暇人のぼやき

四十路を越えた廃ゲーマーの徒然日記。

史実の事件を題材にすると別の見方に

2023-06-07 21:16:31 | その他趣味
うし、水曜日。
山場は終わった。
次なる山場はあと50日で消化しなければならない年休12日。
実に4分の1休めますなぁw





ロシアがダムを破壊するという暴挙に出たな。
「俺たちはやってない、俺たちは悪くねぇ」と言っているが、それを鵜呑みにできる状況ではないだろうなぁ。今まで誠実に向き合ってこなかった報いというか、仮にウクライナ側の工作が真実であったとしても、ロシアからのデータだけでは信じられることはあるまい。
きっかけそのものは是連スキーの人をなめきった態度も一因だと思っているが、開戦後のロシア軍の暴挙はさすがに目に余るしなぁ。
ロシア・中国・韓国。世界三大嘘つき国家。ここからの情報は一切信じてはならんと言うことだよ。
まぁ、戦争になれば勝つためにあらゆる手段を肯定するのが当事国の在り方だからねぇ。やらかしたことはさもありなんという気はするけどね。







さて、ライザの追加コンテンツについても現状かけることがほとんどないので、久しぶりの映画話題。

まぁホラーものやスラッシャー系を多く取り上げては来たけれど、本来私の趣味はコメディとアクションだからね。
まぁ、要は雑食というだけの話なのだが……。
今回は、何というか実話を基にした小説、その映画化。

大本の事件というのがこれまた凄惨な代物で、「シルヴィア・ライケンス殺人事件(またはバニシェフスキー事件)」で検索すると調べられるかと。ただし、詳細は本当に書くのが憚られるほどの代物なので、耐性のない人、想像力豊かな人、感情移入しやすい人などは調べない方が、精神衛生上よろしいかと。
とりあえず、ほんとにアウトラインだけを書くと、このバニシェフスキー事件(個人的にはこっちの方がしっくりくる)というのは、ガートルード=バニシェフスキーという女性の家で起きた虐待死事件(だいぶ穏当な表現)なんだが、預かり子として二人の姉妹を預かるのだが、家族全員でこの預かった姉妹の内、姉の方を殺しにするというとんでもない事件。当然妹も精神的にまともな状態ではなかったものの、幸い妹は命を拾う。そんなことが近代アメリカで起きていたんです。

で、この事件をモデルにした小説、そしてそれを映像化したのが今回取り上げる「隣の家の少女」というもの。
元々の事件を知っていたことと、それをどのように物語・映画に落とし込んだのかが気になったので見てみた次第。

いやぁ、ぶっちゃけ調べた事実よりは多少は柔らかくなっていたが、絵面から受ける凄惨さという点では想像以上。荒れが実際に行われていたことを考えると、荷担していた人間の神経は一体どうなっているのかを疑いたくなるレベル。ほんとに、理解の埒外にある所行のオンパレードでな、見る人を選ぶ。
決して面白い映画ではないし、後味もあまりよろしくないが、実際に起きた事件がモデルである、ということを知った上で見るとこういう卑劣な輩というのは救われてはならんという思いを強くする。

よく罪を憎んで人を憎まずなんてことを言うのがいるが、その罪を犯したのは人である以上、罪を犯した人間には相応の対価を支払わせる必然はあると思う。
借金すりゃあ利子が付く訳だから、犯罪を犯せば犯した事実よりも重い罰を与えるべきだと思うよねぇ。

ちなみに、この映画で起きたことは現実に起きたことよりも多少の救いと主犯への報いがある。つまり、現実で起きた事件は、本当に救いがなかったというのが気の毒極まりない。

事件を調べてしまった人は一度見てみるのもいいかもしれない。
先にも書いたが、痛い話に耐性がない、物語に感情移入しやすいというような人は事件を調べるべきではない。
一応映画化というか小説のモデルとなっているだけでそれそのものを描いた訳ではないので、おそらく一般的にもある程度受け入れられるレベルまで表現を和らげたものと思われる。
最終的に主人公の女の子はモデルの事件と同じく死んでしまうものの、最期まで寄り添ってくれた人がいたことはなんぼかの救いにはなっていたのではなかろうか。

こういう事件は西洋だけではなく、戦後だけに限定したとしても日本でもいくつも発生しているので、よその国の出来事とは思えない。
監禁されていなかっただけで、旭川の中学生の女の子の事件だって同じようなもんだしね。
人間ってなぁ自律心を育てることができなければこういうことを平然とやってのける、できてしまう生物なんだよなぁ。
自衛と糧を得る目的以外で外の生き物を殺せる特異な生命体よなぁ。







さて、暗い映画の話の後には、明るめのヤツを!と思ったけど、同時期に見ていたのが10数年ぶりのストレイトジャケットだった。
あれも大概重い^^;

レイオットの作画が無気力だった時期の話なのにだいぶ意志の強い描かれ方をしているのに違和感があるが、全体的な満足度は高め。
この頃の榊さん作品に三木眞一郎さんありと言わんばかりに主人公が2回連続で三木さんなんだよなぁwシャノンとレイオットのキャラが少し似通っているというのも要因としてあるんだろうけど。気怠げなキャラになると、この頃はとりあえず三木さん選んどけ、というような感じだったモンなぁw

最終的には原作初期のエピソードを抜粋・編集して3部作に仕上げたような感じだったはず。
……引っ越しのせいで手放さなければならなかった作品の一つなんだよなぁ。ストジャケ。
もう、古本でしか入手できないので、改めて全巻揃えたいなぁ。
コメント
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