エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

秋が迷っている?・・・いや迷っていない

2010年10月20日 | 日記
雑木林を歩くと枯葉の匂いが充満しているのである。
落ち葉の上部はサラサラしているけれど、その下はフワフワの絨毯になっている。



腐葉土と化して芳香を放っているのである。
木漏れ日のチラチラ感が大好きなのである。
腐葉土は湿っているけれど、そこからっ放たれている匂いは乾燥した草の匂いにも似て爽やかである。

雑木林の側道に古びたベンチが置いてある。



落ち葉を拾って置いてみた。
美しく枯れている。

ぼくも年相応に美しく老いたいものである。
でもまだまだ・・・だと思っている。

帰り道、ランタナが咲いていた。
この花はほぼ一年中咲いている印象である。



様々な色が楽しめる花である。
この花を一番最初に見たのは、北京の紫禁城であった。

夏の熱い一日、柘榴の葉っぱの下で咲いていた。
その時、綺麗な花だと思ったのであった。



生垣の「レッドロビン」の葉が赤く伸びていた。
このまますくすくと伸びていくと良いと、ふと立ち止まったのであった。






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                     荒野人