今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

シード類の炒り方と塩の付き方の違いを比較したり、チョコをコーティングしてクランチっぽく。

2023年04月24日 | スイーツ
正月に南瓜近年オレンジ色はリンク)を頂いて、何種類か試した中に南瓜の種があったが・・・
今回、業者さん側に剥いて頂いた南瓜の種と向日葵(ヒマワリ)の種を頂いた。

前回は、そのまま炒って食べていたが、どうも塩の乗りが悪いので、調べてみると
油脂を敷いてから炒る人と、
そのまま炒る人
が居た。

果たしてどっちが良いのだろう?と『両方』を試してみる事にした。

ガス台の口径が違うので、それぞれフライパンを入れ替えながら同時に仕上げ、

両方に、maldonのスモークシーソルト(追加済み)をふりかけ合わせ。

ただ炒っただけの方も。

両方準備が出来た!!

どれどれ・・・お、オイルをまとわせた方がスナックっぽいかな・・・

(粒子が大きい塩がオイルでシッカリ附着をしたからか?ちょっと塩気が強かったので、熱い内に一緒くたにしてしまった・・・)

まだ余っていたので、(美味しいのに)『意図的に』余らせておいたホワイトチョコレートにミルクを入れ、

レンチンで溶かそうと思ってレンジにかけている間に、

シード類を炒ったが

余り溶けなかったので、えいや!とフライパンで牛乳を蒸発させつつチョコを溶かしつつも、シード類にまとわせ続けた。
(断然こっちの方が早い!、焦がさない様に!!・鍋でもよかったかな・・・ま、上手く出来たからいっか・・・!!?)

(1個1個分散させるのは面倒だから)クッキング・シートにポーンっと置いて、箸で分け・・・
(多少塊も残しておいたが、箸って便利な・・・)

粗熱が取れたら、そのまま冷蔵庫で固める(中々固まらない)。

ホワイトチョコのコ-ティングが固まったら、取り出し、密閉しておく。

どれ、味見・・・

ウ、ウマイ・・・!!
な、なんだ、この美味しさは!!!
高級スイーツに勝るとも劣らないそんな凄っいモノが出来上がった!!
(そして新たな技術を習得!!)

 本当はPC画面だと左上にあるカテゴリーの『素材』の項目へ入れたかったが、最近「スイーツ」の記事が少ないのでカテゴリーを『スイーツ』の項目の方へ入れておく。
(スマホやタブレットだと、又、観え方が違うのだろうな・・・)



蒟蒻の灰汁抜き3パターンを比較実証しファクトチェック

2023年04月24日 | 素材
田舎の巨大な手作り蒟蒻の一部を頂いた。
(こ、これで一部なのかよ・・・)

蒟蒻を観ると、ルパン三世の石川五右衛門が手にする『斬鉄剣』が唯一切れないモノが蒟蒻でルパンと次元が必死に蒟蒻を作る!!という再放送シーンを思い出す、恐らくアニメで感銘を受けた子供の頃の初めての記憶・・・
ま、それはともかく、手作りだから灰汁を抜かないとならないのでサッと洗って、

隠し包丁の切れ目を格子状に入れ

スプーンでかくと、味が浸み込み易い。

こんな感じか・・・

久し振りに店で出していたモツ煮込み近年オレンジ色はリンク)を作りたかったが(これでも、その地域では1番だったのよ、土曜日は休みだったが『仕込みの日』だった←しかも俺1人)、牛モツが手に入らなかったので、実はまだ何に使おうか、あまり決めてはいない。

色々調べると、あく抜きの方法も3パターンぐらいある事を知った。

塩で(水が出てくるまで)もむ

確かにもんでいると、水が出てくる・・・

その後、サッと水で塩を洗い流すが、

下味として塩気が付いてしまうので、調理の時に塩や醤油を減らす様に!!との事。

次がポピュラーな茹で、これは少し大き目にも切っておいた蒟蒻もある。

大きさにもよるが3分ほど

ザルにあげるだけで、

水で洗わなくてもいい。

まさかのレンジ!!
一口大に切ったら耐熱容器ラップ

600wで3分だって・・・

サッと洗ってザルに

ま、②の茹でる作業の延長線上的な作業だな・・・

NET内では他の方々も結構試されているが、一応、自身で3パターン比較検討をしてみよう・・・
「百聞は一見に如かず」
「学んだ事は実践しなければ本当に学んだ事にはならない」(by横井小楠・「(『朱子学』の影響を受けた)『実学』」より)
左から順に『塩揉み』→『茹で』→『レンジ』

串に3パターンを刺してみよう←結局、焼き鳥屋の発想なんだな、俺って・・・
(「三銃士」や、ケビン・コスナーの「ロビンフッド」の主題歌を書いたブライアン・アダムスみたいに『18 Til I Die=死ぬまで18歳!!』)
串の下から順に「レンジ」→「茹で」→「塩もみ」。

一応、田楽味噌的なモノを作って

もう1回茹でて(←やや塩揉みの蒟蒻の塩気が出てきて他のに移ってしまうが、実験なので許容範囲だ)
こんな感じか。

塩揉みの蒟蒻はどのぐらい下味が付いているのか?知りたいし、このまま味噌を付けたら塩気がバッティングをするから、そのまま1個食べてから、他のに味噌を乗せた。
塩揉みは結構下味の塩気が付いているな・・・隠し膨張を入れた上に、匙でかいたから、味が浸み込み易いというのもあるが、塩が多かったのかな?)

で、結論からどれが1番美味しかったか?言うとな、なんとレンジが1番弾力が活き活きとして美味しい様に感じた・・・
なんということなのだろう・・・

どうしよう、下味が付いた塩もみが1番多かったが、下味が付いている分、調味料の加減を減らさないとならない、で、雷蒟蒻は店時代、作り過ぎてもう観るのもアレなので(辛いモノ嫌いだし←辛子は痛覚山葵は嗅覚だから山葵は大丈夫)、
『甘辛煮』にしてみようかな・・・

こんな感じか・・・シュウ酸の関係でカルシウムとして、オカカをまぶすと良いらしいが無かった。
(※シュウ酸の毒気が強いので1度加熱し生では食せない)

あ、シマッタ、調味料を控えたツモリだったが、まだ塩気が強い・そして少し苦い・・・灰汁が抜け切れていなかったか・・・
(田楽は茹でたので灰汁が抜けたのだろう・・・)
まだまだだな~俺・・・

茹でて山葵醤油で食べたモノ

これが美味しいのよ・・・(こういうシンプルなものが1番・・・

NETで調べていて面白かったのが・・・ニンニクとショウガを酒と醤油に混ぜ、

漬け込み
(今回、下味が付いている蒟蒻が多い為と、しみ込む切り方や、隠し包丁を入れているので、結構な勢いで浸み込む為、漬け込む時間か調味料の量を要注意!!

片栗粉をまぶし
(片栗粉は水分を吸収し、油ハネを少しでも防ぎ易いと思う)

衣をカラっと揚げるべし(火事や火傷には気を付けて!)

本当は肉の唐揚げと、比較出来ない大きさにし、食べて驚く『ロシアンルーレット方式』がオモシロイらしいが急いでいたので・・・

お、蒟蒻の唐揚げって、美味しいじゃーん!!
な、なんだこれ!!
蒟蒻って不思議な食べ物だなぁ~
(何処から伝わってきたのだろうか?と思って調べると、蒟蒻芋自体はタイ・ミャンマー・マレーシア等インドシナ半島辺りが原産国らしく「縄文時代には伝わったのでは?」とか「中国から仏教と共に伝わった」とも言われ、平安~奈良~鎌倉時代頃は貴族や僧侶の高級品として食されていたらしく、様々な事が定かではない)

他に、
蒟蒻の炊き込みご飯(五目炊き込み・舞茸や鶏肉=モモorムネ=・牛蒡・筍・様々なキノコ類と炊いても良いらしい)
肉巻き蒟蒻
シンプルなカミナリ蒟蒻
・モツや牛肉、牛蒡との味噌煮
酢味噌サラダ
他に数年前、料理業界で流行った江戸料理だと『卵百珍』や『豆腐百珍』みたいに『蒟蒻百珍』という料理書もあり、
「がんもどき」は元々は蒟蒻で作られていた)
蒟蒻の味噌漬け
狸汁(すっぽん煮・鮒なます・どじょうモドキとして肉の代わりに使われていた)
『石川』という名前の、他の野菜と共にキンピラみたいにし、山椒をかける料理
(石川に似た)いりだし蒟蒻
葛粉を使い、茹でて甘い味噌で食す、氷柱蒟蒻
蒟蒻飯なんてのもある。

今回は時間と材料の関係上、それら全部を作る訳にもいかず・・・灰汁抜きのパターンの違いまで!

『オマケ』

他のNETから引用し、自身でファクトチェックし『比較』をしたモノ

塩もみ
・短時間・見た目は変わらず・味は浸みる・食感が柔らかめ・下味が付く!!
下茹で
・一番長いが数分程度・見た目は変わらず・浸みる・弾力は普通だが水分が中に含まれてしまう。
(隠し包丁を入れなければ、そこまで水分が入り込まないかもな・・・)
レンジ
・中間の時間・ラップが無駄・少し縮む印象・1番よく浸みる・弾力が1番出る!!!

(どれを選ぶか?)信じるか?信じないか?はアナタ次第!!

アレレ?、表題どおり、ファクトチェックを出来たかな?