価値と独自性の追求が必要ですね。
おはようございます！経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三（フジタ マサカズ）です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「価格は反転するか」
・日本マクドナルドが好調を持続している。全店売上高は過去最高の5427億円で～～なかでも客単価が前年同期比2．5％増えるなど高付加価値商品の人気が目を引く。
・デフレに加え、健康志向の強まり。なぜカロリーも値段も低くないマクドナルドのハンバーガーが売れるのか。
・「商品の成功の鍵は”らしさ”マクドナルドしかできないことをやること。それがブランド力だ」
・今後は積み上げてきた顧客資産を土台にブランド経営を追求する。「600円台の格安ジーンズより高い」と誇る新商品戦略で定番品のビッグマックの購入を促す。
・「高い商品が売れ出した」と話すのはローソンの新浪剛史社長。同社の弁当の平均単価を大きく上回る590円商品が想定以上に売れたり～～～。
・ファミリーマートでも高めのおにぎりが売れるなど単価は下げ止まりの傾向にある。
（引用：2011/01/10 日経MJより）
とのことです。
記事では、B級グルメやマクドのBIG戦略になぞらえて、長年蓄積してきたレシピや料理法、独自性があれば消費者は値段にこだわらないという点では共通していると述べられています。
結局、他社商品とあまりかわらなければ、価格で勝負せざるを得ません。
商品力、独自性があれば適正な値段で買ってくれる人はいるわけです。
これは別にお客様が今年からそうなったわけではないでしょう。
お客様にとっては、激安に惹かれるのも当然ですし、安くなくても欲しい、食べたいと思う商品があるのも普通です。
こうしてみるとお客様が変わって・・・というより売り手側がいろいろと迷っているだけなのかもしれませんね。
さあ、あなたのビジネスでも商品力・独自性を磨きつづけていらっしゃいますか。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三
