価格一辺倒では難しくなっていますね。
おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経新聞に次のような記事がありました。
「外食 単価引き上げの動きも」
・低価格化は外食業界全般に広がっている。
・居酒屋では1品300円前後の均一店がサラリーマンらに浸透。
・所得環境の改善を背景に、単価の引き上げを狙う動きも出始めた。
・すかいらーくは13日から「ガスト」で単品で838円と客単価より約100円高いビーフシチューを投入。
・スターバックスコーヒージャパンも2月23日から一部で450~650円と他商品に比べ3~9割高いコーヒーを販売する。
(引用:2011/01/25 日本経済新聞より)
とのことです。
たしかに1品300円前後の均一居酒屋はなかなか魅力です。
先日も仲間の診断士と2人で飲みに行きましたが、彼と最近よく行くのが、全品270円の「金の蔵」。
このあいだは1人分が2400~2500円程度で済みました。お客さんが多いせいなのか、時間制限がちょくちょくあって2時間くらいで追い出されてしまうのですが、ある意味ダラダラ飲み防止にはお客としても良いかもですね。長居していれば単品270円でもついつい頼みすぎになってしまうこともあるかもしれませんし。
そんなこんなで、低価格のお店はありがたいのですが、たまには少々良い物を食べたいというニーズもあるでしょう。
高単価の商品にもチャレンジした方が良いのですが、低価格店のイメージのついた店ブランドで高額商品を販売するのもまた難しいものです。
スタバなどは、もともと安いイメージはないので、少々高い商品が出ていても不思議はないのですが、ガストは客単価より高い単品にチャレンジというのは興味深いですね。
どのように売り込んでいくのかちょっと注目してみたいです。
なかなか低価格一辺倒、高価格一辺倒で勝負するというのも、長い景気の波を考えればどちらか一つの業態で永続していくのは難しいかもしれません。
株式のポートフォリオじゃないですが、企業としても、低価格ブランドと高価格ブランドを組み合わせるなど、時代に合わせて補完できる戦略は必要なのでしょうね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三