丹波と言えば、「黒豆」。御正月の定番です。中でも、丹波の黒豆は、高級品として知られています。
でも、丹波の「黒枝豆」なるものがあることはご存知ですか?
そもそも「黒枝豆」と「黒豆」の違いって?
話はとても簡単。「黒豆」になる前に収穫すると「黒枝豆」となります。その収穫期間は、10月初旬からの約3週間。もともと、ブランド「黒豆」として売り出す予定のものですから、「黒枝豆」は黒豆農家さんの自家用だったそうです。
それが、美味しいと評判となり、まず地元で広まりました。兵庫県内をはじめ大阪府下などからも車で片道1時間半もかけてみなさん買いに来られます。というもの、いったん枝を切るとすぐ悪くなることから、長距離の輸送には向かなかったのです。しかし、今では、輸送事情の変化により、どんどん丹波のある兵庫県外にも広がって行きました。
通常の「枝豆」より、3倍近い高値で取引されますが、その特徴は、「粒が大きい」「甘い」「ほくほく」!!
わが家でも、秋の定番です。
枝豆は、産毛がたくさん生えてますので、まずそれを塩でもみ洗いし、あとはゆでるだけ。ただ、ゆでる時間にご注意。通常の枝豆のゆで時間は、5分程度ですが、丹波の「黒枝豆」は、7分から10分程度。粒が大きいため、少し時間がかかります。
これだけで、ビールと美味しいですが、私のお気に入りは、枝豆ご飯です。(H.M)