しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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聖日の朝に <ただひとり不思議を>

2024-12-01 | みことば静想
「ただひとり、大いなる不思議を行われる方に。主の恵みはとこしえまで。」(詩篇136:4新改訳)

私はこの12月で、受洗して満60年を迎えた。今月23日から61年目に入る。今年はその時(1963年)と同じ曜日で、12月22日、クリスマス礼拝前の早朝、教会庭にある洗礼プールで受けたのであった。それから献身して伝道者の生涯に入り、またたく間に60年が過ぎた。その感想を一言で言いあらわせば、最初の聖句のようになるであろう。つくづくそう思うこの頃である。▼意思も弱く、思慮深さもない私が、ここまで主イエスに一筋(ひとすじ)に従い得たのは、我ながら不思議である。だが、神がもし再び二〇代の若さと生涯をくださるとしたら、もう一度献身生涯をくり返したい、と迷わずに思う。ほかの人生を生きる気はない。それだけ幸せだったということになろう。▼ただひとり大いなる不思議を行われる方とあるように、ふりかえると数えきれないほど多くの不思議なことが日々の生活にあった。人が見れば「そんな小さなことか」と言うかもしれないが、私にとっては不思議な毎日の連続であった。何しろ日々共に歩まれるイエス様を意識しない日はなかったのだから。

            日々主と歩むわれに
①日々主と歩むわれに 主は近くまして み声をかけたまえば まどい恐れなし
②日々主と歩むわれの 十字架と重荷を 主は共に背負いつつ 助けたもう 
③日々主と歩む道は 輝きを増して いよいよ喜びもて わが内を満たす
④日々主と歩むわれに み顔は見えねど 主はわれ共に在りと のたまえば安し
<折返>救い主イエスと共に 歩まん 歩まん
    救い主イエスと共に 楽しく 日々歩まん
                                                  <インマヌエル讃美歌617 詞:Charlotte G.Homer,1910>