昨日のブログでも書きましたが、全員で取り組む風土が重要なのかなと思います。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経新聞に次のような記事がありました。
「パートが知恵、売場活気」
・消費不振に苦しむ大手を尻目に2011年3月期に22期連続の増収増益を目指す食品スーパーがある。埼玉県を地盤に110店展開するヤオコーだ。
・母の「行くと楽しいと思われる店にしたい」との言葉に「店ごとの個性をもっと出そう」と迷いを吹っ切った。
・パートさんはパートナー。従業員であると同時に地域に根ざすお客様でもあり売場づくりの糧となる」と考えた。
・パートが店長と売場づくりを話し合う場を週10回以上設け、売上高経常利益率が4%に達すれば特別賞与の支給も始めた。これがパートのやる気を高め、比例するように客足も増えた。
(引用:2011/01/01 日本経済新聞より)
とのことです。
スーパーの店長はだいたい男性が多いですが、お客様は圧倒的に主婦、女性が多いもの。お客でもあるパートさんの意見を吸い上げていくことは、重要です。
わかっているものの、実際パートさんと話し合う場を週10回以上設けるというのはなかなかできないと考えてしまうのではないでしょうか。
一方的に上から与え、指導するのではなく、こうした場を設ける仕組みをつくってやることが大切ですね。
そして現場の知恵を引き出し、それに対する報酬できちんと報いてやれば、現場も成長していくのでしょう。
全員で取り組む風土がある企業は強いのでしょう。
そうすると、この風土づくりこそ経営者の重要な仕事ということになるのではないでしょうか。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三