今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

クリームに浸したフレンチトースト

2015年06月25日 | 素材
数年前に、24時間浸したフレンチトーストを作った時、なんて美味しいんだろう、フワフワのオムレツみたいだと感激した事があった。

最近、ちょっとホイップクリームで作りたいモノがあったのだが、
あまりに仕事が忙しくて(というか、会社が気が強過ぎるというか、男女共に「バカヤロー」って怒鳴られ慣れている人が多いというか、1.5倍気持ちを強く持っていないとならなくて)疲れて、家に帰るとクタクタで、クタッてしまうので、作りたくなくて(やはり自分らしく生きないのは良くないことだな)、クリームの消費期限がきてしまいそうになった。

最初、コーヒーに入れて休日(カフェインで寝むれなくなる人なので平日は飲まない。紅茶等だし。)に飲んでみたら、これが美味いのなんのって、”やっぱ牛乳とは違うな”と思ったが、やはり紅茶等なので、そんなにコーヒーは飲まない(紅茶はストレートが好きだし。あまりストレートで飲むとシュウ酸カルシウムが溜まるから控えているが・・・コーヒーだって殆どブラックだった。カフェオレを知るまでは)。

さて、余った残りのクリームをどうしよう?と、ババロア(キライだ)、クリームシチュー(ルーが味が濃い、小麦粉から作る気にはなれない。昔作ってこんなもんかと思ったし、うちには美味しいバターが無い)、ホワイトチョコレート(テンパリングもよく知らない、というか場所がない。)
う~ん、じゃあ、(そうだ)、24時間漬けるフレンチトーストを生クリームで作ったらどうなるんだろう?
と、安い混ぜモノの無いフランスパンを買ってきて、作ってみる事にした。

やはり、白さはクリームの濃度によるものだが、もっと深々と浸すべきだったのか?自分の過去のブログを見れば書いてあるかもしれないが、あまり昔の書いたモノは見ない。
(途中でひっくり返す事だけは覚えていた。)
それで、
焼いてみると、

少し焦がしてしまったが(もう少し丁寧に焼けばよかった)、
う~ん、クリームの脂肪分とか脂分が牛乳に比べて多過ぎるからか、(素朴な)ビスケットの様な風味になった。
う~ん、こんなんじゃないんだな、やはりミルクセーキの様な牛乳には叶わないのか。
材料を高級にしたからって、スゴクなるって事は無いんだな。
まあ、ヨロ○ヅカさんとか、ツ○グチシェフがやったら違うのかも知れないけれど。

牛乳で作るフレンチトーストの不変に受け継がれる味を再確認した。




好きなお菓子

2015年06月24日 | スイーツ
少し前に好きなお菓子が生産が続いてくれるといいなと思った。
お菓子はあまり買わないのだけれど、
大人になってから、少し友達の家で食べさせて貰って、あ、こんなに美味しかったんだ?って。
だから、あまり詳しくないけれど、
少し買ってみた。

じゃがりこ
カール、
ナビスコのポテチ
きのこの山(どちらかというと「たけのこの里」派なのだ」が)
おっとっと
キャラメルコーン
チョコボール
ビッ○リマンチョコ(シールの流行で仕方なく、子供心に経済格差がモノをいうというのをなんとな~く学んで、それでブランド品とかに冷めてしまったのかもしれない。人はどうでも、自分はこうっていう人に迷惑をかけない正義があればいい。そんな男女が好きだし。今までのボスや上司もそんな人に心から付いていった。)
食べっこどうぶつ(ギンビスの社風は「教育」だぜ、だからビスケットの裏に英語が書いてあるんだ、優しい味だし)
サラダ煎餅
ポッキー(なんか大人になってからの方が食べたな、客側じゃなく)
カントリーマァムのプレーン、やっぱ高いだけあって美味しいよね。

で、自分が少し前に好きになったのは、

この「おにぎり煎餅」を友達に「これ美味しいよ」と薦められて、食べたらお米ってこんなに美味しかったの!!?って(いや、直送の魚沼産とかも食べた事あるけれど)、想像を絶する美味しさに、
それ以来ファンになった。最近売ってないが、何気に煎餅コーナーに目は向けている。

マジ、すごいんだ。

これもなかなか、ごはんの代わりになるかな↓



モンドセレクション金賞だか銀賞受賞だったのでとりあえず買ってみた。映画を見る時はコレだろ?って。
(ポップコーン歯にハサまるから嫌いなんだけど。)

美味い、ウマ過ぎる。バターの味がしっかりしていて、スゴイなって思った。

あと、友達の家で「柿の種」を出されて、辛い物は好きじゃないんだけれど、友達に「亀田はハズさない」と薦められて食べたら、美味しいんだ、

普通の安売りの店とは違うんだ、そこから亀田は安心牌として煎餅を買うなら亀田を先ず見る事にした。

あと、これ、Walkorsのバタークッキー(ビスケット?)

昔からたま~に食べれて、本当に美味しいと思っていて、大人になって初めてコンビニに並んでいるのを見て、これだよ、これと、目で確認した。
後で、イギリスの本を読んでいたら、このお菓子だけで、宮殿のようなモノが建ったらしい、分かる気がする美味しさだった。


あと、何かのキャラメルなんだけれど、忘れちゃったからいいや、(昔は、よく歯に貼りついて、かぶせた銀歯が取れたな)

更に、良くお土産で貰う、これ↓

かなり、美味いと思う。



これ、美味しかったな~。お土産で貰って。こんな俺に配って下さった人に涙目で見ちゃった。



このダックワースも美味しかった。34年来の幼馴染のお母さんが送ってくれたんだ。


貰うばっかりじゃなくて自分も何か買ってみようと、名古屋へ行ったついでに京都で友達と会った時に、京都のお菓子はどういうのがあるか?悩んで(やはり、美味しそうなモノが沢山あって悩む、八つ橋はニッキが苦手なので)、
「栗の甘納豆」というモノを見付けた、基本、素材は手を加えない方が美味しい(=素材を活かす)というのが持論なので、これしかないだろ、珍しいし、京都らしいし、とこれをお土産に買っていくことに決めた。
2社あったが、高い方を買っていった(値段じゃなくて、素材を見たら何か少し違っていたんだよな、だからこっちに決めた。)
あまり買えなかったので限られた人にしかあげられなかったが、まあ、評判は誰もがスゴイ!!って言ってくれた。
やっぱり、素材の味って、スゴイんだと思う。
自分で食べても、あ、間違っていなかった、お世話になった人にあげられて良かったなと思った。

更に、ダロワイヨのマカロン

これに出合った当時、マカロンって何ぞや?と食べ歩いていたが、どうもヌガーみたいで、歯にくっつくのが多くて、なんでこれが人気があるんだろう?って思ったけれど、ダロワイヨのマカロンを食べた瞬間、一気に今までのイメージが覆された。サクッとして、こんな美味しいマカロンってあるんだ?って。
あんまりお菓子を食べた事が無いからかもしれないけれど、
とにかく、驚かされたのを覚えている。

あと、スイーツのSNSで知った、↓

あまりプリンは好きじゃないんだけど、その自分が、こんなに美味しいプリンがコンビニであるのか?と、
ツジ○チシェフの自由が丘「モンサンクレール」のプリンも美味しいかったが、これもかなり、良い線をいっている。
プリン嫌いの自分(甘いモノが好きじゃないんだな。)が、ここまで美味しいと思ったのはビックリした。

他にも、
小川軒(鎌倉や新橋)の「レーズンサンド」(←正式にはレーズンウィッチという。)や、
名古屋の「なごやん」や伊勢の「赤福」なんかも好きだな。
あと、六本木クローバーのケーキは流石に美味しかったし、同じく六本木キャンティのデザートも美味しかった(今は店が・・・)。
キャンティは好きな人と食べに行ったが(子供の頃からカラオケで電車が無くなって、友達達と歌いながら歩いて帰って行く時、夜中の4時頃まで縦長の帽子をかぶったコックさんが働いているのを見て、子供心に、スゲー、カッコイイナって、いつか、一番大切な人とこの店に来るんだって決めたんだ。身体を壊した疑惑がなければ楽しいデートになったんだけれど、巻き込む訳にはいかなかった。それぐらいこの国の為に命をかけてもの凄い仕事量をしたし、身体の方も大変だったから。
その後、新しい友達にキャンティのケーキの詰め合わせを貰って、最初の時は、味も分からないぐらい追い詰められていたけれど、その頃になって、ああ、こんなに美味しかったんだなって、堅実な味がしたというか。

あまり詳しくはないし、偏っているけれど、
少しは詳しくなったかな。

【追加】

六花亭のマルセイビスケット

とにかくバターが良い、北海道や六花亭らしい味でありつつバターサンドより身近な感じに感じて感動した。



手軽に和菓子を。

2015年06月21日 | スイーツ
ここ数年、町を歩いていて和菓子屋さんを見付けると、勇気を出して入ってみる。
和菓子って、小さい頃、茶道教室に居させてもらったぐらいしか食べる機会が無かったが、
古い町でふと小さな和菓子屋さんに入ってみて、1個2個買って怒られないかな~と思いながら、
(普通、デパートやTVドラマとかで箱入りの和菓子しか見た事がなくて、1個~2個って反則なのかな?と)、
おそるおそる買って、公園で食べてみた。

「美味しい!!」、和菓子って美味しいんだ?
そこら辺の混ぜ物がある和菓子とは違う、本物の味がした。
そして江戸(時代?)の情緒と。

その日から、自分の中で町を歩く時の楽しみの選択肢が拡がった。


街中を歩く時、勇気を出して2個とか買って、プラプラ歩く。


最近、和菓子屋さんもお菓子屋さんとして洋菓子っぽいモノも扱うんだよね。


「ねりきり」というモノも知った。

・白餡等に求肥(ぎゅうひ)を混ぜて練りあげた茶道の主菓子。

(↓食べかけじゃないからね、手で千切ったんだからね。)

かなり好物になった。

↓このミニ鯛焼きが、私を和菓子に目覚ませてくれた。

沢山、食べる訳じゃないけれど、上品で、でも手に持ってプラプラ公園の中を歩きながら食べられて、なんか、楽しくなった。

これでいいんだよね?、茶道の人だけが食べるものじゃないよね?
お菓子屋さんだから、きっと、1個とか、2個とか買ってってもいいんだ。
(敷居が高過ぎて、需要の裾野自体が窄まって、和菓子文化自体が洋菓子に押されていった気がしていて。)

高くて買わなくて、時代と共に廃れてしまうよりも、「これは!!」というモノを見付けて、
人に紹介したりすると、次の時代に引き継いでいけるもの。
自分の選択支も増えるし。



出汁でたこやき

2015年06月18日 | 素材
鶏肉をボイルする事が多いので、必然的に出汁(ダシ)が余る。
今まで、海南チキンライスや、カレー、煮物、チヂミ(ネギ焼きに近い)、お好み焼き等をしてきたが、それでも余ってしまう事には変わりはない。だって、主食の如く週2~3回はボイルした鶏胸肉なんだもの。
追っつく訳がない。

という訳で、次は「たこ焼き機」を買ってきて、鶏の出汁と、ある材料で(偶々タコが安くあったので)、たこ焼きを作ってみた。
昔、大阪でスパに泊まりながら、たこ焼きと、レトロな喫茶店・緒方洪庵の適塾、真田幸村巡りをしてみた事があるが、たこ焼きってこんなに美味しいのか?と正直カルチャーショックを受けたのを思い出す。
やはり、出汁なんだよ、大阪のはというか関西のは、味で無理やり食わすんじゃなくて、出汁で食わす感じなのかも?、京都のはよく薄いと言われるが、川床料理とか高級な所は知らないが、大阪に比べるとアタック感が強い様な気がした(漬物文化が象徴している。)。きっと大阪より内陸の山間部にあるから輸送時間とかの事を考えると少し濃くなるのかな?と勝手にロマンを走らせる。

そんな大阪のたこ焼きだが、20店舗近く行ったが、自分の中では有名な多店舗展開しているとこよりも、1軒の老舗が美味しかったかな。
でもたこ焼きは美味いよ。
(猫舌なのが、少し問題なんだが)

で、どうやって作るんだったかな~と、箱に書いてあった作り方を見て、卵を2個使うって書いてあった、・・・どうしよう、卵2個なんて、そんな贅沢は、踏み出す勇気がいる。
でも、卵2個はやったことが無いし、さぞコクが出て、味に厚みが出て、フンワリ出来て、しかも周りがシッカリ固まって、美味しいんだろうなって。

やってみよう。ネギとか、紅ショウガとか、鰹節や青ノリが無いから、せめて生地だけでも豪華にしてみようと
卵を2個震える心で入れてかき回した。

あ、その前に、確か一晩(24時間)生地とダシを合わせて冷蔵庫で寝かせ、コシ出して、少し固まったので余っていたダシで作る前に溶いたんだ。それから卵入れたんだ。
そしたら、

美味しいのなんのって、やっぱり出汁で食うものだった。
驚いた、卵と鶏スープのコクが合わさって(まあ、元々鶏同士なんだけどね)、まるでスナック菓子のような(カールの様な)味だった。
もう端が止まらなくて、世の中にこんな美味しいモノがあるのか?って。
本場のたこ焼きとは、そりゃ違うけれど、卵を2個入れると、ホットケーキミックスで作った様な、誰にでも優しいたこ焼きになった。
(でも、最初って、尋常じゃなく上手く出来るんだよね、これを同じレベルで作り続けられるようになって初めてスタートしたというのだと思う、800回とか作っているとやはり少しづつ何かがズレてくる、そして1200回目とかで又復活してくるけれど、最初の頃の様には作れないけれど、必ずある程度のラインは越え続けるようになる、それが料理ではなく調理なんだろうな。なんでもそうだけれど、あ、失敗しそうだなと事前に気付いて、それを失敗しないように出来るようになってスタートに立つことが出来るんだと、20代の頃、思った事だった。だから最初から結果を出そうと焦る事はないんだ、人間そんなに能力に大差はない、人生50:50=フィフティ:フィフティだと思う。それが10年経ってやっと解った今日この頃。)

猫舌だから、少しだけ冷まして食べたけれどね、
あと、鶏の出汁だから、脂がそんなに必要なくて、こびりつかないのではないかな?と思った。(勿論、フッ素加工なんだけれど。)

この文化良い!!




名前の無い豆腐屋さん。

2015年06月16日 | 素材
すごい豆腐が家の近所にあった。
看板を出していないから、そこに豆腐が売っている事も知らなかったし、
袋にもほぼ何も書いていない。

噂では、ここの店主さんが言うには
「もう、自分の代で終わりだ、誰か別の人が作って、味を変えられたくない。」と言っているそうで、
まさに、今、共に生まれた、この時代にしか食べられない豆腐なんだ。

そして「江戸っ子は木綿(もめん豆腐)が基本だろ」と木綿しか作らないそうだ。
確かに、それは解る気がする。
関西は、絹ごし豆腐が多いよね。
自分もやっぱ、木綿が好きかな。

基本、これも味を付けないで食べる派なんだけれど(別に糖尿じゃないよ、素材の味が・・・。)、
これに、塩とワサビなんかで食べても美味しい。
豆腐の豆の味が強いから、それだけ大豆の脂肪分(豆乳みたいな)のをサッパリさせる為に、ワサビと食べると中和させてくれる。
気がする。

値段も安いし、こういう下町のゴチャゴチャした中に、伝説になるような、高級とか、そういう次元を遥かに超える文化が生まれたり、根付いているんだ。



名古屋で美味しかったもの。

2015年06月14日 | グルメ
何かと、名古屋へ行く用事が多いので、折角だから子供の頃出来なかった食べ歩きをしてみようと思った。
基本的に濃い味付けは苦手なんだが(味が付いていないモノが好きだし)、外で食べるときはギアチェンジして食べていた。だから濃いという先入観が邪魔をしてあまり食べようと思わなかったんだ。
でも、折角だからさ、色々調べれば勉強になる事沢山ある。

それでは、仕事が終わってから、新幹線でコーヒーでも飲みながら(夜カフェイン摂ると眠れなくなるんだけどね)、ゆっくりと、名古屋へ向かう。

何を食べようかな~。

お、エビフライか、35cmとか、・・・う~ん、おなかイッパイになってしまうな。昔よく作ったし。

自家製、その場で作るタルタルソースか・・・

マヨは混ぜ込んでおくと乾いてしまうから丁度良いのかもな。
面白い!!
【後日食べた。】

更に、その後、親戚の更に親戚(どんな関係じゃ?)にお寿司屋さんでエビフライ(お寿司屋さんにエビフライがあるんだよ、これが)が尋常じゃなく美味しくて、やはり名古屋のエビフライに対するレベルは高いと脅かされた!!
(街中や商店街でも今度食べてみよっと。)

とりあえずこの日は、エスカの地下で「山本屋本店」の味噌煮込みうどんとご飯を。

「大門本店」(中村区役所駅から川の方というか西の方へ20分?ぐらい?)の味噌煮込みうどん&ライスがバランスがやはり良いような気がする。昔食べて一発でハマッたのがたのが栄中央店か栄中日ビル店だ。
(蕎麦粉アレルギーなので、他店の蕎麦が入った味噌煮込みうどんは血を噴いて死んでしまうから無理。)
因みにルーセントタワー店では、「うどん」ではなく、ご飯の上に「味噌煮込み」を乗せた卵丼があった。

安くて良いが、やはり自分は「うどん」が良いかも。ここは人少ないから狙い目よ。(記事書き足し、2015年現在。)

何処かで、どて煮も食べた。

東京にはあまり無い味なので作りたい、これで商売したい!!

翌日、所用を済ませる前に、時間を作って、
大須商店街へ行き、
ナポリピザ世界一を2人も輩出した「ソロ ピッツァ」というピッツェリア・トラットリアへ・・・

「ピッツァナポレターナ S.T.G.」という正式なピッツァで、水牛のモッツァレラなどを使い、本物志向のピッツァを体験出来る。
それがこれだ↓

確かに、美しいし、コクもあって、完成されているという感じ。しかも出てくるのが早いんだ、だから後ろで列を作って並んでいる人にも直ぐに食べる順番が回ってくる優しさ。(食べていて、ピッツァって、我々が考えているより、もっと身近で手早くい食べ物なんだなと実感した。)
味も技術も釜の温度もとても敵わないけれど自分で作るピザの方向性はまあ、間違っていない事もなんとなく確認。

クアトロなんとか~、4種類のチーズが乗っている。凄く美味しかった。リコッタとゴルゴンゾーラのバランスが良い。パルジャミーノも。
ドリンクも手軽に飲めて、なんか嬉しかったな~。

後日
ここのお店から、もう1人の世界チャンピオンが生まれ、その「ピッツァ・パシュクアーレ」を食べた。
(因みにテイクアウトもOK)

青菜とソーセージ(←優しい味)とプローヴィラ(水牛のチーズ)なのだが、発酵食品にも似たような風味が青菜を包み、まるで高菜を食べているかのような、日本発のピッツアだなぁと感じた。これは美味しい。
いつもどこでも、普通のしか食べなかったけれど、違うものを食べても良いのだなと選択肢が拡がった。


そのまま唐揚げ屋が多い大須商店街(唐揚げブームの火付け役らしい。)を歩いていると、「李さんの唐揚げ」が売っている。

それがこれだ↓

先ずは、基本の普通味を食べて、唐揚げってこんなに美味しかったっけ?と思うぐらい美味しかった。
何がこんなにも違うんだろ?、唐揚げってそんな変わるもんじゃないと思っていたのに、覆された。
これで勝負しているというのもスゴイ!!
(よく、お店で唐揚げに、黒酢とかかける店があるが、唐揚げ好きは、唐揚げが食べたいんであって、黒酢とかソースがかかった唐揚げが食べたい訳ではない。そのソースや黒酢だって、所詮他人が作った味だし、万人向けではない事を作り手は理解して供さなければいけない。どうしても、なにがなんでも、自分の味を食べさせて有無を言わさず力付くで納得させたいのであれば、黒酢やソースは別皿で横に添えるべきだ。それは10年近く前から、そうしろと繁華街の厨房で言ってきた。=やはり、好評だった。知り合いは良い事しか言わんのじゃ、他人は言いたい事を言うんじゃ。)

後日、エスカでもコーチンを確認?

有名な親子丼らしい。

ワリとしっかりした味だった。

で、翌朝、

モーニング、パン食べ放題とか小麦粉好きには嬉し過ぎる。ゆで卵も。

更に後日、コメダでモーニング、

エスカは観光客で超混んでいる。そりゃ、集まるわな。

偶然、少し待っただけで入れたけれど。

「有田焼き」なんだ!!?

エスカの近くにあった新しいベーカリーもワリと美味しかった、神戸はパンだけど、名古屋は喫茶店のコーヒー美味しいかも。

で、駅にパンのお店もあった、神戸のパン屋さんは、ブランドというか、ブーランジェリーな感じだが、名古屋のパン屋さんは巨大パンメーカーが多い中で、こういうブーランジェリーはどうかな?と入ってみた。

「ゴントランシェリエ」と読む。

この時は、東へ帰宅する直前で夜遅かったけれど、いつもワリと行列の出来ている。

クロワッサン有名らしい。

しっかりとしていながらも、かなり軽快な美味しさで、すげえなって。

昨今、名古屋で流行っているのが、

台湾まぜそば。(ここが元祖だ。)

荒子方面なのだが、真夏でもおそろしく混んでいる。

日傘をバケツに入れておいてくれるって嬉しいな。長打の列で真夏の太陽に照らされ続けたら熱中症で倒れてしまうものね(名古屋とか京都・山梨は盆地だから暑いし)、水も用意して下さって、若い店員さんが小まめに中をチェックして補充して下さっている。

そして待って食べたのが、これだ!!、そんなに辛くない、力強いコクがある味だなって感じ。

これが、噂の「追いメシ」、本当に少量だけど、これはウマイので、白飯も付けて良いかも。

リヨンの1日中やっているモーニング

どしても、手が出なかった、小倉系(甘いものが苦手で)、のパンを恐る恐る食べた、

ホットサンドになっていたんだけど、片面にバターを塗って、片面に餡を塗って(そんなに沢山塗っていないのが助かる、丁度良い)、これが、又、絶妙な加減になっていて、ああ、やっぱり、イケルかも、というより、イケル、好きになったかも、今度小倉トーストも挑戦してみよっと。「絶妙」なんです。
(ランチパックのようにいろんな種類があったことに驚き)

シェ・シバタ

生クリームのレシピで必ず掲載される、シェ・シバタ
フワリとしている7.5分立てというか、7.8ぐらいでダレるのを計算して作られているのか、詳しくは解らないが普通より、フワリと軟らかめな感じ(味は名古屋のお菓子っぽいかもしれない)。
お店を代表するこの赤いケーキも美味しかった

(別のカスタードの本によると、カスタードもケーキによって、硬さを変えているとか)

島正の「どて煮」

どて煮とは、味噌を土手のようにしてその中で作っていた料理から名前の由来があり、東海地区全般で食べられている味噌おでん全般の事を指した総称という事を知った。(世の中知らない事ばかりだな~)

この豆腐のビジュアルに最初惹かれたが、大根がなんと10日をかけて浸み込ませているという限定品だ。最初、しょっぱい(塩辛い)のかな~と思ったが、

これが、全然しょっぱくない(塩辛くない)、出汁のジューシーな旨味と、うっすら味噌の甘みが自然にして(←何も味が無くて素材の味だけで食べられる超薄味の自分が言うのだから間違いない)、真っ正直に駆け引き無しで作っている王道のど真ん中の味。(大根が好きになった)
これは来るよ。

「島正」は予約は一切受け付けないという信頼出来るお店。賀茂鶴の常温(コップ酒)も「どて煮」(全般)に合う!!

最後に味噌汁嫌いの自分が唯一美味いと思ったのが、

「赤だし」、豆味噌と八丁味噌の風味が効いていて、
普通の味噌は多分魚介類とかが合うが、これは野菜類が合う気がする。
小松菜をボイルしたものを、ちょっとぶち込んだり、やはり野菜とこの味噌の相性が凄く良い様な気がした。
白飯にあうし。
(外国人が食べたたら、この組み合わせはどういう感覚なんだろう?)
☆薄味で作っておいて、少し足せば失敗しづらい。

お土産に「赤だし」を買ってきて、味噌が余っていて(まあ、長く使うモノだし。)、折角なので、

偶々串カツがあったので、味噌カツのソース(?)を作ってみた。
もっと手間がかかるかな?と思ったけれど、味噌・砂糖・料理酒(うちはみりんを使わないので、料理酒しかない。みりんってその料理全部がみりん味になってしまうんだもの、使い方が非常に難しい食材だと思う。多少、味付けを間違っても、みりん味にすれば誤魔化されてしまうぐらい強い味。)
で、弱火にかけて、簡単に出来た。(簡易.Verだけど。)
慣れていなかったので、ちょっとかけ過ぎたので取った。矢場○んが薄く浸してある感じなのはそういう訳だったのか?(昔、わらじトンカツひつまぶし台湾ラーメンは友達に食べさせてもらったのは覚えている。)

その味噌が余っていたので、小ネギと混ぜたら、そのままでも「おつまみ」になるぐらい美味しいネギ味噌になった。


他にも素朴な味のお菓子「なごやん」なんかもあるし、
こうやって、日本全国各地に行く時に調べていけば、色々な地元も新旧名物が発見されて、又その土地へ行く楽しみが増えるってものだな。(行く人も地域活性化に貢献する為に努力する事が大事なんだな。みんなが幸せになる。)

 後日、気付いた事は、名古屋メシが注目されるのは、独自の文化に絶対的な自信だけではなく、新製品の開発や努力の歴史が厚く積み上げられているからだろうなと感じた。
おそらく、私達の目にしない歴史の陰に消えていった新製品もあるだろうが、その絶え間ざる積み重ねの歴史の厚みが、相当あるから、様々な食材や文化が集まる都市部の食文化よりも、独特な異彩を放ち続けているのだろうなと。
バランスが良いというか。濃そうにみえて、実は食材の味を活かしているし。
かといって、味噌の味や甘み、タレの味も、キチンとあるし、
日本料理にはあまり見られない、足し算の食文化があるように感じた。
地方色って、もしかしたら足し算の文化なのかもね。

更に数年後、↓

前から行きたかった「のんき屋」へ知人に連れて行って頂いた。
旅行ガイドに乗っている中で、何故か地図をみてヘコみ、ここだけ行った事が無かったのでなんという偶然!!

とんやき

串揚げ(もうね、上記の「とんやき」と共に言葉が出ないぐらい美味しいの、そして優しい、濃くない)

タレも肉質も尋常ではない美味しさだった、濃くもなく優しいというか(大人だけでなく子供も喜びそうな味)、パン粉も荒くトゲトゲしていなくて舌触り、口蓋に当っても痛くないスポンジ・ケーキの様な優しさ(ま、材料的にそうなんだけれど)。5本ぐらいづつ頼んでサッと楽しむ。

昭和22年から続く大須の「コンパル本店」(大須は24年~)のエビフライサンド

普通だろう・・・と思って食べていなかったら、これが予想を超える美味しさと味で、こりゃ、名物になるわ!!って驚かされた!!
アリだ。

コーヒーの質もかなり良いが(←あまりコーヒーは詳しくないし、これはアイスコーヒー用のコーヒーをそのまま舐めただけだけれど、あ、これは美味しいと思った)、ガムシロではないアイスコーヒーの作り方をマスターする事が出来る。
ま、確かにアイスコーヒーにも個人×2でコダワリってあるものな。
あまりアイスコーヒーは飲まないのだけれどやってみた。
砂糖を溶かした時点で舐めた時に美味しかったので普通のコーヒーを試したい。

「名古屋の人は鉄板で混ぜるのが好き」らしいのと、ナポリタンでケチャップの酸味を卵液がマスキングしてくれるという情報を調べ興味を持ち、ずっと躊躇していた鉄板パスタを遂に挑戦
タバスコとチーズは解るがウスターソースが出てきたぞ?・・・ステーキみたいに熱い鉄板にジュワーっとやるのか?やらないのか?他県の人は先ずそこから悩む。

そして出てきた。

卵液は自分が想像していたよりも結構火が入っているんだな
先ずそのまま卵液とからめて食べてみるとケチャップの酸味は、ほぼ消えていない


部分別にチーズをかけると・・・美味しい・・・これは卵が活きてくるというか酸味がマスキングされる

(タバスコは~、ちょっと辛いのが苦手なのでアレだけれど、普通のナポリタンに戻る)

で、ソースは?、ウワッこれ不味くない!!むしろウマいぞ!!!なんだ?これ?
(京都の一銭洋食を思い出したが、味はもっと洋風で大阪のたこ焼きとかよりも洋風

更にチーズとタバスコ(←辛いのが苦手なので少々)とソースを全部混ぜると、これが尋常ではない美味しさ!
卵液だけではない玉子の部分がキチンと繋いでくれるというか
(コンパルから始まって自分の中でイロイロなモノが良い意味で崩れ落ちていく感じ)


麺自体の太さは1.7mm~1.8mm以上あるよな、結構、太い、ロメスパみたいに1回収縮してこの太さなのかな?

モチモチして美味しい。
しかし驚いたなー(ナポリタンは野菜も摂れるし)ビビッて頑固に拒否っていないで、もっと早くに食べれば良かった。

因みに街中のショーケースに鉄板味噌カツがあった(しかもヒレ。ロースだけではなくヒレまであるということは文化が根付き始めている証拠
やはりこれも鉄板のキャベツと混ぜて食べるのだろうか?

今度食べてみよっと(自分ちで・・・、あ、他県では味噌が無いか!!・・・チーズで?、いや鉄板にチーズが付くと洗うのが大変なのでやめよう

冒頭の方にも書いたソロピッツアが名古屋駅前の名古屋ビルヂングに出店したので、
(因みにこのビルディングの「ディ」や「ジ」を→「ヂ」と表記し続ける事が名古屋人のコダワリらしい・・・
 最近ハマッている、チーズが乗っていない「マリナーラ」(←オレガノの香りが好きなんだな)を。
「マリナーラを食べるとそのピッツアの味がダイレクトで解る」と言う言葉があるが、最近少しそれが解ってきた。)

お、美味しい~、今回は支店だから~って少し身構えていたが美味しい、寧ろ、もう1回大須の本店に駆け込みたいぐらいPR出来る美味しい味で、
しかも他所のマリナーラに比べて、トマトソースが酸っぱくない(フレッシュで甘いっつーか)、ケチャップの酸味が苦手な自分はそれだけがちょっと美味しくないマリナーラに当った時の難点だったのが、ソロピッツアのトマトソースは酸味が痛くない、世界チャンピオンに2回なった店のトマトソースは、こうやって酸味を減らすんだなーと。
(トマト系の種類が違うんだと思うけれど、上記の鉄板焼きナポリタンも卵液とチーズで口や舌に痛い酸味をマスキングしていたし、名古屋はそういう方向性?)。
凄かった!!

しかも古い料理人が書いている本で「昔のピッツアはたとえナポリピザであろうとも、持ち上げてもピンと立っていて美味しかった・・・」という状況が現代にも再現されていた。
アメリカンピザではなくナポリピザなのに。。。
(切れ目が長いと少し垂れるけれど、そんなに長くなければピンっと立つ!!アメリカンピザならこういう光景は見た事があるけれどナポリピッツアでこの光景は初めてみた)
ちょっと凄いんだけれど・・・!!
改めてピッツアって、こんなに美味しかったのだなーって。
(少し西なだけに流石粉モノ文化は強いな)

オマケ

実は名古屋ではコンビニのおでんにもサービスで味噌ダレを付けられる。マジか!!
誰かが「名古屋は味は濃くない、ダシの味が濃いんだ」と書いていて、なるほど、確かに赤だしや八丁味噌はアミノ酸も豊富でコクの深さが尋常ではなく増している、自分も見た目ほど名古屋の味は濃くないんだよなーっ、寧ろ、素材の味が活きていて旨味がするとずっと思っていたのだが、どう表現していいか解らなかったので声を大にしてあまり言わなかったが、やはり同じ事を感じていた人が居るんだな~とここで改めて思えたので書いておく。

おでん苦手だから普段食べないのに少しの努力を怠って知らない事を知らないままにしておきたくなかったのでファミリーマートでツイ少しだけ買ってしまった。しかも卵焼きがあるんだよ、まあ出汁巻き玉子と原理は同じだけれど・・・驚いた。

先ずは名古屋(東海地区?)のおでんってどうなのか?そのまま食べると、お、関東よりやや弱いか?気のせいか?
で、別添の味噌をつけると、お、これはアリだぞ!!、というか、どこかで知っている味の気がする
コンニャクとかは田楽のダシが効いているVer.という感じでアリだ。

7イレブンでは味噌ダレの袋が違う

しかも名古屋は柚子胡椒も付けるのか、何処のコンビニにもあるぞ。

柚子胡椒は、ちょっと自分は無理かなぁ~、全部柚子胡椒の味になって勝ってしまう
(ま、おでんそんな好きではないからアレだけれど、折角のダシが・・・)

その後、味噌ダレが溶けたスープを飲んだ時に、・・・、お、これだ!!、昨日のファミマではスープを自分が飲まなかったけれど、一気に名古屋の味に変わった、これが名古屋の味なんだ!!

勿論、そのままローソンも。
(カラシもあるが、味噌ダレは同じメーカーが製造をしていた)

こっちでも卵焼きを食べてみた。ローソンのおでんはそんなに名古屋っぽくなく、全国で共通する感じ?かな。

店舗によっても多少の違いはあるだろうが、偶然にもおでんの食べ比べが出来たのでまとめると・・・
・ファミリーマートはマイルドで味噌ダレにこだわっている感じ。
・7イレブンはクラシカルなシッカリとした味
・ローソンは現代的な味だった
3店舗とも、ほぼ違う食材ばかりだけれど、一食抜いておでんを少しづつ食べ比べ調べた中で、他県の人が食べないで不思議がったり一瞬躊躇する名古屋の味の理解を深められた。
味噌をつけるから濃くはしないんだと思うのだけれど・・・。

だから名古屋の味は濃くないと思う。
イギリス料理みたいに見た目の問題では?

おでんの汁に味噌が溶け出すと豆味噌のコク増すんだよ!!、そして子供も好める甘さ・・・、これが名古屋の味の輪郭というか片鱗や1ピースを深く認識した瞬間が到来する。
※因みに名古屋はイギリス料理屋さんが異常に多い地域!!
「イギリス料理は子供の味と言われる事が共通するのか?」(味蕾が多い子供時代ほど味の本質には正確且つ敏感な訳で、素材の味を感じ分けるチカラが年をとって味蕾の数が減った大人よりも子供の方が正しい訳で・・・だから料理人も「素材の味」・「素材の味」と言うのかもしれない、行き着く所は結局そこだと思う
しかもイギリス料理屋さんなのにスパゲッティとか定食的なメニューまで出しているけれど、お客様が気にしないで、きちんと固定客が付いている、他県とは違うというか柔軟なのだなーって感じた

因みに毎回名古屋に行くと持っている携帯音楽プレイヤーで(個人的に)B`zを聴きたくなるのはなんでだろうか?(「TIME」とか「RUN」とかその頃が特に)。
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特に関係ないが。

バイン ミー テッド

2015年06月12日 | 今日の料理
スイートチリソースとボイルした鶏胸肉が余っているので、
ベトナムのサンドイッチ、「バイン・ミー・テッド」を作ってみた。

ベトナムで食べたこれは、尋常じゃなく美味しかった。
フランスパンは、フランスに植民地化されていた時の影響で、製法が伝わっているのか?、ホーチミン市内や空港でフランスパンを見る事が出来る。そして、パリよりも湿気が多い為、日本人好み?のシットリとしたフランスパンに仕上がっていて、何処で食べても、クオリティーが高い!!と言えるぐらいウマい。

ただ、生野菜は、生水で包丁やまな板を洗う為に気を付けていたんだ。
でも、ちょっと仕事の関係で、断りきれなくて、・・・
バインセオ(ベトナム風お好み焼き)なんかも、ほぼ生野菜だったし。

でもめちゃくちゃ美味かった!!、それだけは間違いない!!
西洋なんだけど、確実にアジアの味が芯にあるという感じ!!

本来、レバーペーストとかを塗るのだが、
まあ、そこまでは、お金をかけるつもりもない。
だって、日常の食生活なんだもの。普通の。
その食べた味を思い出しながら、野菜をたっぷりはさんで食べるのだ。

(ま、生野菜の葉物よりも、きちんとした緑黄色野菜を食べるべきなんだろうけれど、
ニンジンの千切りとか。)



スイートチリソースの使い方。

2015年06月10日 | 素材
最近、海南チキンライスを(前回の記事)よく食べるので、大瓶でスイートチリソースを買ってきた。
で、やはり余ってしまう事も考えられるので、イロイロと調べてみると、タイでは、さつま揚げ(正確には魚をミンチにしたモノを香草やスパイスを入れて揚げたもだろうけれど)に、このスイートチリソースをかけて食べるそうだ。
「マッタク別物の味になる」という事で、食べてみない手はない。
超高級な薩摩揚げは、手に入らないし(勿論、買おうと思えば買えるけれど、誰もが手を出せるものでやりたいんだ。)、勿体無いので、超安いさつま揚げを買ってきて、
ジックリ、店で出していた時の火加減に、更に他店を渡り歩いて身に付けた技術で、ふっくら焼いてスイートチリソースをつけて食べてみた。

ウマ、?、いや、なんというか、本場タイのモノを食べた事が無いので、美味しいのかどうなのか解らないが、(比較出来ない、自分だけが美味しいと思っても、井の中の蛙にはなりたくない。)ただし、自分は好きかもしれない、勿論普通に食べる薩摩揚げ(ツケ揚げ)も好きなんだが、この安いさつま揚げなら、このスイートチリソースをつけるという手もアリだなって。

「マッタク違うモノになる」という意味が解った気がした。
スゲー。

タイの人はこういうモノを食べているのか。!!

海南チキンライス

2015年06月08日 | 今日の料理
うちは、ボイルした鶏の胸肉がかなりの回数で出てくる。
(味が付いていないモノが好きだからだ。)

だから鶏肉を茹でた茹で汁=出し汁がかなり多く出る。
お好み焼きもどきに使ったり、さつま揚げを煮る(=炊くというイメージかな。弱火でコトコトと、ジックリ完成に持っていく)
とかをするが、それでもやはり余る。
悪くなれば、捨てるしかないんだが、(カレーやニュウメン・ベトナムで食べた鶏粥にしても良いが)、

最近は、スイートチリソースとナンプラー(ニョクマム・魚醤)を買ってきて、
大体、5~4:1ぐらいの割り合いでタレを作り(ここはこだわっていない、大体の自分の嗜好を覚えてしまえば、後はそれに合わせるだけだ。辛いのキライだし。)、鶏をボイルした出汁で、生姜とニンニクを入れて米を炊き、「海南チキンライス」を作ってそれにボイルして余った鶏肉を裂いて乗せ、生野菜を添えて、上記のタレをかけて食べることにする。

これが美味いんだ。

本来入れるパクチーはあまり得意ではないし、絶対に余って悪くして捨てる事は必定だから、乗せない事にした。
そこまで金かけてられん。(毎日の食事に、遊びで無駄なお金を使いたくない。折角働いたお金だもん。)
今回の野菜は、水菜だ、安くて、割合、独特の風味もありつつ、全体の邪魔もすることはない。

本来なら、米をニンニク・生姜で炒めるのだろうが、毎日の食生活の事なので、短時間で作りたい。
鶏肉も胸肉の方が噛み応えがあって、硬いという事は、それだけ噛む回数の分、鶏の旨味が口の中で広がり、何度も鶏の味を味わえるから、地鶏の様に鶏を強く感じる事が出来るという理由で鶏の胸肉にしている。
(ヘルシーだし。勿論、唐揚げとかはモモ肉に決まってんだろって感じだが。)

ナンプラーは炊く時も、タレにする時も、え?、ちょっと足りないんじゃない?というぐらい少なめがいい。クサくなるから。(あと普通の醤油よりも21%塩分が強い。)
あと、ナンプラーは、発酵食品なので、チーズの様な同じ発酵食品と相性が良いという。
(実際にスライスチーズにつけて食べたら、アミとか塩辛や酒盗の様な味に近かった。)
アンチョビも古代ローマの頃からあった、魚醤の一種だ。

鯵(あじ)ご飯

2015年06月03日 | 今日の料理
子供の頃はどうしても、魚より肉が好きな子が多い。
特に山間部や、都会の子は魚はちょっと・・・という子が多い。
理由としては、
・骨を取るのが面倒。
・脂が肉に比べると無い。
・生臭い(←これはもう個人差もあるから、どうしようもないのかもしれんが。)
・姿形が嫌だ(←これもどうしてあげようもないが、フィッシュ&チップスを食べれば少し偏見を捨てられる気も。)
・塩気が強い。
等の理由が多く挙げられるだろう。

本当は、青魚がDHAがあって、青魚の脂も身体に良いし、寿司じゃコハダ(小鰭・・・読めねーよな)などの手を加えた腕が解る青魚を食べるのがツウと言われているし(実際仕事での限界までの肉体疲労でお酢で酸を摂取したくて、回転でも寿司を食べ続けていると、自然にコハダなどの青魚がツウという意味が解るようになる)、
煮干でも鯖でも青魚は良いんだけど、

でも、やっぱり子供は骨が刺さったツライ経験がアタマに焼き付いて嫌だ。(注射と同じ。)
あと、大人でも疲れきっていると、骨を取るのも嫌なぐらい疲れている時は、サクッと食べられる食事が良い。(こんな時代だし。)

自分の場合は、時間があれば、ゆっくり、焼き魚に白ワインビネガーをかけて食べるの好きなんだけど、
(レモン買うの高くて、使わないと腐らしてしまうし。)

魚が夏場とかで保存の為に塩辛かったりして、食べ切れ無い時に、鮭でもなんでも、ホグシてタッパに入れておく。
冷蔵庫で1日~2日は保つだろうから、後日ふりかけ代わりに食べている。(ふりかけにしても良いんだけどね、所詮プロのフリカケ屋じゃないから)

だから、こんな感じ↓

魚だから、やっぱり、山葵(ワサビ)が合って、好みでゴマなんかを所々ふりかける(全体にかけちゃツマラナイんだ、何処食べても同じ味だから、変化が無くて飽きる。全部同じ味を食べさせようなんて料理人のエゴだよ。)

結構、キチンと骨が取りきれないもんだけれど、そこはまあ、大人だから。
大きい破片が入っているのも、それはそれで美味しいんだ。(脂がある所はカタマリが良いかもね・・・骨が忍び易いけれど。)

ハリ生姜で、出汁汁なんかも良いし、ワサビでお茶漬けもベタかな。
(子供はワサビ食べられないかな~、でも、魚嫌いで育ってしまった大人でもこれなら、食べられる?かも?新しい発見があるかもね。)
・刻み小口ネギ
・大葉
・海苔
等を乗せても良いね。

パイだけ売っていた。

2015年06月01日 | スイーツ
先日、コンビニでパイだけサイコロ状で売っていた。
これはもう、温めてアイスを添えて食べて下さいという様な、中田英○のパスみたいなモノではないか?と、メッセージを受け取って早速やってみた。

ジャムやフルーツ(煮たフルーツやドライでも可)を乗せても良いかもね。
そしたらホイップかな?