今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

いつも成功という訳じゃなくて。(陰で努力を)

2014年12月31日 | グルメ
いろいろと、経験値を増やそうと命懸けで勉強しているが、そう毎回当たりを引く訳じゃなくて、それなりにいろいろな思いをしている。
お金だって、他の何かを我慢に我慢を重ねて注ぎ込んでいる。一点集中だ。

そんな訳で、今年、おっと思ったものや、「?」なんだ?これは?と思ったものを紹介していきたい。

先ずは~(好きだな~このフレーズ、よく使ってきた。)

本マグロの味を忘れかけていたので、日本人なら鮪だろう?と。
すっげー奮発して食べてみた。
カマトロの稀少部位も食べてみた。先ず基本を。でも、こんな味だっけ?
この後、ホホ肉も食べた、柔らかめなんだね。

更にもう一回、そうそう、これこれ、この上記との共通点が本マグロなんだ。と確実に認識。

次に、

色々なフルーツが乗ったパウンドケーキ・・・何かヒントが見付りそうで。

↓豚ヒレ肉のローストポーク(ヒレというのが珍しい。)

かなりサッパリとしているのかな?と思ったら分厚かった為か、ボンレスハム(=豚のモモ肉の骨を抜いたハム)みたいだった。

↓ありそうで無かった魚肉ソーセージに色々な味を練り込んだ(三種)もの。

なんとあの小田原の有名蒲鉾(カマボコ)店「鈴廣」(すずひろ)が製造元!!
不味い訳が無い!!
赤ピーマンはパプリカっぽく洋風な感じで、どれも「え?」って思うぐらい魚肉ソーセージの概念を覆された。ローソンのコンビニでさり気なく「鈴廣」が売っていたというのも凄い!!

そして

人生初のフカヒレラーメン。
う~ん、フカヒレの姿煮ってこういう味なのか、缶詰に入った春雨入りのスープは飲んだ事があったが、しいていえば、ホタテの貝柱を立てに食べたような海の香りがするのが特徴か。人間色々な食材を食すと、変ったモノを珍重するようになるもんだな。
というーか、よくまあ、あんなに似ている春雨という食材を探してきたものだな、そっちの方が驚きだったよ。

次は「キャビアハウス&プルニエ」

ネットで1(ワン)スプーン(・・・キャビア用のスプーンで鉄の味を感じさせない作りになっている代物で)1600円ぐらいで食べさせてくれる(今の時期は対応しきれないのでやっていないそうだが)と評判の店だが。(試食でサーモンのタルタルも食べさせてくれたが、僕の場合、かなり相当近くまで再現出来そうだった。)

↑格安でポピュラーなのが売っていた。(但し、その日食べキリ)
CAVIAR(キャビア)の種類は、
・ベルーガ
・オセトラ
・セヴルーガ
と大きく3つに別れ、
60℃で20分低温殺菌されたキャビアを「パストライズ・キャビア」
低温殺菌されていないキャビアを「フレッシュキャビア」(原産国だと日本に輸入前なので塩分も控えめで食べられる・・・まあ、そこまでは興味ないけれど。)という。
でも、今、円が弱いから輸入物が高いしな。(バターとかも、日本は食材を輸入に頼っているからなぁ~)
で、これが勿論人生初のキャビア(10g)

結構入っているじゃないか!!
チーズみたいな風味がするんだな、イクラや筋子の様な磯臭さもそのチーズの様な風味で、ほぼ生臭くない。キャビアスプーン半分で大体解った。イケル。庶民でも美味しゅうございました。やはりランプフィッシュとは違うな。覚えておこう!!緑だ(しかも色が濃い=これは塩気や濃い味付けを表すのか?)、イメージは。(色の事は気にしないで下さい。)

温かいゴハンだと生臭くなるだろうからやや冷まして、乗せてみる。イメージの色が薄まる感じかな、合うじゃないか。


スーパーの安い寿司の玉子を外して寿司飯の上に乗せてみる(ノリは冠婚葬祭で貰ったモノ・右は海苔の風味が邪魔をするといけないから握り風に半分だけワサビ入りにし、いろんな味を味わう)。寿司飯が塩を結構使ってあるので、キャビアの塩気とブツかって、イマイチ。

このキャビアの缶の開け方が良く解らなかったが、溝に指を入れて両手でグイッと。



最近、生ニンジンにハマッているので(生だと酸を足さないとビタミンC壊すけれど、これがやめられないのよ)。ニンジンを練りこむなんて、担々麺味ならなんとか合わなくもないな?と。

普通に茹でて

意外に普通。(素ラーメン状態で食べないと解らないかな?って)

一時流行った人生で初めて食べる「食べるラー油」/「辛そうで辛くない」と書いてあるがどっちだよ?!!と思わずツッコミたくなる。

意外に辛くないが、結構塩気が、ごはんの友だな、ニンニクが効いているというかニンニクを食べる感じ。

ただ、冷蔵庫に入れておくと食べるラー油って固まるのな。常温だとドロッとしているんだけれど。家の普通のラー油もそうなのかな?(やって固まると嫌だからやらないけれど)


・アヒージョ・・・高温のオイルで煮込んだスペイン料理で、ニンニクが効いている。
・コンフィ・・・低温のオイルで時間をかけて火を通したモノ(相当、時間をかける。)で肉類などはフライパンで焼き色を付ける事もある。果物の場合は砂糖漬け(大きい果物は贅沢である)。元々は保存食用に開発された=ストック出来るという事だ。


大好きなフィッシュバーガー(近年○社のは味が変ったな、昔よりタルタルが濃くなって酸味が強くアタック感が強くなったので、ファーストフードなのに優しさと温かみがあるという贅沢感が消えた。)に、スーパーのカキフライを挟んでスペシャル海鮮バーガーにしてみたが、不味かった・・・。でも海鮮バーガーになにかヒントがある気がする。エビとかエビカツとか、クラムチャウダー的なイメージでクリームを使わないで何か出来そう・・・
(余談だがサンフランシスコのクラムチャウダーはやっぱ美味い。)


中華料理店で全メニュー制覇コンプリート。生で野菜を食べない中国の野菜の火の通し方と医食同源の理にかなう調理法や野菜への加熱加減で歯応えを調整するなど何かを勉強する。(自分の中の基準を作る。)

今、流行の自分の好きなKgだけ切ってくれるステーキ。

少し切ってから、あ、写真撮るの忘れていたと思ったが、300gってこのぐらいの量なんだなって解った。若いうちに1度食べて知っておこうと思って。
(年とったらこんな量食えんし。)

イギリス発祥の料理ローストビーフの霜降りな感じ。

ローストビーフはモモ肉を使うのかな~と思っていたけれど、サシが入っていても美味いんだね。中身がホンノリ赤みが残る程度に焼き上げるのがコツだが、これだとタタキに近いね。生肉好きだから良いけれど、これを禁止したら暴動起こすぞ!!?
レバ刺しだけでも、相当日本人はキレている。公務員が責任を取りたくないだけの為に変なルール作りおって、何家族や飲食店の人間が不幸や悲惨な事になったか、そこまで考えた事があるのか?絶対に許さない。(それとも何か言えない裏事情が本当はあるのか?正直に本当の事を消費者に伝えてくれ、風通しの良い国であって欲しい。何か誰かから良い知恵が浮かぶかも?知識と、知恵やアイデアは別だから)


洋菓子の勉強でモンサンクレールへ

2014年12月30日 | スイーツ
少し前の事になるが、秋頃に、自由が丘にあるパテストリー(洋菓子とかパンを売っている店)、「モンサンクレール」へ遂に行ってみた。
数年前に、ここの辻口シェフの本「パテシエ世界一~モンサンクレールの厨房から」を、何度も×2も読んだ事があって、そうだ、あの頃のお菓子に対する(料理の業界とは又ほんの少しだが違う、仕事の仕方・生活の営みの仕方・重なる部分の)疑問や、本から得た知識と、それを頭の中で想像した時の僕の味覚はズレていないか?、常にモノを食べる時、自分の中で味を想像してみる、そこにズレがあれば衰えや慢心があると反省を繰り返す。そしてあの頃(6軒以上渡り歩いたが)の事を忘れないようにする。
そんな長年の疑問や夢にケリを付けようと自由が丘へ向った。

もの凄い探したという駅からホンの少し離れた立地条件下、どんなお客様の入り方をしているのか?見てみたかった。自由が丘はフェアトレードの「People Tree」(ピープルツリー)もあるし、よく来ていたのだが、中々、お菓子屋さんに入る勇気がなかったんだ。
最初は、開店5分前に行ってしまい、まだ開いていないので、陰で空を見上げて休憩していた。(男だから、一番最初のお客様になりたくなかった。)
メールを打って時間をつぶしていると、逆に10分過ぎてしまった。あ、そろそろ、様子を見に行ってみようと思って店の前まで行ったら、続々と人々が入っていくじゃないか。
ヤバイ・ヤバイと思って、自分もすぐに入って、ケーキの並ぶショーケースを見ると、もう無くなりかけているケーキもあるではないか?!!嘘だろ?(まだ10分だぜ?ケーキ屋さんて凄いな。)と思いながら、自分も急いで欲しい焼き菓子を引っ掴み↓


・マドレーヌやフィナンシェなど少しシットリ系のお菓子を「ドゥミ・セック」
・クッキーの様に焼き切ったお菓子を「フール・セック」
・マカロンやヌガー、ジャムに代表されるヌメッとしたお菓子を「コンフィズリー」
・キッシュやサーモンのタルトなどの惣菜類を「トゥレール」
・クロワッサンに代表されるお菓子屋さんで売っている普通よりバターをたっぷり使ったパン類を「ヴィズノワリ」
・チョコレートの温度管理で結晶を再作成する事を「テンパリング」
と言う事を本で勉強した。』
 
 マドレーヌは本が出版されてからかなりの歳月が経っているのでプチサイズしかなかったが、小さくても味は解る(焼き方が違うようだが)。マカロンも食べた事がなかったので、基本っぽいのをなんとなくワシ掴みして、ヌガー系は歯にこびり付くのが嫌いなので、そのまま、ケーキを買う為にまだ僅かしか出来ていない列に急いで並んだ。
(本で勉強した欲しいケーキよ、売り切れてくれるな~って思いながら。)
そして欲しかったケーキ(本に載っている他と比較出来る基本のモノ)は殆ど買えた。

店内でイートinスペース(サロン)があったので紅茶を飲みながらプリンを食べた。
成る程、プリンには生クリームが合う。
生クリームとプリンとカラメルが三層にしっかり主張して分かれていて、まるで洋風料理みたいだな。
美味しいなと思った。

ひとしきり、店内やガラス張りの厨房を見渡し初のケーキ屋さんを楽しんで、
他は全部持ち帰って、家で本を見ながら自分にズレがないか?どういう意図や、こだわりがあるのか?、本の書き手の表現のどおりか?、飲み物は自分の口の中を洗い流せる様に水だけにして勉強する事にした。↓

(勿論、1度使ったナイフは、1回1回水洗いし、布巾で水一滴まで拭き取って乾かし使っていく。)

先ずは、

シュークリーム

成る程、本のとおり、空気に触れた部分から風味が逃げないように底からクレームドパテシエール(カスタードクリーム)を入れているのか?
やや重め(自分の作るのが軽いのか?)のしっかりしたクリームかな。


フランスには存在というものが無いという日本の文化「ショートケーキ」(の季節の果物入り)
本来、ケーキの基本は中身の具材と同じものを上に飾り、箸休めの意味と共に同じ具材でも切る形や使い方で味が変るというのを表現するのがルールらしいが、ここではクリームが上に乗っていた。
生クリームは軽い感じかな?
スポンジは気泡の目が細かく、スフレやシフォンのような、でもそれとも違うスポンジ。
この時の中身の具は洋ナシだった。(唯一果物では洋ナシ苦手なんだよな~、マジか~と思ったよw。洋ナシ食べれなくはないんだけれど。)

マカロン(箱の横の写真のカラフルなお菓子)・・・これがマカロンというモノか!!?初めて食べた。シットリしているものなのな。(後日ダロワイヨのを食べる機会があって、そっちはさサックリしていた。どちらが本物?なの?)

マドレーヌ

結構、歯応えがあって、サッパリしている。甘味は市販のモノより結構あったかな。
まあ、小サイズだから焼き方が違うのでしょう。

クロワッサン↓

凄まじく美味い!!小麦粉好きで、実は隠していたがパン屋さんガイドを3冊も持っているぐらいパン好きで食べ歩いているのだが、サックリしていて、味のバランスも良く、風味も良くて、メゾンカイザーのクロワッサンも好きだったが、ここのクロワッサンはちょっと、尋常じゃないぞ?と思った。今でも、1番忘れられないクロワッサン(ヴェズノワリ)。

モンサンクレールの栗

10月だったのでまだ栗の季節だったから食べる事が出来た。オープン当初は愛媛県の中山の栗を使っていたらしい、愛媛の人に聞いたら「知っています、よく聞きますよ」と言われていた。その後は仏産サバトン社の栗に変更になったらしい、そりゃ剥くところから渋皮煮にするんじゃ大変だよな、体力が持たない、体力がもたなかったら店も続けていけない。中山の栗はいつかそのうち愛媛に行って食べる事にしようと思う。
で、この周りのパイ生地なんだけれど、クロワッサンが美味しかった様に、やはりパイ生地も凄まじく美味い。
上に乗っかっているのはフォンダンと言って砂糖菓子みたいなモノ。
やはりここはパイ生地みたいなヴェズノワリがオススメ、というかかなりの気合が入っている。栗は柔らかかった。(あまり栗は詳しくないのだが)

ナイフで割るとこんな感じ↓


そして「モンブラン」(だと思う、全体写真撮っておけば良かった:涙↓)

周りと中がバタークリーム&マロンペーストで、マロンペーストの甘味を活かす為、生クリームは砂糖無しらしい、成る程、生クリームのミルクの香りが凄く引き立つ。土台はかなり堅くヌガーをバリッと焼いたような感じか・・・。

よくケーキの事は解らなかったので、HPに出ていたチーズのお菓子↓

「フロマージュクリュ」
大人の味だった。まさかパイナップルクリームとは・・・。

なんだっけな~、これ↓でも季節の林檎を使ったお菓子

飴細工(ピエスモンテ)で優勝された事があるだけあって、上のカラメルっぽいのが超薄いのに凄まじくバリッとしていて流石だなって。
(後でHPで調べたら「紅玉のシブスト」だった。シブストって知りたくて。)
今調べたら、「シブスト(シブースト)」はフランス発祥のケーキ、中身の白いのが「クレームシブースト」、カスタードクリームにゼラチンとイタリアンメレンゲを混ぜて作ったクリームとのこと。だから軽くて、紅玉の味がヤケに引き立っていたのか。確かにゼラチンも感じられた。

・イタリアンメレンゲ・・・砂糖をシロップ状に煮詰めて泡立てた卵白に加えたもの。
・スイスメレンゲ・・・卵白に砂糖を入れて湯煎しながら泡立てたもの。
・フランチメレンゲ・・・卵白を泡立てたものの中に砂糖を加えるが加熱はしない。

「セ・ラ・ヴィ」(=人生という意味)

フランスの素材を使ったコンクールで優勝したお菓子らしい。

作品という感じだ。
色々な味がして大人の味がする、「人生」と表現した意味が解る気がする。

とまあ、本に書いてある事や書き込んだ事を全部は語れないが、
いろいろと知ってから、ケーキを食べても良いのではないかなと。
知は力なり。
(勿論、暗記だけの事ではないけれどね。詰め込み過ぎて、それを応用・実践出来ないのでは良くないから)

結構、お菓子の作り方や調理法って、料理では「え?!!」って発見があったりするんだ。
何か、困った時に活かしていければなと思う。


名古屋の味噌煮込みうどん

2014年12月29日 | グルメ
数年前、名古屋へ行った時に、親戚の家からブラッと飛び出して、味噌煮込みうどんを食べて感動した、そこは山本屋本店という所だった、味噌は元々そんなに好きじゃなかったが(どーも「赤だし」が好きなよーで)、世の中にこんなに美味しい味噌煮込みうどんがあるなんてと感激した。麺もアルデンテだし、小麦粉好きにはたまらない。
そして数年後、又名古屋へ行く機会があって、山本屋は確かチェーン展開しているよな、1泊2日で名古屋を回った後、下手すると京都・大阪も行かなければならない超ハードスケジュールだから、駅の近くで山本屋はないかな?とネットをチェックすると、山本屋の他に山本屋総本店という似て非なる別の店が両巨頭であることを知った。

と思って、よ~っく調べてみると、最初に数年前食べた山本屋本店は普通だが、後者の山本屋総本店は打ち粉に蕎麦粉を使っているじゃないか!!(蕎麦アレルギーだから)もう駄目だ。信じられない差別化をはかる為に蕎麦粉を使うなんて、打ち粉だけなら小麦粉で充分じゃないか?
それとも味に自信がないのか?だから蕎麦粉にするのか?
蕎麦を食べると皮膚が膨れて、その皮膚が耐えられなくなってヒビ割れて血が止まらなくなるんだ、死んでしまうんだよ。
本当に名古屋の味噌煮込みうどんの真髄を知りたいんだ、お願いだから打ち粉だけなら蕎麦粉は使わないでくれ、もし家族や親戚・恋人に蕎麦アレルギーやピーナツアレルギーの人が居たら、絶対に止めると思う。
お願いだから蕎麦粉を使うのだけは止めてくれ。
小麦粉で勝負してくれよ~、きし麺も含め小麦粉文化じゃないか?
そういう激しい落胆をよそに、仕方なく、じゃあ美味しかった記憶のある山本屋へ行ってみよう、しかも大門(おおもん)にある本店(の本店)へ行ってみようと思った。
前は地下の系列店だった気がする。
(名古屋は「トヨタの町」だから道が広過ぎて、疲れちゃって、あまり歩けなかったので、迷子になっちゃって。道が広いとハシゴ出来ないので、お金も落ちないから、経済が回らない、別に名古屋に喧嘩売っているんじゃないんだ、日本中を旅してそうだったから、ゴチャゴチャしている方が人が賑わっている。=ということは経済もそれだけ回っている)
という訳で中村区役所から中村公園の方へ真っ直ぐ歩いて大門本店へ、
着いてすぐに「水曜日のアリス(1号店)」へ行って、大須観音を探訪し、夜もふけてきて疲れているし、道が広いから辿り着けるかなあ?と心配だったが、

なんとか辿り着いた~!!
(辺り真っ暗・人通りも少ない!!、歩きながら怖くて、まあロンドンの夜1人歩きよりマシだけれど・・・しまったエスカ店にしておけばよかったと思ったが、でも辿り着けた時の嬉しさといったら)
お客様の入りは、こんなに遅くても結構入っている。
(流石は本店の本店)
まず、お通しで漬け物が出てくる。

うん、いっぱい歩いて、疲れた身体に胡瓜の水気が染み渡る。
そんなにしょっぱくない。家庭的な味。(付け合せのショウガがキレを出している。)

そして折角名古屋に来たのだから、超奮発して名古屋コーチンを味わった。

ネットでも書いてあったが、みんな頼んでいるみたいだ。考える事は同じだな。
このネギの焦げ目の付け方は焼き慣れた人間の焼き方だ。
しかし、大きく見せる為に(名古屋らしいが)、火のとおりが甘い(大きいから仕方ないのかもしれないが、もう少しジックリ焼く事で甘味も増して、ネギの繊維が柔らかくなるだろう、ただその時間をかけた分、肉質は焼き過ぎて固くなるし、お客様への提供スピードが遅くなる、かなり矛盾を感じながら焼いているのでは?と食べながら思った。)俺は数千本焼いてきた、そりゃ、違うさ。

そして、待ちに待った「味噌煮込みうどん」

↑蓋の下でグツグツいっている、早く蓋を開けたい。そして、

うぉー、エビ天入り。季節限定のキノコや牡蠣もあったが、やはり久しぶりという事もありやや普通に近いエビ天入りを。
いや~、スープが美味いのなんのって。
ご飯はお代わり自由だし、スープをご飯にかけて食べても美味しいし、汁が絡んだ麺をご飯に乗せてかけ込んでも美味しい。

麺はこうやって、蓋の上に乗せて食べるとネコ舌の人でも大丈夫。実際周りのみんなもそうしていたし。(麺の固さは数年前地下で食べた店の方がアルデンテで好みかな。やっぱり店によって違うんだな)

しっかし、このスープの美味しさといったら、ああ~、また、名古屋に行って食べたくなってきた。
以外に日本ってそんなに広くないんだ。
外国とかの汽車4時間の後、1時間半待って、バスで6時間揺られるとかに比べると、そんなに遠いとも感じない。
名古屋市内は地下鉄も発達しているし、結構便利だ。
名鉄・近鉄も近くに乗り入れているのも何処へ出るにも都合が良い。
孫子で言う所の「衢地(クチ=人と人が交わる地)」なのかもしれない。

そして名古屋といえば銘菓「なごやん」だろう。↓

翌日は忙し過ぎてウイダー○ンゼリーを走りながら摂取して朝食~夕方まで何も食べていなくて、その日、始めて食べた固形物が親戚の家で出された「なごやん」だった。
これが嬉しくて、涙が出る程美味しかった、と同時に、あれ数年前より味が変ったかな?と思った、よりシットリしたというか、食べ易くなったというか。
そして、京都へ向った。
それにしても、この2日間で名古屋の路線・バスに少々詳しくなったなと思う。
やっぱり自分で迷わないと覚えないこともある。それは自分から迷おうと発っしたモノでなければならない、強制されるものでもない。



陸前高田のりんごジュース。

2014年12月25日 | 飲み物
今年の4月11日に長年NGOとして活動をされている特定非営利法人HANDSさんの3.11復興支援イベントで飲んだジュースがこれだ↓

試飲で提供されたモノだったが、なんていうか、とにかく美味しい、自分は元々林檎ジュースより、オレンジジュース派だったのだが、その自分が言うのだから、もう、何か自分の中の価値観を覆される様な美味しさだった。
自然で間違いの無い味。

すっきりとした甘味は林檎特有なのだが、とにかくコクがあるというか(林檎でコクがあるというのもなんだが、とにかく洗練された奥深さがあるんだ)、酸味も少なく(本当に少ない)、ああ~これが自然の味なんだな~って思わせてくれるような味だった。
香りも軽いフワッとした香りで、林檎の成分がグッと濃縮されたようなそういう1缶だった。間違いない。
(間違いのないモノしか紹介しない)
美味しいと思う。

↑岩手県ふるさと認証食品マークがキチンと付いていた。
日本全国でも売っていたら買おうと思う。
(いろんな意味で良いと思う!!)

この林檎ジュースの他に、HANDSさんのイベント「がんばっぺし!陸前高田」では他の陸前高田の特産品が紹介されていた。
仮設住宅の人の手書きのメッセージが入ったタワシとか。
凄くリアルな感じがして気持ちだけでは表現しきれない事が伝わってきた。
(その人の身や立場になってみないと解らないんだもの)
でも忘れない事は出来る。
今僕達に出来る事を。

因みにこのイベントでは、陸前高田で3.11当時から現地で復興支援されている方や、実際に震災を経験され、自分の住んでいる街を壊され、途方に暮れた中から立ち上がって活動しようとしている方々を話し手として招いて、語り合い、その後いくつかのグループに分かれて、質問等やディスカッション形式の形で話をお聞き出来たので、シャイな人も小さなグループの中ではいろいろと質問出来たし、他の人はこういう事を考えていたのか?というのも知る事が出来た。
ちょっとした「ワールドカフェ」スタイルの話し合いが出来たと思う。
イベントの中で陸前高田の方言で現地の方のメッセージを聴けた事・心境の変化・本当の気持ち等を聞く事が出来た事は、きっとどこかで勉強になっている。
その中で見付けたモノがこの「林檎ジュース」。

友よ、丹波の無添加ワインは美味かったな。

2014年12月24日 | 飲み物
10月頃だったかな、祖母に会いに名古屋へ行った時に、大阪で働いている小学校時代からの友達と中間の京都で待ち合わせて(日本ってそんなに広いと思わない。)、一緒に晩メシを食った。(あえて男同士だからこういう言葉遣いにしてみました。)
あれから30年。(随分、遊んで、喧嘩して、人生の節目・節目に遭って)
まさか京都で待ち合わせて食事するなんてな。
昼間だったら、京都を案内してもらいたかったが、もう京都は仕事も含め4~5回ぐらい行っているから~、まあ、いいかなって。

で、一緒に飲んだ酒がこれ↓

奴は酒が飲めない癖に、無理に俺に合わせて、でも俺、ワインが苦手なんだ、実は、酸化防止剤の味がどうしても駄目で、子供の頃ってよく小っちゃな怪我をして、傷とか舐めて、それで終わりにしてたじゃん?、東京じゃ、滅多に破傷風なんて考えられないし、その時の血の味と、酸化防止剤に入っている鉄分の味が一緒なんだよね。よ~く味わうと似てる、共通項があると思う、記憶の中に。
特にワインとか普段飲まない人や、イスラム教徒のシェフ(昔一緒に働いた事があって)とか、やっぱり「酸化防止剤の味がダメ」って言うから、山梨の酸化防止剤の入っていないワインとか仕入れていたし。無添加・無添加って本当に酸化防止剤の入っていない無添加って美味しいし、自然な味がすると思う。
タバコや葉巻を吸う人は酸化防止剤の味がある方がガツンときて好きだって言う人も多かったけれど、自分はこれ、本当に自然な味・本質は何も入っていない味だと思う。
だって、エジプトとかで数千年前に作られていた元祖の味って、そんな酸化防止剤なんて入っていなかったんだし。
そりゃ、1杯3000円以上する南アフリカのワイン(後輩の姉がワインバーで働いていて、1度行ったのだけれどサービスしてくれたワイン)ぐらいなら、酸化防止剤がどうのこうのの次元ではなかったぐらい美味しかったけれど、そんなのは毎日飲めない。
(ワイン嫌いでも、「ワインの会」とか入って、どれが美味しいと言われるワインかは?なんとなく先輩方に教わって解ってはきてはいたんだが。まあ、多分、醸造酒自体が苦手なんだな、蒸留酒ばかりを飲んできたので)
自分は、安くても、なんでも酸化防止剤の入っていない無添加ワインがかなりオススメだ。!!

因みに、このワイン、微炭酸の様な、ピリッとしたホンの僅かな辛口とでもいうのか、本当に飲み易かった。
酒に弱い友達もガブガブ飲んで、大丈夫かな?と思ったけれど、まあ、そんな悪酔いはしなくて、ワインの苦手な自分が写メに取るぐらい美味しいと思ったワインだった。
自分はその後、東京にトンボ帰りしなければならなかったから、そんなに飲めなかったけれど、味と共に良い思い出になった。んじゃないかな?二人とも。



イギリス公式認定されているフィッシュ&チップス

2014年12月23日 | グルメ

英国国際フィッシュ&チップスス協会で公式に認定されたフィッシュ&チップス(=以下F&C)を売る店舗が六本木にある。ロンドンに居た時は、1日1~2回の食事の中で主食の様に食べ歩いていたから、結構有名店は回ったつもりだが、イギリス料理の店舗を出しても中々食べていけないと言われている中で、F&Cしか出していない店舗の味とはどういうものだろうか?と、これは行かねばと潜入してきた。

ミッドタウンの反対側の元(改装中?)のアイビスホテルの先を真っ直ぐ進むと、左手に出てくるのだが、店内はファーストフードショップの様で、そんなには広くない、まあ家賃を考えると、F&Cはそんなに高い値段で取れる訳にはいかないし(それでも六本木値段ってあるんだけれどね、実際厨房に入っていてマジで!!?って思ったし、客としても町に随分金を落としたし。ただ、まあ、ごちゃごちゃしているのがいいんだよな。あんまり広いと疲れちゃうから、色んな店いかないし、ハシゴもしないから、お金を落とさないので経済も回らない。働く人のチャンスも少なくなる。自分で店を探すから良いんだ。このビルのこの中から選びなさいなんて押し付けはごめんだね。)

店内は手作りのピクルスもあり、もっとイギリス・イギリスしているのか?と思ったが意外にそうでもなかった。(先日「名古屋」の水曜日のアリスへ行って来たばかりだから、もっとイギリスチックでも面白いのかな?と思ったけれど、それだけ味に自信があるという事だろう。

F&Cを待つ間、エールビール等を飲みながら、デーブルで待つ。
(左がタルタル・真ん中がモルトビネガー・右がケチャップ)・・・ビネガーだけでも充分だけれど、そりゃ、色々楽しみたいし、人各々好みがある。
待つ間、さりげなくビネガーだけ手に取って舐めてみる。
ややアタック感が先にくるが、すぐにそれは中和されていき、高貴なモルトの香りが立つという感じ。少量で口中がモルトの香りで溢れる。
そして

F&Cの登場、ついタイムズかタブロイド紙に包まれてくるのを考えてしまうが、まあ、印刷した紙に乗っているという感じ。

でも、美味い、流石は協会認定の味だけの事はある。(それなりにお値段も、でも最近はユーロも高いのかな?ポンドの時代に行ったキリだから。)
それにしても美味い、周りの衣はパリッとしていて、写真が下手なので申し訳ないが、これが本場のF&C協会が世界に誇るF&Cか!!イギリス料理がマズイなんて覆されるぞ、とくに日本人には、「素材の味を活かす」という事は料理の基本だし、素材そのものの味を知っていないと出来ない芸当だ。それは本質を理解するという事や本質の良さを見抜く事だと思う。
ソースとか浸けタレで誤魔化されない、誤魔化された気がしない、本物の味、それがイギリス料理の真髄だと思う。
F&Cだけではないと思うけれどね。
でも、毎日がご馳走よりも、毎日食べられるお菓子や食事ってイギリス料理みたいなものじゃないの?白いご飯食べて飽きないでしょ?
あれに近い感覚だと思う。
13歳の時にイギリス料理に憧れ(「理にかなう」と解り易かったんだな、子供の舌ほど正直なものは無い、年を取ると舌の味蕾の数が減ってくるモノだし。)、それからロンドンまで行ったけれど、ロンドンの街中のよりも美味しいんじゃないのか?って思った。
ポテトも厚切りだし、衣もパン粉じゃなくおそらく炭酸系(ギネス?系?)入れているのかな?とにかくパリッとしている。これにビネガー、ジャブジャブとかけて、薄味好きの自分でも、これだけはジャブジャブとかけてしまう。
肴は普通のタラではなく、真ダラを使うのでコクと歯応えの優しさが違う。
カリッ、と、フンワリ感が際立つのかもしれない。



HOT・RUMのカクテル

2014年12月17日 | 飲み物
ラムがあったので、寒くなってきたし、温かいカクテルでも作ろうと思った。

↓ホット・バタード・ラム(もっとバターを溶かせば良かった。)

↑古くからイギリスで飲まれてきたカクテルだが、やはり寒い国のモノだな。

熱湯の代りに牛乳を使った派生系のカクテル「ホット・バタード・ラム・カウ」
自分はこっちの方が好きだな。(バター無しで「ホットミルクラム」で)



メロンパンの上だけ。

2014年12月16日 | スイーツ
メロンパンの上のクッキーの部分だけを売っていたモノがあった。

小麦粉好きとしては買わない手は無い。

ただ、このままだとツマラナイから(美味しいんだろうけれど、味が想像付くから)、↓

鉄串を温めて、砂糖をかけた(多少砂糖がかかっているのだが)上から押し当てると、好きなように焦げ目を付けられるんだ。
本来平たい平面に粉砂糖をふって、この行為をするのだが、あくまでも「メロンパンの上」なので、丸みを帯びていて、熱した金串が上手く押し付けられないので、あくまでも今回は徹底的に練習用として焦げ目を付けまくった。最後の方は、少し要領を掴んできて、押し付けて、サッと離すという感覚を覚えた。
砂糖がキャラメリゼされて、面白い!!!。

またまた!! People Treeの紅茶

2014年12月14日 | 飲み物
「フェアトレード」と言ってもエコだけではないし、
児童労働禁止とか公正な価格で取引しようなどあるから、
それに慈善だけで買う訳ではないから、本当に良いモノを紹介したくて、
紅茶党の私としては、
キレイな缶入りのアールグレイの紅茶を買ってみた。

最初、銀色のパッケージに中身の紅茶が入っていて茶葉か~面倒だな~と思っていたけれど、予想に反してティーパック(英語圏では「Tーbag」・・・手に持つバッグから語源がきている)だったので、疲れている時に助かる。
本当は茶葉をダンピングさせるべきなんだろうけれど、急いでいる時はね。

備前焼で飲んだんだけれど、最初はストレートで1口(水色はやや透明色が強いかな、アクセント強めな感じ)、その後すぐ腎臓結石を持っているので牛乳を入れてミルクティー(だからアールグレイにしたんだ)に、そしたら、こんなにもバランス良くまろやかに!!
そういえば英国人は紅茶をテイスティングする時、「どうせミルクを入れて飲むんだから」とミルクを入れてテイスティングする人も居るんだものな。
本場を見た気がした。
(勿論、男だから砂糖は入れない、だからキレを感じるし、ミルクティー本来の味がダイレクトに伝わる。)
次に、

MIF(Milk.In.First=ミルク・イン・ファースト)で飲んでみた。
自分はだけど、絶対MIFの方が美味しく感じる。
(何度やってもそう感じるのだが)
因みに、後にポットに残った紅茶の出がらしを後から足しては味が変化してしまうので辞めた方がいい。
流石、紅茶の本場(厳密に言うと「ティーベルト」=北緯45度~南緯35度だけどね)イギリスのリバプールから発祥したフェアトレードだけの事はある。

後日、人に他社の紅茶(偶然アールグレイ)を頂いたので飲み比べてみたのだが、↓

うん、やはり違う、アクセントというかパンチが違うんだ。People Treeのはアールグレイの特徴が強い様な。だから、

ミルクティーにした時に変化の違いが顕著に表れるんだ。
好みは分かれるのでどっちが良いという事は無いが。
(どちらかというと自分はダージリンのセカンドフラッシュが好きだし。)
あと、やっぱり他社でやってもMIF(Milk.In.First=ミルク・イン・ファースト)の方が美味しい気がする。



餃子巡り2

2014年12月11日 | グルメ
「餃子巡りパート1」に続いて、少し変り餃子を食べてみようと、餃子の世界の可能性を覗きに行ってみた。だから変り餃子が少し多いかもしれないが、有名店や理想的な餃子も今回発見する事が出来た。

羊餃子の「天然居」

前、牛餃子を食べた事があるから羊肉餃子もきっと、モンゴルの遊牧民族とかと文化が入り混じって創られていったんだろうなって。四川料理専門店なんだけれど、北の小麦粉料理と合わさるとは。

↑羊の焼き・・・これは羊の嫌いな人でも嗜好を覆されると思う。嫌いじゃない。
↓羊の水・・・水は好きだが結構羊の香りがしたかな。


隣にある「味仙」↓

ここは数年前から来ているが、他の定食もバランスが良い味付けだった。
先ずは「焼き」

うん、無性に餃子を食べたいな~って時にいいだろう、やはり他の料理と同じで穏やか目なバランスの良い味付けだ。

水餃子は、左のタレを浸けると劇的に味が変る。この店の次元から1歩飛び出してしまう感じだ。

↑翡翠餃子・・・あまり緑色を上手く撮れていないが本来ホウレンソウの絞り汁で色を付けるらしい、(ここのはどうだか知らないが)・・・海鮮風味で上記水餃子のタレを浸けたら絶品だった。やはりこのタレはあなどれない。

「食菜ガーデン」↓

の餃子セット↓

みよ、この餃子盛りの素晴らしさ、餃子好きには天国だろう?
味は普通だけど、色々な種類が1度に食べれて、楽しい。いろんな具にするのも餃子の醍醐味かもね。
水餃子まで手が回らなかった(スミマセン)。

変り餃子の「ガウディ」

まだ変り種餃子は食べる勇気が・・・

だから先ずは基礎の特製餃子とにんにら餃子↑そして水餃子↓

この日はどうしても餃子を食べたかったんだ。

ちょっと休憩でコンビニの鶏皮餃子(サムネイルでいいよね。)

思ったより普通だった。

次は、

黒胡椒餃子のお店だ。↓徐々に変り種餃子へ準備を。ピリッと意外に辛い!!!

ランチは水餃子は無かった。アッサリ味の台湾担仔麺のセットと共に。

↓神戸餃子「楽」

神戸餃子は味噌を付けて食べるんだ、最初はやっぱり、そのままか、ラー油・酢・醤油だろうとタカをくくっていたが、2個3個目で、あれ?、ハシが止まらない、なんでだ?よく解らんが、この味噌に浸けるとハシが止まらなくなる。なんだこれ~!!!


次は少し普通の餃子を食べたくて新橋の「春夏冬」

地下の隠れ家の様な空間で供される餃子はジューシーめに近い。↓「焼き」が良かった。


新橋の大連餃子房

ランチでも「餃子メニュー頂戴」と言うとランチセット以外のメニュー渡してくれる。
焼き餃子の3点盛り↓

カキ餃子・エビ餃子・豚餃子が入っていて、カキが面白い。そしてすごくジューシーだ、ハズれない味だった。(あと、自分は日本人だが、羽にあまり興味が無い事が解った。)

海鮮水餃子・・・もっと魚介類沢山入れても、(家でやっても面白い)かな?と思った。皮が厚めが好きだけれど、魚介の場合はこのぐらいが良いのだろう。

次は代々木上原へ向い、

水餃子のお店「按田餃子(あんだぎょうざ)」へ

ここはヘルシーな水餃子専門店で、大根やキャベツ・香菜や季節の野菜を包んだ水餃子専門店だ。

ハトムギ(イネ科の穀物でトウモロコシに近い)を練り込んだ皮で独特の風味がするがかなり、ヘルシーで健康に良さ気な味だった。カレー味というのもここで初めて食べた。

スパイス・調味料の瓶はキレイに磨かれていて、テプラ?で大きく字を貼ってあった。
(水洗いする時シールを剥がし、又貼るんだろうな。大変だな。

代々木上原って良さそうな町だった。(楽しそう。)

オリジナリティ溢れる古書店もあった。↑欲しい本沢山あった。

次は神保町、三幸園の別館ダイニングバー「SANKOUEN」

雰囲気良い~。

見事なジャンボ餃子(味はやはり三幸園に似ている。ほぼ同じというかかなり近い。)

紹興酒って種類がこんなにあるの?↓

古書探しで疲れたのでお茶を一服↓

中国茶、すっげー、美味めぇ~。(元々、紅茶好きだからなぁ~)

ポットで何杯も飲めるんだ。↑↓確かこの時は「金花努放」にしたと思う、優しい味だった。


↓コスパの良い「味満餃子」へ行こうとして間違って2Fの「重慶府」へ行ってしまった、が、
これが美味しいのなんのって、↓

↑この水餃子は理想的だった。モチモチの皮の厚みが最強(小麦好きなので厚め好き)で、素朴な餡のバランスが良かった。
焼↓

うん、美味しかった。
↓あと最近ビールを飲まないので(餃子食べ歩きでイチイチビール飲んでいたら身体にも良くないし、金も続かん)、だから中国茶(多くはジャスミン茶)を飲んでいるがハマッた。

結構、店によって味が違うのな・・・!!新発見。

↑因みにこれが「ジャスミン」通りかかった学校のフェンスで栽培されていた。
↓昼にリベンジで1Fの「味満餃子」へ行ってみた。

定職で焼き水・にんにく入り無しを択べる。夜の重慶府と若干違うかな、湯で加減が(昼だから急いでいてタイミングが掴み辛いか。上はもっとモチモチモチっとしていた。)

次は「タンギョウ」という「タンメンが美味しい店は餃子も美味い」という言葉が餃子界にはあるらしく、「タンギョウ」の町「東陽町」へ行ってみた。
確かに少しだけ南砂の方面へ歩いたが至る所にある。

「宝家」

ラーメンの六厘舎グループが手掛けていると言われる「トナリ」

何処にしようか迷ったがとりあえず列が出来ていたここの列が一気に居なくなった瞬間を狙って、ここ「来々軒」にしてみた。↑


ライス「白飯」もあるんだ!!?、タンメン+餃子はちょっと多いから、餃子+ライスにしてみた。

先ず、野菜が出てきた。↓これに香りのある特製ラー油をかけて食べて待つらしい。

うん、スッキリして美味しい。

そして白飯と餃子が運ばれてきた。

餃子はかなりのオデブちゃんだが、かなりアッサリとしている。
ここで気付いた、色々な餃子を食べてきたが、餃子巡り1でも書いた様に、最初がデンダイホン(台湾・本店)の小龍包だったので、その感動と餃子の感動は又別物なのだということを。その為に自分はツイ肉感ジューシーな今流行の餃子を求めてしまっていたのだなと、この餃子こそ、皆が求める餃子なのかと思えた。
アッサリしているワリに主張している。
ラー油や酢・醤油に浸けると、かなりガラッと表情が変る感じだ。
(餡にはそんなに味がついていない。)
白飯は中サイズでも結構な量がある。
そして、

更にタンメンのスープが・・・ラッキー、タンメンの味も味わえるという訳だな。
これが美味しいのなんのって、サッパリしていて、透明度が高く、薄味で、麺を入れたら、薄くならないのかな?と思うぐらい優しい味。
(試しに、レンゲにすくって、そこだけに胡椒を振ると、これが全く別の表情になる!!驚いた、そして麺を入れたくなった。)
更に野菜の甘いこと甘いこと、野菜ってこんな甘かったっけ?というぐらい野菜が甘くて美味しかった。なんだこれ~、もう餃子じゃなくてタンメンにハマりそう。
(しお味好きなんだけどね)
「タンメンが美味しい店は餃子も美味い」という言葉の意味が解った。
「タンギョウ」おそるべし。

ラストは、

TVドラマ「SPEC」で実際に使われていた「虎」
TVは受動的だから観ないのだけれど、
この10年間ぐらいで、堤幸彦 監督・演出家の作品だけは有名どころは観るようにしてきた。

TRICK
ケイゾク
SPEC
池袋ウエストサイドゲートパーク
ハンドク
(そんなに観ていないけれど、大体趣味がバレてしまうな)

店の前からこんな感じだ。↓


店内も↓

いろいろなドラマやCMで使われているので、芸能人のサインでいっぱいだ。
写真は、当麻のサイン↑
他に、瀬文と地居のサインも↓

堤監督のサインもあって超感動したんだが、それは席が遠くて写真に収められなかった。

メニューはいたって普通の中華料理屋さんだが、餃子は

どうやら水餃子とゆで餃子は違うらしい↓

とりあえず、ドラマで出てきた焼き餃子とゆで餃子を「1人前」づつ。
焼き↓

焼きはかなりパリッとしている。香ばしさがハンパじゃない。(油大めなのかな?、でもハンパなく美味しめ。なんか新しくて懐かしい不思議な味だった。)

ゆではかなりしっかり茹でられていた気がしており、かなりあっさりしている。

テーブルの上にあった特性ラー油が美味しいのなんのって。ご飯に乗せて食べたい「食べるラー油」(一時期流行った)みたいだった。塩気がって。
他にも様々なメニューがあって、皆、こういうぐらいのレベルなんだろうな、確かにウマイわ、SPEC抜きでも、本当に又来たいと思った。

鎌田方面から来て、京急武蔵新田の駅を降りて踏み切り渡って右側。
帰りはそのまま都心に出るなら、乗り継いでフェアトレードのピープルツリーのある自由が丘の方まで行ける。
(南北線や三田線も通っている。)

町の掲示板でこんなの見付けた↓

忘れてはいけない。自立出来る様になるまで続ける事が本当の支援なのだと改めて思わせてくれた。細々とでも続ける事が志を継いでいく事に繋がる。

今回、食べ歩きをしてみて後半に気付き始めた事は、食べ歩きって、新しく行った事の無い町に行けるんだなってそれが収穫と感想だった。




なます、に黒酢

2014年12月10日 | 今日の料理
あまりの美味しさに全部食べてしまったけれど、↓

お通し(お通しは結構飲食店では助かるモノなのです、単価が高い店ならともかく単価が安い店では生活の糧になったりする、本当の苦労を知っている人なら、手は付けなくてもいいから「いらんから、金取るな」とか言わないで下さい、それぐらい家賃と人件費を自分で払っていくって大変なんです。社員の給料とその家族達の事まで考えると「いらんから、金取るな!!」なんて怒鳴らないで下さい、店員さんも板挟みだし、色々事情があるのです。)で、出てきた「なます」にふとテーブルにあった黒酢をかけてみたら、これが香ばしくて(「なます=膾」の甘味もプラスされて)、とっても美味しいのなんのって。

是非、家庭で真似してみようと思った。

People Treeのチョコレート

2014年12月08日 | スイーツ
フェアトレードを前取材した事があるので、

People Tree(ピープルツリー)のチョコレートを買ってみた。
前々から買ってみたかったんだが、ツイ別の製品やプレゼントを買ってしまい自分のモノはあまり買わなかったんだけれど、X`masも近いし、贈る人の事だけを考えるのではなく地球全体の事を考えられる次世代を育(はぐく)まねばいけないなと思って、買って見ることにした。
(先ずは自分の為に1個、フェアトレードは慈善事業じゃない、買ってもらう側も買う側も納得いかねばフェアじゃないから、自分で食べてみて納得するモノだったら、人に紹介しても良いと思う・・・まあ、フェアトレード仲間からピープルツリーのチョコは「美味しい」と聞いてはいたんだけれどね、勝算はバリバリあった。)

今回は前から食べたかったレモンピールのチョコレートにした。
普段、そんなにチョコレートを食べないので、甘い中にキレがある柑橘系がチョコには合うと思うし、間違いは無かった。そしてカカオ豆の分量も多いのでビターで美味しい、いくらでも食べれてしまう味だった。地球の見えない人の為にもなるし、自分も満足できるし、これぐらいなら出せるから(ホンモノの支援とは相手が自立出来る様になるまで続ける事が本当の支援だと聞いた事がある。一過性のモノはパフォーマンスだ。それでも届けば良いのかもしれないが、続けてやるって覚悟がいるし、知り合いで3.11前から数十年間も寄付をされている人がいた、その人は「途中で搾取されるかもしれないけれど、少しは届くだろう」と言われていた、そんな前向きな発想ってあるかい?自分はハッとさせられたな。仕事も出来るし、口先だけの格好付けでもないし、素晴らしい方だった。)

今回は自由が丘店へ行ったのだけれど、行き方は↓

自由が丘のバスロータリーの方へ出て、真っ直ぐ進み

少し右側の、ピーコックスーパーと横浜銀行の間を進んでいくと、

手作りの家具屋さんが見えてくる。
そこを左折すると、

すぐに左斜め前方にピープル・ツリーが見えてくる。

店内は↓

最近、よりオシャレになった感じかな(前もオシャレだったけれど)。
少し、高いけれど、プレゼントには良いんじゃないかな?
大切な人達に優しい気持ちや、このイギリスのリバプールから起こった「フェアトレード」という運動が世界中に広まり、ハリー・ポッターのエマ・ワトソンや黒田官兵衛の岡田准一もやっているし、そういうことも大切な人が勉強し己を高めてもらえたら、プレゼントする方も嬉しいじゃない?。
日本では2011年6月に熊本市が世界で1000番目アジア初のフェアトレード都市にも認定された訳だし。

衣服が買えなくても、チョコだけでもいいじゃん?
美味しいんだもん。

ペルーのフェアトレード・コーヒーも少量だけどサービスして下さった。
又、買いに行こうと思う。

今、チョコレートの裏紙でフェアをやっているらしいのと、池袋東武に半年間限定で店舗がOPENしていおり、売り上げ次第では具体的に店舗として入る可能性もあるらしいとの情報を先日支援やフェアトレードが好きな友達から耳にした。
あとチョコ・バーも今年発売されたらしい、確かにチョコの下に置いてあった。

格差社会が拡がる中、日本もいつどうなるか?解らないし何か突破口があるような気がする。

↑これが美味しいんだ。












インスタント・Pho

2014年12月07日 | グルメ
先日スーパーで、

インスタントのフォーを見付けた。マジかよ?と思ったが、どのぐらい本場の味に近いモノになっているか?気になって買ってしまった。安かったし。

裏面の「作り方通りに作る」というオオザッパな文言にもヤラレた!!って感じ。キライいじゃない!!

麺は普通のインスタントラーメンと違って90秒、最初3分だと思い込んでいて、フト袋の裏を見ていたら90秒じゃん!!って、焦って時計を見ると残り15秒アブネー、思い込みって怖い。(自分はカップ麺もインスタントも、レシピは最後から読むから=最初の作り方はどのメーカーも一緒じゃん?何十年も。)
で、

茹でた胸肉は、うちは常食の様に食べるし、モヤシも庶民の味方だから。
こうして「フォー・ガー(鶏肉のフォー)」の完成。
パクチーとか香草類は粉末スープにどうせいくらか入っているのだろうと思って入れず。
あまりパクチー好きじゃないし(食べれない事はないけれど、入れ過ぎは×)
☆味は、思ったよりも、美味しかった。そりゃ、本場のフォーの「峻烈さ」には敵わないが(以前ベトナム料理店を取材した時に「日本のベトナム料理はWHOの関係で輸入出来ない食材があるので、どうしても植民地だったフランス料理を基本にしたモノに近くなってしまう」と数年前に聞いていたので)、結構、フォーを食っているな~って感じがした。麺もコシがあって、そんじょそこらのベトナム料理店よりも日本人向けなアルデンテというか、そんな感じだった。
ベトナムでは結構、主食のごとく、フォーばかり食べていたからな~(やっぱり熱を通したモノでないと不安で、外国ではキタナイ話だがWCが困るじゃん?放浪していると危い場合もあるし=ヨーロッパでも遭ったし、万が一という事もあるから、外国で何かあれば全て自分の責任だ。)

余った胸肉の皮だけをオーブンで焼いてみた↓

カリッとしていて美味しい。

そいういえば、コンビニでこんなのも見付けた↓

これもまあまあだったけれど、少し麺が柔らかかったかな?
でも現地ではこんなもんだと思う。
ただ、現地はとにかく峻烈なんだ。目の前がこう、ぱ~っと開けるというか、目が覚める。ホンモノってこうなんだなって思う瞬間に出会えると思う。
(大事なことだと思う。)

しっかしいろいろなフォーがあるもんだな。


小麦粉好きの「焼きうどん」はバランスが良い!!

2014年12月06日 | 素材
↓これが数ヶ月前から美味しいと思った。

野菜がたくさん摂れて、普通、焼きうどんって「しょっぱい」んだけど、野菜の水分でしょっぱさが和らげられて(明太子を乗せるから薄くしてあるのかな?、こんなに明太子も合うと思わなかった。正直驚き!!)
そして更に、、レンジでチンだからか?、麺の水分が時間が経つにつれどんどん昇華していき時間が経つ程にアルデンテになってコシを生み出していく現象を見た。
(丁度、パンをレンジでチンすると、ゴムみたいになるのを逆手に取った凄まじい技だった。意図してか?意図してない偶然が生んだ産物か?奇跡のような現象を見た気がした。)
小麦粉好きとしては、good!!