今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

初めての事だらけのツンブロード(加筆修正済)。

2021年04月22日 | グルメ
記念すべき1400件目の記事では満を持して(?)ツンブロードを作ってみよう。

前々回のフラットブレッドを原型とするツンブロードを色々調べると、ライ麦粉(の中挽)を使い、どうやら様々なスパイスを生地になり込むらしいのだが、
ピッツァ昨今はオレンジ色をリンクの「ルール」にしている)も含め、あまり生地に何かを練り込んだ経験が無いので、今回は1度腰を落ち着けて学んでみようと思う。

しかもうちに無いスパイスで「フェンネルのパウダー」を使うらしいので、
(他に「アニスパウダー」と「コリアンダーパウダー」があると尚良いらしいが無いのでパス!、揃わないと作れないのでは私にとっては意味がない!、因みにアニスとスターアニスは全く違うモノだし、パクチーなんてとてもとても、NoNoNo・・・ベトナムを旅している時は心を『無』にしていたわ・・・)
仕方なく何日間かスパイスを探して(そういえば以前都内スパイス屋巡りなんてやっていたのでディープな所が多いのよ・・・)、フェンネルパウダーを手に入れてきた。
(そんなに高くなかった)

これがフェンネル(パウダー)か・・・とりあえず初めてなので怖いけれど我慢してそのまま舐めてみる
うわ・・・苦手だわ・・・
 ちょっとコリアンダーにも近いような僅かにクセがある蒼いような香りと(あれほどじゃないが、クローブにも似たような・・・)、甘み・・・
男女の痛覚等に対する脳神経や構造上の違いなのかもしれないが、刺激があるモノは苦手なのよ、正直・・・
ま、いずれカレーだな・・・
(生で口にするものでも無いだろうし、即、口をゆすいだが・・・)

ライ麦粉もアメリカ産は農薬やポストハーベスト・遺伝子組み換えの問題もあるし怖い気がしたので(味も明確に違うし)、ドイツ産を探していたが、家の小さい倉庫(代わりにしている場所)を観たらドイツ産のライ麦粉をキチンと常備してあったので助かった。
(まあ、ドイツも旧モンサ〇ト法で有名なモンサ〇トをドイツ企業が買い取ったが)
マニアックなドイツパンというジャンルはワリと興味があるので。
広尾の「東京フロインドリーブ」が無くなったのは痛い、ただでさえドイツパン屋さんは少ないのに。

粗挽き粉だったので塊が大きい為、フードプロセッサーで細かく中挽きぐらいにする(マメだな、俺)。

今回、備忘録代わりに「珍しく」材料を明記しておこうかな・・・
アレンジをしているし正解ではないかもしれないが
強力粉160g(170gだったかな?調整をしたから)
ライ麦粉(中挽き)60g
ドライ―スト小匙1/2
ベーキングパウダー小匙1/2(←重曹でやってみたいが我慢をした)
ハチミツ15g
塩2gぐらい
牛乳70ml
牛乳が60ml
フェンネル小匙1/2弱(←他のスパイスを入れないので僅かに多くしてみた、ライ麦の酸味とかを緩和する意味なのか?普通のパンより蜂蜜が多い気がしたので、甘い風味のフェンネルを入れるという事は今回「甘み」が大事ということだと考えられるし)
溶かしバター20g(←結構入れるんだね)

最初にドライイースト『の準備』、あまり少なくても意味が無いだろうから小匙1/2にした。

牛乳をぬるま湯程度に温め、直ぐ熱く温まるので注意!!

発酵させる。

普通、この時点でライ麦粉を入れ老麺みたいに小麦の元種を作って20分発酵させるようだがもう脱落・・・
以前天然酵母で元種は凄く嫌な思いをしたので、私は既にここから普通のパンを作る方式に変更をしライ麦粉を入れて、蜂蜜がまだギリ寒い時も1日の中であるのでカチカチに固まっていたから(←蜂蜜とか若干の刺激があるものが苦手で使わな過ぎて)、スプーンでほじくり出して計量して入れておいた。
「甘みは」イーストの餌という意味が多分にある為、この時点で入れて発酵を促しておいてもいいだろう。

あ、バターを溶かさないと

レンチンでいっか、多少レンジが壊れているが、何度か様子を観ながら

牛乳をぬるま湯程度に温め

塩、ベーキングパウダーを大体混ぜ入れ

フェンネルパウダーも入れ混ぜ

強力粉も入れ

このぐらいかな。

ぬるくしておいた牛乳を加える。

しゃもじ等で少しまとめたら、
餃子の皮やピンで学んだ通り箸でもいい)
溶かしたバターを

少しだけ練って(私はあまり練らないで、放ってグルテンを出す派なので)
見よ、(油脂分が多いし)ボウルに残らない・・・

濡れ布巾をボウルにかけて2倍ぐらいまで放っておく。
ラップをかけて発酵させる人もいるが、勿体無いし、地球に優しくないから、私は古風に(←といっても中世ぐらい遡る感じだが)濡れ布巾でいいだろ・・・
夏場だったらタッパに入れてやや蓋を緩めにして野菜室でもいいし

溶かしバターはそのまま流すと流しに詰まり、地球にも優しくないから紙で拭いてから洗う。

フィンガーテスト、少し生地が柔らかいが、まあ牛乳で作ったり粉が違ったり多少の差異は起こり得るだろうと想定済みなので、このまま続行してしまう。

ガス抜き後まとめてから、4分割し、丸めて

倍の大きさ近くまで2次発酵
(ザルをおいて濡れ布巾をかけた)

打ち粉をまな板にして、麺棒で丸く伸ばし
強力粉のグルテンが凄いから結構弾力がある為に伸ばしても又縮んでいくがあまり薄くても煎餅になるからダメ
フォークで穴を開けまくる事によって膨張を抑える。
本当は剣山みたいに複数の突起が付いた麺棒を転がすらしいが、そんなものは無いのでフォークか、竹串を数本持ってアブドラ・ザ・ブッチャーみたいにザクザクと(まぁ実際に観た事はないんだけれど、外人レスラーはSウィリアムスとSハンセン・パトリオット・Sノートン・ホークウォリアーぐらいか、Tゴディでさえ時代が違ったからか観た事が無い)。

で、フライパンに酸化被膜の関係で、一応1度温め、軽く冷まし、
油を薄く塗ろうか?迷ったが、今回はクラシカルなナンみたいに塗らなかった。
くっ付いたら小麦粉でグレービーをやって落とせばいいやって。

そのまま焼く。

中弱火~弱火でいいみたい
右側のコンロの口径が大きい為、一見弱火に見えるぐらいでいいだろう。
但し、最初とかフライパンが熱くなっている場合は弱火で加減をしましょう!!

本来表2分~3分らしいのだが、今回フライパンを1度温めているので2分で

やはり最初は少し焼き過ぎそうになったが、まあ許容範囲だろう。
裏側を2分焼く。
溶かしバターが多い為にくっ付かないわ・・・なるほど、ナンもこんな感じでいいのかもな・・・!!

なんとか出来た・・・

乾かないようにスコッチ・パンケーキの如く濡れ布巾又は布巾で包む。
(私は皿に置いて濡れ布巾)

火を通した後で焦げ目を付けるだけなら強火で火から離して炙っても。
あまり長くやると乾燥し過ぎて煎餅になるので適度に
薄いから火は通り易いけれど、火さえ通っていれば。

英国のパンケーキ・デイみたいにひっくり返す練習も。

今回はレタスと前回作ったベジソーセージ無難にマヨネーズで

目茶苦茶美味しい!!

なんだこれ、大量生産ではないし作り立てだからかもしれないが、(申し訳ないけれど)I〇EAを越えた。

オマケ1

余ったので2枚冷凍してみようかな。
ラップで挟んで・・・ビニールと密閉袋で・・・

冷凍・・・あ、
ピッツァ生地の練習みたいに伸ばさない玉の状態で冷凍をするか
ナンチャパティ又はピタブリトーみたいに冷凍をしても・・・
レンジでパンモノをチンするとガムっぽくなる時があるので、自然解凍なにかしらの加熱がよいのかもしれないな
I〇EAの提供速度に幻惑された・・・(原子力機構じゃないからね、北欧のあそこね

もう1枚は製麺みたいにタッパに入れて乾燥をさせないように実験)

下のタオルや布巾は要らないかもしれないが、一応・・・製麺の癖で。

翌日、タッパに入れた方から温めて食べてみようかな・・・

とりあえず解からないのでパンをリベイクする時みたいに、サッと水を塗って(ホンの少しね)

オーブントースターで焼いて(リベイク?をして)みた。

あまり焼くと乾いてバリっと割れるので適度な所で。

やはり2日目になると、ポテンシャルがグッと落ちるな、不味くはないんだけれど、作り立てを味わってしまうと・・・
(美味しい方だとは思うけれど・・・)

オマケ2

冷凍の方は皿に出して放っておくと直ぐ解凍出来るので

又リベイクをして今度は、
とりのささみを茹でたモノに
カラスミを塩気の代わりに散らした
レタス
フリーズドライにした大葉

う、美味い、からすみの塩気と、大葉の正攻法な間違いのない香り、ササミのポテンシャル、キレがあって、大人の味だ・・
とすると冷凍の方がポテンシャルの維持が効くのか?
(いつもマヨに頼りっぱなしでは拡がりが無いかな?って、ゆくゆくはコンビニや量販店のコロッケを挟むぐらい自由度を高めたいから、冷凍の保存の仕方まで調べてみたのだし、それだけ身近にする事で様々な視点で物事を直視出来るように複眼を持ちたいから)

オマケ3

結局最後の1枚は、レンチンで軽く戻してサッと水を塗ってオーブンで焼き温め、
レンチンをするとやはり、ややゴムっぽくなるなー、な自然解凍が良いのかも)

スェーデン料理のフィッティパンナを、

肉類だとアタック感が強過ぎるだろうからシーフードミックスで作って優しいアタック感にし、包んで食べてみたら、合う!!
ま、スェーデン料理のフィッティパンナに、スェーデンのツンブロードを合わせる訳だから合わないワケは無いのだが、ここまでマッチする感じがあるとは想像以上だった。

(色的にサブジ等のカレー系や、ジャースチームで作ったドライカレー系でも良いかも)
これがソーセージ等の肉類だったら、もしかしたらガツンとき過ぎていたかもしれないな・・・
(市販のソーセージはグリーンマークでない限り薬が凄くて、食べないワケではないのだが、この家庭的な料理方法の為にワザワザ買いに行く事もないかなーって)

 本当は上記でも書いたようにコンビニとかのコロッケと千切りキャベツで試したかったぐらいなのに。
というのも、なんでも水は低きに流れるではないが、文化ってのも日常遣いが出来るようになって初めて、人々の日常や世に定着をするモノではないだろうか?という意味を込め、「こち亀」の両津勘吉ではないが下町風のコロッケと揚げ物にはキャベツの千切りとソースだろ!!!と・・・
もし、それが成功したら、ツンブロードが、本当に自身のライフスタイルに定着をするのではないだろうか?という意味があったのだが、やはりまだそこには至らなかったようで、フィッティパンナになった。
せめて肉類はなく魚介類のフィッティパンナを試せた事は(こういう家庭料理を自身の中に取り入れたという)1歩進歩出来たかな?という風に考えたい。

こだわらずに吸収をしていけたら・・・


オマケ4

その後、外でツンブロードを、今度はセイボリーではないスイーツのツンブロードで(本当は疲れていたので初めてのシナモンロールを食べに行ったのだが原宿店は2階の機械では見付けられず、帰りに1Fで見付けたのだが、結局その時は困ってツンブロードのスイーツVer.で)もう1度食べて確認
(特に生地の部分だけを何度か齧ってみて自分のと比べてみた)

今回はスイーツ系だからディルが入っていない分、生地の風味がダイレクトに感じられる。
このニオイはフェンネルパウダーだったのか・・・
結構強く入っているのね。
(ディルがないと結構強く感じる・・・なるほど、こういうものか、薄さも凄いし)
あの頃は解からなかった事が、自身で作ってみて解かるようになった事があるって興味深いなと。
食べた時に(同じものはとてもじゃないが微調整で時間がかかるだろうし作る気はないんだけれど)配合量のバランスや塩梅がなんとなく観えるというか浮かんでくるというか。



片栗粉無しの枝豆で作るベジソーセージ

2021年04月22日 | グルメ
以前ベジソーセージが思ったよりフムスっぽかったので、
やはりこれは豆で作るモノなのだなーって。
ヒヨコ豆は家にあったのだけれど、一晩とか戻すのが面倒だったので
戻し汁や茹で汁を使うとか・・・?
量販店の枝豆で出来ないかな?って。

確かニンジンとか野菜みたいな赤い色が入っていた方が栄養価が高いので、人参をきざんで少ない水で茹でて

冷煎で茹で汁ごと冷ます。

冷めたらザルで濾して、この茹で汁を使ってミキサーにかけよう

コクが無いので牛乳を少しと
スパイスを入れようかと思ったが、今スパイス入れるとミキサーカップにニオイが附着して後で嫌だから、今は塩だけにしておいて後で入れた。
同じくオリーブオイルもミキサーカップに付着をすると洗うのがやや手間なので後の混ぜる段階で入れれば良いって。

茹で汁で硬さの調整をしながら攪拌していく

ペースト状に、ほぼフムスっぽい・・・

で、豆のカスが附着をしたミキサーカップや刃を洗うのが面倒なので牛乳や茹で汁を入れ蓋をして回転又はシェイクすると洗うのが超ラク

それもダバーっと。

この段階では緩くても良いんだ・・・

何故なら、英国料理でも皮無しソーセージパン粉を入れる場合もあるので、水分を吸ってくれるのは勿論の事、油が出てしまう事を防いでジューシーにしてくれるから。
計測しなくて済むし、ま、入れ過ぎると蒸しパンみたいになるのだが

焼売餃子又は小龍包の具みたいに少し取り分けレンチンし

味をみて調整、どんな料理でも加熱をすると塩気が濃くなるから少しボヤっとした味にしておく。
どうせ何かソースを足して食べるモノだし、塩気が濃過ぎるとね・・・

蒸し器に湯を沸かしておいて

ありきたりだがラップでキャンディ状に成型
(今回のラップは130度まで耐えられるらしい、モノによっては溶け出すので注意、dちらにしろ、ラップでキャンディ状はあまりやらないんだけれどね)

このままだとラップが溶けそうなので、酢煎りみたいに耐熱の皿を敷いた
あん肝の処理勘違いをしてホイルで穴をあけて作りそうになった、最初はラップで大丈夫なのかなーってそこで悩んだ。

焼売みたいに最初一瞬だけ強火で(←気持ち的な問題なので気にしないで、もう癖になっているというか、一瞬先に固めたいの)

後は30分(←20分でいいらしいが、ちょっと面倒で太くしたのがあるから30分にした、固まりが悪かったし)
本当は焼売みたいに片栗粉を入れると中の水分を吸ってくれるのだが片栗粉を入れる事によって味が結構ボヤけ過ぎてしまう事が多いので焼売みたいに皮を貼り付かせないなら片栗粉無しでもいいかって。
(固まるか少し不安だったけれど)

蒸している間に洗い物を終わらせてしまう。

う~ん、なんとか固まったっぽい。
熱くて触りたくないので(というか触れない)、このまま冷まし固めてみよう・・・

冷めたのでとりあえず最初はそのまま焼かずに1本、なんか蒸しパンっぽいな・・・
やはりパン粉を減らして片栗粉を入れればよかったか・・・?

なんとか~、ギリ、なんとかーって感じ・・・
ややパンっぽいか・・・
冷める程に枝豆の香りが凄い出てくる・・・

まだ太いのは湿り気が中に蓄積されているので、干物スモークサーモンみたいに冷蔵庫で乾かしてみようかな

そのままだとクセや味が強いけれどどうせマヨとかオーロラソースとか、ソース調味料類をかけてパン類と合わせて食べると意外に美味しかった
(美味しかったというか食べられたというか・・・)
ただ、豆にパン粉にパンだからドラゴンボール(←もう古いか)の仙豆ではないが、ちょっとでかなりお腹がいっぱいになる。

で、一晩冷蔵庫で乾燥させたモノをオリーブオイルで焼いてみると・・・

ちょっとこのままだと大きいので半分に切って食べたが

無茶苦茶美味しいやんけ・・・

煙で瞬間的に燻製される感じで、
敢えて冷蔵庫で一晩乾燥させたことによって身もシッカリと固まるし、
フムスから、かなり離れていく印象
これはソーセージだわ・・・魚肉ソーセージより柔らかく軽い印象だが、決っしてオカラや豆腐ではない感じで出来た・・・
I〇EA越え?(に限りなく近い)
なんか外のはプロテインとかタンパク質が入っているとか?なんとかチラっと目にしたのだが、私、どうもプロテインの味って独特の嫌な甘みを含んだ、グルテンからそこだけを抽出したような味なので苦手なのだが人工的な味がするというか、人工的な味の部分が不自然さを感じる味というか)、それが無い印象でまあ当然入れていないから)自然だわな。
オリーブオイルでコクもあるし。
これは(片栗粉無しでの)成功でいいでしょ・・・

オマケ

(保存の事も考え)もう全部焼いておこう・・・

と、量が多いからオイルも多くしたら、ウワっ、ちょっとシツコイかも
(大丈夫な範囲なんだけれど、最初のを経験すると)
パン粉だから油脂分の吸い方が倍ぐらいの勢いなのね・・・
(かといって油があった方が薫香が付き易いし・・・悩む所だな、薫香があった方がソーセージっぽいというか。
又いつ作るか解からんけれど、覚えておこう



鯛カブトの塩焼き→煮付け→湯引きの出汁で炊き込み。

2021年04月22日 | 素材
(恐らく、随時更新)

色々なレシピがあるので絶対コレが1番ってのは無いのだが・・・
鯛のお頭(アラ)って煮るだけがマストだと何気に勘違いをしていて
何処かで塩焼きにしたものに出会い、世の中にはなんて美味しいものがあるのだろう?と、今更ながら感激をした思い出があった為、偶々鯛のアラが手に入ったから、ちょっとだけ学んでみた。

先ず鱗を取らないとならないんだよなーって。
今回の方法では、湯を沸かして

かけて
湯通しではないんだな・・・

冷水(出来れば流水)の中で洗うと鱗が落ちていく湯通しではないから落ちヅライけれどね)
焼くと鱗が気にならないって人もいるけれど、やはり、最初はね・・・

カマと分けて焼こうか?迷ったが、折角なのでくっ付けたまま、塩を多めにふり、
ヒレが焦げて壊れないようにアルミホイルを巻くんだとさ。
(まぁ、ヒレはどうせ飾りだから無くても構わないのかもしれないけれど、鯛のお頭の塩焼きは初体験だから・・・)
皮目(うちのグリルは上火)から焼いて

裏側も焼き
(こういう大きいモノを焼くと、グリルの特性が解かる感じ・・・)
本当はひっくり返すのは1回だが、どうしても最後にもう一度私は皮目を焼いてパリっとさせた。
(やはり網の下火で焼きたいなー)

美味しい~、やはりヌーベルキュイジーヌではないが素材の味を活かしたモノは凄まじく美味しい

ただ、あれだけ塩をしたのに、塩気がやや足りない部分がある気がした。
振り塩をして30分置くレシピ
塩水みたいなのに漬けるレシピ
etc・・・
なんてのもあるみたい。
ま、塩辛過ぎて食べられないよりは大根おろしに醤油をかけて(英国料理ではないが)食べる人が自分で調整をする方が良いのかもしれないが。
ただ普通の防ばい剤や防カビ剤・農薬不使用のレモンやライム・柑橘類が欲しかったが、まあ常備をしていないモノは仕方が無いので良いでしょう・・・

単純なモノだからこそ()本当に数限りないレシピがあるので、今度、色々なレシピをやってみようっと。
先ずは、1番simpleなVer.で。

『2度目とアラの煮付け』

残りを冷凍しておいたのだが冷凍庫の幅を取って仕方がないので使ってしまう事に。

大量に解凍する時、こういうお盆に乗せておいてもいいんだな・・・

今回は(あまりにも忙しかったので)湯通しで霜降りをしてしまうやり方で。

流水や時々替える水で鱗を落とすとこれが早いのなんの!!
冒頭の熱湯をかけるより断然早い!!

あと、鯛を霜降りする前に鮪の霜降りを湯通しでしてヅケを作ってしまった。
(これも早いな、一気に出来る・・・)

昆布を煮ながら焼き切れない分はやはり煮る事にした(←結局こうなるよな・・・)。
白身の魚を煮る時は生姜は入れない事が多い。以前メバルの時、作ってから知った。

落し蓋はアタック感が強くなりがちになるが、流石にこの量なので落し蓋をした。
(途中やはり蒸発が少ないので外したが・・・)

流石に3つ同時進行は、こんがらがって少し焦げてしまったが、
今回は塩気を増やし、それでも結構ガチに丁度良いぐらいだった。ヒレも壊れなかった。
相変わらず、凄まじい美味しさ・・・、湯をかける自然さを活かした霜降りと、湯通しの霜降りのやや角がまあるくなる感じは(言われなければ)気付くか気付かない程度の差だと思う、自分は作っているから解かるけれど・・・
いずれにしても手を加えない、素材を活かす、事が1番美味しいんだな~って改めてしみじみと・・・。

途中気になって両方の煮汁の味をみたらだと、油脂分が多い為
昆布だけの出汁や、鯖の出汁とは違って、味の概要というか輪郭?がぼやける感じなので少しクッキリとキレ立たせる感じで酒・砂糖・醤油の調味料を足す事にした!!
(煮魚だけでなく煮昆布の方も)
素材や出汁によって、ここまで違うのだな~って、少々驚き。

ふう~、なんとか出来たぜ

やっぱり、いつもと後からくる底力とか、上品さみたいなのが段違いのレベル
アラは翌日まで冷める過程で浸み込んだ味はどうなるのだろう~

(時が経つ程に浸み込みタマラナいレベルになった)

霜降りをした湯は出汁になるし、鯛飯でも炊くか。
ここだけの話、個人的に鯛飯に身って無くても構わない気がして、だって一緒に炊くと身の旨味が抜けきってカスみたいになるのだもの、骨が取り切れず鯛飯が美味し過ぎて飲んでしまう危険性もあるし、ここだけの話ね!!)
もしくは
シーフードカレー雑煮素麺っぽいもの、
又は。
出汁を煮詰めて濃くし、鯛ラーメン?


『オマケ1(湯引きの出汁を使う)』

鯛を湯引きした時の出汁(もどき←でも結構出汁が出ているのよ)で、天婦羅のツユを作ったり、
問題無く出来る)

玉ねぎとか野菜の味噌汁にしたり(←野菜がキチンと摂取出来る)

今回の味噌は秋田の味噌。
(毎年作る自家製味噌=簡単=も美味しい事は美味しいが、やはり味噌屋で買った全国から選び抜かれた本物の味噌は違う・・・)
湯引きしただけの(今回は)薄い出汁なので、作る前は薄いかな?と思ったけれど、味噌の旨味が丁度良く補充されていて、強過ぎず・薄過ぎず、本当に丁度良いバランスで凄まじく美味しかった。

『オマケ2(炊き込みご飯)』

まだ鯛のアラの煮付けと、湯煎した時の出汁(←正確にはっぽいものだが、これが結構出ているのよ)が余っていたから(美味しかったが色々試したいので残しておいて、そろそろ限界だったし)、炊き込みご飯を作ってみようかなと。

本来、鯛めしは焼いた鯛と米を一緒に炊くが今回は煮てあるので深川飯の炊き込みご飯式みたいに炊いてみようかな。

米を研いで(2合ぐらいでいっか)

既定の水に季節にもよるが30分ぐらい浸水させておく
この時点でザルに上げる人の場合は1時間

アラの「煮こごり」部分が固まっているので、レンチンを軽くし、汁を溶かして

濾す。

湯引きに使った出汁で薄めまくって、
(沸かして冷ましてもいいが、別に悪くなっているわけでもないからそのまま使った)

醤油で味を調える。
塩を入れると塩気が尖るのでなるべく私は入れないようにしている。
薄くしておいて食べる人が好みの塩気で食べれば良いと思っているので。
和食のおかず自体が濃いし主食のご飯の塩気が強過ぎると、口の中で味がぶつかり疲れてしまって・・・

身をほぐす
※椅子に座って行えばよかったのに横着をして立ったまま屈んで行ったら背中を痛めた(涙)
ジックリ取り組まなかったから骨も残ったし、キチンと座って焦らず取り組めばよかった。
取り切れなかった鱗の部分もあるので、少しでも魚肉を採取しようと、あまりケチケチしない事がコツかなとは思う

30分ぐらい経ったら、浸水させていた米をザルにあけ

よく水を切り、
(網目から落ちる米のカケラや小さいモノもあるから注意する)

水を切っている間、お釜を拭いたり、他の事をしておく。
(水滴の1滴で味の印象って変わる気がする時もあるので・・・印象の話ね)

水が切れたら、お釜に米と味を付けた出汁(煮汁と出汁を混ぜた醤油で味を調えたモノ)を合わせる。
おお~、ぴったしだったよ~~~~~
出汁が余ったら、翌日うどんに出も使おうと思っていたのだが、まさかここまでピタリと合うとは・・・)
最初から生姜を入れて炊き込む人が多いが、私は、生姜ごと一緒に炊くと何処を食べても全体が生姜臭くなり過ぎて、「餃子じゃないんだから!!」って感じなので、後から食べる人が自分の好みで載せたり混ぜたりして食べれば良いと考えている。
(何処を食べても全体が生姜臭いって嫌じゃね?、それじゃどんなに出汁を変えても生姜ご飯になってしまうから

で、炊く。

炊けたらほぐしておいた鯛の身を入れ
この時、もっと骨を確認してもよかったかも

5分蒸らす。
炊飯器によっては炊ける前の蒸らしの段階で加えてしまってもいい、←実は私、こだわらないんだ)

サックリと混ぜて
(おお~、良い感じ)

好みの薬味を添えて完成。
もう1度繰り返すけれど)最初から生姜を入れて炊き込む人が多いが、私は、生姜ごと一緒に炊くと何処を食べても全体が生姜臭くなり過ぎて、「餃子じゃないんだから!!」って感じなので、後から食べる人が自分の好みで載せたり混ぜたりして食べれば良いと考えている。
(何処を食べても全体が生姜臭いって嫌じゃね?、それじゃどんなに出汁を変えても生姜ご飯になってしまうから

塩気が足りなければ英国料理みたいに食べる人が自身で薬味と共にパラパラと加えれば良い。
醤油をタラっとでもいい、「醤油風味の炊き込みご飯」って結局は江戸時代に鉄火場で食べた「鉄火飯」なのだから=ふと、鉄火飯と(伯爵が作った)サンドイッチ誕生過程の「共通項」を感じた・・・両方とも賭け事だ・・・俺は運を信じないので賭け事は今はしないが)

あら、骨があったよ~、しかもこんな大きい骨が。

もし人に出すなら、もっとキチンとほぐさないとダメだな、
ま、よく噛むからいっか。
大人の食べ物って感じ。

味は~、想像を絶するぐらい出汁が米粒1粒1粒に浸み込みまとわりついていて、常ではない美味しさというか間違いが無かった。

『オマケ3(湯引きの出汁でうどん)』

最後は、もう湯引きで使った出汁がそろそろ限界に近付きつつあったので、以前上記で作った天つゆの余りと、余っていたヅケのタレ又は醤油を使い、
上記でやってきたアラ煮の煮こごりや炊き込みに用いた味が付いた出汁が余っていたらそれで)

醤油系だけだと流石に経済的にコスパが悪いので、塩も足して味を調整し

天婦羅の残りと共に、頂き物のうどんの汁として。

最近(花〇うどんとかみたいに)うどんに途中から、おろし生姜を散らす事にハマっているんだ・・・
これも間違いない!!!

因みに
鯛の出汁で炊いた昆布の煮物(佃煮の薄い感じのもの)は納豆と合わせて醤油やタレの代わりにしたら尋常ではないパワーというか効力を発揮した。

理由は解からないが、とにかく凄かった!!
恐らく納豆に足りない部分を鯛のコクが補ったり、鯛の旨味と納豆の旨味成分が手を組む感じとでもいおうか。

茶碗に米粒のカスが付くと洗う時に面倒だからお湯を少し差して僅かに時間を置いただけで

恐ろしいぐらいのダシが出てきた・・・
トロロ昆布(の吸い物)を越えたぐらいの出汁だった。



原始的にフラットブレッドとフライパンでパンを焼く事について

2021年04月19日 | 素材
IKEAのツンブロードを作る前に調べていたらフラットブレッドというモノが原型であることが解かったので、まだツンブロードを作る材料が揃わない為に、
先ずは腕ならしでフラットブレッドを作ろうと粉をこね出した

特に変わった材料を入れる事も無い(逆に言うと家にある材料だけで出来る)フラットブレッドはピッツア生地のナンVer.みたいな感じで
ピタパンとかブリトーチャパティ似ているのだなーって。
中力粉
塩(←最初だし濃いと食べられないからやや薄くした、恐らく何か挟むし)
砂糖(←やや多め)
水(ぬるま湯の方がホットウォータークラスト餃子の皮みたいにコシが出る)
オリーブオイル
ドライイースト

ある程度こねたら自分はそんなこねない派(放っておくとグルテンが出るので)、寝かせて倍ぐらいに発酵をしたら一応恰好付けてフィンガーテスト。
(ほぼ問題無いのは解かっているのだけれど恰好付けたいじゃん)

ガス抜き後分割をして15分のベンチタイム

ふとここで、この生地いつもより上手く出来たなーって気がしたので・・・、
(触っていて違いを感じたので、このままフラットブレッドだけでは勿体ない
そういえば、フライパンで作るパンをやろうやろうと前から思っていて、
中々新しい事に挑戦をするのは億劫でやっていなかったなーって思い出し
(別にフラットブレッドはどうしても作りたいというモノでも無かったし)
フライパンにクッキングペーパーを敷き、4つ取り分けて、2次発酵に回す

フラットブレッドの方は15分のベンチタイムを取った後麺棒でのばしていき
調子に乗ってちょっと薄過ぎたかなー

油を塗らないフライパンで焼く人と、油を薄く塗ったグリルパンで焼く人が居たので、両方を試してみる

まあ、結果は大体解かるのだが・・・

焼けたらスコッチパンケーキみたいに濡れ布巾で包む
基礎は同じだね!!

2枚とも出来たので、濡れ布巾を被せておき、
その間に中身を何にしよう・・・

とりあえず巻いてみるか。

今回は試しなのでトマトの乱切りとチーズ・オレガノ・マヨで

こんな感じか。
おお、美味しい・・・
シンプルな方が美味しいのかもな・・・

少し長く焼いてしまった方(グリルパンの方)は網目に空気が入って乾燥したのか、割れた部分が一カ所。
薄過ぎたという事もあるのだが。

それでもトマトの水分で湿ると巻けた。

「フライパンでパン」

(フラットブレッドの練習をしている間)概ね2次発酵をしたフライパンに入ったオーブンシートの上に置いたパンをコンロにそのままかけて、蓋をし

超弱火で13分~15分
初めてだったので怖いから15分やってみた・・・

やはり上にも膨らむのだなイングリッシュマフィンクランペットみたいに蓋で押さえる結果になってしまったので、(くっ付かなかったけれど)、もう少し深いフライパンでやればよかったかな。

1度皿にそのまま紙ごと出して

1個1個ひっくり返す、あ、焦げている・・・
やはり13分(~12分?)でよかったか・・・?
まあ、いいや切り取れば、最初はこんなもんだ。

そのまま紙ごとフライパンに戻し

又蓋をしてもう片面を13分~15分焼くのだが、今回は焦がさないように13分にした。

で、皿にあけて完成・・・これは楽しいぞ
15分より焦げてはいないが、13分でも多かったか
大きさにもよるのかな?

まあ、でも出来ているっぽい
中華饅とか饅頭みたいだな。

割ってみると、お、出来ている・・・
(思っていたより美味しい)

味は~どうせパン屋さんには敵わないので、何か乗せたり挟んで食べる
焦げた所は切ってしまう

楽しくて、美味しい!!

(昔は=といってもかなり昔だが=フラットブレッドにしろ、オーブンを使わないパンにしろ、これを石窯や焚火近くで焼いていたんだものなー)
改めて人類の食に対する原始的な構造に身をもって触れる事が出来た気がした。



椎茸のリゾットと空豆のクリーミーなタリアッテレでブロスや名称の違いを確認。

2021年04月13日 | 今日の料理
本当は椎茸シリーズリゾットのまとめ(←オレンジは近年リンクにしている)に書き足していこうか?と思ったが、あまりにも美味しかったので。

「椎茸のリゾット」(チキンブロス+乳製品+椎茸)

チキンスープ(鶏肉を茹でた残りの湯)と、共に良さ気な椎茸があったので

薄く切って

ニンニクと玉ねぎをきざみ(カレーと間違えて玉ねぎが多かった)

オリーブオイルでジックリ

椎茸を軸から炒め入れる

焦げ付きそうなら水を足して
(特にニンニクが焦げ易い)

サッと僅かに塩コショウ

洗わない米を投入し油脂分が回って米が鍋底にやや貼り付くようになったら

無添加の白ワイン又は、or水9:酒0・5で割ったモノを入れ

水気が無くなったら、温めておいたチキンブロス(鶏を茹でた後の茹で濃過ぎたのと汁が足りなかったので水を足して沸かしたモノ)をジャバーっと最初は少し多めに入れ

全体を14分~ぐらいで仕上げようかな・・・

汁が無くなってこすると鍋底がみえるようになったらチキンブロスを足して適宜混ぜる方法で私は作っている。

そろそろ、混ぜないで放置しておくレシピも身に付けたいなって。
(出来れば飲食店みたいに5割火を通しておいて食べる分だけ、その場で瞬時に仕上げる方法もやってみたい・・・)

火からおろして、バターと細かく刻んだチーズ(←本来削った粉チーズを仕上げの段階で入れるが普通の家庭にはそんなの用意されていないのでスライスチーズを適宜切ったモノの為、先に入れないと溶けないので一緒に入れた
を入れ、よくかき混ぜモンテをする。

で、塩コショウで味を整え(←結局これなんだよな・・・

椎茸のリゾットが完成~

冒頭でも書いたが椎茸だけなのに超絶にウマい・・・

多くの人はキノコを別のフライパンで炒め、仕上げの5分ぐらい前に入れたり、
戻しポルチーニの時やドライキノコ類の時に、一緒に入れて煮込むレシピが多い
なんかキノコの出汁を出し切りたくて、最初から1つの鍋で仕上げる方式にした。


「空豆のパスタ」(野菜ブロス+乳製品+空豆)

リゾットは(少量なら楽しいので)何回かは作ってきたし、
以前枝豆で、ずんだのリゾットや、ずんだのパスタを作ったが、
そろそろ大人なので少しクセのある空豆もいいかなーって。

野菜系のイタリアンにブロスを使う場合野菜を茹でて作ったブロス又はチキンやコンソメストックを使うらしいので、キャベツの芯と、

茹でてあった空豆の皮を向いて

芯と皮を茹でて

濾し、(なんちゃって)野菜ブロス
空豆を茹でる時に塩が入っているので、その塩分を計算して調理をしていく。

出汁を冷ましつつ、その間に生地を練って

麺、いや幅広のパスタにし、フィットチーネとかタリアッテレ風に。
(余った分は冷凍しておこう)

(器具が溶けてしまうのと空豆の色を少しでも活かしたいので)冷めたブロスを取り分けた空豆と共にフードプロセッサーにかけるペーストにする。

最近、鍋で作るパスタにハマっているので、鍋にバターを溶かして

空豆のペーストを入れ、容器に牛乳を入れ

シェイクし、付着したカスも鍋に入れれば後で洗い物がラク

粉チーズが無いので塩コショウより「先に」←イタリア人ではないのでイチイチ揃えてられん)スライスチーズを細かくしたもので代用

塩コショウで味を整え

茹でたパスタと鍋の中で和え

数粒残しておいた空豆と合わせて完成。

クセの強い空豆だけれど、ミルクやチーズのおかげで、風味が和らぎ凄くまあるく食べ易くなった。
凄まじく美味しかった。


オマケ①:「(冷蔵庫の中で放っておいたので僅かに乾燥をしている)エリンギのリゾット」(野菜ブロス+乳製品+やや乾燥したエリンギ)

上記の(なんちゃって)野菜ブロスが余ったので

オリーブオイルとフライパンで炒めて作る味が強めのレシピを採用
(やはりフライパンで炒める又は焼くって行為は食材にストレスがかかり味が強くなる傾向にある気がして
ただ、乾燥をし過ぎていたら水で戻して、その戻し汁もブロードとして使っても面白いかも←徹底的に乾燥させて違いを学んでみてもよかったかな・・・

軽く塩コショウ

皿に出しておく

そのフライパンに水や湯を入れグレービーみたいにこそいで

野菜ブロスに混ぜて使ってしまおう。

今回は駒かい工程は冒頭の椎茸のレシピに譲るとして、
蓋をして比較的かき混ぜないレシピにしてみた
(あまり蒸発をしていかないから、米への浸み込みが悪りいなー)

出来上がり5分ぐらいまえに炒めておいたエリンギを加える作り方を採用

少しサラっと。

う~ん、不味くはないんだけれど・・・、

ブロスが空豆の皮とキャベツの芯を煮た茹で汁だけなので、少し青臭みがあるかな
これだと(無添加の)白ワインとかなにかでもう少しコクを付けても。

今回3パターンを作ってきて、ブロスについて何か見える事がないだろうか?

私には少し、ブロスと家庭料理についてぼんやりとだが見えたモノがあった・・・

オマケ②:タリアッテレとフィットチーネの違い。
メーカーや地域によっても違うし明確に規定された違いは無いのだが、調べた所、

タリアッテレ→中北部→軟質小麦→卵を入れないと軟質小麦はパスタになりづらい。
フィットチーネ→中南部→硬質小麦→ブジアーテみたいに水だけでもパスタになり易い→タリアッテレよりやや幅広の事が多いが細目なのもある。

あまり明確には決まっていないらしいので、なんとなく作り手が「これはフィットチーネだ」と言えばフィットチーネであり「タリアッテレだ」と言えばタリアッテレでも許されるみたい。
そういうのって良いよね。。。大人だと思う。



派手さは無いけれど手打パスタやトマトソースって冷凍出来たっけ?。

2021年04月11日 | 素材
本当は便利そうな事シリーズ(←近年オレンジはほぼリンクのルールにしている)に書き足していこうかと考えたぐらいだが、もうね、(現代)家庭西洋料理の上手く言えないが極限の便利さではないか?って。
逆に言うと、家庭料理でこれ以上何を望むのだろう?と感じるぐらい極限まで便利な事かな?って。
(調べたらラザニアみたいな生地の保存はやったことがあったんだな、面倒だったけれど)

「手打ちパスタの冷凍」

打ったパスタって

冷凍出来るんだっけ?

調べたら
(冒頭の写真みたいに布巾等で一晩寝かせ、水分を取ってから冷凍するとくっ付かなくて尚良いらしい)
ラップに包んで

ジプロック等に入れ

冷凍を出来るらしい。

試しに、余っていたチョリソーで
辛いモノが苦手なのでセットで入っているチョリソーは食べずに、茹で汁とかで辛味を煮出して

作っておいたトマトソースを加えて煮ていき
今回ナポリタンっぽくしたかったのだがケチャップが無かったから、以前コンビニでフランクフルトを買った時に付いてきたケチャップ(とアクセントでマスタードも入れちゃえ!!、マスタードには酸味もあるし)

冷凍したパスタはそのまま沸騰した湯に入れ、2分~3分

今回麺の幅を少し太くしてあるので3分が良いみたい)

ナポリタンっぽいものにしたのが、なるほど、やや冷凍庫の中で乾燥が進む感じだが、全然これで「も」いい。
俺はこだわらない、問題無い!!!ということにしておけるレベル!!!
細かく言えばそりゃ違うけれど、保存が効くんだから、多少違っていてもこの程度なら問題はない。
(まだ冷凍臭も付いていないし、言われなきゃ解からん、多分・・・)

ってことは手打ちのうどんも冷凍出来るワケね・・・

なるほど~これで焦らされなくて済むよな・・・
因みに、冷凍手打麺は、乾麺と違って直ぐに茹で上がってしまうので、湯を早く沸かし始めると蒸発をして時間も手間も無駄が出る。

初めてで焦っていたのか、これは盲点だったな・・・

「トマトソースの冷凍について(小分けVer.)」

大量に作ってジプロック等のシート状に冷凍してパキパキ折って作る使い方や、タッパみたいなのに入れてレンチンする使い方等はよく見掛けるのだが、どうしても、あと少し食べ切れないトマトソースがあって・・・
(こういう時にどうするか?知りたかったので今回一緒に学びましょう)

じゃあ冷凍をしてみようと、こぼれないように器にラップを敷き

えいや・・・(冷蔵庫でオイルがやや固まっていたのでスプーンでかき出す)

私が知っている本格的なピッツア用と又違って玉ねぎ入りなので結構シッカリとしているんだな

クルクルと巻いて上を何かで止める。

ジプロックみたいなのに入れて冷凍したら
(平らな皿に移しても良いのだがね・・・)

冷凍出来ているので、皿が邪魔だったから取り外し

これで保存

解凍する時はレンチンや湯だとラップが溶けそうなのでお椀等に入れた水にラップと凍結で張り付いている底や側面部分をササっと濡らしていると、ワリと直ぐ溶けて剥がれるようになる。
(給湯器のぬるま湯でもいいかもしれないが、まあ水でいいなら水で・・・)
決っしてラップ上部を手放して中に水を入れないように!!(そこだけ注意)

溶けたら、炒め加熱をしている具にパスタを茹でる時の茹で汁と共にポトンと・・・
溶けるまで多少は時間がかかるので、茹で汁を多目にしておいたら、ある瞬間から木べらで簡単に壊せ崩れた)

今回は、パスタではなく上記最後の冷凍うどん(きし麺みたいな)で余りものの処理として、食べられるモノなのか?確認。
まあ、
卵とオリーブオイル入りのパスタ生地をうどんには出来ないが
ブジアーテみたいに、水と粉だけで塩すら入れない生地もあるから、うどんからパスタにはし易いのかもしれない
(私の場合、製麺機でつい薄く長く伸ばしてしまうし)。

ソースと合わせ、パスタと違いうどんに塩が多少入っているから最後の味付けの塩気を少し控えてみる。
野菜類を入れれば良かったがなんかボーっとしていたのと、解凍が本当に出来るのか?とか色々テンパっていて、アサリだけになってしまった為、ハーブ類を少し多めにした。
煮上がり前にタイム
バジル
オレガノ
追いオリーブオイルでイタリアンっ「ぽく」&コクを出してややミルキーな感じに・・・

やや厚いパスタ(うちの製麺機で線番3の厚み)だと冷凍をした場合3分でもよさそうだが、
この薄さ(うちの製麺機で線番4の厚み)のウドンだとやや水気が多いのか、2分でいいかも?
(線番3のパスタも3分やるとやや柔いのだろうか?ということは線番3だと2分半でOKか
まあ、グタグタってワケでもなくそれなりにパスタになってモチっと感もあったのだけれど、夜食や朝に食べてもありかな?ってぐらいの弾力というか。
一般的には全然・・・乾麺を昔の袋に書かれている計測時間で茹でた程度。
アルデンテはイタリアでさえここ100年~150年ぐらいの文化なので、昔は日本へ発送されるパッケージも現在より1分ぐらい多かった袋も偶に観かけた、麺の太さにもよるが、家だと基本どちらにでも使える1.7mmのパスタ乾麺にしているので)

パスタが足りなければパン(今回は運良く優しい味のフォカッチャ)を少し齧る。
よく「パスタは日本の味噌汁に値する」と評される意味が解かる。
パスタの具を乗せて食べても・・・
(奥に観えるタイムの茎取り出す最初から外して入れれば良かったね・・・まあ家なら気にしないけれど、こういう部分が自分の至らないところなんだなー、やってみると解かる)



あおさと昆布を納豆に入れたら衝撃的だった

2021年04月11日 | 今日の料理
大した事じゃないのだが・・・

和食をたべようぜシリーズを(既に2なのに)最近更新していないので、そっちに入れようか?迷ったのだが、あまりにも衝撃的だったので記事として独立させた。

関東人なのでそんなに粉モノを食べるワケでもないので、
アオサとか青のりを勉強しようとしたが、トロロ以外どうやって食べていいか解からなくて困っていた時、
(トロロですらそんなにかけないし、青のりとは違うワケだし
やや「薄めに」煮た昆布を醤油替わりにした納豆の中にアオサ粉を混ぜてみたら

衝撃的な美味しさだった!!

なんだこれ・・・!!

あおさは葉っぱ状のモノを乾燥させる細かくするのでフレーク状になり
青のりは糸状のモノを乾燥させ細かくするので粉状になる
風味は青のりの方が良いと言われ、アオサは『ある意味』強めかもしれない。

あおさはアオサ目アオサ科アオサ属
青のりはアオサ目アオサ科アオノリ属
の海藻。
(因みに佃煮はアオサ目ヒトエグサ科のヒトエグサ属の海藻が多いらしい。)

よくお好み焼き等の青のりに使われるあおさの方が熱に強く
栄養価も
あおさがナトリウム・カリウム・マグネシウム(←デトニックス系?と感じた、自信は無いが)
青のりがカロテン・ナイアシン・葉酸・ビタミン類(←栄養になる系?と感じた、自信は無いが)
違いがあるらしい・・・

あおさも青のりも両方とも水気や湿気に弱く冷蔵又は冷凍保存だって。
(げっ、やってねーや・・・直ぐ入れないと・・・)
梅雨前でよかった。

やっぱり、あおさをかけた粉物って美味いなー

順番解からんけれど、たっぷりかけちゃった・・・

いろいろ試してみるものだなー、又、(様々な方向から)観え方が変わってくる。

『複眼を持て!』



疲れた時のパスタ

2021年04月11日 | 今日の料理
めっちゃ疲れていたので(昔処置をした傷というか跡が疼いて免疫力が落ちている気がしたので)、チャチャっと栄養バランスが取れた食事を作ってしまおうと
タッパに入れておいた茹でた小松菜
シメジ少々
前に作ったトマトソース
小分けにして冷凍をしておいた豚シャブの肉を凍ったまま湯に入れ溶かし

本来いつもなら茹で汁(←灰汁は取った)は、冷ましてから冷蔵庫で脂を固まらせ純粋なラード油(もどき)として使い、スープは麻婆豆腐カレーにでもするのが、茹で汁の量を意図的に少なくしたのであまりあっても余るから)、
ま、いっかと、芯を取ったニンニク少量と鷹の爪から抽出をしたオリーブオイルで野菜と肉をサッと瞬間炒めた所に入れ、蒸発を促しながら

トマトソースの少なさに対し旨味を増幅させてみた。

このままだと臭かったら嫌だな・・・と冷凍をしたタイムがあったので、それをパラリと・・・

手打パスタを打ってあったので

それと絡めて、塩コショウで味を整え、あおって完成。
好でEXオリーブオイルを。

なるほど、豚肉の茹で汁の強みで、かなりガツンとくる力強い味なのね。
小間ではなく、しゃぶしゃぶ用だから柔らかい!、美味しかった。
ビタミンB1も補給出来るし。



豆腐の可能性

2021年04月11日 | 今日の料理
漢詩に豆腐三徳賛(とふさんとくをたたえる)という言葉があり
どこをすくっても同じ味である。
老いた歯でも食べられる。
生臭くなくサッパリとしている。
という3つの利点を称えているが、
日本も江戸時代の「豆腐百珍」という書物に豆腐粥というレシピがある。
そのままでは、現代人にとって面白みに欠ける時もあるので、
世の中には餡かけにしてトロミを付けたりする方法もあるようだが、どうもやや猫舌の自分にはトロミがあまり好きではない為
トロミってキレのある味をボカス効果が出てしまう気も・・・
自分流にアレンジをしてみようかな・・・

たまたまカピカピになったご飯があったので
(俺はレンチンご飯のニオイ電子で米表面の分子が壊れる感じが苦手で、タッパに入れ野菜室に入れておく、レンチンご飯が食べられないワケではないのだが、好んで冷凍やレンチンの臭いを出す必要もないのかなって)

出汁(インスタント)を多目に作って

出汁をもう1つの鍋に取り分け、豆腐を入れ

両方に賽の目に切った豆腐をもう一つの鍋と分けてサッと煮る。

その間に片付けて(和食は片付けがラク・・・

ご飯の方を入れ豆腐が壊れないようにサッと崩し煮(←本来はご飯が先かもな、出汁をしみ込ませたかったから豆腐を先にしたが)、醤油等好みの味で味付け醤油が無難)薬味(今回は茗荷が野菜室にあったのでそれを)を散らす

もう片方の豆腐だけの鍋は大きさを変えた茗荷を散らし味噌汁にでもし、
更に余っていた豆腐を冷奴にし、薬味を又更に大きさを変えた茗荷で。

う~ん、瞬間的に3パターンも豆腐で出来てしまったが、本当に冒頭で書いた三徳を彷彿とさせるような感じ・・・

人類が紡いできた時代の積み重ねには敵わねーーーーー・・・



煎茶をゴールデンルールで煎れてみたらどうなる?

2021年04月11日 | 飲み物
折角正式なゴールデンルールや、ティーバッグのゴールデンルールの簡易版を身に付けるまで覚えたので日本茶で試してみた。
近年概ねオレンジ色はリンクのルールにしている

どんな味になるかな・・・ワクワク

おお、濃い、コクがある感じ・・・
ただ、ちょっと人によっては苦く感じる時もあるかも

100℃近い紅茶と違って日本茶って80℃~70℃ぐらいだし(玉露は50℃)、アタック感とかまろやかさ、胃腸への負担を考えると・・・う~ん・・・
ただこのコクも捨てがたい。



鰤の船場汁みたいなものにおろし生姜を入れたら?。

2021年04月11日 | 今日の料理
大根とかは入れていないので船場汁ではないし
関東人なので船場汁はあまり作った事は無いけれど、何故か急に鰤の身で船場汁みたいなものに大量のおろした生姜を入れたモノを食べたくなった。

そのままの船場汁風だと鰤の切り身に味が浸み込まないので

塩気をキッチリ強くして仕上げる事でしみ込ませ、
(感覚的に塩5:醤油1ぐらいだろうか)

コンロをあけて他の事をしたかったので・・・器に入れて放っておき、余熱で味をしみ込ませ
食べる時にレンチンをし、

おろした生姜をかけて食べたら

凄い!!、凄まじい美味しさだった。

『酢煎り』みたいな発想からここに辿り着いたのだが、これ確実に和食だわ・・・


酢煎りをまとめてみた。

酢煎
鯖とシメジをどうするか~「鯖の酢煎り」
2つ同時進行でミス連発「鰤の酢煎り」・「かぼす胡椒つくね」。
蒸し器が無い時の酢煎りと海水で米を炊く事について?

「オマケ」

塩気が強い余った汁は

飲む用ではなく味付け用に塩気が超濃い為、水で薄め温め、

ネギと僅かに醤油で味を整え

うどんを打って

ついパスタみたいにしちゃうな・・・

船場汁風の超生姜入りうどんにした。

サバの味噌煮は乗せなくてもよかったかな、トッピングが無かったので・・・素麺みたいにしてしまった)

汁が特に凄まじい美味さだった。

生姜スゲー



煮た昆布をきざんで混ぜ込んだ「おにぎり」。

2021年04月11日 | 今日の料理
切り昆布をダシを利かす為に少し薄く煮たものがあったで、

あまりもたないから刻んで「おにぎり」にしてみようと思った。

混ぜ込んで、さあ、握ろうと思った矢先、混ぜ込んだおにぎりって手塩を付けるのか???
その疑問にぶち当たった。

あまり全部を混ぜてしまったモノって好きではなかったから、今まで自らはやろうと思わなかった為、変な所で疑問を持った。
(大体が、コンビニとかもそうだが、中に佃煮みたいなモノが入っているじゃないですか><!)

仕方が無いので
1個は手塩を付けて握り
1個は手塩を付けないで握る
という事にした。

うわ、混ぜ込んだ分、水分が増えてやや握りづらい・・・
(洗う器も)

そしてベタ付くので、おにぎり同士がくっ付かないように間に銀紙を挟んだり

冷めたら包んで(出掛ける前の)公園で食べてみる・・・

うっ、ウマい・・・

こんなにも美味しいモノだったのか・・・、中に入れた昆布のおにぎりとは(昆布だから?)確実に違う

で、問題になっていた、手塩の関係は・・・
付けなくてもやや美味しいというか満足をして食べられなくはないのだが
やはり手塩をして握った方が、塩と時間を経過させる事で増えるグルタミン酸の関係で美味しくなるような気がした・・・
そういう化学的理由でも実はおにぎりって握りたて直ぐより、少しだけ時間を置いた方が美味しいものなのだ・・・)

あまりにも美味しくて、1個だけにしておくところが(←手塩が無い方から食べた)、2個食べてしまった・・・

1つ経験になった。

いいな、昆布をきざんだおにぎり・・・



やらかした鮭チラシ。

2021年04月10日 | グルメ
北陸とか北海道とかの駅弁で鮭チラシみたいなのってよくありますよね、
で、まとめてパック売りされている鮭の切り身を冷蔵庫や冷凍庫へ保存しておいたモノって甘塩の鮭でも塩が回って塩気が強くなる事が多くて、そのまま寿司飯と塩プラス塩で、ちょっとアタック感が強いなーって事で、

私はいつも、昔のロシア料理みたいに凍ったまま火にかけて、茹でた鮭をほぐしておくと、
塩気も抜けるし
酸化防止剤を使っていない鮭なら(←〇エシ何故切り身に酸化防止剤を・・・)茹で汁も、塩気を考慮してリゾットとかに使えるし
身は茹でたモノはパスタに使い易いグリルだと焦げ臭さが麺全体に絡まるのでツライ時がある。
勿論醤油と山葵とかでふりかけみたいにご飯のおかずや供にもなる、
ので茹でてほぐしタッパに入れておくのだが、

それを使う事にした。

 チラシは以前、幕末の鹿児島のチラシをヒントに作った山菜チラシのやり方がなんとなく身に付いていたので、最初、ただ乗っけるだけにしようか?と思っていたのだが、無駄に身体が動いてしまった。
(疲れていたのに、なんか無駄にやり続けてしまった・・・だって身体が動くから)

今回野菜類を煮るのは、数日前作った昆布の煮汁が多かったので、そのツユと出汁を使おうと思う。

出汁に砂糖を入れて、沸騰したら今回は昆布の煮汁

普通なら椎茸だけれど、もしかして舞茸で出来ないモノかな?って、ちょっと勇気を出して舞茸で挑戦・・・
シメジだと僅かに個性が強過ぎて当たりが突出してしまうので、個性が柔らかめな舞茸で試す実験)
煮汁を濾した。

濾した煮汁で人参をややアルデンテ(完全なアルデンテではないやや食感が残る程だが柔らかくもあるように仕上げてみた余熱で火も入るし)
※ニンジンのアルデンテにこだわらず野菜類を一緒に煮てしまえばよかったな・・・
(多少の食感の違いは面白かったけれど、こだわり過ぎても・・・)

更にニンジンを煮た煮汁を濾して

この後、以前、ソボロを魚肉が無いのでアサリで作ったから、冷凍してあった茹でアサリをサッと茹で溶かして

半分は取っておいて(茹で汁もとっておき

取り分けておいたアサリをきざんで

ここが間違ったのだが、
本来濾した濃い汁で干瓢を煮るハズが、魚肉で作るソボロと勘違いをしてしまい、野菜を煮た煮汁で煮詰め始めてしまった(←佃煮じゃないんだから)。
まあ、大きく間違えたワケでは無いが、焦げないように蓋をして水蒸気で鍋の側面をこびり付かないように保護をしたワケだが・・・
※ソボロは水気が要らなかったのね。

とっておいたアサリとアサリの茹で汁を少し薄めてネギと共に味噌汁へ

なんちゃって雑な錦糸卵を作って(濾していないからやや白身がだってザルに付着をした卵液が勿体ないし、洗うものも1つ増えるから)

煮た具を酢飯に混ぜる。

キレを出す為に僅かにドライ大葉も少々入れてみようかな

これで下の部分は完成

錦糸卵と、冒頭のほぐした茹で鮭と、胡麻も少しかけてみた。
(胡麻は本来食べる人が食べる時に自分でかけるスタイルだが、疲れていたのかな・・・)

鮭チラシ(数日分)と味噌汁
少し鮭が多い気もするが、冒頭で書いたように茹でたので塩辛くないし、そろそろ使ってしまわないとならなかったので、まあ自分が食べるならいい・・・

切った海苔を散らそうか?迷ったが、そこまで辿り着かず力尽きた・・・
こんなに手をかけるツモリはなかったので・・・

当日も勿論、美味しかったけれど、やはり酢飯は原型が「なれ寿司」なだけあって少し時間をおいて馴染ませた方が、こなれた味になる気がする。

まあ、(味を強くし過ぎて壊さなければ)美味しければ何乗せても、何混ぜても、自由なんだろうな・・・

俺はそんな気がする・・・

煮物を混ぜるって文化から始まったのかもしれない!!とか考えてしまうかな・・・



手羽先の骨抜きと手羽先の骨うどん。

2021年04月08日 | 素材
手羽先の骨を抜く方法を学んでみた。

10代の頃に近所の焼き鳥屋さんに手羽先の開き方を教えて頂いてそればかりをやってきたのだけれど、偶に友人と入った他所のお店とかで骨を抜いた手羽先を目にすることがあって
(他の営業の仕方を学ぶ為だったり、経営者が遊びで愛人にやらせている店の経営上の問題だったり=ガチで主になっている板前さんは人生狂うから敵わんわな=、店と店を移籍する間に空間が開くと少しでも他所を観ておきたいと回ったりはするけれど・・・同じ時間に働くので他所のお店を物理的に観れない時期ってのがあってあまり他を知らないのだが・・・)
違う業界の人と吞んでいても(デートをしていても)、やはりあれ?これどうやるんだろう?とか気になって、急に酔いもさめてしまう
 ヒドい時など、各テーブルの全注文の順番が頭の中に入ってきて、厨房の炒め始める音とかで、今どのテーブルの、どの料理を作っていて、次に出てくるのはあのテーブルの料理で、
自分のテーブルには次の次の次にこれが出てくるのかなって深く考えてしまう事も習性のように多々あって、よく誤解を生むのだが・・・、
基本的に食事が随時毎回何十年も勉強になってしまうので酔えないんだ、酔う時は、リミッターが急に越えたり、誰かの悪戯で酒に別の酒を混ぜられたり急性になる時・・・
本当に楽しんで飲食をした事が数えるしかないでも数回ある事はあるんだ、稀にそういう人も居る)。

出来ない又は知らないのだから、少しでも新しい技術を学んでおこうかなーって。
動画がある時代なので、ギガ数の加減で観れない場合もあるけれど、繋ぎ繋ぎで根を詰めて学ぶ事も出来るのかなって。
(良くも悪くも)便利な時代になったものだ。

色々調べると、概ね、やり方が2種類ぐらいあるようなのだが・・・

詳しい事を知りたい方は他の人の動画を観られて下さい。

軍手をした方が骨が折れた時に突き刺さる怪我を防げるので良いらしい。
(洗濯が面倒だったのでやらなかったが仕事だったらやるのだろうな、この後他の料理や営業に差し障るだろうから)

①「後ろ中央から外す」←このやり方が1番多かった感じがした。

1度伸ばして

そのまま外側に折り曲げ

2本の骨を突き出させる感じ。

細い骨から回しながら抜く

骨が抜きずらい時は(少し骨が飛び出る所を切ったり

キッチンペーパーで骨を持つと良いらしい。

おお~、2本とも抜けた・・・

骨は鍋にでも入れて出汁にする。
加熱をした方が捨てる時臭みも少ないし

こういう小さい事の積み重ねが大きくなるのだろうなー
そして自身に技術が身に付いていく事が愉しい!!

②「前方から切り骨を抜いていく」

関節の少し上に切れ目を入れてから

先端の骨の周囲にナイフやハサミを入れ

今度は前に押し出して

前方から抜く方法

これでも出来る。

ためしてガッテンでやっていたらしいが、こっちの方が安全なのかもな・・・。
今の飲食業ではない現代人はこういう事が出来るのか・・・なるほど、スゴイ!!
(でも怪我をしないように!!)

折角だから食べられない骨ばかりの部分(と軟骨)を切って
エンガワ(←オレンジは近年はリンクにしている)を(取れる限りだが)取ってみようかな・・・

刺してグリルで焼いている間に

上のコンロで骨を煮出しつつ

料理で1番大事なシンクやカッティングボードのカスを洗ってキレイにし生ゴミの片付け。
(カンピロパクターが他の場所に附着しないようにキチンと、誰も観ていないからこそキチンとやる癖を付けておくと意外に外でも他の業種・職種でも、この習性が活きる時が現実にあったりするから人生修行なのかもな)

う~ん、プラモのウェザリングのように、美味しく観せる為にワザと茶色の部分の色を増やしたり、僅かな焦げをワザと付けたり『アソビ』(の焼きの部分)が、やや焼きが足りない気がしないでもないが・・・
新しいガス台に代えたばかりだし、このガス台は機械が温度「だけ」を判断して勝手に火加減を調整してしまうので、この辺で止めておくか・・・
(中に火は入っているし)

一般的には美味しいのだけれど(失敗させてくれんというのは)ツマランのー

 今回は防ばい剤・防カビ剤不使用の(←共にポストハーベストの日本名で量販店へ行くと観えるか?観えないか?のフォントで小さく表示をされている)ライムを一応ワックスや農薬を茹で落とした上で、絞って。

骨は茹でて余熱で煮出す。
鍋に入れておくと、鍋の側面がくっ付くので後で洗うのが面倒だから器へ

翌日、天婦羅があったので、『手羽先の(の骨や食べられない部分も利用した)鳥出汁うどん』にしようかと思ったが、鳥出汁だと天麩羅はシツコかったので別皿に。

おろし生姜を使う意味が分かった。
(一応シツコイかなー?って考え、用意はしていたんだ)

汁を作る段階で生姜を入れて中華料理っぽくする人も居るらしいが、生のモノをすって鮮烈な香味を立ち上がらせ、そのキレでシツコサの相殺を表現出来るので私はすったモノを乗せてみた。