今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

300年以上続く覚弥のお香々で古漬けの処理の仕方。(加筆修正済み)

2021年03月28日 | 素材
本当は糠漬けから作ればいいのだが、最近そこまでやる気も無くて多分、いずれやるだろうけれど。
(昔は毎日店に出勤をしたら、超でかいヤカンにお湯を沸かしながら掃除の前に先ず最初に糠味噌をかき混ぜ、鷹の爪で腕がかぶれていたものだが弱くなったモノだ、1回作ってしまえばラクなんだけれど、そこまでがなかなか・・・)

とあるお米の精米屋さんが糠漬けを漬けていて、
普通の糠漬けと共に古漬けも販売をしていたので、それを使う事にした。
(野菜のプロフェッショナルの八百屋さんで糠漬けを買ってもいいが、まさに糠のプロでもある精米屋さんの糠漬けってのも興味があったので・・・←その「地域」自体の味のアタック感も優しい味で概ねどこで食べても安心が出来たし)

使う分だけ切り分けて(シマッタ、糠が付いているのでカッティングシートの端っこ出切ればよかった)、一気に全部を食べると塩を抜くとはいえ、流石に血圧が上がりそうだから後はしまっておく。
本来たくあんとか、葉っぱ系とか、そういうモノが良いようだが、最初なので蕪とキュウリにした。

糠を洗って

ちょっとだけツマんでみる・・・

キュウリ、丁度良いぞ、味が発酵により熟成されこなれているとうか・・・
(この前、古漬けでないのを買ったらまだ漬きが甘くて塩気がやや立っていたから、これは凄い!!、ここまで違うのか・・・
蕪はしっかりと古漬けになっているかな・・・(今回はこれでいいんだ)

300年以上前からあるレシピらしいので下手したら室町時代以前)人や家や地域によって、いろいろな作り方があり、
細かく切って短時間の塩抜きをしてから使うレシピ(便利!)
そのまま又は大まかに切ってから1時間~1晩の塩抜きをしてから、更に刻んで又水にさらしてから使うレシピ
酒を入れるレシピもある(←今回は入れない、基本が1番だし)。
針生姜や細かい生姜にするレシピ
茗荷を入れるレシピ
本来はたくあん(←当然無着色な・・・)を刻んだモノとも言われる
切らないで湯をかけて一晩置くレシピ
生姜醤油や刻み海苔や一味をかけるレシピ
等etc・・・ちょっと調べただけでも色々あるが、

今回は、塩抜きの加減を途中で確かめ易い、短時間の細かく切ってから作るレシピを。

5mm角(以下)に刻んで(結構細かいんだな・・・)

生姜も用意し

今回3分水の中で塩抜きを行うのだが、蕪は古漬けだけれど、キュウリは丁度良いぐらいなので、蕪よりも1分だけ遅く水に入れる時間差をつけて、塩抜きをしてみた

1分経ったらキュウリを入れ

その間に生姜をきざんでおき

3分経ったらザルにあけ、水気をよく絞る。

別のボウルにザルを叩きつけて剥がすと、ザルの目に詰まったモノが一気に剥がれ易いので小さな器ではなく別のボウルに入れ、
きざんだ生姜と混ぜ合わせる。

ご飯に乗せ

醤油をちょびっとかけてかっ込む。
(塩抜きをした塩加減の味を先にみておくと、垂らす醤油の加減も解かるだろう、いずれにしてもちょびっとだ)

恐ろしいぐらいに和食~って感じの美味しさ
なんだ、これ・・・、これが300年以上の歴史か・・・深い、どこまでも深い・・・「深遠」に近いものを感じる。
初めて江戸料理が1段階深くなった気がした「酢煎り」(但し、このリンクの酢煎りは長崎の後藤流を基にしているので八百善の酢煎りとはやや違う酢煎りである)を思い出した感じで、味として確かに味の中で共通する部分が多くある事が明確に解かる!!

好みで胡麻をかけてもいいが、要らなかった、
(やっぱり料理は引き算なんだな・・・と、改めて強く実感させられた・・・)
胡麻って胡麻油が獲れるぐらいコクが出てしまうので、折角生姜でサッパリ爽やかにしてあるのに、一気に味がグチャっとする印象。
(まあ違いを調べる為なのでやるしか無かったが・・・)
陰陽五行で大事な(←中2病か!!)胡麻全てを否定するのではなく他のモノには良いんだけれど。

煎茶や出し汁・番茶・ほうじ茶をかける人も居るらしいので、煎茶でやってみる。

う~ん、又、胡麻の味が少し抑えられ、これはこれでいいって感じ。

食後にお茶も飲めるし。

器もキレイになるから、洗い物がカピカピにならなくてラクだし。

後日余っている古漬けで、少し大き目に切って作ってみた

なんか野暮ったい感じになった。
やはり、多少面倒くさくても細かく5mm角以下で切れば(上品さが増して)いいんだな・・・

普通の漬物でも出来なくもないが、古漬けや、糠味噌の中に入れて取り出し忘れたモノってこうすればいいのね。
塩抜きをして油炒めにする地域もあるが、
どうも胡麻のコクではないが油脂分が糠の風味とぶつかるようなのと、
コーティングされるのと、
加熱するからその後の味付けや油を吸い過ぎるキライがあるから、
少しいや結構苦手だったというか・・・出てくれば笑顔で食べるけれど本当はこれが1番怖いんだよね)
勉強になった!!

「オマケ①」

覚弥の由来は諸説あるが、
徳川家康の料理人でもあった岩下覚弥が考案したとする説
糠漬けだけでなく「たくあん」(←着色剤使っていないヤツな)も使ったりするので沢庵和尚の弟子である「覚弥」が考案をしたとする説
「隔夜」と書く地域もあり、高野山で考案されたという精進料理説

落語の「酢豆腐」に出てくる。
(キザで嫌な若旦那をおだて腐った豆腐を食べさせる会話の前段階で「かくや」という言葉が出てくるらしい)


「オマケ②」

「別の種類の古漬けで覚弥の香々を」

大根の古漬け
菜っ葉系の古漬け

菜っ葉系の古漬けを裂いて食べる分だけを洗う。
全部洗ってしまうと、水に濡れた所から劣化が始まるから・・・

今回は茗荷をきざんで、半分は別の事に使いたいからスライス

生姜を混ぜた覚弥に、茗荷を添えるカタチにしてみた。
あとスライスにした茗荷で、茗荷の味噌汁を付けてみた。

最初は普通に醤油をちょびっと。。。
おお、漬物の種類が違うと味の表情がかなり違う!!
こんなに違うものか・・・不味いとかではなくて、かなり違うんだ。
(ちょっと生姜が少なかったか・・・やぱりちょっとケチった部分が、モロに反映されているような、僅かなんだけれど)

で、(最初から混ぜずに)途中から味変、これはこれでいい!!
本当に抜群のベストなタイミングというか配合ってあるような気がする・・(ま、そこまでこだわると気が重くなって美味しくなくなってしまうので、ザっとだけど)

もっと手間暇がかかり身に付かないかなぁーって思ったけれど、2回目になると、どのボウルを使おうとか、大体解かっているので、意外に身体が勝手に動く感じで作れた・・・
(その証拠が味噌汁なのかなーって)

これで古くなった漬物の処理の仕方も覚えたし、あとは糠味噌を作るか?どうかだ?

最後はお茶で仕上げたがそれはそれで良い!!

日本茶をゆっくり飲んで落ち着けるから良い、
自然にスローフードになるというか・・・

オマケ①~余計な事をして失敗Ver.

少し塩気が強かったので

いつもより1分だけ長めに4分塩抜きをしたら

今度は少し薄くなってしまった。
やはり2分~3分か・・・

更に実験でTKGにしてみたが、

なんかゴソゴソがいまいちトロッとに合わないのでこのままの方が良いのかなー


オマケ②「覚弥うどん」(←これはやっている人は少ないと思う)

3食入のうどんと糠漬け(の古漬け)が余っていて、魚の出汁もあったので鍋に取り分け、

最近覚えた覚弥の準備をし、

元々、覚弥自体が醤油をちょびっとかけて食べるモノなので、
醤油よりは塩気が少ない出汁でも濃過ぎないだろうし、じゃあ、ご飯だけじゃなく、うどんでも出来ない事は無いんじゃね?

と、かけうどんにしてみたら、やはり決して不正解ではない気がした、寧ろ「合う」というか・・・
山菜うどんにやや近くなる印象(印象ね・・・)

ご飯の時と違って、この場合は、胡麻が合う気がした。
(やはり饂飩は大陸から伝わってきたのかも、と改めて解かる感じ・・・)

逆にご飯の時と違って茗荷はう~んって感じだった。

後乗せサクサクじゃぁ~

(古い天婦羅だからサクサクはしていないけれど・・・ま、そこは家なのでこだわらわない)

オマケ③

ニンジンとキャベツの古漬で

↑凄く美味しかったので、この後、同じものを、もう1回作ったのだが↓)
※生姜が多過ぎると少し辛いかも・・・
この点と、醤油をチョビッとだけ「に」注意すれば、まあ概ね、失敗は少ないでしょう・・・。

オマケ④

上記キャベツの古漬けだけが余ったので、今回はタッパに入れて1回で食べ切らないカタチに。
水に漬けるので早めに食べた方がいいが
多少ザルから移す時に小さいタッパだとこぼれ易いが・・・

1種類でも問題無く美味しかった。
(流石にここまでくると、醤油ポトっとで、生姜少な目で慣れてくる)



砂肝と牛蒡を煮たり・醤油漬にしたり

2021年03月22日 | 素材
ネットって最速で答えが出てしまうが、それが正解とは限らないような気がする。

 最近、そんな簡単に出てくる凝り固まった正解に沿って料理や調理を考えている事に、何か脳ミソが凝り固まっているな~って窮屈さみたいなモノも感じたので、
もっと、自由闊達に、料理をしていた頃を思い出したくて、
偶々、牛蒡と、冷凍をした砂肝が余っていたから、これらを一緒に煮れないかな?と、やろうか?やるまいか?迷っていた。

砂肝も臭みがあるが、牛蒡の風味の強さに砂肝が敵うワケが無いから、これはなんとかなるという気がしていて。

で、うどんを作った時に多かった汁が余っていたので、じゃあやるか!!と・・・

ゴボウを洗ってから皮を「僅かに」こそいで
(この皮が香りの素でもあるし)

水に漬けて灰汁抜きをし
この場合は酢水で無くても良いみたい・・・)

砂肝は
銀皮の処理をしたものと、
コリコリ感を残す処理をしないもの
白い部分だけを集めたエンガワの部分など、
様々な種類にして食感をバラエティにしてみた。

もっと自由に作りたいから、正解・不正解は調べないつもりだったけれど
同じ様にやっている人が居ないか調べたら、
砂肝の醤油漬け
牛蒡の醤油漬け
牛蒡と砂肝の煮物
が出てきてしまって。
※そういえば牛蒡の漬物って好きだったよなーって。
(有馬温泉とかの辺りで売られている牛蒡の漬物が美味しくて、あれは有馬へ行く度に買ってているぐらい好きで)

漬物にする時は1度下茹でをするらしいと解かり牛蒡から下茹で

砂肝も

灰汁を取って

漬物用は、醤油・唐辛子・好みで砂糖・酢(←牛蒡を漬ける時に酢を使うのだが砂肝を漬ける時はあまり使わない印象が多いので、適度な酸味の加減で)、他好みの調味料や素材(←私はニュートラルにしておきたいから基本のしか居れないけれど)

半分は漬物に
(冷めたら冷蔵庫へ入れ、時々かき回して

もう半分は当初からやろうとしていた、牛蒡と砂肝の煮物に。
牛蒡の香りを殺したくないから生姜は入れなかった
煮物の場合は下茹でをせず、砂肝や牛蒡の風味の煮汁も使うので
冒頭で紹介をした余らせておいたうどんのツユに茹でた汁と醤油で味を整え
(茹で汁は全部入れなくてもいい

沸いたら牛蒡と砂肝の半分を入れ、弱火にし、蓋をして20分前後ぐらい。

もし煮物の牛蒡が冷める過程で味が浸み込み過ぎてしまう事が嫌だったら、牛蒡だけ別皿で出しておく。

うん、両方ともそれなりに、美味い!!
翌日の方がしみているし
両方の牛蒡の食感の違いがやや面白い!!
煮た方の牛蒡が柔らかい・・・

もっと自由に作って失敗をしながら覚えるというか身に付けるツモリだったのに、ワリと王道にコリ固まったまま作ってしまったが、
下茹でをする事と共に(←煮物にはその茹で汁を使ってしまったが)
両方を学べたから
それを今回の成果としよう!!!

オマケ

砂肝だけ食べて牛蒡が余ってしまったらw細かく切って

ご飯に混ぜると、なんて優しく満足度が高いんだってなる!!!
達人や【通】な感覚を味わえるのではないだろうか?

最初から胡麻とかをかけようか?一瞬迷ったが、やはり途中からの方が本質を知る事が出来るだろう。

これはこれで美味しいのだが。

海苔(←味付け海苔ではない普通の海苔)と牛蒡で

巻いて食べたら(壊れ易いので下から巻くと良い)気絶しそうなぐらい美味しいのなんのって・・・

こんなに合うとは思わなかった・・・
(これ、味付け海苔だったら2つの味がぶつかり過ぎ・しょっぱいのよ)

凄かった!!

オマケ

更に余った漬け汁で、豚シャブ(←肉を茹でてからその出汁で野菜類も火を通す)を浸して食べた。
(かけてもよかったのだが、かけると濃過ぎて摂取し過ぎる場合があるから基本はかけるより好みの量を漬ける方が身体にも経済的にも1番は味覚的にも良い)

酢と醤油は入っているし、牛蒡の風味が臭みを打ち消しに向かうし、かといって豚の風味は砂肝の風味と「ほぼ」対等に渡り合えるので(←食べているうちに豚の方が勝ってくるし)、これはこれで、最後の最後までキチンと無駄なく美味しく使い切れる



坂本龍馬に学ぶ、刺身を柑橘類で食べる食べ方(加筆修正済み)

2021年03月22日 | グルメ
本当は防ばい剤・防カビ剤を使わないライム(←近年、オレンジ色はリンクのルールにしている)の方へ書き足そうか?迷ったがのだが、何かイワシのパワーに圧倒されて1つの記事にする事にした。

坂本龍馬が勝海舟の家に遊びに(?)来た時、鯖の刺身を出してやると、「だいだい」(←お正月の鏡餅の上に乗っているヤツ、酸味や風味が強くポン酢等の原料になっている)を絞って食べていたという。
まあ、鯖の刺身なんて家庭で手に入るワケがないので(←キケン過ぎる・・・)、イワシが安かったから(内臓を取って)手開きをして・・・
ただ、骨が・・・、取り切れないので、ダメだったら、コンフィアヒージョツナコンフィみたいにしようかなって・・・

あと、だいだいが無いので
普通の丸大豆醤油にライムを絞り入れて

先ずはそのまま漬けて食べると、おお~、なんかオツな感じ・・・!!
元々だいだいでは味が強過ぎるだろうから(龍馬のように鯖だったら良いのかもしれないが)、柑橘系では強いライムでもちょっと優しく感じるぐらい自然な風味。
う~ん、青魚に合うんだなー、DHAもタップリ。
取り切れなかった骨が大量にあったので気になるか?と思ったが、私は全く気にならなかった・・・
寧ろ、カルシウムもこれでバッチリ摂取を出来た!!
スゲー、良い脂の乗りだ・・・

因みに山葵と柑橘系の酢が入った醤油だと、これが、全く合わないワケではないが、
なんかそれぞれの良さがぶつかって相い反し、相殺されてしまうようで・・・ダメだった。

結局、山葵と醤油が自分は1番美味しいのだが結局人間ここに戻るというか。
(帰宅して直ぐやったから疲れて生姜をする気力はなかった・・・)

アラで出汁が出来たので

野菜類香味野菜を入れて味噌汁に。

自然な味だし、イワシは腸を取った煮干しみたいなものの、もっと柔らかい出汁の風味だし、
言う事が無かった。
(出汁が濃かったら薄めればいいだけだし)

柑橘類だけ、もしくは塩と柑橘類だけでも食べられるので、もしかしたら醤油は使っていなかったかもしれないが、勝の家だから醤油かな?って。
鯖は癖があるし、醤油の発酵の風味があった方が良い気がして)
ま、いずれにしても、豊富な柑橘類が獲れる四国だからこその食べ方なのかなーって。



もう2度とやらぬ(何色もの)牛乳パックチラシ。

2021年03月22日 | グルメ
以前、幕末の頃の薩摩に準ずる山菜チラシ富山の押せ寿司みたいなものを作った事があったが・・・
1度牛乳パックで押しずしを作ってみたいなと、キレイにした牛乳パックの長い面を1面だけ切り取る。

錦糸卵、しまった!!調子に乗って全部切ってしまった、上に敷く模様に薄く平たく使おうと思っていたのに・・・そうすれば(練習だから)上に置く刺身の種類を→薄焼き卵で代用出来たのに
(錦糸卵の裁断って超細い方がいいのだろうか?それともやや太さがあった方がいいのか、好みが分かれる所かもな)

椎茸を砂糖とヅケのタレ(、後で砂糖を足せば甘さの調整も出来るから「近年は」酒と醤油を同量にして煮切るだけにしている)で薄めに煮て、

煮汁と分けて冷ましておく。
置いておくと冷める過程で濃くなるし

1日でやってもよかったが、料理で疲れたくもないので、ここまで前日にやっておいたんだ。
酢飯を作ってタッパに入れて(危なそうな時期だったら野菜室)おいても作成当日、早い。

ラップを敷くのが、又、大変・・・

特に奥側が・・・

流石にテープで止める必要はないがキッチリとね・・・

刺身を概ね四角く切って
前日のヅケマグロの余り
量販店で安く売られていた鮪の刺身(←薬剤は使っていない、最近〇エツので刺身なのに薬剤タップリってのが増えてきたから)
サーモン少々(←刺身系がほぼ売り切れていたので、市販のサーモン丼を分解、酢飯も足りなかったので丁度使えるかな?って)

模様が交互になるように並べていく
(これが面倒だ、遊びで手間取っている間に、刺身がどんどん劣化をしていくし)
先に核となる模様を置いてしまう方が早いみたい・・・

余った切れ端は賽の目に細かく刻んで

味が無いので酢・塩・醤油少々を絡めてシメておく

酢飯を3等分

1つには椎茸と錦糸卵を少し残してサックリと混ぜるどのチラシでもこれが大事)。

1つには酢でシメた賽の目に切った刺身の端っこばと、紅生姜(←梅酢ではないので赤くはないが)

1つは大葉をきざんだもの。
(よく動画とか画像ではアボカドを使って緑の酢飯おぼろでピンクに色付けをした酢飯が紹介される事が多いが、甘ったるくなるしピンクはやらないとしても、ワザワザこれの為にアボカドを買いに行きたくないし折角寿司なんだから洋風にもしたくはなかったから大葉にした)
食べ物に対し色で遊ぶつもりは無いし、完全に真緑である必要も無い、大葉の効果効能も期待をしたいし。

刺身で模様を敷いたモノの上に、大葉酢飯をしき

大葉酢飯を挟むように魚の切り身を混ぜ込んだ酢飯を敷いて
(味見をしたら魚の酢が足りなかったので、少し酢をふった)

最後の段に椎茸の煮物と錦糸卵を混ぜ込んだ酢飯を詰めラップをする。

横もキッチリ抑えて、ラップを敷いた上に切りとった辺を乗せ

(机から先端をはみ出させたら)輪ゴムで左右止め

乾かないようにビニール袋へ入れたら重石をし

冷蔵庫で1時間以上~1晩休ませる
結局、重石はペットボトルにした。
寿司って、「なれずし」が基本だった為、握りと違って押しずし類は少し置いた方が、こなれて美味しい!!

今回時間が無かったので1時間で冷蔵庫から出して、ひっくり返して取り出す。
(ここで底のラップを取ってしまえばよかったのかなぁ~・・・

包丁を濡らしながら切り分け

底を剥がすように・・・(ムズい・・・3段だし混ぜた具が多いから1時間じゃ足りなかったか)

皿に盛って、上に余らせておいた椎茸の煮物と錦糸卵とイクラモドキをちょこっと乗せ

完成。

美味しいのだけれど、なんて手間がかかったのだろう・・・
(写真を撮りながらだから、余計に疲れた・・・)
模様の刺身にはヅケ以外味が付いていないので、好みで山葵を添え、塗りながら食べても良いが

今回ばかりは山葵をチョビっと塗って食べると全部が山葵の味に引っ張られ過ぎてしまいそれぞれ「絶妙に」きわ立っていた具材そのものの味が、それぞれ印象が薄まっていく感じ。
私は今回は無しでいいかな。

余ったモノを又ビニールで包み、翌日食べたら、シッカリと全体がこなれていて、更に超美味しくなっていたので

やはりこれも押しずし・なれずしの概念に触れるものとして、少し置いて一体感を固めていった方がいいのかも。

それにしても面倒だったし、

ラップも無駄に使うからあまりエコではない為、地球にも優しくはないのかもな~
色々学べたが、やっぱり食べ物で遊ぶべきではなかった・・・と改めて痛感。
(トホホ・・・)

個人的なポイントは、3等分にしたご飯の1つの大葉をきざんだ酢飯に隣接をしている部分は必ず刺身系がきているということかな・・・
刺身に対し大葉が薬味の効果になるよう気を使ってみた)
それが今回の成果。

牛乳パックを長いまま使わず半分ぐらいの短さで詰めて小さく作ってもよかった・・・
(どうしても1本作ってみたくて、まだ慣れていないなあ~)



大葉をフリーズドライに

2021年03月22日 | 素材
以前バジルをドライにした事があったが・・・今回は大葉を

一応水でサッと洗って

水気を取る
数枚一度に挟んで拭いた方が早い

茎の部分を取り外し

耐熱皿(←何度もやる場合は熱で劣化するのでガチに耐熱皿の方が良い)にキッチンペーパーを敷いて

その上に大葉を重ならないように並べ

自分は先程水気をふいたキッチンペーパーを重ねて、ひっくり返す時に一気に返せるようにする。

1分づつ

紙ごと、ひっくり返して

裏表を。

お、サクっとしている、結構チマチマした作業なので何か飲みながらのんびりとやった方が良いだろう・・・

結構な量になった。

キレイに拭いた空き瓶に葉を詰めたら、スプーンでくだく

キチンと乾かさないと、シッカリと砕けてくれないので要注意!!

結構あったのに、こんな量しかなくなってしまった。

冷凍保存も出来るらしい。

やはり生よりも香りが飛ぶがね・・・(知っておいても損はないかなって)

使い終わったキッチンペーパーはただそのまま捨てても勿体ないので
何か汚れを拭く時や油を伸ばす時にでも・・・。

茎は密閉し冷蔵庫へ出も入れ、お吸い物かサラダのアクセントにでも。。。

如何に無駄を減らせるか?が、達人かな?、と。

今回は鮪のヅケの剝き身とドライの粉々大葉を和え、たたきにし

鉄火丼に。

やはりネギトロみたいなのはネギの方が合うかな・・・

冷奴にドライ大葉

合う、薬味タンマリがいい。
醤油もいいが、ヅケのタレ(←近年は酒と醤油を同量だけにして甘くしていないのでこういうモノにも使い易い)で食べると格別。

他、パスタとか麺類や、サラダ・吸い物等に。



やっぱり普通が良い。

2021年03月22日 | 今日の料理
何気に(出来れば)随時更新?

ご飯と味噌汁があれば、まあ和食っぽくなるのかなぁーって。(←最近「和食たべようぜ2」は更新していないが)
モヤシと卵の炒め物と、手間を省いて揚げ物を買ってきてしまったが、揚げ物は要らなかった。
やっぱ手作りで無いモノはアタック感が強過ぎるね・・・他が全部手作りで優しいからそこだけ浮いてしまっている印象、ガキの頃はただ肉さえあればいいと気付かなかった・・・)

お店とかでよく唐揚げに勝手に黒酢ネギダレをかけられて出てきてしまう事があるが、本当の唐揚げ好きにとったら「やめてくれ!」と思う。

「この味で喰え!!」って凄まじい自信あるのかもしれないが(もしくは食材が・・・これ以上は言えない)、全員が全員、いや一人一人、作り手の同じ味覚なんて事は絶対無いのだし、食べ手が選択を出来る部分を残しておく事が、皆がまあるく幸せになれるコツの1つではないだろうか?
(だから「ヌーベルキュイジーヌ」ではないが素材の味を活かす事には敵わないのだろうし)

小松菜をただ茹でてタッパで常備菜にしておいたのだが。

ニンニクと鷹の爪・加熱用オリーブオイルでペンネとアーリオ・オーリオのペペロンに仕上げてみた。

ペンネは便利だ、酒の肴おかずにもなり得る。
(イタリアではパスタは日本でいう味噌汁の立ち位置という事が身をもって解かる気もする)
お腹いっぱいにするには、パンのカケラでも添えれば良い。

このままでも悪くはないが
具材を加えたい時、
鶏肉(胸やモモ)
殻付きアサリを砂出ししたもの
シーフードミックス
等etc・・・色々組み合わせが出来る。

イタリアンは最初に野菜をベースに考えると、完成形を構築し易い気がする。

(出来れば無添加の)白ワインが無ければ、家庭だったら茹で汁や水でも俺はいいと思う。
(そこそこそれなりに出来るし)

こういう普通のでいいんだよ・・・
それが1番満足が出来る。
みんながみんな同じじゃないから、ごちゃごちゃとしたものや、創作料理や、トリッキーなのなんて食べたくないモノ・・・

スーパーで買ってきた魚フライでサンド。
これでいいんすよ、これで・・・
フィッシュバーガー好きだし

家なんだから別にタルタルでなくてもいいし。



茹でた枝豆で何か出来ないかな?

2021年03月22日 | 今日の料理
以前ずんだリゾットずんだパスタは作ったが、もっとシンプルに何か出来ないかな?って。。。

塩ゆでにされた枝豆がよく安く売られているが何か使えないかな?と

ただ、ご飯に混ぜてみたらかなりいけた
(これだよ、こういうシンプルなモノを食べたかったんだよ!!)

本来えだ豆ごはんは塩ゆでをした豆のサヤを米に混ぜて一緒に炊き込み、サヤを取り出してから豆を混ぜるモノらしいが、無農薬の国産でないと、それは危険な可能性もあるので、私はただ混ぜるだけにした。
※(お赤飯的に単品の混ぜご飯が好きな自分は)ほのかな塩味が丁度良い!!

更にずんだを作って、水を少し入れてフードプロセッサーを回転

粉に混ぜ(薄力・強力50:50)、塩茹でされた枝豆なので塩はほぼ入れず

ミキサーカップに付着をしたずんだをシェイクし、

フードプロセッサーで作ったずんだが水気があるので、水分の加減をしながら混ぜる。

生地をまとめて少し練ったら、ボウルに濡れ布巾をかぶせ、少し生地を寝かせてグルテンを出す。

製麺して枝豆うどんに

天婦羅は後乗せサクサクじゃあ・・・
塩麹に漬けた素材だから少し焦げたが・・・)

おお、もっと豆が口内に触るか?と思ったが、全くそういう事もなく、そこそこそれなりに出来た。
(段々市販のうどんっぽくなるなぁー、もっと家庭的&素人感があった方が手作り感があって楽しいのだが・・・)



三つ葉(みつば)をもっと自由に。

2021年03月22日 | 素材
三つ葉が手に入いり、パッケージの裏を観ると様々な調理方法が記されていた。

切り昆布が冷凍になっていたので解凍がてら出汁を取っておき

とりあえず洗って、やや長く切ったものと、短めに切ったものに分け

ヅケに使ったタレ(←近年は酒と醤油を同量に煮切るだけにしている)と昆布の出汁を入れたツユを温め、
隣でそのヅケのタレと昆布出汁と切り昆布を超薄い煮物みたいな佃煮風に煮つつ、

汁は半分取り分け

鍋に残った汁に砂糖と醤油を少し足して味を整え(←あまり甘くしない)

やや長い方をその中でサッと煮て、

「三つ葉のおひたし」にしたが、汁が多かったので

汁だけ少し取り分けた。

取り分けておいた残りの汁に塩を少し足して(←このままだと流石に味が薄いので)

やや短めに切った方の三つ葉を入れ

お浸しづくりの横で煮ていた昆布は火から降ろして余熱で味を含ませつつオヤスミ

コンロがあいたので横でうどんを茹で

三つ葉饂飩に。

量販店で買ってきた天婦羅と生姜をすったモノを別添えに。

途中で味変
元々三つ葉が好きなのだけれど、なんか超高級ってイメージであまり手を出してこなかった。
無ければ無くても済んでしまうモノだから・・・
ただ今回、主役にしてみてよかったし、発見も多かったな、と・・・

普通、おひたしって菜っ葉を1回ゆがいてから、水にさらして灰汁を取ったり色止めをしたりしてから、おひたしに使う事が多いが、火の通りが早いサッと茹でて食べる三つ葉だからこそ、このまま煮るという芸当が適しているのかなって。

三つ葉のおひたし、美味しい~、ややあっさり目に作ってあるので、三つ葉の上品さが引き立っている印象。
※一応、冷ましてから冷蔵庫へ入れ、翌日浸みているかなぁ?~って考えたのだけれど、
前日の作り立ての方が美味しかった・・・
冷蔵庫の冷たさで、味覚が感じヅライ状態になっていたというのも多少あるのかも。
(香りも当日の方が鮮明だったし、三つ葉であることの意味は翌日はあまりなかった、当日食べてしまえばよかったな・・・、これも尋常ではなく美味しかったし)

おひたしを煮た後で多かったから取り分けた余った汁で、

何を煮よう・・・
フンワリ、三つ葉の香りが言われればするぐらいなので、親子丼とかいいかもなー

しかし和食は片付けがラクだ・・・

昆布の煮物。

今回、尋常じゃない美味しさだった・・・
段々、プロっぽくなるなー(←それだけに味の面白みが無くなってきてしまうのかもしれないが・・・それでも今回は凄かった・・・)



鮪の筋(スジ)。

2021年03月22日 | 素材
本当にめっちゃ大した事じゃないし、本当は便利なモノシリーズに書こうと思ったのだが、あまりにも軽快な触感で、凄く自然なモノだったので。

よく鮪がスジ張っている時、「加熱をするとスジとか関係無く食べられる」と多くの本やネットに架かれているが、
今回、ヅケにした鮪も、ここから先はスジが多かったので

やはり身はこそぐしかないよな・・・

そのスジを何か出来ないかな?って・・・

サッと茹でて醤油で食べてみたら、油脂分のあるお肉みたいで、でも魚のヘルシーさも併せ持っていて結構イケた・・・
少量の中でも自然な感じ満載っていうか・・・

茹でた汁も出汁が出ていたし・・・
近年は酒と醤油を同量にし煮切っただけのヅケダレに漬け込んだという事もあるだろうが・・・)

これは良い事?を見付けたぞ!

如何に無駄を出さないか・・・、それが課題かな・・・



椎茸の煮汁でかまたま。

2021年03月22日 | 今日の料理
椎茸をやや薄めに煮た煮汁と、煮た椎茸を分けておく状況にあったので、

この煮汁を茹でているうどん(←市販の安いやつ)に入れれば、煮込みうどんの醤油Ver.というか、きっとこれが、うどんの料理方法の原型に限りなく近いモノだろうなと感じつづも・・・入れず

今回は「かまたま」にしてみた。

「かまたま」は食べるとしても神保町の丸香ぐらいで、あまり食べないのだが
これは凄かったわ・・・
優しい野菜系の出汁、きのこ類ならではの出汁が、優しいうどんの麺全体に絡んで、玉子もマイルドにさせるし、何度も繰り返すがこれは凄かった!!



鰹のなめろう。

2021年03月22日 | 素材
鯵や鰯だけでなく、鰹で「なめろう」が作れるという。

先ず適宜刻んで

今回の材料は、大葉が無かったので小ネギと、生姜の絞り汁と、味噌(←最初は少な目に)

混ぜ切り叩いてネトッとしたら

生姜汁を
(これが生姜のすりおろしそのものではなく絞り汁ってのがポイント)

今回は塩麹が余っていたので、味噌を減らしてそれを入れて熟成感を出してみる。

又少し叩き混ぜて完成。

好みで胡麻を少しだけサッと
無くてもいいあってもいい、自分は今回はあった方がいいかな・・・後で食べる人の好みで少しづつかければいいと思うんだよね)

今回、塩麹で塩分を足す予定だったから、最初の味噌は少な目にしたんだが、これが功を奏した!!

よく昔のお店とかだと、味噌だけ大量に入れて、まるで味噌を食べているか?のような、塩辛いなめろうが出てくる事があるが、戦国時代の足軽の味噌オニギリではあるまいし、そんな塩を舐めながら酒を飲むみたいな真似はしないわ・・・って、あまりにも塩気が強過ぎてキラいになってしまう事が多かったが、これは優しかった。

生姜とかも絞った汁を入れたからだとは思うが・・・

自分は普通に「刺身」や「たたき」も好きだけれど
(そういえば昔、「たたき」の原型とも言われる小川たたきを作って勉強をしたなー、なめろうも似ているっちゃあ似ている)、これはこれでいいなって、(超)美味しかった
どれが1番ってことは無いんだけれど。

(ま、当たり前っちゃ当たり前なんだけれど)鯵や鰯以外でも作れるとは・・・!!
食べて美味しかったし、勉強にもなったし、やってみて良かった。



シンプルに鮭とほうれん草のペンネ。

2021年03月22日 | 今日の料理
シンプルなんだけれど・・・結構使えるので便利な事シリーズとは別に記す事にした。

余ったほうれん草とか菜っ葉を茹でてタッパに入れておいた常備菜がそろそろ限度だったのと、冷凍庫の塩鮭も限度だったので茹でて(←最近の〇エシは鮭の切り身に酸化防止剤を使うのでやや薬臭いというか酸味を感じるのでその茹で汁は使えないが、まあ塩鮭なので塩気を抜けるワケなのだが)、冷凍シーフードミックスを茹でた汁(少量でサッと茹で戻す)を加え、鶏の胸肉を茹でた時のチキンスープが余っていたので合わせて、それでホワイトソースを作り

最近、サラダマカロニばかりで普通のマカロニは販売されていないからペンネでグラタンへ
(チーズでカルシウムを足し少しでもシュウ酸で結石が出来にくくなるように

まだ塩鮭を茹でたモノとほうれん草を茹でたモノが余っていたので、牛乳とミキサーにかけドロッとさせ、フライパンや鍋で鮭をバターでサッと炒めた中にそのペースト状のほうれん草を入れ、チーズを入れ溶かし(←焦げそうならパスタの茹で汁で伸ばす)、鮭とほうれん草のペンネに

少しソースが多いが、まぁ、今日の料理なので。

間違いないだろう!!



初めてホットクロスバンズを食べてイースターを勉強

2021年03月22日 | スイーツ
元々このホットクロスバンズは・・・、
イースターの直前の金曜日
キリストが処刑された日のグッドフライデー
に英国で食べられていたが、今では日常的に食べるものらしい。
(だからソーダブレッドみたいに十字の切込みが・・・)

もしかしたら店舗にもよるのかもしれないがホットクロスバンズを初めて食べる時、
イギリス人は温めてバターを塗ると教わったので、(半分残して)軽く焼いて「先に」少し齧って味を確認してから、バターを塗って違いを確かめてみたが・・・

私は日本人だからか焼いてから

そのまま食べる方が好きかな・・・

無塩バターを塗ったのだけれど、少しシツコイっていうか・・・浸み込み過ぎちゃうんだよねー
ラム酒の香りもするし、カンバーランド風ラム酒入りバターに似ているけれど、あれ程混ざったスイーツっぽさではないというか・・・
油脂分が立ってしまうんだ。
良いバターではないからかなぁ・・・
ただ、クリスマスプディングとかの味に似ている気がした・・・
これらの類もイギリス人の伝統的な味覚のポイントの1つなんだなーって。
よっぽどゼツミョー、さ、がハマると『完璧』にハマりまくる。

私はそのままだと、ドライフルーツを使っているのに(ドライフルーツって結構アタック感が強いのに何故か)、超優しくて凄く好きだった。

この優しさだよ!!

「オマケ」

「イースター」とは

復活祭の事で、キリストが処刑をされて3日後に復活をした事を祝う行事らしい。
しかも、その年によってイースターの日は違っていて(←移動祝祭日という)、
その理由は「復活したのが日曜日だから毎年イースターは日曜日に設定をしないとならない」とのことで、
春分の日(春分の日???グッドフライデーの事?)の「後の」最初の満月から数えて、最初の日曜日がイースターとなるから変動制らしい・・・
(教会の種類や歴によっても異なるらしい)
私達にはややこしいが2021年は4月4日だ。

英国関連の食べ物屋さんがどう動くか?、ちょっと注視をしていても面白いかも・・・悪いヤツだな、俺は・・・

調べたら「エッグハント」という遊びがあり、イースターエッグ(中身を抜いてキレイにし、殻にカラフルなペイントをしたモノ)や卵の形を模したモノを庭や植木に隠しておいて、子供が見付けるとその中のお菓子を食べて良いルールらしい。日本のもちゃんとやらない癖にミーハーなのでそれはやってみたい・・・

ウサギのカタチをしたチョコレートとかもこの頃に流行るとか・・・



グロ注意、ワカサギの下処理の仕方

2021年03月22日 | 素材
ワカサギは内臓を取り出さなくてもいい素材なのだが、
取り出すやり方を覚えておいて損も無いかなーと試してみたら、これが面白いのなんのって。
(面白くて生命があったモノをいじくってはいけないのかもしれないが、それでもこんな方法があったなんて・・・料理ジャンキーチックに興奮をしている自分に少しひく・・・)

先ず、鮎のように糞を出すのだが
(特にワカサギは出さなくても大丈夫らしいのだが、読んでしまった以上・・・)
鮎のように腹を擦るのではなく、肛門を押すと良いらしい・・・
出したら水の中で洗う。
※鮎の方がグロテスクだが、知人のお父さんに鮎を3年連続頂いたら、糞出しが苦にならなくなった。
慣れって凄いもんだなって。
だから鮎より小さいワカサギなの楽勝!!

糞を洗い流したら、塩をかけて優しくかき混ぜこすりヌメリを取り

水洗いをして

キッチンペーパーで

ここまでは普通なのだが、内臓を取り除く場合、
下あごを持って

引き抜くと、ホラ簡単に!
釣り人の人とかは楽勝なんだろうなー

内臓を洗って

紙で水気を取る

上向きが楽勝

横はギリ

下は鮮度が良くないと切れ易いかも
(腕も無いのだが)

洗う時はまとめて洗えばいい

無駄に内臓のゴミが増えてしまったので、臭いから冷凍をして捨てる。

面白くて止まらなくなり、全部取り除いてしまった。

自分に自信を付けさせてくれる作業かな~って。

塩麹に漬けて

天婦羅と唐揚げに揚げにしてみた。

う~ん、ちと塩気が強い・・・やはりそのまま調理すれば良かった。

確かに腸が無い分、やや食べ易くはなっているが、やや早春の苦味が欲しい気がしないでも・・・
(漬けてしまうと調子狂うな)



出汁を使わなくても済む海苔うどん

2021年03月22日 | 今日の料理
うどんの本を読んでいて、これは特に理に適うと思ったのが、この海苔饂飩だ。

海苔を1枚(と余っている分も入れてしまえ)、海苔の佃煮を作る時みたいに、沸騰した湯(←丼で量って蒸発する分を足し沸かしたモノ)の中に

ちぎって入れ

醤油だけではコストが上がってしまうので、一応塩も足して味を調整し、

少し煮たら、茹でてある市販のうどんを入れ
冷凍うどんならもう少し早く入れる)

温めて

器に盛り、上に山葵を多めに乗せる。
熱で香気が飛んでしまうので、これでも全く辛くなく、寧ろ足りないぐらい)

たったこれだけなんだけれど、海苔から出汁が出るのか、確かに出汁を感じる。
(無論、市販の出汁の素とかに比べれば超自然なモノだから、本来出汁に使うモノでもないし、出汁の濃さは敵わないが、確かに出汁が出ている・・・)

凄く不思議だし、こんなやり方があったとは・・・

結構、うどんが醤油の塩分を吸ってしまうのでうどんからも塩気が出るし)、時間が経つにつれワリと濃くなってくるから最初は僅かに気持ち薄めにぐらいがいいかも。

「オマケ」

汁が結構濃かったので、全部飲まずに残しておいて

次の食事で湯を差し

鍋に入れ、

アサリの剥き身も一緒に煮て

「簡易な」お吸い物にした。