エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

難波田城跡を歩く

2010年10月31日 | 遺跡
埼玉県富士見市に残る難波田城公園は、市営の施設としては優れて立派である。
ぼくは、かつてこの地域に住んでいた事がある。

アパートは東武東上線鶴瀬駅から徒歩1分の場所であった。



この城跡は、良く晴れた日に散策すると楽しいであろうと推測できる。
水濠と土塁で構成されていて、往時の面影が偲ばれる造りとなっているのである。



曲輪(くるわ)と曲輪を東西につなぐ木橋で、復元されたものである。
公園の入り口のすぐそばに架かっている。



もちろん入口は「冠木門(かぶらきもん)」である。
公園内の三か所に復元されている。



この冠木門に屋根をかけると「追手門」となる。
大概、地方都市の城郭の正門に当たるのである。



10月とは言え、まだまだ緑濃くたたずまいは静謐であった。



富士見市の教育委員会はなかなか歴史観のある組織であると感心したのである。
温故知新の精神が生きている。

児童たちは良い教育環境に囲まれているのである。

ぼくは今、東京に住まいしているけれど富士見市に戻っても良いかな!と思わせる環境である。







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                     荒野人