以前、ピクルスを作った時、酢酸を強くし過ぎて失敗をしてしまったのだが、今回改めてキチンと現役の管理栄養士の仕事をされている方に作り方をお教え頂いた。
漬ける為の液であるソミュール液はこのぐらい甘くてもいいものだったのか・・・。
※因みにドイツのザワークラウトみたいに『乳酸発酵』するピクルスのレシピとは又違い漬け汁の再利用は出来ないらしい。
うわっ美味いっ、こんなにピクルスって美味しいモノだったのか!!
いや、「世界基準」でもある日本のマ〇クのピクルスも私は結構嫌いではないのだけれど・・・
(というか「こち亀」の両津勘吉みたいに「好きか?」・「凄く好きか?」しか食べ物の好き嫌いは無い!!!)
より、なんというか、優しいというか。
このレシピいいわ!!(但し、)
・唐辛子は漬け続けていると破れた所から種が飛び出すから辛くなるため半分にちぎって種は出し、
・オールスパイス2個
・クローブ(丁子)1個
を既定のレシピやハーブ・スパイス類の中に足し、アレンジをしたのだが、これ凄く美味しい!!
バクバクいきたいけれど酸で消化器に負荷がかかっても困る為に適度な所で。
(このピクルスを使って他にもやりたい事が沢山あるし・・・)
大根入りのピクルスなんてピクルス初心者の俺には珍しいし、昆布や加熱をしたキノコ類・茹でたウズラ等の卵・ソーセージ等、動物性の素材を入れても、オモシロイ事になるらしい・・・
「保存食」って面白いなぁー
『ホットドッグ』
早速刻んで「レリッシュ」(=「薬味」・「付け合わせ」の意)にし、
市販のホットドッグに乗せてみた。
(こんなに載せても美味しいのなんのって)
小さい頃、ホットドッグやハンバーガー・ピザを買ってもらえなかったので(←ま、それはそれで良かったのだけれどね)、夢のようだ!!しかもほぼ自然で。
ホットドッグまで手作りなら(←近年オレンジ色はリンクのルール)より自然さが完璧だったが、まだ「ピクルス初心者」なので。
『チキン南蛮』
焼酎ブームの頃、焼酎の師匠に憧れ師事をしていたので(←飲食業的にも勉強をしておきたかったし)、宮崎県(というか九州)にも「焼酎の旅」や、別件のガチの出張で何度か行ってはいたが、その時「黒木本店」(←「百年の孤独」とか「尾鈴山酒造」という酒造別免許で「山猫」・「山猿」・「山蝉」シリーズ)は勿論、「鬼束ちひろ」の出身地とか・宮崎地鶏・巨人のキャンプ地・鬼の洗濯板である青島・そしてチキン南蛮発祥の地という事で、チキン南蛮発祥のお店の1つ「おぐら」へ何度か行き、あの感動が忘れられなくて、何度東京のお店で水分1滴までこだわって(←碧かった)再現をしようとしたか・・・、それなりにそこそこ美味しいけれど、どうしても『あの次元まで中々再現出来なく』、未だ謎のままなのだが・・・
やはりチキン南蛮は原点の胸肉で。
(でも「おぐら」を食べた当時、私はまだ胸肉がそんなに好きではない頃だったのに、それでも胸肉なのに柔らかくて美味しいなーって感じ)
今回は、既に切れている胸肉が売られていたので、タンドリーみたいにフォークで刺し、包丁の背で叩いて拡げ且つ柔らかくする。
調べると胸肉を柔らかくする方法が色々出てきた
・水
・砂糖又は蜂蜜
・酒
・塩
・はたまたマヨネーズや油
に漬け、密閉袋へ入れる等の情報が出てきた。
個人的に味の為に袋1枚無駄にするのは苦手なので(←それもお金だし)、器に入れ、
漬け時間を(多少)長くすればいいのかなと。
その間に、
・タルタルに入れる玉ねぎをきざんで水にさらし
・レタスが無かったので付け合わせのキャベツと、
・衣が余った後に揚げる天婦羅の具材を準備。
ピクルスをきざんで
※前日に茹でておいた茹で卵と調味料・マヨと刻んだピクルス類を混ぜタルタルソースに。
(こんなに色んなピクルスが入ったタルタルは食べた事が無い!!)
宮崎の「おぐら」で食べた時、汁気があったので、ピクルスの漬け汁を少し多目にした。
(まだあの時の感動が脳裏に焼き付いていて・・・東京のモモ肉のジャンクな感じと又『全然』違うのよ。モモ肉なら普通の唐揚げでいい、何もかけるな!!って感じで・・・←いつも店長に言ってきたんだが・・・自身がつけたい味の量だけをかけて相手に食べて『頂く』事が、食べる相手への尊重だと思うので、宮崎のチキン南蛮は別として唐揚げなら「全体にかけるな!」と・・・唐揚げ好きからは言いたい!・「自分でかけるから!!」と・・・
因みに、かけるという行為は調味料を沢山使い、逆に漬けるという行為は調味料が少なくて済むし、
「食育」の面でも素材の味を知る事が出来る為、味のアタック感が優しくなり、正確さが増す!、辛さで有名な四川省でさえ10数年前には子供達に辛いモノを食べさせる事を控えさせ、素材本来の味を学ばさせる教育を施していると記事になっていたのに、日本ときたらコ〇ビニや量販店とか行ってみれば解かるが、唐辛子ばかりで、どれだけ食育が遅れ、メディアに壊されているのだよ?と、「サムゲタン」とか「ソルロンタン」とかは素材の味が活きていて、食べ方的に似ているイギリスでも一時期流行った理由が解かるし好きだけれど、食道癌や胃癌の罹患率世界一はお隣の韓国だぜ?絶対に「辛さ」と関係はあると客観的に考える・・・)
まあ、それはともかく(日本の「食育」のダメさに憤り熱くなり過ぎた!!が)、柔らかくする為に漬けた鶏肉の漬け汁を鍋に入れ再利用するレシピを『採用』。
そして調味料を加え沸騰させると
・砂糖
・酢
・醤油
・ピクルスの漬け汁
鶏肉を漬けておいたので、灰汁が出るからそれも濾す。
ここで鶏肉に胡椒を振り(←↑漬け汁に胡椒の風味を付けない為)、
レシピを観ると、片栗粉Ver.と小麦粉Ver.があったので、折角元から切り分けられている鶏胸肉なので、それぞれ別々に揚げ、『違い』を調べてみよう!!!
(他に、小麦粉で作ったバッターに浸してから更に片栗粉をつけるハイブリッド方式もあった)
普通の揚げ物とは逆で、粉を付けてから卵液をつけるのがチキン南蛮。
なんか卵液をつけて揚げるのは、グオバオローを作った時の感覚に少し似ているなーって。
(あと伝説の麺でもある伊府麺を作った時の感覚もホンの少し僅かに思い出した)
揚げたらサッと油を切り、直ぐ、
熱いうちに甘酢に30秒ぐらい漬ける(←素材の大きさや味をしみ込ませたければ、漬け時間の調整は自由にする)。
左が片栗粉・右が小麦粉
手作りピクルスの自家製タルタルソースをかけて完成。
私の場合味が薄いので、どうしても「おぐら」みたいな味にならなく、
(調べたら「濃い味の方が記憶に残るから」って、それは俺には出来ない)
残っていた甘酢をキャベツにかけたら、ワリと現地の味に2.3段階遅れぐらいで味が近付いた。
シマッタ、テンパッテいてタルタルにケチャップを入れ忘れたのも原因だった(←いろんな作り方があるのだなぁー)。
※片栗粉と小麦粉だと小麦粉の方が「おぐら」のレシピと同じだし、個人的に小麦粉の方が好きかも。
(「おぐら」で『本物』を体感した事で、別に衣が小麦粉と片栗粉のハイブリッドみたいに、そこまでカリカリしていなくても~)
これでワリと近付いたがその差が詰められないのがプロとの「差の世界」
『余っていた卵液で』
余っていた卵液に小麦粉を入れ(←いつも重曹を少しだけ入れ卵の代用にしているが)、天婦羅にしよう・・・
(だから片栗粉ではなく小麦粉が正解なのかもな・・・)
かき揚げの練習をしよう。
う~ん、まだまだ・・・天婦羅「近藤」の分厚い本を読んだのだけれどな~
後日、麺で涼し気に。
揚げているからアッサリではないけれど、チキン南蛮の為だけに揚げ物はしたくないので(←どう頑張っても「おぐら」には敵わないから)この際、数日分のおかずを作ってしまえ!!と・・・
タルタルソースをフライに
翌日余っていたタルタルソースに市販のエビフライとカキフライを買ってきて
なんかここのところキャベツばかり食べているなー、良いけれど・・・。
やはり千切りキャベツには薬剤の入っていないウスターが俺は好き。
(偶にクスリ臭いウスターがあるのだが、アレはちょっと・・・)
『冷製パスタに』
更にカッペリーニが高くて買いたくはなかったので、
(カッペリーニは茹で時間が2分だけれど0.9mmだとクリーム系や重めのソースへの汎用性が無く、私はトマト系にもクリーム系にもオイル系にも使えるよう基本1.7mmで統一をしている。カッペリーニでクリーム系なんてクリームソースに絡み過ぎて生クリームを喰らうようなモノに感じるぞ?・・・いいのか?え?いいのか)
だからサラスパで代用(←これは1.2mmで4分)。
しかも、この分量なら余っても他に使えるからOK(←ずっと細いパスタが続くとツラいモノね!)。
その間にレタスやトマト(←敢えてトマトは皮付きにしサラダ感覚を表現!!)と共に、ピクルスをきざんで、
茹で上がったサラスパを氷水でシメ、よく水を切り、サラダの上に乗せ、刻んだレリッシュを散らし、ピクルス液が濃過ぎない様に・でも薄過ぎない様に慎重にかけるサラスパに。
凄まじく優しくて自然で美味しかった、←なんというか余分なモノが一切省かれた様な自然由来の味というか。
やはり料理は(製菓とも又違い)『引き算』だな。
そんな歴史的基本の要素も感じつつ、現代的なサラスパって美味しいんだな~
これ以上無いってぐらいに『完璧』だったけれど、一応、調べておきたくて高級なオリーブオイルをかけたら、それはアクセルを踏み過ぎてしまう印象に変わってしまった。
(それも経験、恐らくこうなるだろうな!!と1部分にしかかけなかったし、だってイタリア人ではなく日本人だもの。なんでもかんでもオリーブオイルをかければいいってモノでも無いだろうし・・・)
『つけ麺へ』
まだピクルスが余っていたので、きざんでミキサーカップに入れ
トマトが半分あったので、皮に線を入れ
サッと底側を茹で
冷水で冷やし
皮だけ剥き、種を取る。
トマトを切って刻んだピクルスとピクルス液少々と共にミキサーカップに入れ、
「ガスパチョ」風にし、
ピクルス液は濾して取っておく。
素麺を茹でている間、漬けガスパチョを冷やし、
味が足りなければ、塩や何か他の調味料で味を調えてもいいが、これもサラスパと一緒で、余計な味は要らなかった。、他人と100%同じ味なんて指紋と同じで絶対に無いのだし!!
(後学の為に「一応」少しだけ試したのだけれど、やはり余計なモノは要らなかった!!)
間違って唐辛子もフードプロセッサーにかけてしまったら辛かった!!
でも、確か「素麺がカッペリーニの代わりになる」と何かで読んだ事があったので、確かに合うわ!!
野菜の風味もよく絡んで、暑い日にサッパリと四季というモノを感じる味と食べ方!!。
(そりゃ、ここまでくると俺の場合はもう外食要らんよな・・・)
『キノコのマリネ』
以前、オーブントースターで焼くキノコのマリネを学んだので、今回はソミュール液(漬け汁)にオリーブオイルを入れたくなかったので、私にしては珍しくアルミホイルに舞茸を拡げて
適宜、焼いてみた。
焼けたら「少し(だけ)」広めの皿に並べ一気にかけて和える。
(和えるって漢字好きだなぁ「和を以て尊し(貴し)となす」という平和で優しい印象が思い浮かぶ)
本で読んだのだが日本にフランスパンを広めたビゴさんは決っしてアルミホイル(消耗品・経費類)や、粉を無駄にはしなかったという!!!
ジャンルを超え、一流の人は「心掛け」が違う、かくありたい
冷めたらラップをして密閉袋にでも入れ、夏場なら冷蔵庫へ入れておく。
オリーブオイルをふって、
味が足りなければ塩・胡椒?、
※便利そうな事シリーズにも書いておこうと思うが、今回は全部にかけてしまわず、取り分けてかける事を覚えたぞ!!
やはり超良いオリーブオイルの風味を胡椒が打ち消さない様に、塩だけで充分だな・・・
塩をかけてこのままラップをし冷やしておいて!!
すげー、美味しさだった!!(他のキノコでも作りたい!!)
『ミントソースでラムしゃぶ』
何故上記のキノコのマリネで、キノコ類を焼く時にオリーブオイルをかけなかったか?というと、ここでしゃぶしゃぶの漬けダレにしたかったから。
本当はキノコの出汁が出ているから鶏肉か豚肉を茹でて食べたかったが、安いラムがあったので、折角イギリス料理を勉強してきたのだから、ミントソースを作り、
うわっ安い肉の理由が分かった、細い肉ばっか。
こんな感じかな・・・
う~ん、やはりフツーのミントソースと違い少し野菜の水気やキノコの出汁が、やや前面に出てきている。
焼いたラムならまだアクセントが出て良かったのかも、ワインビネガーを足した。
でも、舞茸の方が尋常ではない美味しさだったのでOK。
シメに飯をササッと食べればいいや・・・
(充分おかずにはなるが~)
残った僅かなミントソースとラムを茹でた汁で、何かエスニックな何かを作ろうか?(例えばカレーに深みを加えたりビリヤニ的にするとか)迷ったが流石に(キリが無いので)やめた・・・。
『オマケ』
・実験、茹でた鶏肉で、チキン南蛮
・チキン南蛮
・タルタルの適度な量
・タルタルソースご飯。
漬ける為の液であるソミュール液はこのぐらい甘くてもいいものだったのか・・・。
※因みにドイツのザワークラウトみたいに『乳酸発酵』するピクルスのレシピとは又違い漬け汁の再利用は出来ないらしい。
うわっ美味いっ、こんなにピクルスって美味しいモノだったのか!!
いや、「世界基準」でもある日本のマ〇クのピクルスも私は結構嫌いではないのだけれど・・・
(というか「こち亀」の両津勘吉みたいに「好きか?」・「凄く好きか?」しか食べ物の好き嫌いは無い!!!)
より、なんというか、優しいというか。
このレシピいいわ!!(但し、)
・唐辛子は漬け続けていると破れた所から種が飛び出すから辛くなるため半分にちぎって種は出し、
・オールスパイス2個
・クローブ(丁子)1個
を既定のレシピやハーブ・スパイス類の中に足し、アレンジをしたのだが、これ凄く美味しい!!
バクバクいきたいけれど酸で消化器に負荷がかかっても困る為に適度な所で。
(このピクルスを使って他にもやりたい事が沢山あるし・・・)
大根入りのピクルスなんてピクルス初心者の俺には珍しいし、昆布や加熱をしたキノコ類・茹でたウズラ等の卵・ソーセージ等、動物性の素材を入れても、オモシロイ事になるらしい・・・
「保存食」って面白いなぁー
『ホットドッグ』
早速刻んで「レリッシュ」(=「薬味」・「付け合わせ」の意)にし、
市販のホットドッグに乗せてみた。
(こんなに載せても美味しいのなんのって)
小さい頃、ホットドッグやハンバーガー・ピザを買ってもらえなかったので(←ま、それはそれで良かったのだけれどね)、夢のようだ!!しかもほぼ自然で。
ホットドッグまで手作りなら(←近年オレンジ色はリンクのルール)より自然さが完璧だったが、まだ「ピクルス初心者」なので。
『チキン南蛮』
焼酎ブームの頃、焼酎の師匠に憧れ師事をしていたので(←飲食業的にも勉強をしておきたかったし)、宮崎県(というか九州)にも「焼酎の旅」や、別件のガチの出張で何度か行ってはいたが、その時「黒木本店」(←「百年の孤独」とか「尾鈴山酒造」という酒造別免許で「山猫」・「山猿」・「山蝉」シリーズ)は勿論、「鬼束ちひろ」の出身地とか・宮崎地鶏・巨人のキャンプ地・鬼の洗濯板である青島・そしてチキン南蛮発祥の地という事で、チキン南蛮発祥のお店の1つ「おぐら」へ何度か行き、あの感動が忘れられなくて、何度東京のお店で水分1滴までこだわって(←碧かった)再現をしようとしたか・・・、それなりにそこそこ美味しいけれど、どうしても『あの次元まで中々再現出来なく』、未だ謎のままなのだが・・・
やはりチキン南蛮は原点の胸肉で。
(でも「おぐら」を食べた当時、私はまだ胸肉がそんなに好きではない頃だったのに、それでも胸肉なのに柔らかくて美味しいなーって感じ)
今回は、既に切れている胸肉が売られていたので、タンドリーみたいにフォークで刺し、包丁の背で叩いて拡げ且つ柔らかくする。
調べると胸肉を柔らかくする方法が色々出てきた
・水
・砂糖又は蜂蜜
・酒
・塩
・はたまたマヨネーズや油
に漬け、密閉袋へ入れる等の情報が出てきた。
個人的に味の為に袋1枚無駄にするのは苦手なので(←それもお金だし)、器に入れ、
漬け時間を(多少)長くすればいいのかなと。
その間に、
・タルタルに入れる玉ねぎをきざんで水にさらし
・レタスが無かったので付け合わせのキャベツと、
・衣が余った後に揚げる天婦羅の具材を準備。
ピクルスをきざんで
※前日に茹でておいた茹で卵と調味料・マヨと刻んだピクルス類を混ぜタルタルソースに。
(こんなに色んなピクルスが入ったタルタルは食べた事が無い!!)
宮崎の「おぐら」で食べた時、汁気があったので、ピクルスの漬け汁を少し多目にした。
(まだあの時の感動が脳裏に焼き付いていて・・・東京のモモ肉のジャンクな感じと又『全然』違うのよ。モモ肉なら普通の唐揚げでいい、何もかけるな!!って感じで・・・←いつも店長に言ってきたんだが・・・自身がつけたい味の量だけをかけて相手に食べて『頂く』事が、食べる相手への尊重だと思うので、宮崎のチキン南蛮は別として唐揚げなら「全体にかけるな!」と・・・唐揚げ好きからは言いたい!・「自分でかけるから!!」と・・・
因みに、かけるという行為は調味料を沢山使い、逆に漬けるという行為は調味料が少なくて済むし、
「食育」の面でも素材の味を知る事が出来る為、味のアタック感が優しくなり、正確さが増す!、辛さで有名な四川省でさえ10数年前には子供達に辛いモノを食べさせる事を控えさせ、素材本来の味を学ばさせる教育を施していると記事になっていたのに、日本ときたらコ〇ビニや量販店とか行ってみれば解かるが、唐辛子ばかりで、どれだけ食育が遅れ、メディアに壊されているのだよ?と、「サムゲタン」とか「ソルロンタン」とかは素材の味が活きていて、食べ方的に似ているイギリスでも一時期流行った理由が解かるし好きだけれど、食道癌や胃癌の罹患率世界一はお隣の韓国だぜ?絶対に「辛さ」と関係はあると客観的に考える・・・)
まあ、それはともかく(日本の「食育」のダメさに憤り熱くなり過ぎた!!が)、柔らかくする為に漬けた鶏肉の漬け汁を鍋に入れ再利用するレシピを『採用』。
そして調味料を加え沸騰させると
・砂糖
・酢
・醤油
・ピクルスの漬け汁
鶏肉を漬けておいたので、灰汁が出るからそれも濾す。
ここで鶏肉に胡椒を振り(←↑漬け汁に胡椒の風味を付けない為)、
レシピを観ると、片栗粉Ver.と小麦粉Ver.があったので、折角元から切り分けられている鶏胸肉なので、それぞれ別々に揚げ、『違い』を調べてみよう!!!
(他に、小麦粉で作ったバッターに浸してから更に片栗粉をつけるハイブリッド方式もあった)
普通の揚げ物とは逆で、粉を付けてから卵液をつけるのがチキン南蛮。
なんか卵液をつけて揚げるのは、グオバオローを作った時の感覚に少し似ているなーって。
(あと伝説の麺でもある伊府麺を作った時の感覚もホンの少し僅かに思い出した)
揚げたらサッと油を切り、直ぐ、
熱いうちに甘酢に30秒ぐらい漬ける(←素材の大きさや味をしみ込ませたければ、漬け時間の調整は自由にする)。
左が片栗粉・右が小麦粉
手作りピクルスの自家製タルタルソースをかけて完成。
私の場合味が薄いので、どうしても「おぐら」みたいな味にならなく、
(調べたら「濃い味の方が記憶に残るから」って、それは俺には出来ない)
残っていた甘酢をキャベツにかけたら、ワリと現地の味に2.3段階遅れぐらいで味が近付いた。
シマッタ、テンパッテいてタルタルにケチャップを入れ忘れたのも原因だった(←いろんな作り方があるのだなぁー)。
※片栗粉と小麦粉だと小麦粉の方が「おぐら」のレシピと同じだし、個人的に小麦粉の方が好きかも。
(「おぐら」で『本物』を体感した事で、別に衣が小麦粉と片栗粉のハイブリッドみたいに、そこまでカリカリしていなくても~)
これでワリと近付いたがその差が詰められないのがプロとの「差の世界」
『余っていた卵液で』
余っていた卵液に小麦粉を入れ(←いつも重曹を少しだけ入れ卵の代用にしているが)、天婦羅にしよう・・・
(だから片栗粉ではなく小麦粉が正解なのかもな・・・)
かき揚げの練習をしよう。
う~ん、まだまだ・・・天婦羅「近藤」の分厚い本を読んだのだけれどな~
後日、麺で涼し気に。
揚げているからアッサリではないけれど、チキン南蛮の為だけに揚げ物はしたくないので(←どう頑張っても「おぐら」には敵わないから)この際、数日分のおかずを作ってしまえ!!と・・・
タルタルソースをフライに
翌日余っていたタルタルソースに市販のエビフライとカキフライを買ってきて
なんかここのところキャベツばかり食べているなー、良いけれど・・・。
やはり千切りキャベツには薬剤の入っていないウスターが俺は好き。
(偶にクスリ臭いウスターがあるのだが、アレはちょっと・・・)
『冷製パスタに』
更にカッペリーニが高くて買いたくはなかったので、
(カッペリーニは茹で時間が2分だけれど0.9mmだとクリーム系や重めのソースへの汎用性が無く、私はトマト系にもクリーム系にもオイル系にも使えるよう基本1.7mmで統一をしている。カッペリーニでクリーム系なんてクリームソースに絡み過ぎて生クリームを喰らうようなモノに感じるぞ?・・・いいのか?え?いいのか)
だからサラスパで代用(←これは1.2mmで4分)。
しかも、この分量なら余っても他に使えるからOK(←ずっと細いパスタが続くとツラいモノね!)。
その間にレタスやトマト(←敢えてトマトは皮付きにしサラダ感覚を表現!!)と共に、ピクルスをきざんで、
茹で上がったサラスパを氷水でシメ、よく水を切り、サラダの上に乗せ、刻んだレリッシュを散らし、ピクルス液が濃過ぎない様に・でも薄過ぎない様に慎重にかけるサラスパに。
凄まじく優しくて自然で美味しかった、←なんというか余分なモノが一切省かれた様な自然由来の味というか。
やはり料理は(製菓とも又違い)『引き算』だな。
そんな歴史的基本の要素も感じつつ、現代的なサラスパって美味しいんだな~
これ以上無いってぐらいに『完璧』だったけれど、一応、調べておきたくて高級なオリーブオイルをかけたら、それはアクセルを踏み過ぎてしまう印象に変わってしまった。
(それも経験、恐らくこうなるだろうな!!と1部分にしかかけなかったし、だってイタリア人ではなく日本人だもの。なんでもかんでもオリーブオイルをかければいいってモノでも無いだろうし・・・)
『つけ麺へ』
まだピクルスが余っていたので、きざんでミキサーカップに入れ
トマトが半分あったので、皮に線を入れ
サッと底側を茹で
冷水で冷やし
皮だけ剥き、種を取る。
トマトを切って刻んだピクルスとピクルス液少々と共にミキサーカップに入れ、
「ガスパチョ」風にし、
ピクルス液は濾して取っておく。
素麺を茹でている間、漬けガスパチョを冷やし、
味が足りなければ、塩や何か他の調味料で味を調えてもいいが、これもサラスパと一緒で、余計な味は要らなかった。、他人と100%同じ味なんて指紋と同じで絶対に無いのだし!!
(後学の為に「一応」少しだけ試したのだけれど、やはり余計なモノは要らなかった!!)
間違って唐辛子もフードプロセッサーにかけてしまったら辛かった!!
でも、確か「素麺がカッペリーニの代わりになる」と何かで読んだ事があったので、確かに合うわ!!
野菜の風味もよく絡んで、暑い日にサッパリと四季というモノを感じる味と食べ方!!。
(そりゃ、ここまでくると俺の場合はもう外食要らんよな・・・)
『キノコのマリネ』
以前、オーブントースターで焼くキノコのマリネを学んだので、今回はソミュール液(漬け汁)にオリーブオイルを入れたくなかったので、私にしては珍しくアルミホイルに舞茸を拡げて
適宜、焼いてみた。
焼けたら「少し(だけ)」広めの皿に並べ一気にかけて和える。
(和えるって漢字好きだなぁ「和を以て尊し(貴し)となす」という平和で優しい印象が思い浮かぶ)
本で読んだのだが日本にフランスパンを広めたビゴさんは決っしてアルミホイル(消耗品・経費類)や、粉を無駄にはしなかったという!!!
ジャンルを超え、一流の人は「心掛け」が違う、かくありたい
冷めたらラップをして密閉袋にでも入れ、夏場なら冷蔵庫へ入れておく。
オリーブオイルをふって、
味が足りなければ塩・胡椒?、
※便利そうな事シリーズにも書いておこうと思うが、今回は全部にかけてしまわず、取り分けてかける事を覚えたぞ!!
やはり超良いオリーブオイルの風味を胡椒が打ち消さない様に、塩だけで充分だな・・・
塩をかけてこのままラップをし冷やしておいて!!
すげー、美味しさだった!!(他のキノコでも作りたい!!)
『ミントソースでラムしゃぶ』
何故上記のキノコのマリネで、キノコ類を焼く時にオリーブオイルをかけなかったか?というと、ここでしゃぶしゃぶの漬けダレにしたかったから。
本当はキノコの出汁が出ているから鶏肉か豚肉を茹でて食べたかったが、安いラムがあったので、折角イギリス料理を勉強してきたのだから、ミントソースを作り、
うわっ安い肉の理由が分かった、細い肉ばっか。
こんな感じかな・・・
う~ん、やはりフツーのミントソースと違い少し野菜の水気やキノコの出汁が、やや前面に出てきている。
焼いたラムならまだアクセントが出て良かったのかも、ワインビネガーを足した。
でも、舞茸の方が尋常ではない美味しさだったのでOK。
シメに飯をササッと食べればいいや・・・
(充分おかずにはなるが~)
残った僅かなミントソースとラムを茹でた汁で、何かエスニックな何かを作ろうか?(例えばカレーに深みを加えたりビリヤニ的にするとか)迷ったが流石に(キリが無いので)やめた・・・。
『オマケ』
・実験、茹でた鶏肉で、チキン南蛮
・チキン南蛮
・タルタルの適度な量
・タルタルソースご飯。