今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

ミンスミートパイと食べ方。

2017年08月24日 | スイーツ
我々はイギリスで独自の信仰をする!!誰かに干渉されたくない!!みたいな事を訴えた清教徒革命(←スゲーよな・・・他の宗教で出来るのだろうか?と考えさせられた)の頃に、クリスマスの祝いが中止になり、1度歴史の表舞台から姿を消したクリスマスのお菓子がある。

それが今回の「ミンスミートパイ」だ。

前回のミンスミートを熟成させたものが出来たので(←凄まじく良い香り)

今回はスイーツだから大さじ2の砂糖を足してコクを足したショートクラスト(折込みではなく練り込みパイ生地)を作って(小麦粉1:油脂分1の割合・・・冷水ではなく卵を入れるとよりコクが出るが今回はミンスミートにケンネ脂が入っているので無しとする)、食塩不使用の油脂分なので塩を1つまみ。

久しぶりなので、少しギコチナイ

セ○アのパイ・グラタン皿に敷いて(バターが練り込んであるのでバターや油を皿に塗らなくても大丈夫)、

余った分も小さい型やアルミに置いて(フチはハサミなどで切ると超ラク!!)。

生地を伸ばして水で接着し蓋にしたり、型をくり貫いて蓋の代わりにしたり(クリスマスなので星型が多いらしいが、何気に星型が無かったので、松竹梅・桜・ウサギで、ここわ和の国だし!!、それが「ジョンブル魂」と心意気ってもんだろう)

中にミンスミートを詰め、各自、蓋なり型を乗せ、

鉄板に乗せたら、牛乳を塗ろうと思ったら無かったので、思わず卵黄を水で溶いたものを塗ってしまった(勿体無い、鳥さんゴメンナサイ!!、見栄えの為に命1個使ってしまって、暑さで朦朧としていた、冬にやるものだな・・・)、料理系ではなくスイーツ系の時はいらないのかもしれないなーって気がした(もしかしたらスコーンはセイボリーなのもあるし軽い食事に近いのかもって気がした)。

グラニュー糖をまぶす方法もあるので全部では無いけれどいくつかに

180度に温めたオーブンで30分ぐらい。

・卵黄を塗った部分の型が濡れ過ぎていてフニャッている、やはりいらなかったのかも。
土台が平らでないと型がフニャるな・・・
  ∩ ∩
(・×・)の耳と松竹梅の竹が・・・。∩←は「あんど」で変換
・因みに卵黄を水で溶くと色が卵焼き的な色になるなあ、溶かない方が香ばしそう

銀紙に置いたパイ生地のミンスミートはこぼれてくっついてしまった
重ねていないホイルはパイ生地の重さに耐えられんな

仕方ない、イギリスのグレイビーソースの要領で↓、鉄板をコンロに置いて小麦粉をサッと炒め

水を入れ沸騰させ、ヘラでコゲをゴシゴシ・・・

水洗いし、短時間でほらキレイになった

網の上などで(←冷ます間に鉄板が洗える)冷ましてからブランデー入りバタークリームか、カンバーランド風ラム酒入りバターを添えて食すのがこの菓子の定石

冷めたら平たい鉄串やナイフを器と生地の間に差込みグルッと隙間を作ると、ポンッと抜ける。

クリーム類を添えて・・・最低でもクリスマスの1ヶ月前から作り始めて毎日1個これを食べて翌年の幸福を願うそうだ。
(これを毎日食べ続けたら、糖尿病とかがキケンそうだが・・・保存食としてはアリだった時代なのかな・・・)

※味は、洋酒入りバター・クリームの酒が強いので、酒に浸して発酵させたミンスミートと食べると日本人やアジア人にはツラいかもしれない(クリームの量を減らすか?クリームに入れる酒を減らすかしないと)、クリームを付けなくてもかなり美味しいが、クリームを付けた後、後味がもの凄くスッキリとしていて、とてもドライフルーツとは思えないキレがあり、イギリス料理らしい風味が表に出てくる感じ、なんだこの化学変化は?スゴイ。

紅茶に凄まじく合う、洋酒入りバター・クリームが紅茶と合わさるとクリームティーみたいになる。

これはもっと早く作れば良かったな。

ドライフルーツが嫌いだから(色々な添加物入っているのも怖かったし、因みにレーズンにワックスがけをしてあったら1度お湯で茹でてワックスを落とすらしい・・・)
因みに翌日以降、少し時間を置いた方がパイもカンバーランド風ラム酒入りバターもお酒の角が治まってより食べ易くなった。

ミンスミートという文化かぁ、

オモシロイ文化だなぁ~。



ミンスミートと煮沸・脱気・殺菌。

2017年08月24日 | スイーツ
(ドライフルーツが大の苦手なので、作り方は少しだけアレンジしてあります、味は良いです)
                        ↓
ミンスミートパイでちょいと有名な、イギリスのミンスミートを作ろうと思う。
ミートと称していても肉ではない(元々、肉が入ってた名残でケンネ脂を入れミートと言っている、油脂分を入れることで保存効果とたんなるドライフルーツがズッシリとした味になる効果も期待される)
ドライフルーツは嫌いなんだが、避けては通れなさそうなので、ケンネ脂があるううちに作ってしまおうと。

・ケンネ脂100g(50gしかなかったのでタロウ=牛脂を貰ってきて50g足した)きざむ。

・リンゴ1個きざむ

・カレンツ150g(ドライフルーツは苦手だけれど、この南アフリカの小さいレーズンは大好きだ)

・無農薬の干しぶどう150g
・ポストハーベスト(防ばい剤・防カビ剤)の使っていない無農薬レモンと柑橘類の砂糖漬ピール150g刻んだもの

・砂糖100g
・ナツメグ小さじ1
・オールスパイス小さじ1
・シナモン小さじ1
・クローブ粉にひいたもの小さじ1/3

※本来、アーモンドを砕いて入れたりするのだが、入れないレシピもあるし、アーモンドの皮を剥くのか?どうか?解らなかったので入れなかった。
・皮付きで渋味が出てもイマイチかな?って。かといって皮無しで水分が入ると腐る元だし。
この為に買うのもなんだし。

これらを先ずサックリ混ぜて

この手のスイーツは水分を加えるのは後というのが鉄則↓

・ブランデー150ml

・本当はブランデーを300ml欲しかったのだが無かったので、度数の高いポート(酒精強化)ワインと

・白ワインで150ml(本来はシェリー酒にしたいのだが、この為だけに購入しても飲みきれないし)足した。

ザッと全体に染み渡るように混ぜる。

密閉をして(本来なら大きい瓶に入れるらしいが、無いので)、

封をし、

作った日付を書いて貼り、

冬場なら外に置いておいてケンネ脂を溶かすのだろうが、夏場ので絶対危険で無理だろうから、冷蔵庫の少し温度が高めの所に2週間~3週間寝かす

2週間後、もの凄い良い香りがした(カビとかが怖かったので3週間は待てなかった)。
本当は1週間に1回ブランデーとシェリー酒を大量に足してかき混ぜるらしいのだが、常備お酒を用意していないので、冷蔵庫という事で大丈夫だろ、酒精強化ワインのポ-トワインの度数が凄く高いし。

煮沸瓶詰脱気してもいい・・・寧ろ、こうやっている人の方が多いので>

布巾を敷いて水から沸騰させた中で蓋と共に2分ぐらい全体を煮沸させたセリアの瓶(←この瓶の煮沸方法が付属されていた、助かる)に詰めて(煮沸する時に噴出してしまうので、あまりギリギリまで詰め過ぎない事)、

口を拭き

蓋を軽く閉め

布巾を敷いて瓶の半分ぐらいの水の量から

沸騰させた中で沸騰してから15分前後

このぐらいか。

空気が上に向かっていくんだな・・・

15分後前後に火傷をしないように取り出して、

しっかり蓋を閉める。

殺菌・・・長期保存の時

↑を更にお湯に戻して

・ジャム類なら20分
・野菜類なら1時間
(ミンスミートはどっちだ?、ドライフルーツを使っているが肉類も入っているので野菜類っぽいが)
とのこと。

冷めたら冷蔵庫に入れて保存(悪くなっていないか時々確認をする!!)。

こういうものを、少しづつスイーツの材料として使うのか。
しかも洋酒で旨味が増して美味しいし、ドライフルーツが甘過ぎて嫌いだったが、印象が変わった。

※なるほどこういう↓文化もあるんだな。

冷蔵庫へ入れておくと、ケンネ脂の油脂分がクラリファイドバターの様に蓋をして保存効果を高める。
(構造が深い・・・)

そういう勉強にもなった。

やっぱり、実際にやってみると本で眺めるだけとはかなり感覚が違うものだな。。。

ミンスミートパイ

カンバーランド風ラム酒入りバター。

2017年08月24日 | スイーツ
カンバーランド、なんだそれ?何処なの?と先ず疑問に思うが、
カンバーランドとは、カウンティという中世のイギリスで使われていた地方の地方行政区分の1つで、調べるとカンバーランド地方は今現在、イギリス北西部にあるカンブリア地方の事(カンバーランド・ウェストモーランド・ランカシャーとヨークシャーの1部を併合)。
ピーター・ラビットの作者ビアトリクス・ポターが移り住んだ湖水地方も含まれ世界遺産としても有名。

そこの地方名をとって、「カンバーラーランド風」と称している。
カンバーランド・ソーセージが有名・・・まだ食べた事がない)

という豆知識を得た所で、早速作っていこう。

無塩のバター()を100gとりわけ、細かく分けて常温でクリーム状になるまで戻すのだが(溶かしてはいけない)、

時間が無かったので、レンジに入れ(細かくもしていない、皿の密閉もしなかった)

温めではなく解凍モードで40秒(細かくして、蓋やラップなどで密閉していれば30秒か?)

少し塊があるぐらいで下のトロリとした部分と合える。

マヨネーズぐらいになるまで練る。

ボウルに移して(↑塊の段階でボウルに移すか、レンジにかけられる耐熱ボウルや容器ならそのまま軟くすれば洗い物が2つ減る、今回は耐熱ボウルなど持っていない事に加え、敢えて、パッと身近な食器で作れるように、ワザと苦労してみたお湯をかけてから洗剤で洗えば思っているより、すぐに落ちるし・・・)

ナツメグ小さじ1/2の更に1/2欠けるぐらい。

本当は赤砂糖という製造過程が上白糖に比べより原子的な段階の砂糖を使うのだが、そんなものは身近に売っていないし(「ブラウンシュガー」を使おうか?「てんさい糖」を使おうか?迷ったが、結局身近にあるもので作れないと今後やらないだろし意味は無いなと)、普通の砂糖を100g(バターと同量なんだな・・・)。

をドバっと

ラム酒67ml~68mlぐらい

を入れて、

泡立て(泡だて器が無い場合は、1度なめらかに押し潰しながらかき混ぜ砂糖を入れてかき混ぜ、残りのラム酒とナツメグをいれてかきまぜる)。

すぐにクリーム状になる。

あまり回し過ぎると動物性生クリームからバターを作る時みたいに分離しそうだからツノが立つぐらいで良いのかな?

ボウルのフチで隙間に入ったバタークリームをトントンと落とすと良い。

ラップ等をして冷蔵庫で4時間以上固める

味は、たしかにイギリス料理に共通する味だった。そろそろイギリス料理の味覚のポイントが掴めたかな、深緑色緑色の間ぐらいが共通して感じられる味覚のポイントだと思うのだが・・・ま、商売だと、毎日同じものを作るし、又違うのかな?って気がするが。
ゆっくり気持をかけて作るとこんな感じの色のイメージなのかな?って感じがする。
(自分の味なのかもしれないが)

 あ、おいしいです、ラム酒のまあるい優しさがフワっとしている中に、やはり度数の高いスピリッツのらしくガツンとした強さも感じることが出来る、重いんだけれど重過ぎる訳でもない、ナツメグ単体だけでは苦いはずなのに、酒自体が苦いので苦さがマスキングされるのか、ナツメグの余韻だけが後に記憶に残り続けるという感じ。

 伝統的にこのカンバーランド風ラム酒入りバターかブランデー入りバタークリームを、果物系のプディングやミンスミートパイ等のドライフルーツ系お菓子に添えて出す事を定石としている。

注意
これは基本的な分量を自分流に換算して参考にしたので、ミンスミートパイなどの洋酒漬けのお菓子に添える時は

このバター・クリームの酒が強いので、添えるクリームの量を減らすか?クリームに入れる酒を減らすかしないと日本人やアジア人にはツラいかもしれない

クラッカーなどに乗せても凄く乙な味だった。

パンとかにも合うかもしれない。

少し、酒が強いかな・・・

(※いくら酒が入って殺菌されているとはいえ、5日ぐらいが限界で水分が出てカビが生えるのでタッパに入れたり、酒が入っているから凍らないかもしれないが冷凍庫とかの方が保存が効くだろう)



シーズニングの理解を深める

2017年08月23日 | グルメ
ジャークチキンを作った時のシーズニングを凍らせておいてそろそろ限度なのと、小さな海老が安かったので、いろいろ作ってみる事にした。

ジャーク・シュリンプ
海老類は背ワタがあったら取り出しておいて、

シーズニングの中に漬ける。
(肉類の場合はレモン等で洗ってから漬けるが、海老はオイルなどを塗るらしい、でもオイルを塗ると味が漬かりづらくないだろうか?、知らなかったのでやらなかったが)
作りたては味がしみ込み安いだろうが、このシーズニングは1度冷凍して香りも少し飛んでいるので

多少長めでも冷蔵庫で密閉して(←オールスパイスとクミンの香りが凄いから1晩漬けた
(シーズニングを乗せて焼くだけなら30分ぐらいでも良いらしい)

翌日シーズニングをよく落として

焼き鳥の様に串に刺し、

グリルで焼いてみた。
(フライパンやオーブンとも迷ったが、鉄板直は焦げ易いし、この為にオーブンってのもなんなのでので、BBQでも直火だろうし)

海鮮類を串に刺して焼くのは、何気に始めてかも
乾いたら裏返して、最後にもう1回表を焼いて完成)

調べるとご飯に添えるスタイルが多かったので、アジア人好みアレンジして急遽、目玉焼きを添えた(思い付いて4分ぐらいで作れたぜ←このスピードが経験になる)。

ジャーク自体が思っているより優しい味なんだ、ピクルスみたいなのが欲しくなるな。

途中から卵に絡めて、更にマイルドに(←アレンジだけれど)。

ジャーク鶏ミートボール(又はハンバーグ)>

まだシーズニングが余っていたので、鶏もも肉を挽いてツクネと同じ要領だけれど塩胡椒だけ結着剤になる分の塩分しか入れずタネを作り(前日についでに少量のタマネギもの微塵切りも炒めて冷ましておいた)、

シーズニングの器に入るだけの肉団子を作って、絡め、余分な分は「又何かに使おう」と取っておいて(味を付けたら冷凍すると足が早いので、なるべくしない)。

1晩漬けて。

今回は温めたフライパンにオイルを敷いて調理してみる。底を焦げないように瞬間焼き固めたら

蓋をして弱火で側面を固めながら火を通し、途中転がして完成させる。

上記とほぼ同じスタイルだが、ジャークチキンは生のタマネギと相性が尋常ではなく良いので瞬間濡らして水を切ったタマネギを少し散らす、もっと散らしてもサッパリして良かったかも(少し焦げた)。
アタック感が香りのイメージのワリに優しいから、ピリっとしたアクセントが必要なんだろうな
トマトも賽の目にしてみた(ハンバーグだったら自然なソースみたいなものか)。

豚肉専門のつくねや、皮無しソーセージ専門だが、今回のジャークシーズニングにはチキンの方が軽くて良いかな?って。
予想以上に軽かったのでパクパク食べられた。
(そんなに香りも強くないし)
こういうシシカバブやハンバーグ系でも良いのか。

調べると、他にタラや海鮮類なんかも出てきて、イカや貝類なんかも良いかもしれない。
(熱源に接する部分が焦げ易いが)

ジャークカレー

まだ余っているので、これ以上、ジャークなんちゃらは食べたくないから、クミンなど材料が殆ど印度カレーと一緒の為に、これ印度カレーに出来るんじゃね?って。
(肉を蒸した時に排出されて余っていた出し汁=ブロードも余っていたのでこれは作れると・・・)
※因みに、絶対合わせてはいけない組み合わせは鶏+牛、市販の合挽き肉に鶏+牛の組み合わせがほぼ無い事を見れば解るだろう。
(今回は鶏+豚と海老も少々の出し汁)。

鍋を温め(シーズニングも流石に少なくなってきたので。いつもより小さい鍋)、オイルを少し多めに敷いて、シーズニングを中弱火で炒める。
パウダースパイスが入っているので、焦げ易い為に注意が必要だ。
(ここでチリパウダーや唐辛子を入れると良いが、アレ、無いな・・・何処へいったんだ?)

※具として事前に鶏肉を切って塩胡椒で下味を付けておいて、皿に付着しているシーズニングを鶏肉でふき取ってまんべんなく使い切る。
(スパイスって高いから)

水分が無くなってルーみたいになってきたら、水やダシ汁を加える。

レモングラスやローレルなど好みの香草を入れ1度煮立てる。

鶏肉を入れ

上記、ジャークミートボールの時に使わなかった肉団子を入れ

1度煮立て

中弱火で20分ぐらい

その間にシンクをキレイにする(これは料理を作る以上、避けては通れない)。

丁度、17分ぐらいでキレイに(3分休憩)。

鍋の方を見て、油が浮いてきていたら、味をみて、塩胡椒と好みのスパイスで追いスパイスをし味を整える。
(カレー粉を入れてしまうと本当にカレーになってしまうので、なるべくならクミンだけとか)

あ、チリパウダーあったよ、なんでこんな所に・・・、急いで入れないと
後から入れると少し粉っぽくなるんだよなー

ジャークカレーだからやはり追いスパイスはオールスパイスと余って困っている自作のマサラをここぞとばかりに使ってしまおう(オールスパイスがクローブの香りも含むので、ワリとクローブを足しても壊す事が少ない)。

塩加減とスパイスの加減はご飯と合わせて丁度良くなる様に調整し完成。
因みに再沸騰させると調整して完成に持っていった味がボヤける仕組みが煮込み料理だと思う、昔、これで超苦労した・・・イジワルな人が居て「調理師免許持っているからきっとスゴイの作れますよね~」とか皆が見ていない陰で散々プレッシャーをかけられてハンパなモノは作れなかった、免許持っていたって経験を積まないと、やはり実戦が全てだし、寧ろプライベートで時間をかけて作りたくなかった、友達んちの台所に立っていないで、みんなと話していたかったのにな~)

味は普通のカレーとは表情が又違うけれど、土俗的な荒々しい感じの中に、鶏の軽さが楽しいアクセントになって、ジャークとはいえ、あくまでカレーなので当然ご飯とも合う!!

クミンってどうやって世界中に伝わったのだろう・・・大航海時代のイギリスだろうか?
ジャークシーズニングに何を入れるか?の正確な定義は無いので、何がなんでも絶対にクミンを使わなくても良いのかもしれないが、基本のレシピなのか?クミンを使っているレシピが多かったから、そのまま印度カレーにもスライド出来たし・・・)

そういう事を考えさせられた。

少しは自分の中でシーズニングについて造詣を深められただろうか?

付け合せも含め、しみ込ませる水分もタマネギがポイントだというのは前回のジャークチキンの時から含め、なんとなく今回ハッキリと掴めた気がする。

・スパイスの香りが材料の個性に勝つので腐敗しない限りは、使い回しが効く気がするのも面白かった。
ジャマイカとかでは毎食食べるのに1回1回使っては捨てていたらスパイス代が洒落にならないものな。
現地や古来ではそんな風だったのではないか?と時代や時間を越えて想像をめぐらせてみた。

喫茶店風のコーヒー?

2017年08月23日 | 飲み物
最近よく行く喫茶店で暑さに負けてアイスコーヒーを飲んでいるのだが
(今までは夏でもホットだったのだが・・・)
持ち帰り用の容器が気になったので一応洗って拭いて乾かし、

冷凍しておいた氷を沢山入れ、

コーヒーを濃い目に煎れて

中ぐらいの速度でカップに入れ、てかき回し、

蓋をして家でもこぼれないアイスコーヒーの完成。

本を片手に足元が暗い階段もこれならなんとか。

別の部屋でも(一応)木のコースターを敷いて、マイルス(気が向けば「ジャックジョンソン」)やリーモーガンの「アイ・リメンバー・クリフォード」やソニークラークの「朝日の様にさわやかに」でも流しながら、古い文学でも読めばカフェというか喫茶店気分?

結局、久しぶりにスティーヴ・ヴァイをずっと流していたが・・・
サンタナがツェッペリンをカバーしたものにしようか、迷ったんだ。

※氷をもっと大量に入れ、コーヒーをもっと減らして濃くすると良かったみたい。
氷7.8:濃いコーヒー2ぐらいの割り合い
(プラスチックだから熱いのは溶けてしまうので入れられなくて、どうしても氷が先になってしまうのは致し方ないか。。。)



ホワイトチョコ味の「たべっこ水族館」!!!。

2017年08月23日 | スイーツ
以前、「いろいろなもの2」で紹介した、たべっこ水族館ホワイトチョコ味が、あまりにも美味しいので改めて記事に!!
そのぐらい食べると止まらなくなる美味しさ!!
(チョコとか甘いものがそんなに得意ではない自分が、美味しいというのだから万人向けにオススメ出来るのではないかな?と思う、)

改めて校正し直すが、ホワイトチョコを勉強してみると・・・、

ホワイトチョコレートとは・・・主成分はカカオからはカカオマスというカカオの胚乳の部分を固めたモノ(←黒色)と、
油脂成分(←これがカカオバター=ココアバターと同義で白色)が取れるわけだが、
この白いココアバター(カカオバター)のみを使用している為に色が白色となり、


更にチョコレートに精製する時に、このココアバターから上記の褐色部分(カカオマス)でもある苦味を除去して製造されるていることで甘味も引き立ち、加えてココアアバターの風味が強いのでよりミルキーになるとのこと。

つまりミルクチョコレートとは、又、違うようだ。

「たべっ子どうぶつ」のバター風味が、そのミルキーさと相まって、風味が格段に上がる!!

本当に「じゃ○りこ」並に手が止まらなくなった、別にギンビスの社員でも関係者でもないけれど、マジ凄いぞ?、これ!!

ホワイトチョコではなく普通のチョコレートを使った「たべっ子水族館」から、その後、まさか味での変化球を投げてくるとは・・・夢にも思わなかった。
(アイデアだけでなく味の質に、意地を感じたね!!、脱帽、味で驚かされたなぁ~)

今回は溶けなくて手が汚れないし。

スゴイお菓子だ。









ニンジンの皮でタンメンを。

2017年08月22日 | 素材
以前、焼肉屋さん風のキャベツを作ったが、今回あまり過ぎてしまったので、野菜クズとともに野菜炒めにて塩味のラーメンに乗せた。

・焼肉屋さん風のキャベツが塩味や胡麻油が入っているので、改めて塩味や油は足さず
・野菜炒めにすでに味が付いているので、スープの量を気持増やす(もしくは濃かったら後からお湯を足して好みの塩分の濃さにする)

※皮と身の間に一番栄養素が有ると言われるニンジンの皮が、こういうカタチで野菜のダシというか味を出すとは思わなかった。繊維質もビタミンも摂取出来るし。
・ニンジンの皮はよく洗うこと!!

野菜の水分で丁度優しい塩味のラーメンなら好みな方だし。


ゴマ油を入れ忘れたエビシュウマイ。

2017年08月21日 | グルメ
もう大ショック、以前シュウマイの作り方を覚えた時に、挽肉が余っていたので冷凍しておいたのと、豚肩肉が少し余っていたので刻んで叩いて食感を出し、小エビが安かったので少し多めに軽く切ってから入れて、前回の記憶をたよりに確認しないでシュウマイを作ろうとしたのだけれど、

・片栗粉をまぶした微塵切りのタマネギ
・微塵切りの生姜(←使い切れなくて悪くってしまうから、font size="4">使い易いようにスライスして冷凍しておいたものを自然解凍したもの)
・塩
・胡椒
・あんず酒(本来なら紹興酒だが臭くてキライなので、あっても余るだけだし、泡盛は美味しいと思うんだけれど・・・)
・醤油
を入れて僅かにチンして味をみて、大丈夫だったので満足して包んでしまった。
(↓小麦粉を敷いた上に整列した、不揃いのシュウマイ達)

お湯を沸かして、レタスが無かったのでキャベツを中敷き?(材料を置く蒸し台)に敷いて、跳ね上がっている所が無い様に手で押して少しでも平らにする!!

隣の皮同士が、くっついてしまうけれど、大丈夫なのもあるから、家だし何度も蒸すのは面倒なので持ち手の部分を空けて全部乗せてしまった。

沸騰している鍋の火を1度切ってから材料の乗った中敷き(蒸し台)をソッと置くと蒸気が熱くないので火傷をしない、蒸気って結構危ない。
(火傷はしないけれど、蒸気が熱くて蒸し台をお湯に落としたら全てが台無しなので一応確実にね)

最初、強火のその後中弱火で計10分後に蒸しあがったらトングを縦にして取り出すと、多少皮同士がくっ付いていても取り出し易い

1個だけ皮がくっ付いて壊れたので(←それはその場で食べてしまう)29個と肉汁を吸った蒸しキャベツが完成(蒸しキャベツは酢醤油で食べるとこれが又!!)。

ム、何かが足りない、美味しいんだけれど、何かが足りないんだ。コクというかオリエンタルな風味というかそういうものが前回と違って足りない、欠けているんだ。
その場では胡麻油と気付かず、なんだろう?、なんだろう?、でも美味しい、と作りたての味に誤魔化されて、きっと冷凍しておいた肉だからかなあ?とかエビの水分が出たからかなあ?とか色々と別のもののせいにしていた。

で、数時間経って、ふと、もしかして?何か足りないコクはゴマ油ではといきなり思い出して、シュウマイの作り方を確認すると、やはりゴマ油だった

あぁ~、勿体無い、滅多にエビ入りなんて作らないのに(本来シュウマイはエビを入れるものらしいが、高いので肉だけで良いんじゃね?と)、恐らくもう2度とそんな贅沢はしないので、残念って感じ。

あとビビッて豚肩肉をタタキ過ぎた、もう少し肉の食感を出しても良かったか?と

ただ、点心って覚えると楽しいかも!!
(包むのが勿論少し速くなったとはいえ、それでもやや面倒だけれど・・・餃子よりはラク
蒸すのも放っておけば、その間にボウルなどの洗い物を終わらせられるし

量が多いので主食を食べずに、これだけで一食を済ます。
(残ったら翌日、チン)
キャベツも含め、タマネギや多目の生姜など野菜も豊富だし、蒸してあるのでサッパリと食べられる。
カラシ醤油や酢醤油などをつけると更にサッパリ(基本のシュウマイはそのままでも食べられるように味付けをするのだが、両方楽しめるように適度な濃さにしておく)。

オマケ

余ったシュウマイの皮は、濡らしてギュッと搾りよく水気を切ったキッチンペーパーと共にジップロックなどに袋ごと入れて冷蔵庫で少しの間は保存出来る。
(そのまま冷蔵庫へ入れるとやはりカピカピになる)

冷凍する時は、ラップで包んで、皿やトレーなどに乗せて凍ったらタッパなどに入れ、割れないようにする注意が必要。

再利用法は調べるとそれこそスープやスイーツなど山の様に出てくるが、自分は切って

少し多目のオイルで炒めて(色が付き始めた段階で上げてしまわないとノロノロしていたら一気に焦げるので注意

サラダのクルトンにした。

皆が泣いて逃げ出すピーマンが異常に多いサラダも、油脂で苦味はマスキング出来る
滅茶苦茶美味しい。
(少し焦げたので繰り返すが急いで熱源からどける為に拾うより、別皿にあけてしまった方が良い!!、一緒に入ってきた油はその後で分けても。)
サラダも正解!!


トマト・ペペロンチーノ?

2017年08月21日 | 今日の料理
間違って切ってしまったニンニクがあったので、ほっぽっておいたら臭くてかなわないのでペペロンチーノにしようとしたけれど、タッパに切ったトマトが余っていたので、急遽それをもう少し細かく切って入れパセリも入れて軽く煮込み乳化させ、トマト風味のペペロンチーノにしてみた。

パセリも好きだから、ツイ大量にふりかけてしまったけれど、こんなにはいらなかったな
(彩り程度で良かったのかも、強過ぎないから好きなんだよな)
まだ使い慣れていないからコントロールが出来ないのかも、弱点だ。

あまり正式では無いかもしれないkれど、まあ練習にありかなー?って。

不味くは無い!!(←一応)


キャベツのペペロンチーノ。

2017年08月21日 | 今日の料理
以前紹介した水漬けパスタの最短水漬け時間は20分だ。

本当に出来るのかなあ?と思いつつ、やはり1晩ではないVer.もやっておきたかったので、

フライパンにオイルとニンニク・鷹のツメを熱しつつ、お湯を沸かして、何もなかったのでキャベツを少し小さめに切り揃えて、水漬け麺を茹でてみる。20分漬けただけでは結構、硬いな、1晩とかだと1分~1分30秒でいいが、こういう場合は何分くらい茹でればいいんだ?
①袋に表示してある湯で時間(このパスタの太さが確か7mmで9分
②麺の戻り具合
③いつもの湯で具合

を、
なんとなくアタマでMIXして、う~ん・・・はじき出した答えは4分だった

3分半で1本食べてみて、バッチリ!!、4分で正解と確認。アルデンテにしたいし、後にフライパンの中で熱が入るので(←硬い分にはここで調整出来るが軟くなったら戻せないし)直ぐに取り出して

フライパンで煽り「キャベツのペペロンチーノ」の完成。

本来なら、アンチョビ等を入れるが(←代替だったら魚醤を入れるのだろうが、そんな勇気は無い、だってクサイもの)、アンチョビなどが入らない素材の味を1度知る為にもキャベツだけでいいかなと。
(慣れたら、ツナと魚醤でアンチョビ風に?・・・いや、そこまでアンチョビにこだわる必要は無いか、そんな大好きという訳でもないし、嫌いでもないけれど)

味は良い、優しい、キャベツを入れて正解だったな。

キャベツって便利なんだよ。
コールスロー・サンドイッチとかもそうだが何気に小麦粉と相性良いのかもなー?



町のアイス屋さん。

2017年08月21日 | スイーツ
町に昔からあるアイス屋さん(個人店)のアイスクリーム(チョコビスケット)を久しぶりに食べた。

やっぱり、甘いものがそんなに得意ではないので、普段あまりアイスを食べなかったが、量販店の安いのとは又、味が違うんだな。
なんていうか、「風格」が違い過ぎる。
しかも昔より美味しく変化というより進化している気がするんだ。
それでいて、砂糖が前面に出るのではなく、「水あめ」の味もして、昔からの味もする。

これが個性ってヤツだな!!

これは一撃ででファンになったわ!!

アイスって美味しいんだなー

改めてそう思わせて頂いた!!!





串って・・・。

2017年08月21日 | 飲食業
超大した事じゃないんだけれど、串ってフォークだと抜き易いんだな・・・。

本当に何でもないことなんだけれど、居酒屋とか和風系が多かったせいか、串=箸で抜くと考えていたので、なんか目から鱗な感じだった。笑
 ↑
(本当は折角、たまに串が割れたり、肉が硬かったりして指に刺してしまってそこから肉の細菌が入って中々傷が治らなかったりする思いまでして、串に刺したモノを抜かないで欲しいけれど、それは食べる人の自由なのでグッと堪えて目を瞑っている)。

う~ん、歳月を重ねるという事は勉強になるなぁ、やってもやっても、まだ見付かるから苦しいけれど、面白い!!

「これでいいや」というのは俺の辞書には無い、な・・・






米の硬さと、丼の中の小宇宙、アナタはどのカツ丼が好み?

2017年08月20日 | 飲食業
新潟ご当地グルメのタレカツ丼というものを食べた。

天ツユのちょっと優しくて懐かしい味みたいなタレなんだな。
ずっと気になっていてやっと、納得。

で、この丼モノのご飯が硬めに炊かれていて、美味しいのなんのって!!

やっぱ丼ものには、米が立ったご飯だよね。

ツユがワリとかかっていても、しっかりとした米の炊き方だった。

という訳で、自分も炊飯器でだけれど、規定量の線から4mmぐらい水少なくして

米を炊いて
みた。

おお~、安い米なのに、いつもと表情が違う、これなら熱々が舌や口中に痛い自分でも炊き立てを食べたいなと思える。
(軟らかいと、熱々の熱が口中にこびりまとわり付いて、喉を通る時も熱いし、米の甘味、風味、旨味が、本当にダイレクトに五感に突き抜けないんだよ、少し冷めないと、少し冷める事で旨味も増すし)
※酸味が苦手だけれど、思わずカリカリっとした梅干で食べてしまったぐらい、和を楽しんだ。

で、これでカツ丼を作ってみた(流石にタレかつ食べて、又すぐタレカツはちょっよあれだったので、タレカツではないけれど)。

米をこのぐらい硬めに炊くと、丼モノは見違えるように表情を変える。
そして上のバランスが又、大事になってくる。

よく料理雑誌などで、丼の中は宇宙に例えられるが、本当に美味しいと言われ人々を引き付けて止まない完璧な丼は絶妙なバランスでなりたっているのかもしれない。
(丼モノが嫌いな単品好きの自分が驚くぐらい美味しいというのだから、ま、察して知るべしか・・・)

因みに、煮カツ丼には、カツ丼には、揚げて熱々のカツを煮ないで、卵とじの上に揚げたてのカツを乗せたりする作り方もある。
又は、その逆で、
カツを揚げるか、市販のカツを軽くレンチンしてオーブントースターでカリッと温めておいて(←焦がさないように、アルミを被せると焦げない)

ダシ汁でタマネギを煮て、酒、少しの塩、醤油で味を付けて(そういえば砂糖を入れなくても美味しかったな・・・甘いの苦手だからな・・・ご飯の糖分で甘いのに、そこに砂糖って甘過ぎるよね?)、
丼に軽く溶いた卵を、投入し、軽く火を入れておいて失敗が怖いので1度火を切り(余熱注意!!、余熱の調理時間もアタマに入れながら別の作業をすると良い)

丼(卵を溶いた時に使用したもの←付着した分も勿体無いし卵の風味を活かしたい)に、ご飯を盛り、カツを乗せ、再度好みの硬さまで火入れした卵を上から乗せる

カツ揚げたてだと、自分はパン粉が上口蓋に刺さるし、しかもそれが熱いから苦手なのだが、
オーブントースターぐらいなら、そんな熱くはないので、これが1番B級感満載で身近な感じがする。
クセになるというか。

まあ単品好きで、丼モノ自体があまり好きでは無いので・・・ご飯に味が付くのが苦手で、僅かでもベシャッとするのが嫌だし、丼の中の単品で何度も色々な味の濃さ加減を楽しめるからこれが良いのかもしれないが。

まあ、煮るのが1番失敗が少ないだろうな。

アナタはどのカツ丼が好みでしょうか?

若いうちは、米粒が立っているぐらいが美味しいんだよな。
歯が抜け落ちたり、入れ歯にしたら、又、違うのかもしれないが、それまでは楽しみたい!!



粉をサッと付けて寝かせた唐揚の衣はフライドチキンっぽかった

2017年08月20日 | グルメ
何軒か回った店舗以外ではここのブログだけでも結構作ったり書いたりしてきたが、もういいだろ、もう十分だろと思いつつも次々と自分の知らない事や新しい事が世の中には沢山ある。
よく「人間1人が頭の中で考えられる範囲なんて、ほんの僅かでしかない」なんて昔の言葉があるものな。
(勿論、苦しくてアタマ抱えたり、上手くいかなくてアタマかかえたり、もあるんだけれど、やっぱり楽しいだけではダメで、毎回課題も無いとなって少しづつだけど常に思えるようになってきた)

 普段、あまりTVは観ないのだけれど、天気が気になってTVを付けてみたら、粉だけ付けて揚げる唐揚があった。
お、これは基本に戻ってやってみようと。早速先に皿を用意してやってみるか!?

箸で粉に落として

手でソっと付けると良いらしい。

このまますぐに揚げると揚げ油の中に粉が飛び散って、油が汚れるので少し寝かせるらしい

箸で油に入れる。(写真を撮るのは急ぐと火傷をするし危ないので参考にしないように!!、揚げ物の時は、あくまでもカタチだけだから↓)

今回は2種類の揚げ方。

①他の作業(この後に別のモノを揚げる準備)をしながら中火→で1~2回ひっくり返してずっと
②中火(触らない)→弱火→ひっくり返して中火(①より少し揚げている時間が長めかも)

①の揚げ方の時は、なんかチキンナゲットみたいにパサパサ。繊維質の断層と断層の間の水分とか旨味、油がホボ無い感じ。これじゃあ~ない。

②ややカン頼みの所もあるが(10年ぐらいやってりゃ、どの変でひっくり返すか解るじゃん!!?)、こっちの方が、うん、断層と断層の間の油が抜けていない。
揚げる時間も長いし、一見硬そうに見えたが逆だった、見た目だけではないんだと改めて痛感し考えさせられる。

ま、それだけなんだけれど。

なんか普通っぽくて(←まあ、少し置いたからどうかな?って気がするけれど)。

解った、フライドチキンだ、フライドチキンに近いんだ、唐揚げとちゃう。
これを書いていて気付いた、

その後、ニンジンとインゲンの天麩羅は美味しかったー。
オクラなんかも天麩羅にすると美味しいと思う
オクラ茹でて何もかけないで食べるぐらい好きだし。
(他の野菜に比べて、エグみが少ない)


う~ん、間違って覚えてしまったのかな?味じゃなくてパプリカの~

2017年08月19日 | 素材
パプリカがあったので、

冷水を用意して茎に串を刺しておいて炙っていたが・・・、

重くて、網に乗せたが時間がかかるので、

下網を外したら早かった・・・

後で調べたら、
※ここで、皆は紙袋などに入れて2分間蒸らしている。
※直火で焼いても半分に切って魚焼きグリルを使った後、蒸らしている。
※ラップをしてレンジでチンしてから蒸らしている

(レンジは電磁波云々がやっと話題にたまに上がるようになってきたので、なるべく使いたくないが、でも便利だしね、つい・・・)。
などがあって自分は古いのかなぁ~と、
冷水で冷やし、水の中で皮を剥く。

キレイに剥けたら、焦がしきれなかったヘタを取って。
(使えば使えるのだが、所々の焦げがとりきれていないと嫌なので、焦げを見た目取ってから食べてしまった・・・甘い、ウマイ、生で食べればよかったかな・・・)

剥いたら水気を拭いて

切ってワタを外し、この後の作業を考えるとあまり意味がない気がしたが、一応、

フードプロセッサーへ入れ、

ガーって回す!!(水の中で剥いたので水気があるから、オイルとか水分を足さなくても簡単に回る・・・そんな気がした・・・皮を剥く必要あったのか?

塩を入れた湯を沸かしながらパスタを茹でるのだが、今回は1.7mmと1.88mmのどちらを使おうかな?
クリーム系は太いほうが良くて、トマト系は細い方が良いのだが、1.6mmぐらいのカッペローニとかあまり細いのはサラダパスタみたいで、嬉しくもなんともない。
(茹で易いからって妥協したくはない)
どちらにでも扱い易い1.7mmにしておくかな。

鶏肉を切って軽く塩胡椒をし、

オリーブオイルを温めたフライパンを温め(今回、パプリカを活かしたかったのでニンニクは無しにした)、鶏肉を炒めたら、

無添加白ワインを少々、

フランベでアルコールを飛ばす、最近火事起こしそう、そんな入れていないのだけれど、なんか燃え方が激しい。
(少し注意しよっと、入れなくても優しい味になるから良かったかも

パプリカペーストを入れ、

少量の茹で汁で、中までキレイに(少量にしないとプラスチックは溶けるので注意

茹で汁を足して、

後で味を整えるので軽く塩胡椒をして煮込む(水分が足りなくなったら鍋のお湯を適度に足し続ける)。

麺じゃなくて~、パスタが少し硬めに茹ったら(アルデンテって100年ぐらいしか歴史が経っていないとか、まあ、硬めの方が美味しいけれど)

フライパンに加えて塩胡椒で味を整え(少し足りないぐらいが丁度良い)、

あおって

速めにフライパンから皿に移し(余熱があるので少し足りないかな?ぐらいが丁度良い)、好みでオリーブオイルを。

一見、ナポリタンやトマト風のようだが「鶏肉とパプリカペースト」のパスタ。

彩りでパセリを乗せたが(パセリ好きなので)、

パセリが無い方が、パプリカの風味が深層心理ぐらいの部分で活きているので、無い方が自分らしい味になったかもなー。パセリがあるとパプリカを焼いた時の香ばしさが引き立つ気がする、苦味はオイルでマスキング出来るから、それをパセリでサッパリさせるから又苦味が引き立つのだろうな(先にパセリの部分だけ食べてしまった)。

今回、キチンと作り過ぎた、外食っぽい味というかタバコを吸う人や昔タバコを吸っていた人が好む味になったかも(勿論、普通の吸わない人でも食べられるが)、どっち付かずというか。

果たして、これが自分の味か?と思うと、う~ん、って腕を組みたくなる

不味くは無い、外なら全然OK、コースでデザートが欲しいって感じ。

でも家の味(トラディショナルな味というか)は、デザートなんか無くても満足出来るような、TKGや野菜をたっぷり乗せたサッポロ一番の様な荒い満足感が欲しいのではないだろうか?
(デザートが欲しかったら、後で勝手にチョコでも齧れ、みたいな)
完璧過ぎるとツマランというか。

あと、・・・、腕のせいもあるのだろうが、やっぱりパプリカはトマト味のパスタに適わない気がする、パプリカパスタとトマトパスタ、一生食べたいのはどっち?って訊かれたら、誰もがトマトを択ぶだろうな。
洗い物と時間と下ごしらえを苦労したワリに報われないパスタなのかも

失敗では無いんだ(←シャレになんないぐらい負けず嫌いなので、実際不味くは無いし、差し引いても美味しい方だと思うし、でも全てが完璧過ぎてツマラナイ味なの、マニュアルっぽいというか、人間が作らなくても工場でも出来んじゃね?って、味気ないんだよな)。

まあ、勉強になったか。

あと、レンジで温めた後に紙袋で蒸して、今度やってみよ。