天気予報を裏切って、晴れやかな午前中に上野に出かけたのである。
謎のペルー人が20日に帰国になったことで、急遽打ち合わせが必要となったからである。
待ち合わせは上野駅前の丸井前・午後二時である。

風格のある本館である。
この建物は、中国の長春にある建築物と酷似している。
旧満州の政府の建物である。
いまは地理関係の大学になっているはずである。
構内には、これ以外に茶室などが点在している。

ここには国宝級の陳列物がある。
まるで、ローマのヴァチカン市國に行ったような錯覚に捉われる建屋である。

たまさか、月曜日は休館日であるのだけれど「東大寺大仏展」が特別公開されていたのである。
招待状持参者のみが構内に入って観覧が出来る日であった。

ぼくは招待状は持ってはなかったけれど、入口で招待状を確認していた担当者の方が招待状が残っていないかどうか来館者に声かけをしてくれたのであった。
その結果招待状をゲット!
入館出来たのであった。

構内は秋がそこかしこに見える気配にあった。

緑の色が変化しているのが良く分かるのである。

素敵な秋色!とでも言おうか。
こうした色彩の変化が、肉眼で確認出来るのは今だけであるのである。
大仏展はゆったりと観覧できたのである。
地列品の内、仏像の迫力は凄いものであったけれどその他の陳列は「東大寺」と謳っている割には寂しかった。
寂しかったのは、時代が良く見えなかったからである。
だから・・・少しばかり寂しかったのであった。
博物館の庭に蝉の抜け殻があった。

この抜け殻の下の土に小さな穴があり、そこから抜けてきたと分かった。
短い生を謳歌出来たのだろうか。
もしそうだったら嬉しいのである。
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荒野人
謎のペルー人が20日に帰国になったことで、急遽打ち合わせが必要となったからである。
待ち合わせは上野駅前の丸井前・午後二時である。

風格のある本館である。
この建物は、中国の長春にある建築物と酷似している。
旧満州の政府の建物である。
いまは地理関係の大学になっているはずである。
構内には、これ以外に茶室などが点在している。

ここには国宝級の陳列物がある。
まるで、ローマのヴァチカン市國に行ったような錯覚に捉われる建屋である。

たまさか、月曜日は休館日であるのだけれど「東大寺大仏展」が特別公開されていたのである。
招待状持参者のみが構内に入って観覧が出来る日であった。

ぼくは招待状は持ってはなかったけれど、入口で招待状を確認していた担当者の方が招待状が残っていないかどうか来館者に声かけをしてくれたのであった。
その結果招待状をゲット!
入館出来たのであった。

構内は秋がそこかしこに見える気配にあった。

緑の色が変化しているのが良く分かるのである。

素敵な秋色!とでも言おうか。
こうした色彩の変化が、肉眼で確認出来るのは今だけであるのである。
大仏展はゆったりと観覧できたのである。
地列品の内、仏像の迫力は凄いものであったけれどその他の陳列は「東大寺」と謳っている割には寂しかった。
寂しかったのは、時代が良く見えなかったからである。
だから・・・少しばかり寂しかったのであった。
博物館の庭に蝉の抜け殻があった。

この抜け殻の下の土に小さな穴があり、そこから抜けてきたと分かった。
短い生を謳歌出来たのだろうか。
もしそうだったら嬉しいのである。

荒野人