奈良にあります富雄丸山古墳の発掘調査公開に行って来ました。
22年冬に粘土で覆われた木棺の上に237cmの蛇行剣と盾形銅鏡が出土して
今回は木棺を覆う粘土を取り除き割竹形木棺の蓋が開けられました。
木棺の長さは5.6m幅は64~70cm厚みは5㎝でコウヤマキを
半分にして中をくり抜いたもので、仕切りを入れてあります。
銅鏡が3枚と足側に竪櫛が9点見つかりました。被葬者の頭があった位置を中心に水銀朱
が検出されました。
竪櫛は漆塗りの竹製で埋葬儀礼のおける重要な品として使われています。被葬者の骨は
長い年月において土に戻ったそうです。
古墳とかは全く分かりませんが、古墳のお好きな人が大勢いるんだと改めて感じた次第です。良い1日になったんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
私が行ったのは11時すぎだったので、まだすいていました。実物が見られる機会は今しかないので、
いってきました。新聞、TVニュースにとりあげられるので多くの方がこられます。
蛇行剣は3月30日~4月7日まで橿原考古学研究所で
特別公開されます。1日は休館日です。