半額で買い溜めしておいた牛肉があったので、大政奉還後(翌明治元年)に横浜で食されていた牛鍋風にして食してみることにした。
(あくまで「風」なんだ、本来、割り下で少しづつ煎りつける様に焼いて食すらしいが、フライパンにこびりつくのが嫌だったので、アレンジしてある)
先ず、酒と砂糖・味噌で、甘めの優しい味噌を作ってみた。
味噌だけで、砂糖とかは割り下の方に入れても良いみたい。
最初だったので万全を期して先に甘味噌ダレを作ってしまった。
このままご飯と食べても美味い。(ちょっと信じられないぐらい、絶妙の塩梅で美味く出来てしまった)
肉を、繊維を断つ為に、肉の表面に対してやや斜め平行に、平目の薄い造りの様な「角度」で、斜めに削ぐように切り(あくまで「角度」、厚さは違う)、
その後フライパンを温め、油を敷き、少し冷ましてから(=この後、フライパンに牛肉を並べるのだが、割り下や野菜の準備をしている間に、フライパンが熱いと、牛肉に火が入り過ぎてしまいそうで怖かった、だって、作った事ないし)
割り下は、急いでいたので、酒と水とつゆの素を使って、一気に作ってしまった。
水150cc・酒80cc・つゆの素50ぐらい。家庭によって違うと思うあくまで目安。絶対味は自分でみて、火を入れるからちょっと薄いけれど、でも出汁の味がするぐらいの濃度に調整しておいた方が良い。(野菜の種類や、味噌の濃さでも変ってくると思う。薄い分には足せば良いが、濃いと修正しようがないので注意・・・本物=素材の味も解らなくなるしね。又、煙草を吸う人用はガツンとした強い味になるのでそれも計算に入れること。)
割り下と野菜・豆腐を投入して、グツグツ煮込み、好みで卵を漬けて白米と食べた。
この日から、我が家のすき焼きは、味噌味になった。
*味は、火加減でラストに調節すれば良いと思う。
*火加減は、あくまで目安だけれど、
強(野菜から水を出す為
↓
中(これで火を通す)
↓
強(味を決める・濃過ぎてはいけない、後で、修正が効かないから)
*更に、料理は冷めていく過程で味が染み込んで濃くなっていくので、出来上がりはちょっと薄いぐらいが丁度良いんだ。
濃いのが好きな人は、自分の皿で七味でもなんでもかければ良いと思う。
この考え方はイギリス料理が、調理人は熱を通すまでで、味は各自が自分の皿でつけると同じで、他人の好みで味付けされるよりも自分の好みで味をつける。これって、世界に1つしかない最高の贅沢だと思う。味で薄いだの濃いだの文句を言われて、家族が喧嘩にもならないし。
因みに、私は牛丼は「つゆ抜き」にしている。
丼用にわざわざ硬めに炊いた白米がベシャベシャにならないし、濃過ぎない。
(本当のツウは「つゆ抜き」にするらしい。)
*今回、葱の青い所なんかも入れたが、青い厚みが薄い部分は味が染みていて(濃いとは違う・うま味が染み込んでいるんだ)、鮪のねぎまの様で、日本人はネギの使い方が上手かったんだな~と改めて思わされた。
*又、肉は酒を沢山使ったからか?、砂糖を使ったからか?、繊維を断ち切ったからか?安い肉が柔らかくなったのには驚いた。
日常的に食べる、昔ながらの日本人の庶民の食べ物として、硬ったい、安っい肉が、風流で合う様な気がした。
(あくまで「風」なんだ、本来、割り下で少しづつ煎りつける様に焼いて食すらしいが、フライパンにこびりつくのが嫌だったので、アレンジしてある)
先ず、酒と砂糖・味噌で、甘めの優しい味噌を作ってみた。
味噌だけで、砂糖とかは割り下の方に入れても良いみたい。
最初だったので万全を期して先に甘味噌ダレを作ってしまった。
このままご飯と食べても美味い。(ちょっと信じられないぐらい、絶妙の塩梅で美味く出来てしまった)
肉を、繊維を断つ為に、肉の表面に対してやや斜め平行に、平目の薄い造りの様な「角度」で、斜めに削ぐように切り(あくまで「角度」、厚さは違う)、
その後フライパンを温め、油を敷き、少し冷ましてから(=この後、フライパンに牛肉を並べるのだが、割り下や野菜の準備をしている間に、フライパンが熱いと、牛肉に火が入り過ぎてしまいそうで怖かった、だって、作った事ないし)
割り下は、急いでいたので、酒と水とつゆの素を使って、一気に作ってしまった。
水150cc・酒80cc・つゆの素50ぐらい。家庭によって違うと思うあくまで目安。絶対味は自分でみて、火を入れるからちょっと薄いけれど、でも出汁の味がするぐらいの濃度に調整しておいた方が良い。(野菜の種類や、味噌の濃さでも変ってくると思う。薄い分には足せば良いが、濃いと修正しようがないので注意・・・本物=素材の味も解らなくなるしね。又、煙草を吸う人用はガツンとした強い味になるのでそれも計算に入れること。)
割り下と野菜・豆腐を投入して、グツグツ煮込み、好みで卵を漬けて白米と食べた。
この日から、我が家のすき焼きは、味噌味になった。
*味は、火加減でラストに調節すれば良いと思う。
*火加減は、あくまで目安だけれど、
強(野菜から水を出す為
↓
中(これで火を通す)
↓
強(味を決める・濃過ぎてはいけない、後で、修正が効かないから)
*更に、料理は冷めていく過程で味が染み込んで濃くなっていくので、出来上がりはちょっと薄いぐらいが丁度良いんだ。
濃いのが好きな人は、自分の皿で七味でもなんでもかければ良いと思う。
この考え方はイギリス料理が、調理人は熱を通すまでで、味は各自が自分の皿でつけると同じで、他人の好みで味付けされるよりも自分の好みで味をつける。これって、世界に1つしかない最高の贅沢だと思う。味で薄いだの濃いだの文句を言われて、家族が喧嘩にもならないし。
因みに、私は牛丼は「つゆ抜き」にしている。
丼用にわざわざ硬めに炊いた白米がベシャベシャにならないし、濃過ぎない。
(本当のツウは「つゆ抜き」にするらしい。)
*今回、葱の青い所なんかも入れたが、青い厚みが薄い部分は味が染みていて(濃いとは違う・うま味が染み込んでいるんだ)、鮪のねぎまの様で、日本人はネギの使い方が上手かったんだな~と改めて思わされた。
*又、肉は酒を沢山使ったからか?、砂糖を使ったからか?、繊維を断ち切ったからか?安い肉が柔らかくなったのには驚いた。
日常的に食べる、昔ながらの日本人の庶民の食べ物として、硬ったい、安っい肉が、風流で合う様な気がした。