」なんてのまで。
管理職云々は日本の女性管理職の割合ガーと同じレベルでしょうもない内容なのでもうあえて語らないが、銅像などにまでけちを付け始めるってのは末期だよね。
これを見ていると、日本でのハンセン病の賠償金だのと同じ構図に思えてくるけど、昔の出来事を今の価値基準で判断するなよ?
昔には昔の常識があって、それが技術の進歩や社会情勢の変化で今となっては間違いだったよね、という話であってさ、今の基準に照らして昔のことに対しての賠償金をせしめようとか、像をぶっ壊せ、なんてのは本当に野蛮というか低俗というか、レベルの低い話よな。
「昔はこういうこともあった」「今となってはこれは大きな誤りだったよね」という話であって、その当時のことを斟酌せずに「今の価値基準に合わない、ぶっ壊せ」ってのは非常に短慮と言うしかないよね。

差別を声高に叫ぶやつこそ、自分の特権をほしがる差別主義者である。これが俺の持論だ。







さて、まじめな話の後はゆるーくゆるーく。趣味の話題。
軌跡シリーズの考察回。やっていこうかな。
昨日は「軌跡シリーズ本編の世界は那由多の世界から切り分けられた世界だ」という話をしました。

というわけで、今度は切り分けられた世界がどんな世界なのか、というところを。
やはり、キーワードになりそうなのは「可能世界」だけど、これって元々は哲学科なんかの言葉だったと記憶しているんだよ。いや、8割方消滅している知識の欠片だけど。
で、この可能世界ってのが運命だの偶然だの不確定要素を含めた思考実験のための理論とかそんな感じ。
要は「神様が作ったこの世界の今の現実が最善だー」と言い張るためのものだな。オリジナルは。
ここからこのゼムリア大陸は所謂実験場でしかないのではないかと。
様々な可能性、様々な必然・偶然を実験し、その中で最善を得るための実験場であり、パラレルワールドとして存在するのがゼムリア大陸、という存在。

軌跡シリーズの中で語られているのはあくまでも古代にはこんな文化がありました、ということだけでその文明がどのような歴史を紡いできたかというのは一切出てこない。
なので、俺は大崩壊というのがこのゼムリア世界が生み出された時で、その起点というか楔として使われたのが7つの至宝なんじゃないかと。

そして、切り取られたゼムリア大陸は時間軸としてループしているのではなく、キーとなるポイントで無数に分岐していった果ての世界ではなかろうか?と思っているわけですよ。
まぁ、次はまたこの辺から推論を重ねていきますかねー。







SAOは火薬の材料を集めてNPCのもとへ。
まずはまだ難易度の低い今のタイミングで色々な武器種を試してみようと思うのだが、困ったことに出てくる武器が偏りまくっててどうしたものかと。

今のところ使用感が良いのはシミターかな。
手数が多く、その割に移動しないので定点ダメージを重ねやすい。
刀は一撃が重いわけではないのに手数は少なめで硬直が長い。片手剣はバランスが良いし、よく手に入るが、こればかりというのも面白くない。

個人的には大剣を使いたいところだけどなぁ。

まぁ、雑魚が本当に賑やかしレベルなのでもう少し歯ごたえが欲しいなぁ。

とりあえず進めてから、かな。





サクラ大戦のアニメ、ようやく終わりました。
なんだろう……本当にシナリオに恵まれないなぁ。

そして、カミンスキーがラスボスとしては微妙すぎるし、声がね……絶望的に軽い。
赤羽さんそんなに悪い役者じゃないと思うんだけど、いやらしさもない、ボスとしての威厳もない。
時代劇なら序盤に出てきて返り討ちにされる三下レベルの印象。
悪役に魅力がなく、魅力を持った主人公はほぼ蚊帳の外。
まぁ、それ以前に最後にボスとの答え合わせをさせるくらいなら、もう少しシナリオに深みを持たせて欲しい。
一番最初に白マントの闘いとか入れる前に、カミンスキーが降魔人間と遭遇したシーンをぶっ込んで、その上で本編に入るだけでも映像的に大きな違いが生まれるし、どうせ最初からこいつが悪役だろってのがバレてるんだから、最初から悪役を悪役として立たせていくような流れにすればよかったんだよ。そんなに深い謎や伏線なんて張れてないんだから開き直った方がよほどストレートに楽しい作品にできる。

12話ってそれなりに描けるようでいて、実はまじめに描こうとすると尺は足りないんだよな。ある程度寄り道をしようとしたらやはり26話は必要。
そんな中期のシナリオを描ききれるライターもそれを作れる製作会社もないから今の1クール量産とか分割2クールってのが多いわけで。
今回のサクラ大戦は本筋を描かずに寄り道をしすぎた結果、本来描くべき背景を描けず、終盤にカミンスキーに全てを語らせて風呂敷を畳もうとしたことが最大の失敗。

俺もさほど物語構成の上手い方じゃないけどさ、もう少し作品の構成要素ってのをパズルしようぜ。何も書かれていないピースを丁寧に描いて、主要の風景やキャラクターを一枚のピースで描くような真似は止めようや。

近年の作品ならまだ慎重勇者のが出来が良い。
コメント
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