皆さんは「一番好きなカクテルは?」と聞かれて即答できますか?
ぼくは迷わず「ジン・トニック」と答えます。
バーでは必ず1杯目に「とりあえずのジン・トニック!」と注文します。
バーではカウンターに座ることが多いので、目の前で作ってくれますが、
ジンは何を使うのだろうか?ビーフィーター、ゴードン、ボンベイ・サファイヤ、タンカレー・・・・。 そしてトニックウォーターのブランドは?
ワクワクしながら目の端でさりげなくチェックするのが癖になっています。
(嫌な客かも)
バーで飲むジン・トニックはどこも美味しいけど、店によって微妙に違う味わいがまた楽しい。
家でもジン・トニックを飲みます。ジン・トニックはカクテルといっても大げさにシェーカーを使うわけではなく、グラスにジン(正確にはドライ・ジン)とトニックウォーターを直接注いで軽くステアするだけでOK! さらにこだわった時にはカットしたライムを絞って入れるだけ。シンプルこのうえない。
ジンはここにきて日本産のクラフトジンがブームになっています。いやいや日本だけでは無く、世界中がクラフトジンブームなのだそうです。
ですからジンは選ぶのに迷うくらい種類豊富になっています。
でも、相方のトニックウォーターが問題。トニックウォーターはもともとイギリス生まれの飲料で、熱帯の植民地で働くイギリス人たちの暑気あたりや、食欲不振を防ぐために、マラリアの特効薬でもあったキニーネを配合した保健のための飲料でした。キニーネとはキナの樹皮に含まれる有機化合物です。その後、口あたりが爽快なので、主に女性の間でアペリティフとして飲まれるようになり、しだいに保健のための飲料から清涼飲料化してきました。そして、第二次大戦後は、ジンとよく調和するところから、ジン・トニックにして飲むのが世界的に広まり、トニックウォーターも、炭酸飲料のなかで重要な位置を占めるようになったのです。
さて、何が問題かというと、今現在市場で販売しているほとんどのトニックウォーターにキニーネが配合されていません。代わりにレモン、ライム果皮からの抽出成分を配合し、シトラス系の芳香と、ちょっぴりのほろ苦さを感じるように作りあげられています。
ずっとキニーネ入りの本格派トニックウォーターを探していましたが、この度ようやく納得できる天然キニーネ入りトニックウォーターに出会うことができました。
CAPI(カピ)と読みます。生産国はオーストラリア。最高品質の天然キニーネとシトラスオイルを使用したさわやかな仕上がり、オーストラリアのバーテンダーからNo.1と認められたワンランクもツーランクも上のトニックウォーターです。すぐにでも今使っているトニック・ウォーターからCAPIに切り替えることを、自信をもっておすすめします。(O.K.)